【2022春ドラマ】『未来への10カウント』名言集|セリフで振り返る名シーン

机に広げられた分厚い本ドラマ名言・名セリフ集

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

主演・木村拓也、脚本・福田靖による完全オリジナルドラマ「未来への10カウント」。

物語では、ボクシングの道を閉ざされ、生きる希望を失っていた桐沢翔吾(木村拓哉)が、高校時代の部活の監督・芦屋賢三(塚本明)に後継を頼まれ、母校・松葉谷高校ボクシング部の新コーチとして就任。廃部に追い詰められていたボクシング部の再生をはかりながら、自らの未来への第一歩を踏み出します。

記事では、そんなドラマの名場面・名シーンを思い出せるよう、以下のことをまとめました。

ドラマ情報(基本情報と登場人物・キャスト)

各話ごとの名言・名セリフと気になる用語の解説

それでは、ドラマの名言・名セリフとともに内容を振り返ってみましょう。




ドラマ情報

基本情報

『未来への10カウント』

――テレビ朝日 毎週木曜 夜9:00~
公式情報
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脚本:福田靖
主題歌:B’z『COMEBACK -愛しき破片-』(VERMILLION RECORDS)
音楽:林ゆうき
プロデューサー
横地郁英、黒田徹也、川島誠史、都築歩、菊池誠、岡美鶴
演出:河合勇人、星野和成

視聴率
・第1話(11.8%)・第4話(9.6%)
・第2話(10.5%)・第5話(10.6%)
・第3話(  9.9%)・第6話(11.1%)
――ビデオリサーチ調べ

登場人物(キャスト)

桐沢 翔吾【きりさわ しょうご】(木村 拓哉)・・4冠達成の功績を持つ元アマチュアボクサー。網膜剥離・妻との死別などの不幸を受け、生きる希望を失う。ピザの宅配バイトで生活をしのいでいたところ、高校時代の部活の監督・芦屋賢三に後継を頼まれ、母校・松葉台高校ボクシング部のコーチに就任。その後、政治・経済の非常勤講師も勤める。公民の教員免許を持ち、教師をやめた後は、焼き鳥屋の大将をしていた。
甲斐 誠一郎【かい せいいちろう】(安田 顕)・・桐沢の親友で、フェザー級日本チャンピオン。甲斐ボクシングジムを経営。「いつ死んでもいい・・」と生きる希望を失い、腐った生活をする桐沢を心配して、母校の監督・芦屋に相談を持ちかける。

折原 葵【おりはら あおい】(満島 ひかり)・・松葉台高校(通称:松高)の古文教諭。校長に頼まれ、廃部寸前のボクシング部顧問を引き受ける。美術部副顧問。シングルマザー。

芦屋 賢三【あしや けんぞう】(塚本 明)・・松葉台高校ボクシング部元監督。46年続けた監督を引退し、後継を桐沢に頼む。かつて鬼コーチと呼ばれたほど厳格な性格で、娘の麻琴とはボクシングのことでケンカが絶えない。
大場 麻琴【おおば まこと】(内田 有紀)・・松葉台高校校長で芦屋の娘。ボクシング部の元マネージャー。校長就任後、偏差値の低かった松高を進学校化させる。はじめは頭を殴り合うボクシング部に反対だったが、打倒京明を掲げてから、積極的に関わるようになる。学生時代に桐沢に振られる。

猫村 はじめ【ねこむら はじめ】(生瀬 勝久)・・松葉台高校教頭。校長の言いなりで、子分的な存在。教師としての専門は公民で、桐沢の代わりに一時的に政治・経済の授業を受け持つ。
間地 真実【まじ まさみ】(八嶋 智人)・・元ボクシング部顧問で、現在は将棋部顧問。伊庭がケガしたことを教頭に密告する。高校時代にボクシング部にカツアゲされたことがあり、ボクシングが大嫌い。
日比野 雅也【ひびの まさや】(馬場 徹)・・松葉台高校の数学教諭。進学担当。

坂巻 勝夫【さかまき かつお】(オラキオ)・・松葉台高校の体育教諭。体操部顧問。

大野 倫子【おおの りんこ】(富田 靖子)・・松葉台高校の英語教諭。

折原 楓【おりはら かえで】(滝沢 カレン)・・折原葵の妹。仕事で忙しい姉のために毎晩ご飯を作っている。

折原 圭太【おりはら けいた】(川原 瑛都)・・折原葵の息子。サッカー好きのやんちゃ少年。
伊庭 海人【いば かいと】(高橋 海人)・・ボクシング部部長。3年生。「ボクシングの女神」という漫画をきっかけにボクシングを始める。桐沢とのスパーリングで右脇腹肋骨にケガを負う。志望校は東大。西山に好意を持っていて、インターハイ予選の試合後、リング上で告白する。

