こんにちは、
りんとちゃーです。
賞金300万円を目指して、毎週様々な挑戦者が小学生の問題に挑む「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」。
選択式の問題や、現役小学生への救済システムなど、かつてのクイズミリオネアを彷彿させるようなその内容には、他のクイズ番組にはない面白さがあります。
記事では、以下のことをまとめています。
■番組の基本情報
■番組内で出題された問題の詳しい解説
■演習問題(実際の番組と同じ「一問一答選択形式」)
前半部分では、番組で出題された問題の詳しい解説を(知識編)、後半部分では、それをふまえた上での演習問題(実践編)を載せています。
なお、記事の内容は5/21放送分「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」の出題問題から厳選しました。
それでは、全問正解を目指して一緒に学んでいきましょう。
番組情報
「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」
――日本テレビ系 金曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式サイト
▶https://www.ntv.co.jp/shou5/
■MC
劇団ひとり、佐藤隆太
■助っ人小学生
かなとくん(インテリ双子の文系兄)、ひなたくん(インテリ双子の理系弟)、はるかちゃん(将来の夢は昆虫博士)、ひかるくん(将来は東大で鳥の研究をしたい)、かりんちゃん(慶応中学志望の才女)
■番組公式クイズブック(第3弾)
【Amazon.co.jp】クイズ あなたは小学5年生より賢いの? ③
知識編
一目置く【国語】
「一目置く」の読み方は「いちもくおく」で、「一目」とは一個の碁石、または碁盤上の一つの目をあらわします。
囲碁の勝負では、初心者がハンデをもらうために先に一目置くことができ、そこから自分より強い相手・優れている相手に対して敬意を払うという意味で使われるようになりました。
二期作と二毛作【社会】
「二期作」とは、同じ作物を同じ土地で年に2回栽培・収穫することで、育てる作物は一般的に「米」が多いです。(トウモロコシ・じゃがいもの場合もあり)
「二毛作」は、違う作物を同じ土地で年に2回栽培・収穫することで、1回目を「表作」、2回目を「裏作」と呼びます。
育てる作物は畑の野菜が中心で、穀物の二毛作がおこなわれることはあまりありません。
ちなみに、「毛」は「栽培する、育てる」をあらわす漢字で、二毛作で、「2つのものを育てる」という意味になります。
同じ土地で一年に一回
作物をつくるときは
「単作」と言うよ。
アラビア数字【算数】
0~9までの10種の記号が用いられる十進記数法の数字のことを「アラビア数字」といい、日本では「算用数字」と呼ばれています。
名称は「アラビア」とありますが、実は発祥は「インド」で、インドから交易の盛んだったアラブ諸国にまず伝わり、その後、北アフリカからスペインを経てヨーロッパに伝わりました。
ヨーロッパから見ると、アラブから伝わったものなので「アラビア数字」と呼ばれているわけです。
はやぶさ2【時事】
「はやぶさ2」は「はやぶさ」の後継機で、日本のロケットH-IIAによって2014年12月3日に種子島から打ち上げられました。
向かった先は、「C型小惑星」に分類される「リュウグウ」(公募によって決定、浦島太郎の龍宮城が由来)で、2020年12月に帰還した際には、ニュースで取り上げられて話題になりました。
ちなみに、初代探査機の「はやぶさ」が帰還したのは2010年6月で、向かった先は「イトカワ」(ロケット開発に携わった糸川博士に由来)と呼ばれる「S型小惑星」でした。
小惑星探査機の大きな目的は、小惑星のかけらを採取して、太陽系がどのように誕生し、どのように形作られたかを解明することにあります。
野菜の切り方【家庭科】
料理に合わせて野菜を切ると、食べやすくなり、均一に火が通ります。また形よく切れば、出来上がりの見栄えも良くなります。
代表的な切り方を以下にまとめました。料理をする人にとっては常識となるものです。
●小口切り・・オクラ、きゅうりなどの細長いものを端から薄く切る方法。
●輪切り・・きゅうり、大根、人参など、切り口が円形のものを輪の形に切ること。
●半月切り・・輪切りにしたものを、さらに半分に切ること。
