こんにちは、
りんとちゃーです。
誰しもが子どもの頃に歌ったことがある、親しみ深い「童謡曲」。
シンプルなメロディーとコードで構成された「童謡曲」は、楽器をこれから始める人にとっておすすめの練習素材です。
記事では、そんな童謡曲(世界の民謡を含む)のピアノ初心者向け楽譜と参考音源を無料ダウンロード配布しています。
記事の内容は以下のとおりです。
■ピアノ初心者向け無料楽譜 一覧【あ行~さ行】
■各童謡曲のメロディー(試聴可能)
■歌詞【1番】とコード、歌詞の意味解説
■音源【mp3】と楽譜【PDF】のダウンロード
※掲載した曲は前半部分【あ行~さ行】になります。後半部分【た行~わ行】の曲をお探しの方は下記記事をご参照ください。
▼童謡曲・後半部分【た行~わ行】の楽譜はこちら▼
【ピアノ無料楽譜②】著作権フリーの童謡曲 一覧(た行~わ行)
▼クラシック曲の無料楽譜はこちら▼
【ピアノ無料楽譜】著作権フリーのクラシック曲 一覧|クラシック音楽史付き
【目次】
■ピアノ初心者向け無料楽譜 一覧【あ行~さ行】
- 仰げば尊し
- 赤とんぼ
- アメイジング・グレイス
- あめふり
- 主人は冷たい土の中に
- アルプス一万尺
- あんたがたどこさ
- 一月一日
- 一週間
- うさぎとかめ
- 兎のダンス
- 浦島太郎
- うれしいひなまつり
- 大きな栗の木の下で
- 大きな古時計
- オー・ソレ・ミオ
- おおブレネリ
- おお牧場はみどり
- オーラ・リー
- オクラホマミキサー
- お正月
- 朧月夜
- 思い出のアルバム
- 肩たたき
- かたつむり
- かもめの水兵さん
- かわいいオーガスティン
- きよしこの夜
- きらきら星
- 金太郎
- クラリネットをこわしちゃった
- グリーンスリーブス
- こいのぼり
- 荒城の月
- 黄金虫
- こぎつね
- コロブチカ
- さくらさくら
- 幸せなら手をたたこう
- 静かな湖畔
- しゃぼん玉
- 証城寺の狸囃子
- ジングル・ベル
- 聖者の行進
- 早春賦
ピアノ初心者向け無料楽譜 一覧【あ行~た行】
▼楽譜の見本(ピアノ初級楽譜「あめふり」)▼
※著作権が保護された歌詞は楽譜に載せていません。
仰げば尊し(Key:E♭)
※再生ボタンを押すと音源が試聴できます。
■仰げば尊し(歌詞・コード)
E♭ A♭E♭ B♭ E♭
仰げば尊 し わが師の恩
E♭ A♭E♭ B♭B♭7 E♭ E♭7
教えの庭にも はや 幾 年(いくとせ)
A♭ Gm
おもえば いと疾(と)し
A♭F7 B♭
この歳 月(としつき)
E♭ A♭ B♭ B♭7 E♭
今こそわかれめ いざ さら ば
(文部省唱歌/文部省唱歌)
■歌詞解説①『仰げば・幾年・いととし・わかれめ』
冒頭の「仰(あお)げば」は、卒業生が「我が師(=先生)」を「あおぐ(=上を見る)」、すなわち「尊敬する人・年長者を敬い、教えを受ける」という意味です。
つづく「幾年(いくとせ)」は「何年も」のことで、「いととし」は「いと(強調の副詞)+とし(疾し=速い)」で「とても速いこと」を表現。「わかれめ」は分岐点を意味する「分かれ目」ではなく、「こそ+別れむの已然形」で「別れよう」の意味になります。
赤とんぼ(Key:E♭)
■赤とんぼ(歌詞・コード)
E♭ B♭ E♭ Cm E♭ A♭ E♭
夕や け 小やけ の 赤 とんぼ
Cm Gm A♭ Fm Gm A♭ B♭7 E♭
おわ れ て 見たのは いつの日 か
(作詞:三木露風/作曲:山田耕筰)
■歌詞解説②『おわれて』
歌詞中の『おわれて』は、子守におんぶされて・背負われてという意味の「負われて」です。「追われて」ではないので注意しましょう。
アメイジング・グレイス(Key:F)
■アメイジング・グレイス(コード)
|F | F7 |B♭ |F |
|F |Am |Gm |C7 |
|F | F7 |B♭ |F |
|F | C7 |Fsus4 |F |
