【3/25放送分】クイズ番組「ネプリーグ」で学ぶ一般常識・時事問題

リモコンを持ってテレビを操作している人 クイズ番組

 こんにちは、

 りんとちゃーです。 

今回のネプリーグは「常識期末テスト2024」と題して、各局出身の女性アナウンサーたちが解けないと恥ずかしい日本語のクイズに挑戦。それぞれのプライドをかけて、熾烈な戦いを繰り広げました。

メンバー:武内陶子(元NHK)、神田愛花(元NHK)、山本里菜(元TBS)、豊崎由里絵(元毎日放送)、八幡美咲(元広島ホームテレビ)、大島由香里(元フジテレビ)、原田葵(現フジテレビ)、ナグラット潤子(フリー)

記事では、以下のことをまとめています。

出題された常識問題の解説【知識編】
演習問題5問【実践編】

勝敗結果まとめ

番組情報(ゲーム企画一覧など)

※記事の内容は、3/25放送分『ネプリーグ~女子アナが真剣勝負!プライドをかけた日本語Q~』の問題からの厳選になります。

番組内容を思い出しながら、時事・一般常識を学んでいきましょう。




知識編

難読漢字・日本語校正【日本語テスト】

栞の挟まった辞書

まずは、第一ステージで出題された難読漢字と日本語校正問題の復習からです。

礼讃【らいさん】・・立派な人だと崇めたたえること。本来は仏を礼拝(らいはい)して功徳をたたえることを意味した。「れいさん」とは読まない。
伝播【でんぱ】・・広い範囲に伝わっていくこと。物理学において波動が媒質の中に広がっていくこと。
不撓不屈【ふとうふくつ】・・どんな困難にも負けず、挫折しないで立ち向かうこと。不撓は「たわまない」、不屈は「屈しない」の意味。
下士官【かしかん】・・軍隊における階級区分の一つ。士官(将校)の下で兵より上の下級幹部。
寵児【ちょうじ】・・親の愛を一身に受けて可愛がられている子どものこと。そこから比喩的に、時流に乗ってもてはやされている人を指すようになった。
吹聴【ふいちょう】・・自慢話や噂話をあちこちに言いふらすこと。

寝ぼけまなこ・・寝て起きてすぐのような、ぼんやりした目つきのこと。「眠気まなこ」という日本語はない。
合いの手を入れる・・相手の話に合わせて、ちょっとした言葉やしぐさをはさむこと。本来の「合いの手」は、歌や曲の間にはさむ手拍子や掛け声を指す。「合いの手を打つ」という表現は間違い。
血と汗の結晶・・並みならぬ努力と苦労によって得られた結果のこと。
怒り心頭に発する・・激しく怒るさま。心頭は「心の中」の意味で、そこに生じた怒りの感情が大噴火する様子を表している。「怒り心頭に達する」は誤用。
藁にもすがる思い・・切羽詰まった時には、頼りにならないものまで頼ってしまうことのたとえ(類義語:溺れる者は藁をも掴む)。
疑心暗鬼を生ず・・仏教由来の言葉。心に疑いを持っていると、暗闇の中でありもしない鬼を見るように、何でもないことまで疑わしく思えてくること。




時事ワード【ニュース原稿読みテスト】

テレビとリモコン

続いては第2ステージで女子アナウンサーたちが挑んだ、時事ニュースの原稿読み問題のまとめです。

マイナ保険証

健康保険証として利用できるように申し込んだマイナンバーカードのこと「マイナ保険証」と言います。

去年の4月に政府が現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に移行すると発表。医療機関でのマイナ保険証への対応が義務化されました。

マイナ保険証には、マイナポータルで医療情報を確認できたり、限度額以上の支払いが不要になるメリットがある一方で、一部の医療機関がマイナ保険証に未対応だったり、紛失時に健康保険証が利用できなくなるデメリットもあります。

合計特殊出生率

「合計特殊出生率」は人口に対して生まれた子どもの数を表す指標の一つで、その年次の15~49歳の女性の年齢別出生率を合計したものを意味します。

一人の女性が生涯に生む子どもの推定人数を把握することができ、人口動態における出生傾向を見るための重要な指標となっています。

去年の6月に厚生労働省が、この「合計特殊出生率」の数値が1.26と過去最低になったことを発表しました。

BeReal

「BeReal」アプリからの通知に対して2分以内に写真を撮って友達とシェアするSNSアプリで、顔や背景を加工するフィルターがなく、「映え」や「盛り」ができないのが特徴です。

無加工のリアルな日常の一コマを友達と共有できるとして、若い世代のあいだで人気を呼んでいます。

オーバーツーリズム

観光地のキャパシティ以上の観光客が押し寄せ、渋滞・人混み・騒音・ゴミ問題などで地元住民の生活に支障が出ること「オーバーツーリズム」と言います。

オーバーは「許容範囲を超えた」、ツーリズムは「旅行」を意味し、2016年にアメリカで造語として使われ始めました。

新NISA

岸田政権が経済を活性化させるために、貯蓄を投資に回そうと今年1月1日から「新NISA」をスタートさせました。

「NISA」とは購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度のことで、以前の「旧NISA」では非課税保有期間に限りがあったものが、今回の「新NISA」で無期限へと変更。期間を気にせずにじっくり運用できるようになりました。

