【10/10放送分】クイズ番組「ネプリーグ」で学ぶ一般常識・時事問題

テレビとリモコン クイズ番組

 こんにちは、

 りんとちゃーです。 

今回のネプリーグでは、月9ドラマ「PICU」俳優陣・各局出身アナウンサー・博識コメンテーターの3チームが、超常識問題140問でクイズバトルを繰り広げました。

俳優チーム・・高梨臨、正名僕蔵、甲本雅裕、中尾明慶、原田泰造

アナウンサーチーム・・竹内由恵(元テレ朝アナ)、吉田明代(元TBSアナ)、草野満代(元NHKアナ)、久代萌美(元フジテレビアナ)、小山内鈴奈(現フジテレビアナ)、堀内健
コメンテーターチーム・・野々村友紀子、藤本敏史(FUJIWARA)、岩尾望(フットボールアワー)、福田麻貴(3時のヒロイン)、石川和男、名倉潤

記事では、以下のことをまとめています。

番組で出題された常識問題の解説(知識編)

演習問題5問(問題編)

番組情報(ゲーム企画一覧など)

なお、記事の内容は、10/10放送分『ネプリーグ~俳優vsアナウンサーvsコメンテーター常識Q~』の出題問題からの厳選になります。

番組内容を思い出しながら、一般常識を学んでいきましょう。




知識編

ことわざ【ノンストップDJ】

まずは第1ステージ「ノンストップDJ」で出題された、似たような意味のことわざの復習からです。

藪(やぶ)をつついて蛇を出す・・つつかなくてもよい藪をつついて、大人しくしていた蛇を出すことから、余計なことをして、思いもしない災難に遭うこと。略して「藪蛇(やぶへび)」とも言う。
犬も歩けば棒にあたる・・野良犬が多かった江戸時代に、犬がふらふら出歩くと人間に棒で殴られる災難に遭ったことから、じっとせずに余計な行動をすれば、思わぬ災難に遭うこと。「いろはがるた」の最初の札。

焼け石に水・・焼かれて熱くなった石に水をかけても、すぐ蒸発して効果がないことから、すでに事態が悪化したものは、少し働きかけたところで大きな効果は見込めないこと。
二階から目薬・・高い場所から目薬を差すように、やり方が遠回しすぎて効果が期待できないこと。

一難去ってまた一難・・一つの災難が過ぎて、ほっとする間もなくまた次の災難が起きること。次々と災難が降りかかり、困難な状況から抜け出せないこと。
泣きっ面に蜂・・ひどい目にあって泣いているときに、さらに顔を蜂に刺されることから、不幸や災難が重なること。

恩を仇で返す・・恩を受けた相手に恩返しせずに、逆に相手に害をもたらすこと。
飼い犬に手を噛まれる・・日頃から面倒を見ていた人に裏切られること。可愛がっていた飼い犬に突然噛みつかれたことから生まれたことわざ。




漢字の読み【日本語ツアーズバギー】

続いて第2ステージ「日本語ツアーズバギー」より、漢字の読みのまとめです。

体育祭(たいいくさい)・・中学・高校で行われている運動行事のこと。幼稚園・小学校で行われている運動行事は「運動会」と呼ばれている。「たいくさい」ではないので注意。
女王(じょおう)・・女性の王、または王の后(きさき)のこと。「じょうおう」とは読まない。
思惑(おもわく)・・あらかじめ考えていた事柄、意図。ある人物・物事に対する他者の考え・評価。仏教用語では「しわく」と読み、人に生まれつき備わった欲を指す。
各々(おのおの)・・複数の人・モノの中のひとりひとり、ひとつひとつ。各自・めいめいと同じ意味。
(おおやけ)の場・・自分の家や特定の個人の所有地でない場所。公園・図書館・公衆トイレなど。
(いさぎよ)・・正しく思いきりよく。心や行動にやましいところがなく。

■豆知識『端(はした)ないの由来』
――林先生の解説より


見苦しいという意味の「端ない」。もともと「端(はした)」とは、「中途半端」を意味する言葉で、「中途半端な行動」「見苦しい行動」へと意味が転じたと言われています。ちなみに「ない」は、打消しの「ない」ではなく、切ない・忙しないと同様に形容詞をつくる強調の接尾語になります。

計算早解き【プレッシャークロック】

古めいた懐中時計

次は第3ステージ「プレッシャークロック」より、計算早解き問題の抜粋まとめです。

各問題にはそれぞれ早く解ける解答法が隠されているので、皆さんもその方法を考えてみてください。

■問題A『75÷5=?』


答え:15

▶▶5で割るときに限り、割られる数字を2倍して、その1の位と10の位の間に点を打ったものが答えとなります。なので、75÷5の場合、75✕2=150→15.0が答えです。