(作詞:ジョン・ニュートン/アメリカ民謡)
あめふり(Key:D)
■あめふり(歌詞・コード)
D G A7
あめあめ ふれふれ かあさんが
D Bm A7 D
じゃのめで おむかえ うれしいな
G D
ピッチピッチ チャップチャップ
A7 D
ランランラン
(作詞:北原白秋/作曲:中山晋平)
■歌詞解説③『じゃのめ』
『じゃのめ』は「蛇の目傘」のことで、「蛇の目傘」とは江戸時代に使われていた、ヘビの目のような丸い模様がある紙製の雨傘のことです。
主人は冷たい土の中に(Key:C)
■主人は冷たい土の中に(コード)
|C |F |C |G |
|C |F |C G7|C |
|F |C |F D7|G |
|C |F |C G7|C |
――歌詞著作権保護
(訳詞:武井君子/作曲:フォスター)
アルプス一万尺(Key:G)
■アルプス一万尺(歌詞・コード)
G D G D
アルプス一万尺 小槍の上で
G G7 C Cm
アルペンおどりを
D G
さあ おどりましょう
C
ラーンラ ランランランランランラン
G
ラーンラ ランランランランラン
C
ラーンラ ランランランランランラン
G D G
ランランランラン ラーン
(作詞者不詳/アメリカ民謡)
■歌詞解説④『小槍(こやり)』
『小槍』は、槍ヶ岳【やりがたけ】(=日本の北アルプス【飛騨山脈】にある山の名前)の山頂付近の岩の名前で、その標高がおよそ一万尺(=3030m)になります。スイスのアルプス山脈を歌った曲ではないので、間違えないようにしましょう。
あんたがたどこさ(Key:Em)
■あんたがたどこさ(歌詞・コード)
Em Am Em Am
あんたがたどこさ 肥後(ひご)さ
Em Am Em Am
肥後どこさ 熊本さ
Em Am Em
熊本どこさ せんばさ
Em Am Em Am Em
せんば山には たぬきがおってさ
Em
それをりょうしが
Am Em Am Em
鉄砲(てっぽ)で打ってさ
Em Am Em Am Em Am
にてさ 焼いてさ 食ってさ
Em Am Em Am
それを木の葉で チョッとかぶせ
(わらべうた/わらべうた)
■歌詞解説⑤『あんたがた・せんばやま』
「あんたがたどこさ」の「あんたがた」は、「あなた達」ではなく、「あなたの郷土・住んでいる地域」という意味です。また、歌詞中に「せんばやま」が登場しますが、そういった山は実際に熊本県にはなく、あるのは川沿いの船場(せんば)という地区だけです。
そのため、「せんばやまはこの船場の土手のことを指しているのではないか」とか、「いや、埼玉県川越市の仙波山のことだ」など、解釈の仕方が人によって分かれていて、謎多き歌として今でもなお議論が続いています。
一月一日(Key:D)
■一月一日(歌詞・コード)
D G Bm Em A7 D
年 のはじめの ためしとて
D G Bm Bm7 Em A7 D
終わりなき世の めでたさを
G D Em A7 Bm
松竹たてて 門(かど)ごとに
D G Bm A7 D
祝(いお)う今日こそ 楽しけれ
(作詞:千家尊福/作曲:上真行)
■歌詞解説⑥『ためし』
冒頭の「ためし」は「試(ため)し」ではなく「例(ためし)」で、「習慣」や「前例」を表します。つまり、「年のはじめのためしとて」は「年初の恒例として」という意味で、最後に「祝う今日こそ」と書かれていることから「恒例のお祝い」であることが分かります。
一週間(Key:Em)
■一週間(歌詞・コード)
Em
日曜日に市場に出かけ
Em B7 Em
糸と麻を買って来た テュリャ
Em
テュリャテュリャ テュリャテュリャ
Em
テュリャリャ テュリャ
B7 Em
テュリャテュリャ テュリャリャ
(作詞:楽団カチューシャ/ロシア民謡)
うさぎとかめ(Key:D)
■うさぎとかめ(歌詞・コード)
D A7 D
もしもし かめよ かめさんよ
D G A7 D
せかいのうちに おまえほど
