日曜劇場「東京MER~走る緊急救命室~」名言・セリフ集|医療用語+ミンのことわざ

机に広げられた分厚い本ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

大規模な事故や災害、未知の感染症から住民を守るために、東京都にあらたに発足した「東京MER(mobile emergency room)」こと「走る緊急救命室」。

MERのチーフドクター・喜多見幸太役を演じるのは、「テセウスの船」「恋愛漫画家」で名演を見せた鈴木亮平です。

記事では、そんなドラマの名場面・名シーンを思い出せるように、以下のことをまとめました。

ドラマ情報(基本情報と登場人物)

各話ごとの名言・名セリフと、気になる医療用語・ミンのことわざなど

なお、掲載した内容は、本ブログでメインとして投稿している「ドラマのあらすじと感想記事」からの抜粋になります。

詳しいストーリ―が気になる方は、各話の関連記事リンクから本編をご参照ください。

それでは、ドラマの名言・名セリフとともに内容を振り返ってみましょう。




ドラマ情報

基本情報

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
主題歌:「アカリ」GReeeeN(ZEN MUSIC / UNIVERSAL MUSIC)
(公式MV▶https://youtu.be/GOIuU0ejpzc
脚本:黒岩 勉
企画:高橋 正尚
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:武藤 淳、渡辺 良介(大映テレビ)、八木 亜未(大映テレビ)
演出: 松木 彩、平野 俊一

登場人物

喜多見 幸太(鈴木 亮平)・・TOKYO MERのチーフドクター。現場では指揮官として的確な指示を出し、外科手術をも迅速にこなす敏腕医師。「待っているだけでは助けられない命がある」というポリシーを胸に、自らの命を張って勇敢に人命救助にあたる。
音羽 尚(賀来 賢人)・・TOKYO MERの医師。厚生労働省から派遣された医系技官(医師免許を持つ国家公務員)。官僚になったのは日本の医療制度の不平等を改革するため。厚労省に仕え、MER解体の計略に加担はしているが、「患者の命より大事なものはない」という医師としての信念は揺るがない。クールで感情を外に出すのが苦手。
弦巻 比奈(中条 あやみ)・・TOKYO MERの医師。東京海浜病院の循環器科研修医で、指導医の高輪のもとで医療を学びながら、並行してMERに所属。はじめは喜多見のやり方についていけなかったが、2話での事件を機に彼のことを見直し、今はMERの仕事にやりがいを感じている。
越前 夏海(菜々緒)・・TOKYO MERの看護師。東京海浜病院の入院患者を担当し、副看護師長も務める。3話では、娘の桃花の前で勇敢な母親の姿を見せた。MER参入のきっかけは、絵本の「ナイチンゲール」。
ホアン・ラン・ミン(フォンチー)・・TOKYO MERの看護師。ベトナムの看護師で、経済連携協定(EPA)で来日、日本で最先端の医療を学び、祖国ベトナムで役立てたいと考えている。日本語が堪能で、ときおり的を射たことわざ・故事成語を披露する。
徳丸 元一(佐野 勇斗)・・TOKYO MERの臨床工学技士。医療機器のスペシャリストで、人工呼吸器や人工心肺装置の保守点検を務める。
冬木 治郎(小手 伸也)・・TOKYO MERの麻酔科医。メンバーや患者に対して常に気を配るムードメーカー。6話で、息子・壮太の前でヒーローとしての勇姿を見せ、喜多見から副チーフの称号をもらう。
千住 幹夫(要 潤)・・東京消防庁即応対処部隊(レスキュー隊)隊長。人命救助に対しての強い信念があり、自らの危険を顧みずに現場に飛び込もうとする喜多見とぶつかり合う。

駒場 卓(橋本 さとし)・・危機管理対策室室長。警察・消防と連携を取って的確な指示を出し、東京MERの活動を全面的にバックアップする。ハイパーレスキュー隊での指揮経験を持つ。
喜多見 涼香(佐藤 栞里)・・喜多見幸太の妹。東京海浜病院のNPO法人スタッフとして小児患者をケア。MERメンバーによくお手製のお菓子を振る舞う。音羽に好意を抱いている。

