こんにちは、
りんとちゃーです。
今回のネプリーグでは、各局出身女性アナウンサーによる常識期末テストが開催。8人の女性アナウンサーが互いのプライドをかけて、できて当然の常識問題で大バトルを繰り広げました。
●対決メンバー8人・・武内陶子【元NHK】、吉田明世【元TBS】、豊崎由里絵【元毎日放送】、竹内由恵【元テレ朝】、原田葵【現フジテレビ】、大島由香里【元フジテレビ】、袴田彩会(はかまだあやえ)【元東北放送】、ナグラット潤子(=名倉潤)【フリー】
記事では、以下のことをまとめています。
■出題された時事・常識問題の解説【知識編】
■演習問題5問【実践編】
■勝敗結果のまとめ
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
※記事の内容は、12/11放送分『ネプリーグ~女性アナウンサー常識力テスト!8名の個人戦!~』の問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、一般常識・時事を学んでいきましょう。
知識編
間違えやすい日本語
まずは、第1ステージの日本語テストで出題された、読み間違えやすい・誤用しやすい言葉の復習からです。
●婉曲【えんきょく】・・遠回しに言うこと。角の立たない言い回し。「わんきょく」と読むのは間違い。
●きめ細【こま】か・・皮膚や物の表面が滑らかなさま。細かいところまで配慮が行き届いていること。「きめこまやか」とは読まない。
●職人気質【しょくにんかたぎ】・・自分の腕に自信があり、頑固だが仕事には実直な様子。「きしつ」と読むのは間違い。
●喧喧囂囂【けんけんごうごう】・・やかましく騒ぎ立てるさま。「喧」「囂」には騒がしい・やかましいの意味がある。
●身を粉【こ】にして・・自分の身体を粉々に砕くように、非常に苦労して働くこと。「こな」と読むのは×。
●行脚【あんぎゃ】・・修行のために僧が諸国を巡り歩くこと。
●遊説【ゆうぜい】・・政治家が各地を演説してまわること。「ゆうぜつ」とは読まない。
●七五三縄【しめなわ】・・神聖な区域とその他とを区分するために張る縄のこと。縄の下に七・五・三本の藁(わら)を垂らすことから。
●二進【にっち】も三進【さっち】も・・行き詰まってどうにも動きがとれないさま。そろばんのわり算で「二進」は2÷2を、「三進」は3÷3を表す。どちらも割り切ることができるので、そこから転じて割り切れないこと(=物事に行き詰まること)を「二進も三進も」と表記するようになった。
●将棋を指す・・「将棋を打つ」は×。将棋は駒を進めていくものなので、ある方向に向かうという意味合いを持つ「指す」を用いる。碁石を動かさない囲碁では「打つ」と表現。
●上には上がある・・上にすぐれた状態や行為があることを表す言葉なので、「上には上がいる」は間違い。
●お眼鏡にかなう・・目上の人に気に入られたり、実力を認められたりすること。ここでの「眼鏡」は物の善し悪しを見きわめる能力、「かなう(適う)」は条件に当てはまるという意味。「お目にかなう」は×。
●足をすくわれる・・卑劣なやり方で失敗させられたり痛い目に合わされたりすること。「掬(すく)う」には払いのけるの意味があるので、「足元をすくわれる」は間違い。
●白羽の矢が立つ・・多くの者の中から特に選ばれて指名されること。生け贄を求める神が、希望する少女の家の屋根に目印として白羽の矢を立てたという話が語源。「白羽の矢が当たる」は間違い。
●熱に浮かされる・・他を忘れて夢中になること。高熱でうわ言をいうこと。音の似ている「熱にうなされる」と誤用することが多いので注意。
ニュース原稿の穴埋め問題
続く第2ステージでは、各アナウンサーがニュース原稿の穴埋め読み問題に挑戦しました。出題された時事ワードを確認しておきましょう。
ライドシェア(Ride Share)
「ライドシェア」とは、アプリ上でドライバーと同じ目的地に移動したい人をつなぎ、相乗りでのドライブを支援するサービスのことです。
日本での認知度は低いですが、欧米では安価な交通手段として広く浸透しています。
近年のタクシー運転手不足を受け、岸田首相が有償でのライドシェアの導入を検討すると発表。2024年の解禁に向けて、各業界で動きが高まっています。
APEC(エイペック)
今年11月にアメリカ・サンフランシスコで「APEC(=アジア大平洋経済協力会議)」が開催。中国の習近平国家首席が出席し、AIの急速な進歩が社会に与える影響についてバイデン大統領と話し合いがなされました。
「APEC」とは大平洋を取り囲む諸国・地域の経済的協力の枠組みのことで、貿易の自由化や地域経済統合の推進、技術協力などが主な活動となっています。
坂本花織(さかもとかおり)
11月にフィンランドで行われたフィギュアグランプリシリーズ第5戦で、世界選手権2連覇中の「坂元花織(さかもとかおり)」選手が勝利し、続くグランプリファイナル(中国北京)でもショートで今季世界最高得点をマーク。見事初優勝を飾りました。
これによって、国際スケート連盟主催の主要3大会で金メダルを獲得。日本女子では浅田真央選手に続く偉業達成となりました。
BRICS (ブリックス)
広い国土と多くの人口、豊かな天然資源によって今後大きな成長が期待される新興5ヵ国(ブラジル【Brazil】・ロシア【Russia】・インド【India】・中国【China】・南アフリカ【South Africa】)のことを頭文字を合わせて「BRICS」と言います。
8月に、このBRICS首脳会議の議長を務める南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が、新たにアルゼンチン・エジプト・エチオピア・イラン・サウジアラビア・アラブ首長国連邦の6ヵ国の加盟を承認したと発表しました。
一流企業の入社試験問題
最後は最終ステージより、一流企業の入社試験で実際に出された問題のまとめです。
