こんにちは、
りんとちゃーです。
賞金300万円を目指して、毎週様々な挑戦者が小学生の問題に挑む「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」。
今回の挑戦者は、昨年のM-1ファイナリスト・モグライダー(芝大輔・ともしげ)と
現役弁護士・北村晴男の2組でした。
記事では、以下のことをまとめています。
■番組の基本情報
■出題された問題の詳しい解説【知識編】
■演習問題6問【実践編】
なお、記事の内容は5/13放送分「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?~人気急上昇芸人&現役弁護士が真剣勝負SP~」の出題問題から厳選しました。
それでは、全問正解を目指して一緒に勉強していきましょう。
番組情報
「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」
――日本テレビ系 金曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【Twitter】
■MC
劇団ひとり、佐藤隆太
■助っ人小学生
りこちゃん、たいしくん、なつきちゃん、あらたくん、ゆめちゃん
■番組公式クイズブック(第6弾)
【Amazonn.co.jp】クイズ あなたは小学5年生より賢いの?⑥ 大人もパニックの難問に挑戦!
知識編
ことわざ『一攫千金』【国語】
「一攫千金(いっかくせんきん)」とは、少ない労力で莫大なお金を手に入れることを意味することわざで、「一」は「一回」、「攫」は「獲得する」、「千金」は「千ほどのお金」を意味します。
秦の始皇帝の世話をしていた「呂不韋(りょふい)」が召使いに作らせた「呂氏春秋(りょししゅんじゅう)※1」の中の一節「一文字でも編集を加えて追加・削除することができたら、大金を与える」に由来する言葉だと言われています。
(※1)呂氏春秋・・呂不韋の功績をまとめた百科事典のような書物。その完璧な出来栄えに呂不韋は自信を持っていた。
以下は、番組で出題された3つの選択肢のことわざの意味まとめです。
●ぬれ手で粟・・一攫千金の類義語。ぬれた手で粟をつかめば粟粒がそのまま手に付いていくることから、何の苦労もしないで利益を得ること。
●飛んで火に入る夏の虫・・明かりを求めて虫が自ら火の中に入っていくことから、自分からすすんで災いの中に飛び込むこと。
●ひょうたんから駒が出る・・ひょうたんから馬のように大きな物が出るというありえない状況から、冗談で言ったことが本当になること。
アボガドとオクラ【植物】
アボガド
栄養が豊富で「森のバター」の異名がある「アボガド」の原産地は中南米で、日本に流通しているほとんどがメキシコ産のものです。
多年生で木に実がなる「アボガド」は、分類学上は「果物」ですが、野菜のように食べられていることから「野菜的果実」と呼称され、反対に、野菜であるのに果物のように食べられているイチゴ・メロン・スイカは「果実的野菜」と呼ばれています。
オクラ
トロロアオイ科の一種で、トロロアオイとそっくりの黄色い花を咲かせる「オクラ」。
一般的に、果実の付き方と花の咲き方は対応関係にあり、下向きに花が咲くものは下に垂れ下がるように実をつけ(トマトやナスなど)、花が上向きに咲くものは上向きに実ができます。(※花が上向きでもゴーヤのように細長かく重みがあるものは下に垂れ下がって実がなる)
アオイ科の「オクラ」の花は上向きで、さらに実が乾燥して固くなるタイプなので、重さで下に垂れ下がることなく、上向きに立つようにして実をつけます。
電気の単位【理科】
小学校の理科の授業で習う電流・回路では、単位の用語として「アンペア」「ボルト」「ワット」が登場します。
アンペア【A】は電気が流れる量(電流)、ボルト【V】は電気を押し出す力(電圧)、ワット【W】は消費される電気エネルギー(消費電力)を表していて、3つには次の計算式・関係が成り立ちます。
A(アンペア)× V(ボルト)=W(ワット)
以下は、アンペア・ボルト・ワットの簡単なまとめになります。
●アンペア(電流)【A】・・「一度に使う電気の容量」と言い換えることが可能で、家庭では、使用状況に応じて異なるアンペアで電力会社と契約を結ぶことができる。「アンペールの法則」を発見したフランスの物理学者「アンドレ=マリ・アンペール」の名前が語源。