水野 あかり【みずの あかり】(山田 杏奈)・・ボクシング部女子部員。2年生。インターハイ出場を目指して家で自主練するほどの努力家。復縁を迫る義理の父から母親を守るため、強くなろうとしてボクシングを始める。インターハイ予選は二回戦(vs京明)で敗退。
玉乃井 竜也【たまのい たつや】(坂東 龍汰)・・ボクシング部部員。2年生。小学校から空手をしていたが、高校に空手部がなかったのでボクシング部に。伊庭と同様、西山に好意を持っている。空手の癖でガードが下がりやすい。インターハイ予選は一回戦敗退。
友部 陸【ともべ りく】(佐久本 宝)・・ボクシング部部員。2年生。中学では文芸部所属。高校に入ってから親に運動しろと言われボクシング部に入部。インターハイ予選は一回戦で敗退。なかなか上達せず「自分はボクシングに向いていないのでは・・」と思い悩む。西条のことをライバル視している。
西山 愛【にしやま あい】(吉柳 咲良)・・ボクシング部マネージャー。2年生。
江戸川 蓮【えどがわ れん】(櫻井 海音)・・ボクシング部新入部員。1年生。気が弱く、半グレ仲間との関係を絶ち切れない。
天津 大地【あまつ だいち】(阿久津 仁愛)・・ボクシング部新入部員。1年生。
森 拓己【もり たくみ】(大朏 岳優)・・ボクシング部新入部員。1年生。

西条 桃介【さいじょう ももすけ】(村上 虹郎)・・大阪の道頓堀高校から来た転校生。ボクシング部新入部員1年生。態度がでかく生意気な性格。中1からボクシング経験があり、かなりの実力者。自分の名前(=桃介)が恥ずかしくてあまり言いたくない。
佐久間 美鈴【さくま みすず】(波留)・・おおした眼科の事務員。桐沢の妻・史織と瓜二つ。




名言・名セリフ一覧

逆光のボクシングシルエット

第1話(伝説の男、母校へ・・弱小チームを導く!!)

「私、知らないことがあると気持ち悪いんです。」

桐沢(木村拓哉)に「なんでそんなにボクシング用語知りたがるんですか?」と聞かれて返した折原(満島ひかり)のセリフ。

▶▶ボクシングの専門用語を片っ端から桐沢に質問して、気になることをはっきりさせないと気がすまない性格の折原。そんな彼女ははじめ、ボクシングの顧問を嫌がっていましたが、実際にやり始めると桐沢も驚くほど乗り気な姿勢を見せます。消極的な桐沢とは対照的なくらい青春を感じて張り切る折原の姿は、見ていてすがすがしい限りです。

「僕たち強くなりたいんです。・・やっとボクシングできた。」

「私たちずっと待ってたんです。ボクシングをちゃんと教えてくれる人が来てくれるのを。桐沢コーチがいないと困るんです私たち。」

スパーリング中に伊庭(高橋海人)が言ったセリフと、桐沢が部員に怪我を負わせたことを校長に報告しようとした折原に言った水野(山田杏奈)のセリフ。

▶▶あらたに就任したコーチが、かつて4冠を達成した伝説のボクサーであることを知り、新入部員獲得のために公開スパーリングを実施するボクシング部員たち。そんな中で発せられたこの言葉には、本物の指導者を渇望する思いと彼らのボクシングへの並ならぬ気持ちが込められているように感じました。部員たちの魂のメッセージは、生きる希望を失った桐沢の胸にどう響いたでしょうか。新入生3人が加わり再スタートを切ったボクシング部の今後に注目したいところです。

第2話(型破り監督最弱チームに奇跡を!18年ぶり焼鳥授業!?)