重力の大きさ(タニタ株式会社)
北海道と沖縄ではどちらのほうが重力が大きいのでしょうか。
球形をした地球では、遠心力が赤道に近いほど大きくなるので(下図参照)、北海道と沖縄を比べると北海道のほうが少しだけ(約0.15%)重力が大きくなります。
ドローンの語源(アース製薬株式会社)
無人飛行が可能で、遠隔操作やコンピューター制御によって飛行する航空機の「ドローン」。その語源となったのは英語で雄のハチを意味する「drone(ドローン)」です。
一説によると、ドローンの飛行音がハチのブーンという羽音に似ていたからだと言われています。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「次の日本語の読みを答えよ。」
D:けんけんごうごう E:みをこにして F:あんぎゃ
G:ゆうぜい H:しめなわ I:にっちもさっちも
■問題②「下線部を正しい言葉に訂正せよ。」
D:足 E:立つ F:浮かされる
■問題③「ニュース原稿の空欄を埋めよ。」
■問題④「ニュース原稿の空欄を埋めよ。」
■問題⑤「次の一流企業の入社試験問題を答えよ。」
勝敗結果まとめ
今回のネプリーグでは、女性アナウンサー8人による常識期末テストが開催。事前のペーパーテストの成績順にランク付けされた状態で本番がスタートしました(1位は武内、ビリは袴田)。
第1ステージは林先生厳選による日本語テストで、漢字の読みと言葉を正しく訂正する問題が出題。アナウンサーならできて当然の問題に4人ずつ挑み、成績で優秀だった竹内と大島がランクを一つ上げてステージを終えました。
続くステージはニュースの原稿の読み問題で、各アナウンサーが今年の時事ワードを読み上げながら解答。結果、今度は吉田と豊島が順位を上げ、1位の武内にタイで並びます。
その後、映像を即興で実況する第3ステージを挟み、最終ステージの一流企業入社試験問題で好成績を打ち出した豊島がベテランの武内を制して逆転勝利。見事トップに輝きました。ちなみに最下位はナグラット潤子でした。
次回は来年の1/8。新月9ドラマ「君が心をくれたから」より、永野芽郁・山田裕貴ら豪華俳優陣が参戦します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2023年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【X(Twitter)】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●レベルアップファイブリーグ・・1文字から5文字に段階的に問題がレベルアップする進化版ファイブリーグ。文字数に合わせて仲間から答えられそうな解答者を選び、5問連続正解を目指す。
●カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答する新ゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。
●イレブンコード/セブンコード・・出題される11本(11個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。(※セブンコードでは、問題選択肢が7つ)
●トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。
●パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。
●プレッシャークロック/タイマンプレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。(※タイマンプレッシャークロックでは、各チーム1対1で対決し、相手チームを先に全滅させたら勝利)
●ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答える新コーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。
●描き足しリーグ・・普段目にするモノの足りない部分を描き足す新ゲーム。各チームの代表者3人が一緒に問題に挑戦し、正答した人数分ポイントをゲットできる。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ピッタリ不動産・・物件の家賃を予想する不動産版パーセントバルーン。誤差1万円につき風船が一つ割れる。ぴったり当てると風船+10個。最終的に残した風船の数だけポイントが入る。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。●デスジャナイサーキット・・サーキットに乗ったプレイヤーが一つのテーマにそった10個の問題(3段階のレベル)に解答していく。正解だと思う方向にハンドルを切り、正しければ次の問題に、間違っているとマシンが壊され脱落となる。10問正解で賞品をゲットできる(エクストラステージの場合)。
●プレッシャーバーガー・・さまざまな物を、ハンバーガーのパンズの間に順番通り積み上げる番組最後のおまけゲーム。誰かが途中で間違えた時点でゲームオーバーとなる。
●日本一リーグ・・6枚のパネルのうち、1枚が日本一に当てはまらないはずれのパネル。全員連続正解で賞品ゲットとなる番組最後のおまけゲーム。
●アイウエオリーグ・・番組最後のおまけゲーム。「○行ではじまる○は?」の○部分をルーレットで選定。5人全員でパーフェクトを目指す。
●違いリーグ・・番組最後のおまけゲーム。知っているようで知らない言葉の違いを3人で挑戦して解答する。1人でも正解があればクリア。
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