高輪 千晶(仲 里依紗)・・東京海浜病院の循環器外科医。国内の数少ない心臓移植を成功させた実力者。比奈の直属の指導医にあたり、彼女の教育をするとともに悩み相談も引き受ける。喜多見の婚約者であったが5年前に離婚。
赤塚 梓(石田 ゆり子)・・東京都知事でTOKYO MERの発案者。危険と隣り合わせの医療を成し遂げられる唯一無二の逸材として、喜多見をチーフドクターに任命。厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子)と敵対関係にある。




名言・名セリフ一覧

医療のイメージ

第1話

「待っているだけでは助けられない命もありますから――。」

身の危険を顧みずに患者の命を救おうとする喜多見(鈴木亮平)のやり方に批判の声をあげる音羽(賀来賢人)。そんな彼に言った喜多見のセリフ。

▶▶喜多見の理念とも言える言葉。アメリカでの両親の死がきっかけで、彼は、患者が搬送されるのを待つのではなく、医師そのものが現場に向かって命を助ける、そんな医療のあり方を追い求め続けます。

「どの命が重要かなんて、俺たちには決める権利なんてないですよね。医者にできるのは、ただ目の前の命を救うことだけですよ。」

「バス内の乗客よりトラック運転手を優先させたことに、ネット上で批判の声があがっている」と、問題点をあげる音羽に対して言った喜多見の言葉。

▶▶たとえ事故の原因が運転手にあったとしても、人命救助において、優劣をつけたり私情を交えたりしてはいけないということ。命の重みはみんな一緒で、被害者・加害者に関係なく、目の前の患者を救うことこそが医者の本来の使命だという喜多見の主張には、納得させられるものがあります。

第2話

「比奈先生、履歴書に書いてたでしょ。医者になった理由。『人の命を守りたいから』って。だから選びました。当たり前のことなんですけど、意外と少ないと思うんですよね。ただ純粋に人の命を救いたいという医者は・・。

大事なのは、どんな状況でも目の前の命を救おうとする覚悟です。比奈先生にその覚悟があるってこと、今日現場で見せてくれました。」

「自分をなぜMERのメンバーに入れたのですか?」と聞いていくる比奈(中条あやみ)に向けて言った喜多見のセリフ。

▶▶人の命を救うこと――。医者として当然持つべき信念。しかし、実際には自ら危険をおかしてまで患者を救えなかったり、責任逃れをしたり、保身に走ったりと、そういった医者が多くいるのが現実です。「純粋な心を持っていたからこそ彼女を選んだ」、喜多見のその言葉には、彼が医者として貫き通し大切にしたい、一つの思いが内包されているように感じました。

第3話

「いい加減にしろ!目の前で子どもが死にかけているんだぞ。メンツとか恥とかそんなものどうでもいいでしょ――。』

日葵ちゃん(加藤柚凪)の治療のために「女性看護師をよこせ」と要求する犯人(川島潤哉)に対して、警視庁上層部は、民間人を危険にさらしたら信用問題に関わるからと「看護師に扮装した女性警官に行かせろ」と現場に指示。そんな彼らに向けて言い放った喜多見のセリフ。

▶▶人質の命と民間人を危険から守ることが警察の本来の使命であるのに、自分たち組織の信用や立場を守ることを優先させようとする警察上層部。そんな彼らの自己本位な発言に、穏和でめったに怒らない喜多見も、ついに怒り心頭に発したみたいです。

第4話

「音羽先生は信頼できる医者です。心臓は間違いなく移植適合基準にあります。それに、一番あきらめたくないと思っているのは、高輪先生ですよね。大丈夫、千晶ならやれる。」

