【2022夏ドラマ】『石子と羽男』名言集|セリフで振り返る名シーン

机に広げられた分厚い本ドラマ名言・名セリフ集

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

有村架純と中村倫也がW主演する異色のリーガルエンターテインメント「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」。

物語では、東大卒でパラリーガル、石のように頭が固い石田硝子(通称:石子)と、高卒で司法試験一発合格の型破りな弁護士・羽根岡佳男(通称:羽男)がコンビを組み、人々の暮らしの中の珍トラブルを解決していきます。

記事では、そんなドラマの名場面・名シーンを思い出せるよう、以下のことをまとめました。

ドラマ情報(基本情報と登場人物・キャスト)

各話ごとの名言・名セリフと気になる用語の解説

それでは、ドラマの名言・名セリフとともに内容を振り返ってみましょう。




ドラマ情報

基本情報

『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』

――TBS系 金曜 夜10:00~
公式情報
公式サイト】【Twitter
脚本:西田征史
音楽:得田真裕
主題歌:RADWIMPS「人間ごっこ」
(Muzinto Records / EMI)
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子、山本剛義
編成:中西真央、松岡洋太
制作:TBSスパークル、TBS
視聴率
・第1話(6.9%)
・第2話(6.9%)
・第3話(6.8%)
・第4話(8.4%)
・第5話(7.4%)
――ビデオリサーチ調べ

登場人物(キャスト)

石田 硝子【いしだ しょうこ】(有村 架純)・・通称「石子」。東大法学部を首席で卒業するが司法試験を4回落ち断念。パラリーガルとして父親・綿郎が営む「潮法律事務所」に勤める。羽男から「石のように頭が固い」と揶揄される。
羽男岡 佳男【はねおか よしお】【中村 倫也】・・通称「羽男」。写真のように見たものを瞬時に記憶できるフォトグラフィックメモリーを持つ。その能力を活かして高卒で司法試験を一発合格するが、対応能力に欠け、想定外のことが起きるとフリーズしてしまう。いつもブランディングを意識し、自分の弱さを隠すために天才弁護士を演じている。Twitterのプロフィールは、羽のように軽くどこまでも飛んでいける自由な男でいたい。
潮 綿郎【うしお わたろう】(さだまさし)・・石子の父で、潮法律事務所の所長。石子が中学の頃に妻と離婚し、それまで娘とは離れて暮らしていたが、3年前から一緒に生活することに。困っている人は放っておけないお人好しタイプ。ぎっくり腰になって仕事ができなくなり、優秀な弁護士である羽男を事務所に引き入れる。事務所のモットーは「真面目に生きる人々の暮らしを守る傘になろう」。
大庭 蒼生【おおば あお】(赤楚 衛二)・・石子の高校時代の後輩で彼女に好意を持っている。「カフェで携帯を充電していたら訴えられた」と言って石子たちに相談を持ちかけた最初の依頼者。勤務先は中古販売店のカーキャプテンで、支店勤務していた際にパワハラや職場いじめを受け悩んでいた。1話の問題解決後、会社を退職し、潮法律事務所でアルバイトをすることに。5話でオフィス用品を販売する会社ナカマルへの就職が決まり、宣言どおり石子に告白する。

塩崎 啓介【しおざき けいすけ】(おいでやす小田)・・「そば処 塩崎」の店員。綿郎とは仲がよく「お父さん」と呼んでいる。石子に好意を持っているが、まったく相手にしてもらえない。

カフェの店長(田中 要次)・・「カフェ・ド・セボン」の店長。店のコンセントでスマホを充電していた大庭に、電気代と精神的苦痛をこうむったとして100万円の損害賠償を請求する。家賃を滞納していて資金繰りに困っていた。(1話)

