こんにちは、
りんとちゃーです。
今回のネプリーグでは、QuizKnockメンバー&東大クイズ博士の鶴崎修功が初参戦。鶴崎を筆頭とする「東大チーム」に対して、声優・浪川大輔率いる「インテリチーム」が迎え撃ちました。
●東大チーム・・鶴崎修功(つるさきひさのり)、須貝駿貴(すがいしゅんき)、こうちゃん、磯貝初奈(いそがいはつな)【元中京テレビアナ】、林修
●インテリチーム・・浪川大輔(なみかわだいすけ)【声優】、鈴木香里武(すずきかりぶ)【幼魚専門家】、トラウデン都仁(とに)【俳優】、堀内健、原田泰造、名倉潤
記事では、以下のことをまとめています。
■出題された時事・常識問題の解説【知識編】
■演習問題5問【実践編】
■勝敗結果のまとめ
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
なお、記事の内容は、5/8放送分『ネプリーグ~東大軍に超個性派キャラ参戦!VSインテリ軍!~』の問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、一般常識・時事を学んでいきましょう。
知識編
漢字の読み【日本語ツアーズジェット】
まずは、第1ステージ・日本語ツアーズジェットで出題された「漢字の読み(夏の季語)」の復習からです。
●立夏(りっか)・・現行の暦の5/6頃。夏のはじまりで、この日から立秋の日までを夏とする。
●鰻(うなぎ)・・つくりの「曼」は、細長いもの・長く伸びるものを意味し、うなぎの見た目を表している。
●浅草三社(さんじゃ)祭・・5月の第3金・土・日曜日(今年は5/19~21)に行われる東京浅草神社の例大祭(=毎年決まった日に行われる重要な祭祀)。毎年180万人ほどの観光客が浅草の町を訪れ賑わう。
●百合(ゆり)・・芳醇な香りを放ち、白・ピンク・黄などの花を咲かせるユリ科の植物。漢字の「百合」は、球根の「ユリネ」の皮(=鱗片)が何枚も(=百枚くらい)合わさっていることにちなんだもの。
●冷奴(ひややっこ)・・冷やした豆腐に醤油と薬味を合わせて食べる料理。大名行列の先頭を歩く「奴(やっこ)さん」の着物の四角模様に似ていたことから、かつて豆腐のことを「奴(やっこ)」と呼んでいて、「冷やした奴」の意味で「ひややっこ」になった。
●開襟(かいきん)シャツ・・襟を開いて着るようにしたシャツ。普通のシャツは一番上にボタンがあるが、開襟シャツではそれがなく、斜めに開いた感じに折り目がついている。
■林先生の国語解説『他生の縁(多生の縁)』
「他生の縁」とは、小さなことでも何事にも元々は因縁があるという意味の言葉です。多少、縁があるのではなく、他に生きていた時に縁があって今も関わりがあるということを表しているので、間違えないようにしましょう。
世の中の様々な内訳【ウチワケリーグ】
第2ステージは、世の中の様々な内訳を答えるウチワケリーグです。出題された「日本の予算(省庁別)」と「切り花と果物の出荷量」の内訳をそれぞれ見ていきましょう。
日本の予算(省庁別)
財務省が発表した「一般会計歳入歳出概算(令和5年度)」によると、日本の予算の省庁別内訳は以下のようになっています。
1位は医療・介護・子育てなどを所轄する厚生労働省で33兆円【33%】、2位は国債の発行で規模か大きくなる財務省で30兆円【30%】。続く3位は、地方自治・選挙・消防など事業が多岐にわたる総務省で16.9兆円【16%】でした。
※解答に挙がった文部科学省は6位(5.3兆円)、経済産業省は8位(0.9兆円)。
切り花の出荷量
「切り花」とは、つぼみや咲き始めの花を、枝や茎を付けたまま切り取ったもののことで、花束や花瓶挿し、仏壇のお供えなどに主に用いられています。
農林水産省が発表した「花きの作付面積および出荷量(2021)」によると、切り花の総出荷量は32億5000万本で、そのうち菊が13億本【40%】で第1位。
以下、カーネーション(2億本)【6.1%】、バラ(1億9000万本)【5.8%】、ガーベラ(1億2300万本)【3.8%】、スターチス(1億2200万本)【3.7%】と続きました。
「菊」が1位なのは、仏壇・墓前に多く用いられているからで、2位の「カーネーション」は母の日の贈り物用、3位の「バラ」は切り花の代表格で、4位の「ガーベラ」は色の種類が豊富なことから花束用に人気があります。
5位の「スターチス」は聞き慣れない名前ですが、花束のボリュームを出すための花としてよく使用されています。
果物の出荷量
スーパーに行けば、様々な種類の果物が並んでいますが、日本で収穫される果物の中で一番出荷量が多いのはいったい何でしょうか。