事故現場から無事に心臓を持ち出し、「心臓移植を再開して欲しい」と頼み込む音羽に対し、「リスクが高く、確証もないのに移植できない」と拒否を示す千晶(仲里依紗)。そんな彼女に向けて言った喜多見のセリフ。

▶▶心臓外科医として、患者の命を救いたいとは思っているが、リスクを考えて尻込みしてしまう千晶。それは、現場の二次被害をおそれて判断に迷いを見せた駒場と共通するものがあるように思えました。

 

そんな彼女の気持ちに踏ん切りをつけさせた喜多見の印象的な言葉で、「高輪先生」と呼んでいた名前が「千晶」へと変わった部分に、同じ医師としての立場を越えた、かつての夫ならではの励ましの思いがあるように感じました。

第5話

「人の命よりも大事なものなんて、この世にはないんです。」

幹事長である天沼(桂文珍)を優先させろという白金大臣(渡辺真起子)の忠告を無視し、今すぐ手術が必要な患者を助けることを選択した音羽。そのことで腹を立ててつかみかかってきた天沼に、音羽が言ったセリフ。

▶▶官僚として政治家に背いた行動はできない音羽。しかし、目の前で苦しむ患者を見た彼の心はひどく揺れ動きます。今すぐに救わなければならないのは誰か。医者としてか、官僚としてか――。2つの立場に板挟みになった彼が、自身の官僚としての地位を捨てて選んだ答え。その言葉を発したときに見せた彼の誇らしげな顔には、強く胸を打つものがありました。また、自分が助かることばかり考えて、身勝手な行動を繰り返す天沼を痛快に一断したという点も良かったと思います。




第6話

「俺は、音羽先生やみんなのことを信じてますから――。」

遭難した児童の捜索範囲が広域に渡ると聞いた喜多見が、メンバーを3つに分けると提案したところ、音羽が「チームを分散するのは危険だ」と反発。そんな彼に対して喜多見が言ったセリフ。

▶▶リーダーとしての喜多見の存在があるからこそMERは力を発揮できると、バラバラになることに反対を示す音羽。しかし喜多見は、MERメンバーそれぞれの力を信頼していて、たとえ自分がいなくても、彼ら自身で判断して困難を乗り越えられると考えているようでした。

「オペ室の患者の命を守るのが、麻酔科医の仕事です。」

ハチ毒でアナフィラキシーショックを起こした冬木の息子・壮太(潤浩)の手術を一人で執り行なおうとする喜多見。そんな彼のところへふらつきながら冬木(小出伸也)が現れ、「自分も手術を手伝いたい」と言って口にしたセリフ。

▶▶スズメバチに刺されてショック状態になりながらも、壮太の手術のために麻酔科医としての役割を果たそうとする冬木。そんなふうに彼を突き動かす原動力となったのが、身の危険を顧みずに友だちを守ろうとした息子の勇気ある行動で、「麻酔科医として患者の命を守る」という彼の言葉には、MERのメンバーとして、そして父親として勇敢なヒーローであり続けたい、という強い思いが込められているように感じました。

第7話

「人の命と命令、どっちが大事?私、知ってます。本当は日本人、みんな優しいって。みんないい人ばかりだって。私、知ってます。お願いします――。」

喜多見たちが救出した外国人労働者の搬送の対応にあたっていたミン(フォンチー)。そんな彼女が、本庁の命令に従って何一つ手を貸そうとしない警察官に向けて言ったセリフ。

▶▶かつて音羽が、目の前の患者の命と官僚としての立場を天秤(てんびん)にかけて天沼幹事長に逆らったように、人の命の重みを天秤にかけて上の指示に反する行動をとった警察官たち。自らの保身のために、日本人が持つ優しさ・思いやりの情までは捨てないでほしいというミンの熱の込もった言葉は、とりわけ胸に染みるものがありました。