相田 瑛子【あいだ えいこ】(木村 佳乃)・・孝多の母。シングルマザーで、仕事を掛け持ちしている(ダブルワーク)。息子が無断でスマホゲーム(ドロッビング・パズル【通称:ドロ・バズ】)で課金したお金を取り戻して欲しいと、潮法律事務所の無料法律相談会を訪れる。(2話)
相田 孝多【あいだ こうた】(小林 優仁)・・小学生(12)。スマホゲームで課金したのは受験ノイローゼで塾を辞めたかったからと打ち明けるが、本当は未成年者の課金が返金される法律を知っていて、そのお金で母親を楽させようと考えていた。(2話)
丹澤 文彦【たんざわ ふみひこ】(宮野 真守)・・羽男の元同僚。「リュック&ベンジャミン法律事務所」所属。「ドロ・パズ」運営会社の顧問弁護士。(2話)
深瀬 梨沙【ふか せりさ】(富田 望生)・・中学受験学習塾「ビルドアップ」の女性事務員。事務室で生徒の絵美瑠が孝多のスマホのパスワードを口にしているのを耳にし、預かっていたスマホのロックを解除。「ドロ・バズ」のIDとパスを盗み見、それを使ってアカウントを乗っ取るよう生徒の栄一を脅迫した。良い大学に行けなかった自身の不遇を嘆き、恵まれた境遇の子どもたちを妬んでいた。(2話)
北野 栄一【きたの えいいち】(横山 歩)・・孝多の友だちで、「ビルドアップ」の生徒。実家が代々医者の家系。「模試でカンニングしたことをばらされたくなければ、このアカウントを乗っ取って課金しろ」という脅迫メモを受けとる。(2話)
田中 絵美瑠【たなか えみる】(夏野 琴子)・・「ビルドアップ」の女子生徒。孝多の友だちで、ゲーム好き。ゲームができないことを不憫に思った孝多が、彼女にスマホのパスワード(ロック解除:1582【イチゴパンツ】)を教え、自身のアカウントでゲームをさせていた。(2話)

山田 遼平【やまだ りょうへい】(井之脇 海)・・映画監督を目指す大学生。大学のサークルで自主映画を制作し、自身の動画サイト「山田ちゃんチャンネル」にアップ。その際、映画を短く編集した「ファスト映画」も投稿するようになり、それが著作権法違反にあたるとして映画会社に告訴される。(3話)
山田 恭兵【やまだ きょうへい】(でんでん)・・海外で賞を取って一部で高く評価されている遅咲きの映画監督。蒼生と遼平が彼のファン。ファスト映画を投稿した被疑者の山田遼平と名前が似ているため、同一人物と勘違いされてSNSで誹謗中傷を受ける。ファストとは真逆の、無駄や曖昧さに価値を置いた映画を作ることを自身の主義としている。(3話)
諸星【もろぼし】(今井 隆文)・・助監督。映画愛が強く、恭兵に懇願してスタッフにしてもらった過去がある。風評被害の影響で山田監督の新作の興行収入が振るわなかったため、無断でファスト映画を作って宣伝しようとした。(3話)

羽根岡 優乃【はねおか ゆうの】(MEGUMI)・・羽男の姉。東京地検の検事。電動キックボードの案件で担当検事となり、羽男と法廷で争うことに。(3-5話)
堂前 一奈【どうまえ かずな】(生見 愛瑠)・・電動キックボードでアルバイト先から帰る途中に、車の陰から飛び出してきた新庄に衝突し、その新庄が帰宅後に容態が急変。負傷者の救護を怠ったとして、ひき逃げ(救護義務違反)の容疑で逮捕される。(4話)
堂前 絵実【どうまえ えみ】(趣里)・・一奈の姉。潮弁護士事務所を訪れ、妹・一奈の弁護を依頼する。2年前に交通事故で両親を亡くし、自身も視力を失う。その時の保険会社への損害賠償請求で綿郎にはお世話になっていた。(4話)
新庄 隆信【しんじょう たかのぶ】(シソンヌ・じろう)・・会社員。一奈が運転した電動キックボードに衝突し、帰宅後に容態が急変して意識不明に。意識回復後、一奈側に1000万円の示談金を求める。「救護のために駆け寄った」と訴える一奈に対し、彼は「運転手は自分をおいて逃げた」と主張した。(4話)
重野 義行【しげの よしゆき】(中村 梅雀)・・塩崎の叔父。隣家の梅の木の毛虫に悩まされ潮法律事務所に相談。その件は石子たちの働きにより解決するが、今度は隣家の有森からピアノ演奏が騒音だとして慰謝料を請求される。慢性腎炎を患い、3日に1回病院に人工透析に行っている。(5話)

