こんにちは、
りんとちゃーです。
賞金300万円を目指して、毎週様々な挑戦者が小学生の問題に挑む「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」。
2024年最初の放送となる今回は「新春SP」と題して、妹・恭子が昆虫博士の叶(かのう)姉妹、3月に笑点を勇退する林家木久扇(はやしやきくおう)、早稲田卒のインテリ俳優・小手伸也(こてしんや)、元フィギュアスケート選手・高橋成美(たかはしなるみ)の豪華4組が挑戦しました。
記事では、以下のことをまとめています。
■番組の基本情報
■出題された問題の詳しい解説【知識編】
■演習問題5問【実践編】
■挑戦結果のまとめ
※記事の内容は1/5放送分「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?~新年早々全問正解者出た!叶姉妹?木久扇?小手伸也?高橋成美?~」の出題問題からの厳選になります。
それでは、全問正解を目指して一緒に勉強していきましょう。
番組情報
「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」
――日本テレビ系 金曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【X(Twitter)】
■MC
劇団ひとり、佐藤隆太
■助っ人小学生
りんたろうくん、るういくん、まりかちゃん、りづちゃん、あゆむちゃん、りさちゃん
■番組公式クイズブック(第9弾)
【Amazon.co.jp】クイズ あなたは小学5年生より賢いの?⑨ 大人もパニックの難問に挑戦!
知識編
花のワルツ/チャイコフスキー【音楽】
社交ダンスなどで使われるクラシック曲の「花のワルツ」は、ロシアの作曲家チャイコフスキー(※1)が手掛けたバレエ音楽「くるみ割り人形」の中の一曲で、曲の進行とともに音数が増えて華やかさが増し、最後には大団円を迎えます。
クラシックの中でも知名度が高く、この曲と「眠りの森の美女」「白鳥の湖」の3つは合わせて「三大バレエ組曲」と呼ばれています。
「くるみ割り人形」の原作となったのはホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」で、「花のワルツ」の「花」は作中に登場するマリーゴールドのことを指します。
(※1)ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyich Tchaikovsky)【1840-1893】・・19世紀後半のロシアの作曲家。西欧音楽・ロマン派の技法をロシアの土壌の上に発展させた。代表曲は「くるみ割り人形」「眠りの森の美女」「白鳥の湖」。
おせち料理の意味【家庭科】
栗きんとんが「富・豊かさ」、エビが「長寿」のように、お正月にいただく「おせち料理」の各食材にはさまざまな意味合いが込められています。
以下は、問題選択肢に挙がった3つの料理(伊達巻・黒豆・数の子)の意味のまとめになります。
●伊達巻(だてまき)
卵とはんぺんを主な材料として作る料理。見た目の華やかさと巻物に似た形から学業成就の縁起物とされる。名前の「伊達」は、卵の派手な色合いをおしゃれという意味の「伊達」にかけたもの。
●黒豆
豆を「まめ(丈夫・勤勉)」にかけて、「まめに暮らす」「まめに働く」の意味が込められている。関東では長寿を願って、シワができるまで黒豆を煮るのが一般的。
●数の子
ニシンの卵のこと。ニシンが多くの卵を持つことにちなんで「たくさんの子どもに恵まれますように」と子孫繁栄の願いが込められている。
雲の種類【理科】
空に浮かぶ「雲」は、高さや形などで大きく以下の10種類に分けることができます。
すじ雲(巻雲)・うす雲(巻層雲)・いわし雲(巻積雲)・おぼろ雲(高層雲)・わた雲(積雲)・ひつじ雲(高積雲)・うね雲(層積雲)・きり雲(層雲)・雨雲(乱層雲)・かみなり雲(積乱雲)
ここでは、番組で出題された「すじ雲」「わた雲」「雨雲」の3つの特徴について見ていきましょう。
●すじ雲(巻雲)【~1万3000m】・・羽毛のような形をした薄い雲で、空の最も高い位置にできる。温暖前線が近づくとよく発生するので、下り坂の天気の目安とされる。
●わた雲(積雲)【~2000m】・・見た目が綿のような形。晴れた日に太陽の日差しで地面が温まり、上昇気流が発生することによってできる。夏になると地面がより熱せられ、上方向に成長して「入道雲(雄大積雲)」や「かみなり雲(積乱雲)」になる。
●雨雲(乱層雲)【~7000m】・・低いところにできる分厚い雲で、どんよりと暗い色をしている。温暖前線や低気圧の接近によって発生し、風の流れでその姿を変えていく。