第8話

「待ってるだけじゃ救えない命があります――。」

病院の電源を復旧しに行った喜多見との連絡が途絶え、助けに向かおうとするMERメンバー。しかし駒場に「崩落のおそれがある、レスキュー隊の到着を待て」と制止され、音羽がそれに反発するようにしていった言葉。

▶▶1話で喜多見が言った名セリフをなんと音羽が口にすることに。MERで喜多見と活動をともにする中で、次第にその心情が変化していった音羽。かつては命をかけてまで患者の命を救う必要はないと喜多見と対立していたのに、いつのまにか救うべき患者のために命がけの行動をとるようになって・・。そんな彼の変貌を象徴するかのようなこの言葉に、強く胸を打たれました。

第9話

「あなたは、レスキュー隊のことを何も分かっていない。要救助者より自分の命を優先させたら、レスキュー隊じゃないんだよ!

本物のレスキュー隊は、自分の命を犠牲にしてでも誰かを助ける覚悟を持っています。喜多見チーフも、医者でありながら自分の命を犠牲にして誰かを助けに行く、あの二人は似たものどうしなんです。絶対に最後の最後まであきらめず、要救助者のことを救おうとしているはずだ。」

赤塚から判断を任されて、「要救助者と喜多見、千住の3人を助けにいくべきだ」と進言する駒場に、「もう要救助者は亡くなっているでしょう」と言葉をはさむ久我山(鶴見辰吾)。そのことに激して言った、駒場のセリフ。

▶▶対策室長という立場上すべてのリスクを考えなくてはならず、また、自身の判断で誰かを死なせてしまうかも知れないといった恐怖で、赤塚のように思い切った判断ができなかった駒場。そんな彼をサポートし、「あなたなら大丈夫」と全権を託してきた赤塚。彼女に応えるために、自身を鼓舞するようにして言い放った駒場の言葉には、彼なりの熱い思いが込められていたように思いました。特に、命をかけて闘うレスキュー隊の覚悟を説く部分に、患者の命を救うために足を負傷した、駒場自身の過去とのつながりを感じます。

第10話

「いい加減にしろ!だったらお前らが手伝え。やれよ、できるのかよ。喜多見チーフがいればこの人は救える。くだらない噂に振り回されてないで、あの人が何をするのか、その目で見て判断しろ。」

「あの人は信用できないから」と喜多見を準備室に閉じ込めた医科大の生徒たち。SNSの情報を信じて喜多見を解放しようとしない彼らに向けて言った音羽の怒りの言葉。

▶▶マスコミやネット、SNSの表面的な情報に振り回されて冷静な判断力を失うという、現代の社会問題とも言える現象。何の確証もないネットの情報に流されないで、実際に目で見て、きちんと調べて考え、自分の頭で判断すること――。普段から学びを生業としている学生だからこそ正しいリテラシーを持てという音羽の言葉には、強く胸に刺さるものがありました。

最終話

「確かに、彼らはヒーローなんかじゃありません。MERのメンバーは単なる医療従事者です。彼らは誰かに褒められたいからでも、認められたいからでもなく、ただ目の前の命を救いたいという気持ちだけで行動しています。

彼らは、喜多見チーフの青臭い理想を命がけで追い求めてきました。助けを求めている人を待っているのではなく、こちらから行く。彼らが到着したら、全ての傷病者を必ず助ける。このチームがいるというだけでみんなが安心する。――東京MERはそういう存在に成長しました。

今の日本に必要なのは、誰かのために頑張ることができる、彼らのような存在です。そして、それを支える周囲の協力です。ああだこうだと理屈つけて、安全な場所で批判ばかりするあなたたちに、彼らを笑う資格なんてない――。」

MERの最終審査会で、喜多見のことを単なるヒーロー気取りだと侮蔑し、しょせんMERはテロリストの隠れみだったんだとあざ笑う天沼。そんな彼に向けて放った音羽の長セリフ。