「いらねぇとか、元に戻るだけとか、すげえ校長だな。」

校長室に呼び出された桐沢と大場(内田有紀)が二人きりで話をする中、大場が「コーチがいなくなれば、もとのボクシング部に戻るだけよ」と発言。その帰り際に桐沢が言ったセリフ。

▶▶スパーリングで伊庭をケガさせたことを追求したり、学校の運営規定を持ち出して、教師でない人はコーチをできないと言ったりと、桐沢をやめさせる口実を何かにつけて作ろうとする大場。そんな彼女に向けて放たれた桐沢のこの言葉には、かつて同じボクシング部で苦をともにした旧友が校長となり、ボクシングに対して否定的態度をとるまでに変貌してしまったことへの苛立ちが含まれているようでした。

「意味も分からず覚えたって、社会に出たら何の役にも立ちませんよ。役に立たない勉強って意味あるのかな・・。」

非常勤講師として政治・経済の授業をした桐沢が、折原に言ったセリフ。

▶▶学校の授業で習ったことが実社会で何の役にも立たないというのはよく言われることで、学生たちの機械的な丸暗記や受動的な学習が、社会において多くの弊害を生み出しているのは紛れもない事実です。ドラマでは桐沢が、焼き鳥のねぎまのたとえ話で、経済用語の本質的意味を生徒に力説。おそらくそこには、彼が焼き鳥屋の仕事をする中で学んだ、実体験による教訓が込められていたのでしょう。




第3話(コーチ助けて・・女子部員の危機!母の敵をKOせよ!?)

「武器を持つのはいいんじゃないかな。いざという時に、力ずくでも自分の大事なものを守り抜くっていう武器を持つのは。」

甲斐ボクシングジムに水野が通っていることを知り、桐沢に詰め寄る折原。そんな折原に対し桐沢が言ったセリフ。

▶▶復縁を迫って暴力をふるう義理の父から母親を守るため、「ケンカに勝てるボクシングを教えてほしい」と懇願する水野。それに対し折原は、「学校と警察が連携して問題を解決するので、何もしないで」と制止します。しかし彼女は、約束を破って甲斐のジムへ。その事実を桐沢が、水野の意志を尊重して隠し通そうとするのですが・・。

 

一般的に、武術は人に対して用いてはいけないという風潮があります。しかし、「力」と「暴力」は異なります。武術は、護身のためや、誰かを守るために身につけるのはもちろんのこと、その力を誇示することで、相手の行動を抑止するカードとして使うこともできます。武器となる力か、凶器となる力か――、桐沢が言うように、大切なのはそれをどう使うかということなのかも知れません。

第4話(リングの中心で、愛を叫ぶ!?型破りな恋愛指導で衝撃結末!)

「闘うのは伊庭なんです。伊庭の試合で、伊庭の人生なんです。」

密かにフックの練習をしていた伊庭を見つけ咎め立てる折原。そんな彼女に言った桐沢のセリフ。

▶▶打倒京明を掲げ、インターハイ予選に向けて練習に励むボクシング部。そんな中で桐沢は、伊庭に対してワンツーのみを練習しろと指導。しかし伊庭は勝ちたい一心で、隠れて甲斐に教わったフックを練習しようとします。その後、迎えたインターハイ予選で朋桐(ほうとう)高校の塚原と対戦することになった伊庭は、ワンツーしかできないと相手に思わせて油断させ、最終ラウンドで見事フックを決めることに成功。ひたむきに努力したその成果を発揮します。

 

残念ながら試合結果はポイント負けになり、さらに最後に勇気を出して言った西山への告白も玉砕してしまいましたが、試合で精一杯の力を出せたこと、さらに思いのすべてを彼女に伝えれたことで、伊庭は自分自身との闘いに未練ないピリオドを打てたようです。




第5話(超問題児が入部!?波乱を巻き起こす!)

「コーチをやることが、あの子たちにボクシングを教えることが、新しい生きがいになってるんじゃないんですか?そんなに簡単に大切なものを手放して、本当にいいんですか?」

「インターハイの予選試合で結果を出せなかったのでコーチを辞めてほしい」と校長に言われ、反発することなくそれを飲んだ桐沢。そんな桐沢に向けての折原のセリフ。

▶▶ボクシングでは強いがメンタルに弱く、すぐにネガティブな考え方をしてしまう桐沢。そんな彼を復帰させようと、部員たちや折原・甲斐がひそかに画策し、さらにその後の江戸川救出の一件も相まって、校長直々の達しで再び桐沢がコーチに就任することになります。クールで感情をなかなか表に出さない桐沢。正確な心情は分かりませんが、コーチに無事戻れたことに、部員たち以上に当人が一番安堵を覚えていたのかも知れません。

第6話(亡くなった妻とまさかの再会!?)