農林水産省が発表した「果樹生産出荷統計(令和3年産)」によると、果物の出荷量の内訳は次の通りで、1位がみかんで75万トン【33%】、2位はりんご(66万トン)【29%】。以下、なし(21万トン)【9%】、かき(19万トン)【8%】、ぶどう(17万トン)【7%】と続きました。
※スイカは野菜(果実的野菜)として分類。
「みかん」は値段が手頃で食べやすいので需要が高く、「りんご」を押さえて1位になっています。
伝統野菜【ハイパーボンバー】
最後はハイパーボンバーより、全国の伝統野菜のまとめです。それぞれどの都道府県の野菜にあたるか確認しておきましょう。
桜島大根【鹿児島県】
「桜島(さくらじま)大根」は鹿児島県の伝統野菜で、200年以上の歴史を持ちます。
かぶのような見た目をしていて、重さは6kg前後。世界最大の大根としてギネスブックにも登録されています。肉質が緻密で繊維は少なく、ほんのり甘いのが特徴です。
三浦大根【神奈川県】
「三浦(みうら)大根」は神奈川県の三浦半島特産のダイコンで、中太りで首の部分が細く締まり、かたい部分と柔らかい部分の食感の違いを楽しめるのが特徴です。
かつては三浦の特産品として広く栽培され、市場に出回りましたが、1980年頃を境に作付が減少。青首大根に主力の座を譲ることになりました。
深谷ねぎ【埼玉県】
「深谷(ふかや)ねぎ」は埼玉県深谷市を中心とした地域で栽培されている根深ネギの総称で、白い部分の長い見た目と糖度の高さが特徴です。
収穫期によって春ねぎ・夏ねぎ・秋冬ねぎに分けられ、旬の12月に出荷される秋冬ねぎが特に美味しいとされています。
賀茂なす【京都府】
「賀茂(かも)なす」は京都の北区上賀茂で古くから作られてきた丸なすの一種で、九条ねぎ・聖護院だいこんと並んで「京の伝統野菜」と呼ばれています。
肉質は硬く甘味があり、焼き物だけでなく、煮物や揚げ物にしても美味しいなすです。
谷中ショウガ【東京都】
「谷中ショウガ」は江戸東京のブランド野菜で、葉ショウガの一種にあたります。
発祥地は東京都荒川区の谷中本村で、江戸時代の頃から栽培されていたと言われています。食感はやわらかく辛味は少なめ。生のままかじることができるのが特徴です。
島らっきょう【沖縄県】
「島らっきょう」は、沖縄県で古くから作られてきたらっきょうの品種で、別名を「だっちょう」と言います。一般的ならっきょうよりも小型で、シャキシャキした食感とピリッとした辛味が特徴です。
現地の沖縄では、甘酢漬けや醤油漬けより、生のまま塩漬けで食べることのほうが多いそうです。
大和いも【奈良県】
「大和いも」は、奈良県で古くから栽培されてきた伝統野菜の一つで、ヤマノイモ科ツクネイモの一品種にあたります。肉質は細かく粘りが強く、すりおろして「とろろ」として使うのが一般的です。
ちなみに、よく耳にする「山芋」は、ヤマノイモ科に属する長芋・自然薯・大和いもの総称のことで、「山芋」という野菜が実際に存在するわけではないので注意しましょう。
だだちゃ豆【山形県】
「だだちゃ豆」は山形県鶴岡市郊外の白山地区で生まれた枝豆で、さやに茶色の産毛が生えているのが特徴です。
「だだちゃ」は山形県庄内地方の方言で「親父」を意味し、部類の枝豆好きだった鶴岡のお殿様が、毎日枝豆を取り寄せては「今日はどこのだだちゃ(親父)の枝豆か?」と尋ねていたことから「だだちゃ豆」の名が付いたと言われています。
とんぶり【秋田県】
「とんぶり」は秋田県大館(おおだて)市で栽培されている伝統野菜で、アカザ科のホウキギ(ホウキ草)の成熟果実を加熱加工して作ります。
濃い緑色の見た目とプチプチした食感が特徴で、高級食材のキャビアに似ていることから「畑のキャビア」とも呼ばれています。
名前の「とんぶり」は、中国から日本に伝わった当時の呼び名「とうぶりこ【「とう」は唐、「ぶりこ」はハタハタの卵】」がなまったものです。
村瀬先生の豆知識『日本のみかんが人気の国は?』
日本で収穫されている果物1位のみかん。
実は日本のみかんは、明治時代から、ある国に輸出されていたんです。
それは──カナダです。
カナダは日本の移民が古くから住んでいた国で、寒い冬場に食べられる美味しい果物がないということで、日本から温州みかんが取り寄せられていました。
そのみかんが近所にお裾分けされていくうちに、美味しいという口コミが広がり、いつしかカナダで有名な日本の果物の一つと呼ばれるようになったのです。
ちなみに現在のカナダでは、クリスマスオレンジといって、クリスマスの時期に大切な人にみかんを贈る習わしがあるそうです。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「次の漢字の読みを答えなさい。」
