こんにちは、
りんとちゃーです。
今回の「ネプリーグ」は2時間スペシャル。
新月9ドラマ「Night Doctor」チームが参戦し、新ステージの「カラ漢リーグ」をはじめ、さまざまなクイズゲームで白熱の対決を繰り広げました。
記事では、以下のことをまとめています。
■番組内で登場した問題の解説(知識編)
■復習としての問題演習10問(問題編)
※記事の内容は、6/21放送の『ネプリーグスペシャル~波瑠・田中圭ら月9俳優陣が常識クイズに挑戦~』の出題問題の中から厳選しました。
それでは、問題編での全問正解を目指して、順に勉強していきましょう。
知識編
別名・異名
食べ物や生き物の中には、変わった別名・異名を持つものがあります。
番組で出題されたのは以下のとおりです。
▶ライオン(百獣の王)
――オス一頭で群れのメスを率いる姿が、「王様」のように見えたことから。
▶アボカド(森のバター)
――濃厚な味わいで、脂肪分が多いから。
▶牡蠣(海のミルク)
――身が乳白色で、ミルクのように栄養豊富であることから。
▶シーラカンス(生きた化石)
――太古の昔の地質時代に生きた頃と同じような姿で現在も生息していて、化石としても発見されていることから。
▶ドリアン(果物の王様)
――栄養価が高く、王様が好んで食べたことから。(王様の果物が由来)
▶イタリア・ヴェネチア(水の都)
――運河が街中に通っている独特の景観から。別名「アドリア海の女王」とも呼ばれる。
▶大豆(畑の肉)
――肉に匹敵するくらいに、たんぱく質を多く含むから。
▶クリオネ(流氷の天使)
――流氷とともにやってきて、ひれを翼のように動かしてふわふわ泳ぐさまが天使みたいだから。正式名は「ハダカカメガイ」。
▶カーリング(氷上のチェス)
――技術だけでなく、考える力(頭脳)が必要な競技だから。
柄・模様
ストライプとボーダー
日本においては、「ストライプ=縦縞(たてじま)」、「ボーダー=横縞(よこじま)」というのが一般的な認識ですが、実はこれは海外では通じません。
ストライプとボーダーの正しい定義は次のようになります。
●ストライプ・・2色以上の色の異なるラインを並行させた模様。いわゆる縞模様のことで、縦縞も横縞もストライプと呼ぶ。
●ボーダー・・袖や裾、襟周りなどの縁(ボーダー)を強調するために平行につけた、ライン状の縁取り柄のこと。
迷彩
いわゆるミリタリー柄。英語で「Camouflage(カムフラージュ)=偽装」とあるように、戦時中に敵に見つからないように、戦車・軍服などを木・葉・土色に彩色していたことが起源です。
ギンガムチェック
地色が白もしくは薄い色で、縦も横も同じ太さ・色のシンプルな格子柄のこと。「ギンガム」はマレー語の「Genggang=縦縞模様」に由来します。
タータンチェック
さまざまな色のウール糸をあや織りにした、格子状の織物のことで、太さの異なる帯を組み合わせてできているのが特徴です。
文学・古典作品
一般常識として定番の文学・古典作品を復習しておきましょう。
「吾輩は猫である/夏目漱石」「人間失格/太宰治」「枕草子/清少納言」「羅生門/芥川龍之介」「源氏物語/紫式部」「学問のすゝめ/福沢諭吉」「奥の細道/松尾芭蕉」「雨ニモマケズ/宮沢賢治」「伊豆の踊子/川端康成」「みだれ髪/与謝野晶子」「徒然草/兼好法師」
ことわざ・故事成語
●縁の下の力持ち・・人の目につかないところで、他人を支える人。かげの功労者。目立たないところで、他人のために努力・苦労する人。
■林先生の豆知識『縁の下の舞(えんのしたのまい)』
聖徳太子が建立した大坂の四天王寺では、「経供養(きょうくよう)」として観客が一切見ていない状態(非公開)で舞いが披露されます。演者たちは、この舞いのために懸命に努力して練習をし続け、そこから、「見えないところで努力すること」を意味する「縁の下の舞」という言葉が生まれました。「縁の下の力持ち」は、この「縁の下の舞」の変化形です。
エンゲル係数
家計の消費支出に対する食費の割合を示す数値。
一般的に、低所得者層ほど家計の支出に対する食費の割合が大きくなり(エンゲル係数は大)、高所得者では小さくなります(エンゲル係数は小)。
