こんにちは、
りんとちゃーです。
賞金300万円を目指して、毎週様々な挑戦者が小学生の問題に挑む「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」。
今回の小5クイズでは、名門・渋谷教育学園幕張卒の俳優「田中圭」と、女子レスリングの「吉田沙保里」、歌手・3児のママ「相川七瀬」の3人が挑戦しました。
記事では、以下のことをまとめています。
■番組の基本情報
■出題された問題の詳しい解説【知識編】
■演習問題7問【実践編】
なお、記事の内容は9/16放送分「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?~田中圭が小5&6歳娘のために!吉田沙保里おいめいの前で大苦戦~」の出題問題から厳選しました。
それでは、全問正解を目指して一緒に勉強していきましょう。
番組情報
「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」
――日本テレビ系 金曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【Twitter】
■MC
劇団ひとり、佐藤隆太
■助っ人小学生
りこちゃん、たいしくん、なつきちゃん、あらたくん、ゆめちゃん
■番組公式クイズブック(第6弾)
【Amazon.co.jp】クイズ あなたは小学5年生より賢いの?⑥ 大人もパニックの難問に挑戦!
知識編
慣用句【国語】
まずは、国語の問題として出題された慣用句の復習からです。
目を三角にする
――目に角を立ててこわい目つきをする。険しい目つきをして怒る。
※選択肢にあった「目を丸くする」は、驚いて目を見開くという意味の慣用句。「目を四角にする」は慣用句として存在しません。
顔から火が出る
――恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になること。
顔から火が出て、熱く感じられるくらいに恥ずかしいことをたとえた慣用句です。
目を細くする
――嬉しい感情のときや、愛らしいものを見たときにわずかに笑うこと。
人は笑顔になると目尻が下がり、目が細くなったように見えることから生まれた慣用句です。
水泳の基本【体育】
まったく水泳をやったことがない子どもの初期段階の練習法として行われている「だるま浮き」と「くらげ浮き」。
「だるま浮き」は、両膝を両腕で抱えて背中をぽっかりと浮いた状態にすることで、これに慣れてきたら、両腕で抱えず手足の力を抜いてダラリとさせる「くらげ浮き」に移ります。
2つのトレーニングによって、水に浮かぶ感覚が身に付くとともに、水への恐怖心を取り除くことができ、カナヅチで泳げない大人の訓練法としても利用されています。
外来語【国語】
「外来語」とは、欧米諸国由来の日本の言葉のことで、ロシア語由来の「イクラ」、ポルトガル語由来の「カステラ」、オランダ語由来の「ランドセル」などがあります。
問題選択肢にあった「てんぷら」もこの「外来語」に該当し、「油を使用して固くすること」を意味するポルトガル語「temperar」を語源にしています。
ちなみに、残り選択肢の「おでん」「しゃぶしゃぶ」は「外来語」ではなく、それぞれ次のような由来を持ちます。
おでん
かつて(室町時代の頃)の「おでん」は、味噌を塗って焼いた「味噌田楽」のことを指していて、この田楽(でんがく)に接頭語「お」をつけた女房詞(※1)が「おでん」の語源になったと言われています。
(※1)女房詞(にょうぼうことば)・・江戸時代に宮中に仕える女房たちが使用していた隠語(=特定の仲間の間だけに通じる造語)のこと。現代においても世間一般に広く用いられている。おから、きな粉、おかず、しゃもじなど。
しゃぶしゃぶ
1952年、老舗料理屋「スエヒロ」の先代社長・三宅忠一(みやけちゅういち)が、店の従業員がおしぼりを「じゃぶじゃぶ」洗っている様子を見て、鍋の中で肉を振る料理のことを「しゃぶしゃぶ」と命名したそうです。
魚と肉の年間消費量【社会】
近代に入って日本の食の欧米化が進み、ライフスタイルそのものが変化しましたが、現在、肉類と魚介類とではどちらの消費のほうが多いのでしょうか。