▶▶喜多見がかつてメンバーたちに語った理想のMER像を、審査会で見事に代弁した音羽。当時の喜多見の言葉と重ねるようにして音羽の口から発せられたセリフは非常に印象的で、「そういった理想の存在になりたい」という喜多見の言葉を、「そういう存在に成長しました」と言い換えたところに、理想が現実になったことを強く主張する音羽の意思が込められているように感じました。普段あまり感情を見せない音羽が見せる熱ある言葉だからこそ、よいいっそう胸に響くものがあります。




気になる医療用語

試験管で培養

トリアージ   (1話)

大事故・災害などで同時に多数の負傷者が出た際に、傷病者の状態に応じて治療の優先順位を決めていくことで、「トリアージタグ」と呼ばれる、色識別できる標識を用いて優先度が振り分けられる。

▼トリアージタグの種類▼


赤タグ・・生命の危険が迫り、今すぐ治療が必要
黄タグ・・処置に数時間の余裕があり、入院と治療が必要
緑タグ・・生命の危険がなく、直ちに治療は必要なし
●黒タグ・・すでに死んでしまっている、救命の見込みがない

クラッシュ症候群  (2話)

災害時に手足・腹部などが長時間の圧迫を受け、細胞内にカリウム・ミオグロビンが遊離、急性腎不全や代謝性アシドーシス(酸血症)を起こす病態。がれきの中から助け出された被災者などによく発生する。

高カリウム血症  (2話)

血液中のカリウム濃度が正常範囲(3.5~5.0nEq/L)を超えた状態。

腎不全などで、腎臓が上手く機能していない時に起こる。胃腸・神経症状などを併発し、さらに濃度が高まると心停止を引き起こす。

医療安全委員会  (2話)

医療事故に対する案件、重大因子について調査する病院内の委員会。安全全般に関する方針決定・審議をおこない、病院の医療安全対策の推進を図る。

糖尿病 (3話)

糖尿病には1型と2型の二種類があり、まとめると以下の通り。

1型糖尿病・・自己免疫疾患。膵臓が免疫細胞によって攻撃・破壊されインスリンが産生できなくなり、高血糖状態に陥る病気。生活習慣や先天性で起こるものではなく、子どもや青年にその発症が多い。
2型糖尿病・・遺伝的要因に生活習慣が加わってインスリンの分泌が低下する病気。糖尿病患者の95%がこの2型。

アナフィラキシーショック (3話・6話)

ハチの王様スズメバチ

体内に入った抗原(ハチ毒などのアレルギー物質)によって、全身にアレルギー症状が起き、血圧低下・意識障害などの命に危険をもたらす過敏反応が生じること。

改正臓器移植法 (4話)

2010年に改正された「臓器移植・臓器提供」に関する基準を定めた法律。

改正点は以下の通り。

家族の承認があれば、患者本人の意思確認がとれていない場合でも臓器提供は可能。また、年齢15歳未満の死体からも臓器提供を可能とする。

臍帯脱出(さいたいだっしゅつ)(5話)

臍帯とはへその緒を意味し、通常は赤ちゃんの後にへその緒がでてくるところを、赤ちゃんより先にへその緒が出てしまう状態のことを指す。これが起きると、血管が詰まって赤ちゃんに血液が送られず、最悪死に至る可能性がある。

緊張性気胸(きんちょうせいききょう)(6話)

肺の中の空気が何らかの原因で肺の外へもれて、肺がしぼんでしまった状態を気胸と言い、その外にもれた空気が肺や血管を圧迫している状態を特に緊張性気胸と呼ぶ。

緊張性気胸の治療には、一般的に、胸の中にたまった空気を外に出す「胸腔(きょうくう)ドレナージ」がおこなわれる。

特発性拡張型心筋症(とくはつせいかくちょうがたしんきんしょう) (9話)

心臓の筋肉の収縮能力が低下し、左心室が拡張してしまう病気。5年生存率は76%。一般的には薬物・非薬物治療がおこなわれ、末期的状態の場合には心臓移植も考慮される。




その他の言葉(ミンのことわざなど)