有森 万寿江【ありもり ますえ】(風吹 ジュン)・・重野の隣の家に引っ越してきた一人暮らしの女性。重野とは映画に行くほど仲が良かったが、数ヶ月前から疎遠になっていた。(5話)
川越【かわごえ】(渡辺 哲)・・久瑠賀町の町内会長で司法書士。有森に騒音問題の件を一任されたとして、慰謝料50万円を請求する内容証明を送付する。(5話)




名言・名セリフ一覧

裁判のハンマー、天秤、六法全書

【事案01】窃盗罪 ~カフェで携帯を充電したら訴えられた!?~

「状況に応じていかに応用するかが肝要なのに、オレは不足の事態が起こると対応できないんです。用意したプランが崩れて、どう対処したらいいか分からなくなると、とたんにフリーズするんですよ。」

司法試験に一発で合格するほどの特殊な能力を持つ羽男(中村倫也)に、どうして法律事務所をクビになったのかと尋ねる綿郞(さだまさし)。それに対する羽男の答え。

▶▶見たものを瞬時に記憶できるフォトグラフィックメモリーの能力と、高度な法律知識を持ち合わせた羽男。しかし彼は、現実の事案に対応する能力に乏しく、計画と違うことが起きると動揺し手が震えてしまう欠点を持っていました。そんな羽男の悩みに気付き、パラリーガルとして裏方的にサポートしようとする石子。

 

対称的でどこか似ている2人が織り成す掛け合い・絡みには、思わず笑ってしまうような箇所がたくさんあり、そんな異色の「石羽コンビ」が、今後どのように難題を解決していくのかが非常に気になるところです。

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「人間関係を円滑にするためのルール、それが法律なんです。そのルールに則り声をあげる行為は情けなくもないし、少しも間違っていません。

憲法第14条で『すべての国民は法のもとに平等である』と規定されています。法律を知っていれば、守れることも避けられることもある。傷を最小限にとどめることができる。そのお手伝いをするのが我々です。」

パワハラ問題を明らかにし、証拠のボイスレコーダーを提出するよう沢村(小関裕太)に求めるが、その要求に抵抗を示され、予想外の事態に動揺する羽男。そんな彼をサポートしようとして言った石子(有村架純)のセリフ。

▶▶支店長からのパワハラを受け、巻き添えを受けた同僚の沢村を助けたいと石子と羽男に相談を持ちかけた大庭。しかし、支店長の圧力は予想外に強く、大庭にパワハラの罪が着せられ、さらに沢村も報復を恐れて黙りこんでしまって・・。

 

声をあげることで守れるものがある──。そう彼女が言うように、法治国家において法は上手く利用することがとても大切で、その手段として、私たちは法のプロである弁護士にもっと気軽に頼るべきなのかも知れません。

 

海外では訴えることが日常茶飯事ですが、日本では国民性もあってか、泣き寝入りしてしまう傾向にあるようです。一人ひとりの声の高まりはやがて大きなムーブメントを生み、法そのものを変える力にもなり得ます。このドラマを通してそんな武器としての法について学んでいきたいものですね。




【事案02】未成年者取消権 ~小学生がゲームで29万課金!?~

「――確かに、人生はスタートラインで差がついているかも知れませんよね。ひどい親が存在するのは事実ですから、生まれ落ちた環境を受け入れるしかないとは言いません。

でも、多くの親は頑張って親をしていると思うんです。多くの子どもも期待に応えようと頑張って子どもをしています。そういう親子の関係を『当たりだ、はずれだ』と言うのに、何の意味があるのでしょうか。」(一部割愛)