D G A7
あゆみの のろい ものはない
G D G A7 D
どうして そんなに のろいのか
(作詞:石原和三郎/作曲:納所弁次郎)
兎のダンス(Key:B♭)
■兎のダンス(歌詞・コード)
B♭ F7 B♭
そそら そらそら うさぎのダンス
B♭ Gm
タラッタ ラッタラッタ
C F7
ラッタ ラッタ ラッタラ
B♭ E♭
あしで けりけり
B♭ F7
ぴょっこ ぴょっこ おどる
B♭
みみにはちまき
F7 B♭
ラッタ ラッタ ラッタラ
(作詞:野口雨情/作曲:中山晋平)
浦島太郎(Key:F)
■浦島太郎(歌詞・コード)
F C F C
むかしむかし 浦島は
F C F B♭ F
助けた亀(かめ)に 連れられて
F
龍宮城(りゅうぐうじょう)へ
C F C
来て見れば
F B♭ F C F
絵にもかけない 美 しさ
(文部省唱歌/文部省唱歌)
うれしいひなまつり(Key:Cm)
■うれしいひなまつり(コード)
|Cm | G7 |
|Cm |G7 Cm |
|Cm Fm |G7/Fm G7 |
|Cm Fm |G7 Cm |
――歌詞著作権保護
(作詞:サトウハチロー/作曲:河村光陽)
大きな栗の木の下で(Key:C)
■大きな栗の木の下で(歌詞・コード)
C G7 C
大きな栗の木の下で
C C7 F G
あなたとわたし
Am Em F G
仲 良く 遊びましょ
C A7 Dm G7 C
大きな栗の 木の 下 で
(作詞者不詳※/イギリス民謡)
※歌詞2番~は著作権あり(作詞:阪田寛夫)
大きな古時計(Key:G)
■大きな古時計(歌詞・コード)
G D G C
おおきな のっぽの ふるどけい
G D G
おじいさんの とけい
G D Em C
ひゃくねん いつも うごいていた
G D G
ごじまんの とけいさ
G Em Am D
おじいさんの うまれた あさに
Bm Em A7 D7
かってきた とけいさ
G D G E7 Am G D G
いまは もう うごかない その とけい
G
ひゃくねんやすまずに
D
チクタクチクタク
G
おじいさんといっしょに
D
チクタクチクタク
G D G E7 Am G D G
いまは もう うごかない その とけい
(訳詞:保富康午/作曲:Work Henry Clay)
オー・ソレ・ミオ(Key:F)
■オー・ソレ・ミオ(コード)
|F |Gm |C |F |
|F |Gm |C Gm C7|F |
|F |Gm C|Gm C |F |
|B♭m|F |Gm C7|F |
(ナポリ民謡)
おおブレネリ(Key:F)
■おおブレネリ(コード)
|F | | | F7 |
|B♭ |Am |Gm C7| F |
|B♭ |Am |Gm C7| F |
|F |Am |
|B♭ | |F | |
|C | |F | |
|F |Gm Am|
|B♭ | |F | |
|C7 | |F | |
――歌詞著作権保護
(作詞:松田稔/スイス民謡)
おお牧場はみどり(Key:A♭)
■おお牧場はみどり(コード)
|A♭ |D♭ A♭|
|A♭ Fm |B♭m A♭|
|A♭ |Fm A♭|
|A♭ D♭ |E♭7 A♭|
|A♭ | |
|B♭m |A♭ |
|A♭ | |
|B♭m |E♭7 A♭|
――歌詞著作権保護
(訳詞:中田羽後/チェコスロバキア民謡)
オーラ・リー(Key:G)
■オーラ・リー(コード)
|G Bm|Am |D7 | G |
|G Bm|Am |D7 | G |
|G Bm|Em G |C Cm | G |
|G/F E7|Am |D7 | G |
――歌詞著作権保護
(訳詞:阪田寛夫/作曲:ジョージ・R・プールトン)
オクラホマミキサー(Key:F)
■オクラホマミキサー(コード)
|F | | | Gm C |
|F | | | C F |
|F | |B♭ | |
|F Am|Dm C#dim|
|F | C F |