『虎穴(こけつ)に入(い)らずんば虎子(こじ)を得ず』 (2話)

――身の危険を冒さなければ、大きな成功・結果が得られないこと。

▶▶頭上から鉄骨の落下の危険性がある中で、見事に子どもたちを救助した東京MER。そんな状況をたとえたミンの言葉(ことわざ・故事成語)です。

『同じ穴の狢(むじな)』 (2話)

――関係がないように見えるものたちが、実は仲間・同類であることのたとえ。

▶▶喜多見のやり方についていけなくて、反発心からみんなと同じロッカーに名前を書くことを渋っていた比奈。そんな彼女が、喜多見が患者のアフターケアまでしていることを知り、思い直してロッカーを使用することになります。そのときにミンが口にした言葉(ことわざ・故事成語)です。東京MERのメンバーは、何だかんだ言っても、やはり同じ志を持つ仲間のようですね。

SIT (3話)

特殊犯罪を取り扱う組織である「警視庁特殊犯捜査係」を指す名称。

「SIT」は、「Special Investing Team」の略と一般的に認識されているが、実際には正式名を隠すために公舎の表札に書いた「捜査(S)」「一課(I)」「特殊班(T)」が語源とされている。

『一念(いちねん)岩をも通す』 (4話)

かたく鎮座した岩

――強い信念を持って物事に当たれば、どんな事も成し遂げられるということ。

▶▶心臓移植のドナーが見つかり、レシピエントの汐里(しおり)ちゃんへの心臓移植が決定。そのことを喜んだミンが言ったことわざです。

『為せば成る、為さねば成らぬ何事も』 (5話)

――どんなことでも強い意志を持って行えば、必ずやり遂げられるということ。江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山(おうざん)の言葉が由来。

▶▶疑似患者による心肺蘇生トレーニングでアドレナリン投与までの時間20秒の壁を越えられず、悔しがるMERメンバー。そんな中でミンが口にしたことわざです。

『百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)にしかず』 (6話)

――人から何度も聞くより、実際に自分の目で見たほうがよくわかること。

▶▶MERメンバーにスマホの待ち受け画面(息子の壮太の写真)を見せるのを恥ずかしがる冬木。そんな彼に「見せて下さい」と言って、ミンがこのことわざを引用しました。

TNT(ティーエヌティー)火薬   (7話)

「TNT」とは「トリニトロトルエン」の略称。トルエンに濃硝酸と濃硫酸を作用させてつくった「トリニトロトルエン」は、主に兵器用爆薬として、または硝酸アンモニウムと混ぜ合わせて工業爆薬として使用される。

『魚(うお)の目に水見えず 人の目に空見えず』  (7話)

――水中にすむ魚には水が見えず、空気中にいる人間には空気が見えない。あまりに身近な存在のものはかえって気づかないということ。

▶▶爆発事故・食中毒として報道され、その事実を隠された爆破テロ事件。それに対して言ったミンのことわざ。

『鳴かぬ蛍(ほたる)が身を焦がす』 (8話)

美しきゲンジボタルの灯火

――口に出しては言わないが、心の中には切実な思いを秘めているということ。鳴くことのできない蛍が、身を焦がすように光っているところから生まれた言葉。

▶▶仲良さげに会話する涼香と音羽を見てミンが口にしたことわざです。

ウィーン条約  (9話)

領事に関する一般国際法を明確にした条約。大使館を含む在外公館は、この条約において外交特権を有し、特命全権大使の同意なしにその敷地内に立ち入ることはできない。

『覆水(ふくすい)盆に返らず』  (最終話)

――離縁した夫婦の仲は元には戻らないことのたとえ。転じて、一度起きてしまったことは二度と元には戻らないこと。

▶▶一連の事件解決後、喜多見と高輪が元夫婦だったことを知って驚くMERのメンバー。そんな彼らに言ったミンの最後のことわざです。




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