親ガチャで当たりを引いた勝ち組の子どもたちに、自分が恵まれていることを分からせるために犯行に及んだと話す、塾の事務員の深瀬梨沙(富田望生)。そんな彼女に言った石子のセリフ。

▶▶未成年者のゲーム課金という私たちの身近に起こりうるトラブルを扱った今回の物語では、はじめ、孝多が誤ってゲームに課金したと思われていましたが、その後の彼の告白によって、受験ノイローゼで塾をやめるためにわざとやっていたことが判明。さらにゲームをやめてから、アカウント乗っ取りによる不正利用が発生し、犯罪に巻き込まれている可能性が出てきて・・。

 

過失から故意、刑事事件へと話が二転三転しながら、真相を探るために塾を調べていた石子と羽男は、最終的に、親ガチャを引き当てた子どもたちに妬みを覚えて犯行に及んだ真犯人へとたどり着きます。

 

生まれ育った環境、貧富の差、親の存在、才能の有無など、この社会は必ずしもすべての人に平等にはできていません。努力だけではどうにもならないこともあるでしょう。しかし、不遇な身の上におかれながらも、立派に生きて大成を成し遂げた人も中にはいます。今ある現実はすべて、自分の選択・行動が起こした結果によるもの。親や境遇・才能のせいばかりにしてはいけないのだと思います。

 

石子自身も、シングルマザーの母と一緒に過ごしたあまり恵まれたとは言えない過去があり、その時に抱いた思いが彼女の言葉の中に強く反映されているように感じました。

【事案03】著作権法違反 ~映画違法アップロードで逮捕!?~

「今回のことは、自分を見つめ直すいいきっかけだったと思ってます。

私、無駄や曖昧なものを大事にしていて、そういう映画を作っているんです。ファストと真逆というか・・。でも社会がそれを求めていないのなら、きっと淘汰されていくんでしょう。」

ファスト映画を作った被疑者と勘違いされてSNSで炎上し、その影響で新作映画の客入りが減少する不遇に見舞われた映画監督の山田恭兵(でんでん)。そんな彼が、心配して声をかけてくれた蒼生(赤楚衛二)に対して言ったセリフ。

▶▶ファスト映画による著作権法違反で告訴され山田遼平の国選弁護を担当することになった石子と羽男。接見に訪れた羽男は、罪の意識が全く無い遼平に対して、裁判の場で反省の旨を述べるよう指示しますが、実際の公判で彼は開き直った態度をとり、想定外の行動に羽男は激しく動揺します。その後、被疑者と似た名前の映画監督・山田恭兵がネット上で風評被害に遭い、さらに彼の新作映画のファスト映画が無断でアップロードされて・・。

 

ドラマ内で監督が悲嘆したように、昨今の若い世代の人たちは、映画や本のあらすじ・要約など、短時間で効率良く内容を理解できるものを求める傾向にあり、時間がかかることは何かと敬遠されがちです。しかし、本当の意味で作品を理解するためには、無駄に思えるような場面や会話・余韻などに目を向ける必要があり、そういった「あそびの時間」に触れるからこそ、登場人物に深く感情移入できたり、物語に心からの感動を抱けるのではないでしょうか。

 

ファスト文化が生み出す社会の功罪をはじめ、動画投稿における著作権侵害・SNSの風評被害など、情報発信をする人にとってより身近な問題を扱った今回のドラマは、いろんな意味で勉強になるものだったと思います。




【事案04】 救護義務違反 ~依頼人は本当にひき逃げ犯?~

「予定では2年以内に改正法が施行され、16歳以上は時速20km以下の電動キックボードを無免許・ヘルメット無しで乗れるようになります。おそらく事故はもっと増えると思います。

手軽な乗り物だからこそ、人を殺す可能性があることを意識する方が増えるといいのですが・・。」

公判後、妹の冤罪が晴れて安堵する姉・絵実(趣里)と、事故を起こしたことを反省する一奈(生見愛瑠)。そんな姉妹に向けて言った石子のセリフ。

▶▶電動キックボードで事故を起こした後、被害者に駆け寄って安否を確認したと訴える被疑者・一奈と、運転手が自分をおいて逃げたと言い張る被害者・新庄。両者の主張が食い違う事件の真相を明らかにするため、弁護側の羽男と検察側の羽男の姉・優乃が法廷で真っ向から対決します。はたして嘘をついているのはどちらのなのか──。公判中、現場周辺で聞き込み調査と目撃者探しをしていた石子たちは、事件の裏に隠された意外な真実にたどり着いて・・。