●いちょう切り・・いちょうの葉のように扇形に切ること。
●薄切り・・料理・材料に合わせて薄く切ること。
●乱切り・・切り口の丸いものを、回しながら不規則に切ること。
●千切り・・薄切りにしたものを重ねて、さらに縦に細く切ること。
●くし切り・・丸みのあるものを中心線から放射状に切る方法。くしの形に似ていることからこう呼ばれる。
●みじん切り・・玉ねぎ、長ネギなどを細かく刻む方法。
●斜め切り・・長ネギ、ごぼうなど細長いものを斜めに切ること。
面積の単位【算数】
「面積」とは、縦軸・横軸の平面の大きさをあらわす言葉で、単位には「平方」や「a(アール)」があります。
「平方」とは、ある数を2度かけることをあらわし、たとえば「1平方メートル(1㎡)」は「1メートル(1m)」を2回かけたものになります。
「1a(1アール)」とは、辺の長さが10mの四角形の面積のことで、その大きさを平方メートルであらわすと100㎡になります。
1a=10m×10m=100㎡
「a(アール)」を用いた身近な単位には、土地の面積をあらわす「ha(ヘクタール)」があり、「1ha(1ヘクタール)」は一辺の長さが100mの四角形の面積をあらわします。
1ha=100m×100m=10000㎡
ちなみに、「1k㎡(1平方キロメートル)」は一辺の長さが1000mの四角形の面積をあらわすもので、その面積は「1ha(1ヘクタール)」より大きくなります。
1k㎡=1000m×1000m=1000000㎡
紙やすり【図工】
日曜大工(DIY)や工作の仕上げに使われる紙やすり。
紙やすり(サンドペーパー)の目の粗さは「番手」と呼ばれ、「#」をつけた数字であらわします。
ちなみに、数字の前の「#(これ)」は「シャープ」ではなく、「井桁(いげた)」と呼ばれる「番号記号(ナンバーサイン)」です。
紙やすりの「番手」は、数字が小さいほど目が粗く、大きいほど目が細かくなっており、一般的に次の4つのカテゴリに分類されます。(※番手の数字は1c㎡あたりの研磨剤の粒子数をあらわす)
●粗目(#40~100)・・ケバ取りなど一番最初に使用
●中目(#120~240)・・塗装前の家具などに使用
●細目(#320~500)・・中目で研磨した後の仕上げ用
●極細目(#1000~2000)・・金属の研磨、陶器の水垢取りなど
世紀の数え方【日常生活】
世紀とは100年を一区切りにした年代の数え方で、キリストが生まれた年を基準にして、「1年~100年」が最初の世紀(第1世紀)となります。
それ以降、100年ごとに区切っていき、2世紀は「101年~200年」、3世紀は「201年~300年」と続いていきます。
ちなみに、21世紀は「2001年~2100年まで」なので、21世紀最後の年は「2100年」になります。
実践編
それでは知識編で勉強した内容を、実際の番組と同じ問題で復習してみましょう。合格ラインは8問中6問です。(※タップすると答えが開きます)
■問題①「一目(いちもく)置くの語源になったのは?」
A:福笑い B:すごろく C:囲碁
■問題②「同じ田んぼや畑で、一年に2回違う作物を栽培することをあらわすのは?」
A:二期作 B:二毛作
■問題③「世界共通の数字『アラビア数字』の発祥はどこ?」
A:インド B:サウジアラビア C:ギリシャ
■問題④「昨年12月に帰還した『はやぶさ2』。物質を持ち帰った惑星はどっち?」
A:イトカワ B:リュウグウ
■問題⑤「野菜を回しながら不規則に切っていく切り方を何という?」
A:雑切り B:乱切り C:回転切り
■問題⑥「次のうち、広いのはどっち?」
A:1ha(1ヘクタール) B:1k㎡(1平方キロメートル)
■問題⑦「100番の紙やすりは400番の紙やすりのよりも目が『粗い』、『細かい』どっち?」
A:粗い B:細かい
■問題⑧「現在2021年は21世紀。21世紀最後の年は?」
A:2099年 B:2100年 C:2101年
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、今回の放送での挑戦者は「岡崎体育さん」と「岡田義徳さん」で、どちらもかなり健闘しましたが、残念ながら300万円には届きませんでした。やはり、小学生の問題は侮れませんね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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