指定野菜

「指定野菜」とは、消費量の多い野菜を、国民生活上で重要度の高い品目として国が位置づける制度のことです。

これまでにキャベツ・大根など14品目の野菜が指定され、2026年に新たに「ブロッコリー」が追加されることになりました。

一般的に野菜は値段の変動が激しく、生産者の収入が安定しないのですが、指定野菜は値段が大幅に下がっても手厚い補助を受けられるため、農家は不安なく生産に集中することができます。

結果、生産量が維持され、その野菜が市場に安定して供給されることになるのです。




問題編

それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)

■問題①「次の難読漢字を正しく読みなさい。」


A:らいさん B:でんぱ C:ふとうふくつ
D:かしかん E:ちょうじ F:ふいちょう

■問題②「次の日本語の下線部を正しくなおせ。



A:寝ぼけ B:入れる C:血と汗
D:発する E:藁にも F:生ず

 

■問題③「次のニュース原稿の空欄に当てはまる言葉は?」



A:マイナ B:合計特殊出生率

■問題④「次のニュース原稿の空欄に当てはまる言葉は?」



C:BeReal D:オーバーツーリズム

■問題⑤「次のニュース原稿の空欄に当てはまる言葉は?」



E:新NISA F:ブロッコリー




勝敗結果

今回のネプリーグでは「各局女子アナによる常識期末テスト」が開催され、事前テストの成績順(下記参照)にランク付けされた状態でクイズがスタートしました。

①武内陶子、②八幡美咲、③豊崎由里絵、④山本里菜
⑤神田愛花、⑥大島由香里、⑦ナグラット潤子、⑧原田葵

第1ステージは難読漢字と言葉の校正に関する日本語テストで、これに対し前半メンバー(下位4人)では大島が、後半メンバー(上位4人)では武内がパーフェクトを打ち出し、大島が一つ順位を上げた状態で次ステージへと進みます。

第2ステージでは、アナウンサーにちなんだ時事ニュースの原稿読みクイズが出題。普段のニュースでの記憶力が試されるこの問題で、またしても武内が連続で正解し、1位の座をそのまま守り切ります。

その後、映像にマッチした言葉で実況する1対1タイマンバトルが行われ、スタート最下位だった原田が下克上を達成。全体の順位が大きく入れ替わります。

そんな混線模様の中で最終ステージを迎え、打倒武内を掲げて他のアナウンサーが必死に食らいつきますが、武内がその追従を許さず逃げ切り勝利。1位「武内」、2位「大島」、3位「原田・神田」の結果で激戦を終えました(最下位はナグラット潤子)。

次回は4/1。「春ドラマの出演者(長谷川京子ら)」と「五輪アスリート」と「M-王者」による三つ巴対決が繰り広げられます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

番組情報

基本情報

「ネプリーグ」

――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送

公式情報公式サイト】【X(Twitter)
出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)

クイズ・ゲーム企画一覧

ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
レベルアップファイブリーグ・・1文字から5文字に段階的に問題がレベルアップする進化版ファイブリーグ。文字数に合わせて仲間から答えられそうな解答者を選び、5問連続正解を目指す。
カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答する新ゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。

イレブンコード/セブンコード・・出題される11本(11個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。(※セブンコードでは、問題選択肢が7つ)

トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。

パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。

プレッシャークロック/タイマンプレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。(※タイマンプレッシャークロックでは、各チーム1対1で対決し、相手チームを先に全滅させたら勝利)

ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答える新コーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。

描き足しリーグ・・普段目にするモノの足りない部分を描き足す新ゲーム。各チームの代表者3人が一緒に問題に挑戦し、正答した人数分ポイントをゲットできる。

パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。

ピッタリ不動産・・物件の家賃を予想する不動産版パーセントバルーン。誤差1万円につき風船が一つ割れる。ぴったり当てると風船+10個。最終的に残した風船の数だけポイントが入る。

ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。

デスジャナイサーキット・・サーキットに乗ったプレイヤーが一つのテーマにそった10個の問題(3段階のレベル)に解答していく。正解だと思う方向にハンドルを切り、正しければ次の問題に、間違っているとマシンが壊され脱落となる。10問正解で賞品をゲットできる(エクストラステージの場合)。

プレッシャーバーガー・・さまざまな物を、ハンバーガーのパンズの間に順番通り積み上げる番組最後のおまけゲーム。誰かが途中で間違えた時点でゲームオーバーとなる。

日本一リーグ・・6枚のパネルのうち、1枚が日本一に当てはまらないはずれのパネル。全員連続正解で賞品ゲットとなる番組最後のおまけゲーム。

アイウエオリーグ・・番組最後のおまけゲーム。「○行ではじまる○は?」の○部分をルーレットで選定。5人全員でパーフェクトを目指す。

違いリーグ・・番組最後のおまけゲーム。知っているようで知らない言葉の違いを3人で挑戦して解答する。1人でも正解があればクリア。

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