 

電動キックボードに限らず、自転車・車・バイクなど、道路上を走行する軽車両は、いついかなる時に事故を起こすか分かりません。いくら安全運転を心がけていても、不意の飛び出しなどは避けることができないし、もし相手を負傷させた場合には多額の賠償を請求されることになります。また、今回の物語のように救護義務違反(いわゆる、ひき逃げ)とみなされた場合には、重罰を科されることもあります。

 

便利な乗り物には、往々にして大きなリスクが潜むもの。自己を決して過信せず、交通トラブルは誰の身にも起こりうることなのだと肝に命じておかなければなりませんね。

【事案05】相隣紛争  ~ご近所トラブルに隠された謎・・~

「どうして一人で進めようとするんですか?効率を重視する方がなぜです?

口を出すのはすみません。ただそれらはあくまで私見であり、最終決定はあなたの判断に従います。どうか相棒としてそばにいさせてください。」

今まで一緒に行動してきたのに、自分一人だけで仕事をしようとする羽男。そんな彼に向けて言った石子のセリフ。

▶▶隣家から伸びた梅の木に発生した毛虫に悩まされ、甥の塩崎経由で潮法律事務所に相談を持ちかけた重野。その後、石子たちの働きで問題は無事解決するのですが、今度は逆に隣家の有森から重野のピアノが騒音だとして慰謝料を請求されてしまい・・。

 

石子が話したように「自分一人で仕事をする」と言って彼女の助言を聞かずに冷たい態度をとる羽男。実は彼は、石子の体調が良くないことを知っていて、仕事で無理させないようにと気遣う意図があったのです。それと同様に、重野にも隣人の有森と疎遠になった本当の理由があって、病気を患っている自分と関係を持てば相手に迷惑をかけてしまうだろうと考えていたのでした。

 

相手を想うが故に距離をおいてしまう――、そんなある意味不器用ともとれる羽男と重野の一連の行動が、物語の中で繋がりを見せるところが非常に面白かったと思います。




用語解説

六法全書と弁護士バッジ

パラリーガル(paralegal) (1話)

別名「リーガルアシスタント」。弁護士の指導・監督のもとで法律に関する事務を行い、弁護士の業務を補佐する専門アシスタント。法律事務所では、弁護士とパラリーガルがペアになり、裁判や示談交渉などの法律業務を進めていく。

sono contento(ソノコンテント) (1話)

イタリア語で「私は満足している」の意味。sonoは「私」、contentoは「満足・幸せ」などの意味を表す。

刑法第245条【電気】 (1話)

――電気は、財物とみなす。

電気の窃盗は窃盗罪(刑法235条)にあたり、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられる。一般的にカフェに設置されたコンセントを利用するとき、管理者の意思に反するもの(長時間利用や他人に迷惑となる行為)でなければ、特に店員に断らずに使用しても問題ない。

フォトグラフィックメモリー (1話)

一回見ただけですべてを写真のように記憶できる能力のこと。別名「映像記憶」。サヴァン症候群やアスペルガーの人によく見られる現象だが、健常者の中にもこの能力を持つ人は存在する。

民法第5条【未成年者取消権】 (2話)

――未成年者が親の同意を得ずに契約した場合、原則として契約を取り消すことができる。

未成年者の過失は社会全体で守るという考え方が基本になっていて、2022年4月の成人年齢引き下げ(20歳▶18歳)にともなって、18歳・19歳はその対象外となった。

2話の事案では、少年がゲームの課金時に表示される「18歳以上かどうか」の確認メッセージに同意したこと(=成年であると偽ったこと)が大きな問題となった。
※成年者であると詐術した場合、取り消しは無効となる。