(アメリカ民謡)
お正月(Key:F)
■お正月(コード)
|F C |F |
|B♭ |F |
|B♭ F |B♭/C F |
|Dm Am |Gm/G7 C |
|F C |F Am|
|Gm C |F |
――歌詞著作権保護
(作詞:東くめ/作曲:滝廉太郎)
朧月夜(Key:D)
■朧月夜(歌詞・コード)
D F#m G A7 D
菜の花 畠(ばたけ)に 入日 薄 れ
D F#m Bm D
見わたす 山 の 端(は)
G A7 D
霞 ふかし
G D F#m A7
春風そよふく 空を見れば
D F#m D7 Bm G A7 D
夕月 かか り て におい淡 し
(作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一)
■歌詞解説⑦『朧月夜・入日・山の端・かかりて・におい淡し』
「朧(おぼろ)」は、物の輪郭がはっきりしない様子を表す言葉で、「朧月夜(おぼろづきよ)」とは「ぼんやりとかすんだ月」のことです。
「入日(いりひ)」は「沈む太陽」、「山の端(は)」は「山の輪郭線(=空との間の稜線)」を示し、「かかりて(=掛かりて)」は「太陽や月が空にあること」を、「におい淡し」は「色合いが薄いこと」を表しています。
思い出のアルバム(Key:C)
■思い出のアルバム(コード)
|C |Em C7|F F#dim|G A7|
|Dm G|Em Am|Dm G7 |C |
|G |C |Dm G7 |C |
|G G#dim|Am C|Dm G7 |C |
――歌詞著作権保護
(作詞:増子とし/作曲:本多鉄麿)
肩たたき(Key:E♭)
■肩たたき(コード)
|E♭ | |Fm E♭|B♭ |
|A♭ | |B♭ |E♭ |
|E♭ | | |B♭ |
|A♭ |E♭ |B♭ |E♭ |
|B♭ |E♭ |Fm E♭|B♭ |
|A♭ |E♭ |B♭ |E♭ |
|B♭ |E♭ |B♭ |E♭ |
|A♭ | |B♭ |E♭ |
|E♭ | |B♭ |E♭ |
|A♭ |E♭ |B♭ |E♭ |
――歌詞著作権保護
(作詞:西城八十/作曲:中山晋平)
かたつむり(Key:C)
■かたつむり(歌詞・コード)
C G7
でんでんむしむし かたつむり
C G7 C
おまえのあたまは どこにある
C G7 C
つのだせやりだせ あたまだせ
(文部省唱歌/文部省唱歌)
■歌詞解説⑧『でんでんむしむし』
歌詞中の「でんでんむしむし」は、古典狂言の演目「蝸牛(かぎゅう)」に登場するセリフ「でんでん、むしむし」に由来するものです。
また、「かたつむり」という呼び名は「かたつぶり」が変化したものと考えられていて、「かた」は「硬い」、「つぶり」は「丸い・つぶらな」という意味になります。
かもめの水兵さん(Key:C)
■かもめの水兵さん(歌詞・コード)
C G7
かもめの水兵さん
F Dm F
ならんだ水兵さん
F Am Dm G7 C
白い帽子 白いシャツ 白 い 服
C F F#dim
波にチャップ チャップ
G7 C
うかんでる
(作詞:武内俊子/作曲:河村光陽)
かわいいオーガスティン(Key:G)
■かわいいオーガスティン(コード)
|G | |D7 |G |
|G | |D7 |G |
|D7 |G |D7 |G |
|G | |D7 |G |
(ドイツ民謡)
きよしこの夜(Key:C)
■きよしこの夜(コード)
|C | |G |C |
|F |C |F |C |
|G |Am D7|G7sus4 G7|C |
――歌詞著作権保護
(訳詞:由木康/作曲:Franz Xaver Gruber)
きらきら星(Key:C)
■きらきら星(コード)
|C |Em |F |Em |
|Dm |C |G7 |C |
|Em |Dm |C Am|G7 |
|Em |Dm |C D7 |G7 |
|C |Em |F |Em A7|
|Dm G7|C Am |G7 |C |