「最初からあきらめてんじゃねえよ。自分で勝手に限界を作るな。」

西条(村上虹郎)とのスパーリングの後に、部員たちに向けて言った桐沢のセリフ。

▶▶西条との力の差を感じ、自分はボクシングに向いていないのではと思い悩む友部。そうやって努力ではどうにもならないとネガティブに考える友部の前で、桐沢は、努力だけでプロにまで上り詰めた甲斐を引き合いに出し、さらにスパーリングで西条を打ちのめし、彼も同じ高校生に過ぎないのだということを示そうとします。誰にも負けないくらい努力すれば、必ず強くなれる――。努力だけではどうにもならない厳しい現実がある中でも、やはり、桐沢の言葉には勇気付けられるものがあります。




用語解説

ボクシンググローブを握りしめて

シャドー/シャドーボクシング  (1話)

相手がいると想定してイメージ上で一人で戦う練習法。自分のフォームをチェックするために鏡に向かって行うこともある。

ミット打ち  (1話)

トレーナーが持つミットに向けてパンチを連続して打つトレーニング。怪我のリスクがあるため、試合のとき以外は基本的に人に対してパンチを打たない。

ジャブ  (1話)

かまえた時に前にくるこぶしで打つ軽いパンチのこと。技そのものに威力はないが、コンビネーション(強パンチにつなげる)・牽制などの役割があり、ボクシングにおいては特に使用頻度が高い。

ドラマ内で説明されたジャブの役割は次の4つ。

●相手との距離をつかむ。
●相手の攻撃をくいとめる。
●速いジャブを連続で打つことで相手のバランスを崩し、次の攻撃に持っていく。
●グローブで相手の視界を遮る。

スパーリング  (1話)

ボクシングでグローブ・マウスピース・ヘッドギアなどを身に付けて行う試合形式の練習のこと。他の練習に比べると危険度が高く、トレーナーの指導のもとで行う必要がある。

ジゴロ  (2話)

女性から経済的援助を受けて生活する男性の総称。いわゆる「ひも」のこと。フランス語の「gigolo」が語源で、昭和50年代に小説や映画の題材として取り上げられ、日本でも広く普及した。

ドラマでは、折原が息子の圭太に対して「こうなってはいけないよ」と諭した。

スウィートサイエンス(sweet science)  (2話)

「修練を要するボクシングの技」という意味で、肉体的でありながら、頭脳的・芸術的な部分もあるボクシングを形容した言葉。19世紀にイギリスのとあるジャーナリストが使用したことが始まり。

ちなみにボクシングは、一発で決めるのではなく、チェスのように徐々に詰めて最後に王手をかけることから「リング上のチェス」とも呼ばれている。

ガードポジション  (2話)

ボクシングのディフェンスにおける基本的な構え方。パンチによる脳震とうを防ぐために、前傾姿勢で頭とあごを守り、肘で右脇腹のレバー(肝臓)をガードする。

※あごはテコの原理で頭を大きく揺らされる急所で、レバーは打たれるとスタミナを大きく減らされる場所。




ボディーブロー  (3話)

ボクシングにおいて腹部を打つこと。レバーに効果的にダメージを与えることができる。背中まで槍を突き刺すようなイメージを持って、面で打つのが基本。

崩し  (4話)

甲斐が部員に伝授したボクシングテクニック。左フック➡️ボディ➡️右フックを連続で決めて相手の体勢を崩す。イメージとしてはダンダダン!の要領。

キンシャサの奇跡  (4話)

1974年、ザイール共和国の首都キンシャサで行われたプロボクシングWBA・WBC世界統一ヘビー級タイトルマッチ(モハメド・アリvsジョージ・フォアマン戦)の通称。

試合中、アリはフォアマンにめった打ちにされるが、それはアリの作戦で、フォアマンが疲れきったところで猛反撃。第8ラウンド、アリのストレートがフォアマンに決まって、劇的な逆転KO勝利をおさめる。

RSC(Referee Stop Content)  (5話)

アマチュアボクシングの試合において、技量に差がありすぎる、もしくは負傷して試合続行が不可能と判断した際にレフェリーが行う勝敗宣告のこと。

マスボクシング  (6話)

ボクシングの練習の一つ。相手との距離感やタイミングをつかむために行われる、パンチをあてないスパーリングのこと。


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