これを、発見したドイツの社会統計学者エンゲルの名前にちなんで、「エンゲルの法則」と呼びます。
なお、エンゲル係数は以下の計算式によって算出できます。
エンゲル係数(%)= 食費 ÷ 消費支出 ×100
※消費支出は、食費・住居費・光熱費・被服費・交通費・通信費・教育費・教養娯楽費のことを示し、貯金・税金・ローン・保険料は含まない
植物の難読漢字
百合(ユリ)
白・ピンク・黄などの色とりどりの花を咲かせ、芳醇な香りを放つユリ科の球根植物「百合(ユリ)」。
すらりと伸びたからだを優雅に風に揺らす様子から、女性の美しさを形容する「歩く姿は百合の花(立てば芍薬~)」ということわざも生まれています。
百合(ユリ)の球根である「ユリネ」は、一枚一枚皮(鱗片)をむくことができ、それが何枚も(百枚くらいたくさん)合わさっていたことから、「百合」の漢字があてられました。
■和名「ユリ」の由来
そよ風に揺れ動く花の様子から「揺すり」と呼ばれるようになり、それが変化して「ユリ」になったと考えられています。
蒲公英(たんぽぽ)
道端や野原に自生するキク科の多年草である「蒲公英(たんぽぽ)」は、黄色い花にギザギザの葉っぱ、白いふわふわした種子が特徴的な植物です。
中国には、「蒲公英(ホウコウエイ)」と呼ばれる、たんぽぽを摘み取って乾燥させた漢方薬があり、漢名の「蒲公英」はそこからあてられました。
■和名「たんぽぽ」の由来
江戸時代に、切り込みをいれた「たんぽぽ」の茎に水を入れて「鼓(つづみ)」のような形にする子どもの遊びがあり、「たんぽぽ」は別名「つづみ草」とも呼ばれていました。「鼓(つづみ)」を叩くと「タンタンポンポン」音がなるので、「タンポポ=たんぽぽ」と名づけられたそうです。
糸瓜(ヘチマ)
食用やたわしとして利用されている、ウリ科の植物「糸瓜(ヘチマ)」。
果実に「繊維(糸)」があることから「糸瓜(イトウリ)」と呼ばれ、これが後に、頭の「イ」が省略されて「トウリ」に変化することになります。
では、なぜ「トウリ」が「ヘチマ」と呼ばれるようになったのでしょうか。これを理解するには、日本の「いろは歌」を思い浮かべる必要があります。
「いろは歌」の出だしは、
いろはにほへとちりぬるをわかよた
です。
ここで注目したいのが、「トウリ」の「ト」の場所。「へ」と「ち」のあいだにありますよね。つまり、「へとチの間(マ)」だから、「ヘチマ」という名前になったわけです。
■村瀬先生の豆知識『雨の日の百貨店の工夫』
雨が降ったときに、百貨店の館内に雨に関係する音楽(雨にうたえば、雨にぬれてもなど)が流れていることがあります。これは、外で雨が降っていることを伝えるためのいわば「サイン」で、これによって従業員は、雨の日のサービス(紙袋にビニル袋をかけるなど)をお客さんに的確に提供することができるのです。
問題編
それでは実際の問題で、内容を復習してみましょう。合格ラインは10問中7問です。(答えはタップすると開きます)
■問題①「ドリアンの別名は?」
果物の□□
■問題②「カーリングの別名は?」
氷上の□□□
■問題③「次の模様・柄の名前は?」
□□□□チェック
■問題④「次の模様・柄の名前は?」
□□□□チェック
■問題⑤「この作品は?」
□□物語/紫式部
■問題⑥「この作品は?」
□□草/兼好法師
■問題⑦「かげで他人を支える存在」
□□□□□の力持ち
■問題⑧「家計に占める食費の割合」
□□□□□数
■問題⑨「たんぽぽを漢字にすると?」
蒲□英
■問題⑩「ヘチマを漢字にすると?」
□瓜
おわりに
いかがでしたでしょうか。
新ドラマの番組宣伝のために出演俳優が緊急参戦した今回のネプリーグ。
豪華なメンバーに加えて、2時間の拡大版でクイズ数も多く、学びながら楽しんで見ることが出来ました。
ネプリーグは最新の時事ネタや一般常識の良い勉強になるので、番組を見た後は、ぜひ当ブログ記事で復習してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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