――歌詞著作権保護
(訳詞:武鹿悦子/フランス民謡)
金太郎(Key:F)
■金太郎(歌詞・コード)
F Gm C7
まさかりかついで 金太郎
F Am C C7 F
くまにまたがり お馬のけいこ
F
ハイシィドウドウ ハイドウドウ
C C7 F
ハイシィドウドウ ハイドウドウ
(作詞:石原和三郎/作曲:田村虎蔵)
■歌詞解説⑨『まさかり・ハイシィドウドウ』
「まさかり」は、太い木を切る時に使う大型の斧のことで、「真裂き割り(まさきわり)」に語源があると言われています。
「ハイシィドウドウ」は、人が馬を操る際に使う言葉で、「ハイ」は何らかの動きを促すとき、「シィ」は走らせるとき、「ドウ」は止めるときに用います。
クラリネットをこわしちゃった(Key:F)
■クラリネットをこわしちゃった(コード)
|F | | | |
|F/F7 D7|Gm |C |F |
|F |F |
|F F7 |D7 Gm|C |C7 F |
――歌詞著作権保護
(訳詞:石井好子/フランス民謡)
グリーンスリーブス(Key:Em)
■グリーンスリーブス(コード)
|Em |C |D |Bm |
|C |Am |B |B7 |
|Em |C |D |Bm |
|C |B7 |Em | |
|G | |D |Bm |
|C |Am |B |B7 |
|G | |D |Bm |
|C |B7 |Em | |
(イングランド民謡)
こいのぼり(Key:C)
■こいのぼり(歌詞・コード)
C Am C G7
やねよりたかい こいのぼり
C Am G7 C
おおきいまごいは おとうさん
F C D7 G7
ちいさいひごいは こどもたち
C Am G7 C
おもしろそうに およいでる
(作詞:近藤宮子/作曲者不詳)
荒城の月(Key:Dm)
■荒城の月(歌詞・コード)
Dm Gm A7
春高楼の 花の宴(えん)
Dm Gm A7 Dm
めぐる盃 かげ さして
Dm Gm A7 Gm A7
千代の松が枝 分け出でし
Dm Gm A7 Dm
むかしの光 いまいずこ
(作詞:土井晩翠/作曲:滝廉太郎)
■歌詞解説⑩『高楼・めぐる盃・影さして・千代の松の枝・分け出でし』
「高楼(こうろう)」は「高い建物」、ここでは「城」を表し、荒れ果てた城でかつて行われていた「春の夜の宴会」に思いをはせています。
「めぐる盃(さかずき)」は「侍たちが酒を入れた大きな盃を飲み回している様子」を示していて、「影さして」はその「盃の形が暗闇に浮かぶ様子」を、「千代(ちよ)の松が枝(え)」は「千年の歳月を生きた松の古木の枝」のことを指し、「分け出(い)でし(=分け入って)」と合わせて「松の古木の間を通って出てきた」の意味になります。
黄金虫(Key:Dm)
■黄金虫(歌詞・コード)
Dm
黄金虫(こがねむし)は 金持ちだ
B♭ Gm A7 Dm
金蔵(かねぐら)建てた 蔵建てた
B♭ A7
飴屋(あめや)で 水飴
Dm A7 Dm
買って来 た
(作詞:野口雨情/作曲:中山晋平)
■歌詞解説⑪『黄金虫・飴屋』
「黄金虫(こがねむし)」は体長2cmほどの緑色をした卵型の昆虫で、光の加減にによって黄金(こがね)色に輝く金属のような光沢があります。
「飴屋で水飴~」の「飴屋」とは、文字通り「飴を売る店」のことで、有名な上野の「アメ横」は、この「飴屋」が多くあったことに由来するものだと言われています。
こぎつね(Key:C)
■こぎつね(コード)
|C | |F | C |
|F |C |
|Dm G7 |C |G7 | C |
|Dm G7 |C |G7 | C |
――歌詞著作権保護
(訳詞:勝承夫/ドイツ民謡)
コロブチカ(Key:Gm)
■コロブチカ(コード)
|D |Gm |D |Gm |
|Cm |Gm |D D7|Gm |
(ロシア民謡)
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