――「数学講師・志田晶先生の解説」より

■問題B『これいくら?』


503,200,720円


答え:5億320万720円

▶▶3桁で区切るのは西洋式の数え方で、日本では4桁ごとに単位があります。なので、以下のように区切り線を入れて考えると良いでしょう。

 




千円札の肖像画【パーフェクトコード】

世の中の順序を正しく並べ替える新コーナー「パーフェクトコード」では、千円札の肖像画を歴代順に答える問題が出題。

千円札がはじめて発行されたのは1945年で、その時に肖像として印刷されていたのは日本武尊でした。その後、1950年に聖徳太子1963年に伊藤博文1984年に夏目漱石2004年に野口英世と変遷をたどり、2024年発行の新紙幣には北里柴三郎が印刷されることが決定しています。

以下は、各千円札の簡単なまとめになります、

日本武尊千円札/甲号券・・1945年発行の最初の千円札。表面には日本武尊(ヤマトタケル)と建部神社、裏面には彩紋、中央に千圓の文字。新円切替によって1946年に通用停止となった。
聖徳太子千円札/B号券・・1950年~1965年。表面には聖徳太子、裏面には法隆寺夢殿。日銀と桜花の透かし。現在でも使われている新番号形式(アルファベット1~2桁+数字の7桁+アルファベット1桁)が初めて採用された。
伊藤博文千円札/C号券・・1963年~1986年。表面は伊藤博文、裏面は日本銀行。横顔の伊藤博文の透かし。偽造防止技術(特殊発行インキのマイクロ文字)が初めて採用された。
夏目漱石千円札/D号券・・1984年~2007年。表面は夏目漱石、裏面はタンチョウ。文化人が肖像に採用された初めての紙幣。視覚障害者でも文字を判別できるように識別マークが印字されている。
野口英世千円札/E号券・・2007年~2024年(予定)。表面は野口英世、裏面は逆さ富士と桜。新しい偽造防止技術(深凹版印刷、潜像模様、パールインクなど)が採用された。
北里柴三郎千円札・・2024年発行予定。表面は北里柴三郎、裏面は富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」。高精細すき入れやホログラムなど最先端の偽造防止技術が導入された。

【補足】

●ヤマトタケルノミコト(日本武尊)・・第12代景行天皇の皇子。天皇の命を受けて、南九州の熊襲(くまそ)と東北の蝦夷(えみし)を討ち、大和政権の支配地を広げた。

●聖徳太子【574-622】・・名は「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」。推古天皇の摂政として実権を握り、天皇中心の国家を作るために「冠位十二階」「十七条の憲法」を制定した。

●伊藤博文【1841-1909】・・初代内閣総理大臣。ドイツの憲法を参考にして、天皇主権の大日本帝国憲法を発布した。国会議事堂の裏には伊藤博文の銅像が建てられている。
●夏目漱石【1867-1916】・・明治から大正にかけて活躍した小説家・英文学者。本名は金太郎。代表作は「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「こころ」。
●野口英世【1876-1928】・・細菌学者。明治から昭和のはじめにかけて伝染病の原因となる細菌を研究。1900年にアメリカに渡り、黄熱病に効くワクチンを開発した。
●北里柴三郎【1853-1931】・・感染症予防と細菌学の発展に貢献。ペスト菌を発見した医学者で、「近代医学の父」と呼ばれている。