引っ越しそば【日常生活】
「引っ越しそば」は江戸時代の頃に始まった風習で、もともとは、引っ越しした人が「細く長くお世話になります」の気持ちを込めて、近所(=向こう三軒両隣)の人に蕎麦(そば)を配るというものでした。
それが時とともに、蕎麦ではない別のものを代わりに配るように変化していき、現代では、「引っ越し祝い」の行事食として引っ越しした本人が新居で蕎麦を食べるというスタイルで広く浸透しています。
小林一茶の俳句【国語】
「雪とけて 村いっぱいの 子どもかな」
この句は小林一茶(※2)の有名な俳句で、雪国の村に春が来て、待ちかねていた子どもたちが大喜びで外に出て遊んでいる様子をうたっています。
季語は「雪とけて」で季節は「春」。最後の「かな」は「切れ字」で、句の流れを断ち切ることで作者の感動・詠嘆を表現しています。
一茶の句には子ども・カエル・雀などの小動物を題材にしたものが多く、童謡のような親しみやすさが大きな特徴です。
(※2)小林一茶(こばやしいっさ)【1763-1828】・・日本の俳人。本名な小林弥太郎。15歳の時に江戸に奉公に出て俳諧と出会い「一茶調」と呼ばれる独自の俳風を確立した。
実践編
それでは、知識編で勉強した内容を実際の問題で復習しましょう。(※タップすると答えが開きます)
■問題①「社交ダンスで使われている次のチャイコフスキーの曲のタイトルは?」
A:剣のワルツ B:花のワルツ
C:女王のワルツ
■問題②「学業成就の願いが込められているおせち料理は?」
■問題③「最も高いところにできる雲の名前は?」
A:すじ雲 B:わた雲 C:雨雲
■問題④「『引っ越しそば』の本来の意味は?」
A:引っ越しした人が食べる
B:引っ越し先の近所の人に配る
■問題⑤「教科書に載っている小林一茶の有名な句。( )に入るのは?」
雪とけて 村いっぱいの ( )かな
A:稲穂 B:子ども
C:桜 D:カエル
挑戦結果まとめ
まずは、2年前の挑戦で惜敗を喫した叶美香が妹の恭子を引き連れてリベンジ参戦。全問正解を目指します。
序盤ではプレッシャーから早くも救済を使い切りますが、博識の恭子のリードもあって粘り強く後半戦に突入。しかし9問目理科の問題に行く手を阻まれてここで敗退。リベンジを果たすことはできませんでした。
続くは今年の3月で笑点を卒業する林家木久扇が、息子の木久蔵と孫のコタと一緒に親子3世代で挑戦。全問正解して家族みんなで旅行に行きたいと意気込みを見せます。
前半戦はしっかり者のコタが先導して2人を引っ張り、後半では3人のチームワークの良さを活かして難問を撃破。最後の問題も温存していた救済を使ってクリアし、見事300万のステージに進出しました。
最終問題は生き物に関する選択問題で、知識のある木久蔵を頼りに答えを類推した3人でしたが、答え合わせの結果は惜しくも不正解に。家族旅行の夢を叶えることはできませんでした。
3番手は、2016年の大河ドラマ「真田丸」の出演で大ブレイクした早稲田卒のインテリ俳優・小手伸也が、ドラマの共演者とスタッフの要望を叶えるために賞金獲得を狙います。
本番では、1問目の歌舞伎に関するSPクイズをまず制し、救済を活用しながら持ち前の知識力で次々と難問を撃破。そのまま10問目にまで到達しますが、そこで出されたシャーペンの問題で選択を誤りゲームオーバーに。悔しい結果に終わりました。
最後は、前回の挑戦で1問目敗退の赤っ恥をかいた元フィギュアスケート選手の高橋成美が、今度こそはと三度目のチャレンジ。リベンジ達成とアスリート初のクイズ王の称号獲得を目指します。
自宅のリビングに解答台を設置し、本番さながらにシミュレーションしてくるほどに本気度MAXの彼女。時間を割いて対策してきたかいあってか、立ちはだかる難問をジャンルを問わずにスピーディに解答。快進撃を見せます。
その後、10問目で因縁の平家物語の問題と対峙し、そこも難なくクリア。本日2人目の300万ステージ進出者となりました。
最終問題は国と首都を組み合わせる社会の難問で、ここで高橋は国旗カードで勉強してきた記憶を思い出して解答を推理。その後の答え合わせの結果、見事全問正解となり、新年早々に300万を獲得する偉業を成し遂げました。
次回放送は1/19。「今年が大事な人SP」と題して、とにかく明るい安村・角田真実・コットンが挑戦します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼番組の過去問題はこちら▼
■【2023年下半期】「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」過去問題集
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