●ボルト(電圧)【V】・・日本の一般家庭では100Vが基準。業務用の電化製品がある工場・オフィスでは200V以上が使われている。ボルタ電池を発明したイタリアの物理学者「アレッサンドロ・ボルタ」の名に由来。
●ワット(消費電力)【W】・・実際に消費される1秒間あたりの電気エネルギーのこと。電球に書かれた「60W」「100W」の表記は、電球が光を出す時に使われる電気エネルギーの大きさを示していて、「60W」よりも「100W」のほうが明るくなる。蒸気機関の発展に貢献したスコットランド人「ジェームズ・ワット」の名にちなむ。
メロンの収穫量【社会】
メロンと言えば北海道の夕張メロンを思い浮かべますが、収穫量の全国第1位は実は北海道ではなく茨城県になります。
茨城県は、水はけの良い土地や昼夜の気温差など、メロン栽培に適した自然条件が揃っていて、50年前に北海道のJA職員の勧めで栽培し始めたのをきっかけに急速に発展。現在では日本一の生産量を誇っています。
ちなみに、茨城県のメロンの品種で有名なのは、オリジナル品種の「イバラキング」と新種メロンの「オトメメロン」です。
日本の年代別人口【社会】
少子高齢化社会の日本では、全人口に対しての高齢者(65歳以上)の割合が多く、年代別で見た場合は、「団塊(だんかい)の世代【72~75歳】※2」の子ども、いわゆる「団塊ジュニア世代【47~52歳】※3」が多く含まれる「40代」が、「60代」よりも多くなります。
(※2)団塊の世代・・第一次ベビーブーム【1947-49年】の頃に生まれた人々。堺屋太一の同名小説に由来する。
(※3)団塊ジュニア世代・・第二次ベビーブーム【1971-74年】の頃に生まれた人々。団塊の世代の子どもに当たる世代であることからこの名が付いた。
ちなみに「団塊ジュニア世代」は、バブル後の不況や結婚観の変化、子育てに向かない環境などの影響で子どもをあまり産まず、来るとされていた第3次ベビーブームは訪れませんでした。
実践編
それでは知識編で勉強した内容を、実際の問題で復習してみましょう。(※タップすると答えが開きます)
■問題①「苦労せず大きな利益を得ることを意味することわざ『一攫千金』と似た言葉は?」
A:飛んで火に入る夏の虫
B:ひょうたんから駒が出る
C:ぬれ手で粟(あわ)
■問題②「アボガドの実のなり方はどっち?」
A:畑にできる B:木にできる
■問題③「オクラの実のなり方は?」
■問題④「電流の大きさを表す単位は?」
A:アンペア【A】
B:ボルト【V】
C:ワット【W】
■問題⑤「メロンの収穫量が1位の都道府県は?」
A:北海道 B:茨城県 C:長野県
■問題⑥「現代の日本人の年代別人口、一番多いのは?」
A:20代 B:40代 C:60代
おわりに
いかがでしたでしょうか。
人気芸人と現役弁護士が挑戦した今回のクイズ小学5年生。
トップバッターは、愛する家族のために賞金を手に入れたいと意気込む人気急上昇中の芸人モグライダーで、2人の息の合ったコンビネーションを見せながら序盤・中盤はリズム良く解答し、そのまま救済をすべて使い切って100万円の問題に。しかし、10問目の人口推計を答える難問に行く手を阻まれ、無念の敗退となりました。
続くは、「行列のできる相談所」などのテレビで活躍し、ライバルの菊池弁護士に負けられないと気合が入る北村弁護士。
依頼人のために間違えられないプレッシャーからか、1問目の簡単な問題で救済を使用するなど、序盤はヒヤヒヤした展開を見せましたが、後半からは弁護士ならではの論理的推理でスマートに正解し、そのまま10問目へ進出しました。
迎えた100万の問題は、シマウマのたてがみの色を答える一風変わった奇問で、秀才北村もさすがに頭を抱え、考えに考えたあげく出した答えでまさかのミス。宿敵・菊池弁護士を上回る結果を残すことはできませんでした。
(※シマウマのたてがみは「白黒」が正解)
次回は5/20。栃木県芸人「U字工事」と元日テレアナウンサー「永井美奈子」が参戦します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼番組の過去問題はこちら▼
■【2022年上半期】「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」過去問題集
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