刑法第246条の2【電子計算機使用詐欺罪】 (2話)

――電子計算機(パソコンやスマホなど)に虚偽の情報や不正な指令を与え、財産上の不法な利益を得る罪。

人に対してではなく、機械に対して行う詐欺のことで、別名コンピュータ詐欺と呼ばれる。クレジットカードの不正利用、不正アクセス、還付金詐欺、キセル乗車などがこれに該当する。

親ガチャ (2話)

カラフルなガチャカプセル

子どもがどんな親のもとに生まれるかは運次第で、家庭環境によって人生が左右されることをスマホゲームのガチャにたとえた言葉。SNSで他人の私生活が見えるようになったことが背景にある。2021年の新語・流行語大賞にノミネートされた。




ファスト映画 (3話)

映画の映像や静止画像を無断で使用し、ナレーションや字幕を付けて10分程度にまとめた紹介動画のこと。時間やお金をかけずに映画の内容を知りたいというニーズに応えるかたちで、近年その数が増加した。

基本的に映画を動画サイトにアップする行為は違法で、著作権法違反をはじめ、複製権・翻訳権・公衆送信権違反など複数の罪に問われる。

著作権法違反 (3話)

私的使用の範囲を超えて、他人の著作物(イラスト・動画・音楽・テキストなど)を無断で使用すること。

国選弁護人制度 (3話)

経済的貧困が理由で自ら弁護人をつけられない被疑者・被告人に対して、国が弁護士を選任し、その費用を負担してくれる制度。

デジタルタトゥー(digital tatoo) (3話)

ネット上に書き込まれたコメント・画像は、一度拡散されてしまうと簡単には消すことができず半永久的に残る。このことを、一度入れてしまうと消すことが難しい「タトゥー」になぞらえたもの。

道路交通法第72条第12項【救護義務・報告義務違反】  (4話)

交通事故を起こした際に、負傷者の救護及び警察への報告を怠って事故現場から立ち去ったことにより成立する罪。通称「ひき逃げ」。物損事故の場合は「当て逃げ」と呼ばれる。

電動キックボード  (4話)

別名「キックスケーター」。キックボードに電動モーターを装備したもので、手軽に乗れるパーソナルモビリティとして、近年注目を集めている。

かつては、道路交通法上で原動機付自転車(=原付)扱いだったが、2022年4月に道路交通法改正案が可決。これによって、今まで原付と区分されていた最高時速20km以下の電動キックボードが「特定小型原動機付自転車」に再分類され、16歳以上であれば、無免許・ヘルメット非着用で乗ることが可能になった。

アメリカシロヒトリ  (5話)

アメリカシロヒトリの幼虫

ヒトリガ科に属する白い小型の蛾で、繁殖力が強く、6~7月と8~9月の年2回に幼虫(毛虫)が発生。桑や梅、柿など100種類以上の樹木の葉に食害をもたらしている。




民法第233条【竹木の枝の切除および根の切り取り】  (5話)

――土地の所有者は、隣地の竹木の枝が境界線を越えるときに、その竹木の所有者にその枝を切除させることができる。

今までは越境した枝を勝手に切ることは違法とされていたが、2021年の民法改正(2023年4月施行)で、越境した枝の切除を認める特則が設けられることになった。

カサブランカ(Casablanca)  (5話)

フランス領モロッコ・カサブランカを舞台にした、ロマンスと戦争の二項対立が主題のアメリカ・ハリウッド映画。監督はマイケル・カーティス、主演はハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン。第16回アカデミー賞作品・監督・脚本賞を受賞する。

ドラマの最後に重野が弾いていたピアノ曲は、映画の主題曲の「時の過ぎゆくままに(AS TIME GOES BY)」。

生前整理  (5話)

生きているうちにあらかじめ、自分で処分する物や残す物を決めて整理すること。亡くなった後に死後整理する遺族の負担を軽減させるだけでなく、次世代への相続・引き継ぎに関する問題点に気付き、自分の人生の「やり残し」を回避できる利点がある。


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