日本の難読都市【ハイパーボンバー】

最後はハイパーボンバーより、読み方の難しい市の名前まとめです。由来と一緒に確認しておきましょう。

宿毛(すくも)市【高知県】・・高知県南西部に位置する市。豊後(ぶんご)水道に面する宿毛湾は、魚種が豊富なことから「魚のゆりかご」「天然の養殖場」と呼ばれている。枯れた葦を意味する古語「すくも」が名前の由来。
御殿場(ごてんば)市【静岡県】・・静岡県東部、富士山の東麓に位置する高原都市。市の名前は、徳川家康が晩年に、市内の御殿場の地に隠居するための御殿を造営したことに由来する。
郡山(こおりやま)市【福島県】・・福島県中部に位置する市。郡山という名は、律令制下の郡の役所(=郡衙【ぐんが】)が置かれた場所の名前に由来する。
千曲(ちくま)市【長野県】・・長野県北部、千曲川中流域に位置する市。市の名前は「千曲川」からとったもの。
新発田(しばた)市【新潟県】・・新潟県下越地方に位置する市。かつてこの地域が海岸州近くにあり、そこから「州端(すはた) 」▶「新発田(しばた)」になったと言われている。
常滑(とこなめ)市【愛知県】・・愛知県尾張地方に位置する市。伝統工芸品の「常滑焼」や、空の玄関「中央国際空港セントレア」で有名。常滑の名前は、この地の地盤(=床=常【とこ】)が粘土層で滑らかだったことに由来する。
美唄(びばい)市【北海道】・・北海道北西部に位置する市。アイヌ語で「カラス貝の多く棲む沼」を意味する「ビバ・オ・イ」が名前の語源。
潮来(いたこ)市【茨城県】・・茨城県東部に位置する市。古くはこの地が「板来」と呼ばれていて、それを徳川光圀が鹿島神宮の潮宮(いたみや)の名前にあやかって「潮来」に書き改めたと言われている。
豊見城(とみぐすく)市【沖縄県】・・沖縄県本島南部に位置する市。「豊見城」の名は、13~15世紀に、琉球南山王国の第3代国王・汪応祖(おうおうそ)がこの地の高台に城(グスク)を築き、それを「とよみ城」と呼んだことに由来する。




問題編

それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)

■問題①「意味が似たことわざをそれぞれ答えよ。」



A:犬も歩けば棒に当たる
B:二階から目薬
C:泣きっ面に蜂
D:飼い犬に手を噛まれる

■問題②「次の漢字の読みを答えよ。」



A:たいいくさい B:じょおう
C:おもわく D:おのおの
E:おおやけ F:いさぎよ
cdff

■問題③「以下の問題をそれぞれ10秒以内に答えよ。」



A:15 B:5億320万720円

■問題④「千円札の肖像画の順序を答えよ。」


北里柴三郎◀(   )◀
(   )◀(   )◀聖徳太子


北里柴三郎◀ 野口英世
夏目漱石◀ 伊藤博文◀ 聖徳太子

■問題⑤「それぞれの日本の市の読みを答えよ。」



A:すくも B:ごてんば C:こおりやま
D:ちくま E:しばた F:とこなめ
G:びばい H:いたこ I:とみぐすく

 




おわりに

いかがでしたでしょうか。

月9俳優陣と各局出身アナウンサー、ワイドショーで活躍するコメンテーターの3チームが超常識問題で対決した今回のネプリーグ。

序盤は各チームとも得点が伸びず接戦が続き、中盤のプレッシャークロックで俳優チームが見事な解答を見せ、一歩リード。その後、残りの2チームが追い上げを見せますが差は縮まらず、最終的に俳優チームがそのまま逃げ切り勝利となりました。

ちなみに、常識力があると目されていたアナウンサーチームは、意外にも簡単な問題を答えられず、吉田・久代・竹内の3人が珍回答を連発してポンコツぶりを発揮。先輩の草野に「基礎ができていない」と説教を受ける散々な結果になりました。

今夜の豪華賞品は北海道十勝ロイヤルマンガリッツァ豚。

北海道の十勝では、ヨーロッパ・ハンガリー原産のこのマンガリッツァ豚の繁殖を行っていますが、その出荷頭数はわずか130頭と非常に希少。村瀬先生いわく、とろけるような脂身が特徴で、お口に入れるだけで幸せになれる一品とのことです。

そんな高級豚を求めてトロッコに乗車したのは高梨と正名で、後半までは順調に進んでいましたが、4問目の「北海道に実在する川はどっち?『こんなもん川』or『やりきれない川』」でミス。問題と同じくやりきれない結末となってしまいました。
※問題の答えは『やりきれない川』。

次回は10/17。女子バレー元代表と男子バレー現役代表が対決します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 




番組情報

基本情報

「ネプリーグ」

――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送

公式情報公式サイト】【Twitter
出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)

クイズ・ゲーム企画一覧

ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
日本語ツアーズバギー・・解答者がバギーに乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答する新ゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。

イレブンコード・・出題される10本(10個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。

トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。

パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。

プレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。

パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。

ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
デスジャナイサーキット・・サーキットに乗ったプレイヤーが一つのテーマにそった10個の問題(3段階のレベル)に解答していく。正解だと思う方向にハンドルを切り、正しければ次の問題に、間違っているとマシンが壊され脱落となる。10問正解で賞品をゲットできる(エクストラステージの場合)。

プレッシャーバーガー・・さまざまな物を、ハンバーガーのパンズの間に順番通り積み上げる番組最後のおまけゲーム。誰かが途中で間違えた時点でゲームオーバーとなる。

日本一リーグ・・6枚のパネルのうち、1枚が日本一に当てはまらないはずれのパネル。全員連続正解で賞品ゲットとなる番組最後のおまけゲーム。

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