かつての日本は、お魚大国と呼ばれていたように、国内の魚介類の年間消費量が35~40kgと高い数値を示していましたが、近代になるにつれてそれが徐々に減少。2011年には肉類と魚介類の消費量が逆転し、現在では、魚介類の消費量が1990年の半分近くにまで落ち込んでいます。
その主な理由としては、世界各国で日本の魚介類が食べられるようになって国内の値段が上がったことや、肉類のほうが魚介類よりも調理に手間がかからないことなどが挙げられます。
教科書の合計ページ数の変化【日常生活】
小学校6年間で使う全科目の教科書平均ページ数は、20年前に比べて増えたでしょうか、減ったでしょうか。
実は教科書のページ数は年々増えていて、現在の教科書の総ページ数は2003年度と比較すると約2倍になっています。
その理由としては、学力向上を図るために学習指導要領が増えたこと(2020年の英語必修科目化など)や、分かりやすさや学びやすさを重視して、写真や文字が大きくなったことなどが挙げられます。
ちなみに、近年になってタブレットを用いた授業も増えてきましたが、紙の教科書を使わなくなったわけではなく、今まで通り教科書も併用されています。
実践編
それでは知識編で勉強した内容を、実際の問題で復習してみましょう。(※タップすると答えが開きます)
■問題①「怒っている様子を表す慣用句」
目を( )にする
A:丸 B:三角 C:四角
■問題②「慣用句『顔から火が出る』、正しい意味は?」
A:顔から火が出るほどに、怒る
B:顔から火が出るほどに、恥ずかしい
■問題③「慣用句『目を細める』を表す感情は?」
A:うらやましい B:うるさい
C:うれしい
■問題④「水泳の初期の段階で行う練習法。下の浮き方の名前は。」
□□□浮き
A:おばけ B:くらげ C:コの字
■問題⑤「ポルトガル語が元になっている食べ物はどれ?」
A:おでん B:てんぷら
C:しゃぶしゃぶ
■問題⑥「日本で1人あたり、より多く食べられているのはどっち?」
A:肉類 B:魚介類
■問題⑦「小学校6年間の教科書の合計ページ数。2003年は4857ページ、では現在は?」
A:約3500ページ(減っている)
B:約5500ページ(少し増えている)
C:約8500ページ(増えている)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
俳優・アスリート・歌手の異業種3者が挑戦した今回のクイズ小学5年生。
トップバッターは女子レスリング五輪3連覇、世界大会16連覇の偉業を成し遂げた吉田沙保里で、おいめいの応援を受けながらでの挑戦です。
序盤はスポーツ選手ならではのメンタルの強さを見せていましたが、途中で救済をすべて使用し、早くも追い込まれる展開に。その後、国語の慣用句の問題で惜しくも間違い、全問正解という名の金メダル獲得には至りませんでした。
2番手は、1995年に二十歳で歌手デビューした相川七瀬が、3人の子どもを育てるママとしてチャレンジ。
小学4年生の娘がいる手前で、恥をかけないプレッシャーを感じながら、救済を上手く活用して後半戦に突入。しかし食事に関する社会の問題でミスをし、涙を呑む結果となりました。
最後は前回のリベンジを果たしたい、渋幕出身の秀才・田中圭。
前半は救済を使わず順調にクリアしていましたが、後半で無駄遣いをし、すべて使い切ってしまいます。それでも名門出身の意地を見せ、頭を使う算数問題を軽やかに正解。そのまま鬼門の9問目へと到達しました。
その9問目。前回失敗しただけに、クリアして名誉挽回といきたいところでしたが、出した答えがまさかの不正解。悲願のリベンジは叶わず、悔しさをにじませながらスタジオを後にしました。
次回は9/30。宇宙飛行士の野口聡一&武田双雲&小林陵侑&井桁弘恵&7MEN侍・本高克樹が参戦します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼番組の過去問題はこちら▼
■【2022年上半期】「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」過去問題集
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