D:ゆり E:ひややっこ
F:かいきん
■問題②「日本の予算の省庁別内訳。上位5つを答えよ。」
■問題③「切り花の出荷量の内訳。上位5つを答えよ。」
■問題④「果物の出荷量の内訳。上位5つを答えよ。」
■問題⑤「以下の伝統野菜が作られている都道府県名をそれぞれ答えよ。」
D:京都府 E:東京都 F:沖縄県
G:奈良県 H:山形県 I:秋田県
勝敗結果まとめ
いかがでしたでしょうか。
第1ステージ・日本語ツアーズジェットでは、難関六大学の入試問題が出題。高難易度の漢字に対して、東大チームは手こずることなくステージクリアを達成し、インテリチームも負けじと全問正解を狙いますが、最終問題の壁に阻まれて失敗。東大チームに一歩リードを譲ります。
続くウチワケリーグでは、両チームともに大苦戦し、結果はほぼ互角。そのまま東大チーム優勢のまま最終ステージに突入しました。
最後のハイパーボンバーでは、東大チームが圧倒的知識力でパーフェクトを打ち出し、これは勝利確定かと思われましたが、何と2戦目でメンバーの1人がテンパり、まさかのゲームオーバー。インテリチームが逆転勝利をおさめるという意外な結末に終わりました。
今夜の豪華賞品は、宮崎県国産グレープフルーツの「月夜実(つくよみ)」。
日本で食べられるグレープフルーツはほとんど輸入品ですが、宮崎県の日南(にちなん)市など、一部地域で栽培しているところもあります。
「月夜実」は、木になった状態のまま完熟させて収穫しているので、果汁が溢れるほどにたっぷり。さわやかな酸味とまろやかな甘味が合わさった絶品となっています。
そんな極上フルーツを求めてトロッコに乗車したのは、浪川・鈴木・トラウデン・原田の4人で、序盤はスムースに正解していましたが、4問目「マイナンバー個人番号の桁数は、12ケタ・16ケタどっち?」で痛恨のミス。まさかの浪川ストップでの敗退となりました。
※問題の答えは12ケタ。
次回は5/15。市川猿之助率いる歌舞伎軍団が参戦します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2023年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【Twitter】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答する新ゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。
●イレブンコード・・出題される10本(10個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。
●トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。
●パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。
●プレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。
●ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答える新コーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。
●描き足しリーグ・・普段目にするモノの足りない部分を描き足す新ゲーム。各チームの代表者3人が一緒に問題に挑戦し、正答した人数分ポイントをゲットできる。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
●デスジャナイサーキット・・サーキットに乗ったプレイヤーが一つのテーマにそった10個の問題(3段階のレベル)に解答していく。正解だと思う方向にハンドルを切り、正しければ次の問題に、間違っているとマシンが壊され脱落となる。10問正解で賞品をゲットできる(エクストラステージの場合)。
●プレッシャーバーガー・・さまざまな物を、ハンバーガーのパンズの間に順番通り積み上げる番組最後のおまけゲーム。誰かが途中で間違えた時点でゲームオーバーとなる。
●日本一リーグ・・6枚のパネルのうち、1枚が日本一に当てはまらないはずれのパネル。全員連続正解で賞品ゲットとなる番組最後のおまけゲーム。
●アイウエオリーグ・・番組最後のおまけゲーム。「○行ではじまる○は?」の○部分をルーレットで選定。5人全員でパーフェクトを目指す。
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