こんにちは、
りんとちゃーです。
今回のネプリーグは「身近な常識SP」と題して、映画「マッチング」チームと売れっ子芸人チームが身の回りの常識問題でバトルを繰り広げました。
●映画「マッチング」チーム・・土屋太鳳、斉藤由貴、佐久間大介、原田泰造、林修
●売れっ子芸人チーム・・益子卓郎・福田薫(U字工事)、河井ゆずる・稲田直樹(アインシュタイン)、堀内健、名倉潤
記事では、以下のことをまとめています。
■出題された常識問題の解説【知識編】
■演習問題5問【実践編】
■勝敗結果のまとめ
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
※記事の内容は、2/26放送分『ネプリーグ~土屋太鳳&スノーマン佐久間常識Qでガチ対決!~』の問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、身の回りの常識を学んでいきましょう。
知識編
身の回りの標識・看板【ノンストップDJ】
まずは、第1ステージ・ノンストップDJで出題された身の回りの標識・看板の復習からです。
止まれの標識
ドライバーにお馴染みの赤い三角の「止まれの標識」は、4種類ある道路標識(案内標識・警戒標識・規制標識・指示標識)のうちで、通行の禁止や制限などを行う「規制標識」に分類されます。
近年の訪日外国人の増加に合わせて、より視認しやすくするために2017年から「STOP」の文字が併記されるようになりました。
優先席
鉄道・バスなどの公共交通機関に設置された特定の乗客(身体障害者・高齢者・妊婦・病気や怪我の人など)の着席を優先する座席を「優先席」と言います。
「専用席」ではないので健康な人が座っても問題ありませんが、トラブル回避のためにあえて座らないようにしている人も多くいるそうです。
AED(Automated External Defibrillator)
「AED(自動体外式除細動器)」は、心停止の際に自動的に心電図解析を行い、心室細動※を検出した時に除細動(=電気ショックを与えて正常なリズムに戻す)を行なう医療機器で、病院・診療所・駅・学校・公共施設などの人が多く集まる場所に設置されています。
※心室細動・・心臓がけいれんを起こし、血液を流すポンプとしての機能を失った状態のこと。
操作方法が音声でガイドされ、動作も自動化されているため、非医療従事者でも安心して使用することが可能です。
ガソリンの種類
ガソリンには「ハイオク」「レギュラー」「軽油」の3つの種類があります。
「ハイオク」はオクタン価が高い(96以上)という意味で、オクタン価はノッキング(=車内部のガソリンが意図しないタイミングで爆発すること)のしにくさを示す目安の数値です。一般的に「ハイオク」は「レギュラー」より価格が高くなります。
「レギュラー」はオクタン価が89以上96未満の標準的なガソリンで、「軽油」はディーゼルエンジンに使われている燃料のことを指します。
世の中の様々な内訳【ウチワケリーグ】
ネットショッピングの支出額の内訳
総務省統計局「家計調査(2022)」による2人以上世帯の『ネットショッピングの支出額の項目別内訳』は以下の通りで、1位は「食料」、2位は「旅行関係費」、3位以降は「衣服・履物」「教養関係」「家電」でした。
※教養関係費・・書籍・映像ソフト・ゲーム・デジタルコンテンツ全般の支出額
「食料」を購入している主な層は、店頭に出向きにくい高齢者世帯や子どものいる家庭で、今後その利用はさらに増加すると見込まれています。
2位に「旅行関係費」がランクインしている主な理由としては、新型コロナの活動自粛緩和と政府の支援策の影響が考えられます。
年間食品支出額の内訳
総務省統計局「家計調査(2022)」による2人以上世帯の『年間食品支出額の品目別内訳』は以下の通りで、1位は「肉類」、2位は「菓子類」、3位以降には「魚介類」「生鮮野菜」「飲料」が並びました。
「肉類」の支出額は、外食産業の消費とシニア層の需要が増えたことで近年増加傾向にあり、逆に「魚介類」は右肩下がりで減少しています。
2位の「菓子類」はもともと食品支出の1割を占めていた品目で、物価高騰の影響を受けてさらに順位を伸ばしています。
世界の観光名所【ハイパーボンバー】
最後はハイパーボンバーより、世界の観光名所のまとめです。国名と一緒に覚えておきましょう。
タイムズスクエア【アメリカ】
「タイムズスクエア」は、通称「世界の交差点」と呼ばれるアメリカのニューヨーク・マンハッタンのミッドタウンにある繁華街で、周辺にはブロードウェイ・ミュージカルが上演される劇場の他、有名レストランやショッピングモールなどが立ち並びます。
1909年にニューヨーク・タイムズの本社ビルがこの地区の一角に移転し、それにちなんで当時の市長が「タイムズスクエア」と命名したと言われています。
エッフェル塔【フランス】
「エッフェル塔」は、フランスの首都パリのシャン・ド・マルス広場にある高さ312mの鉄塔です。1889年に開催されたパリ万博に合わせて建てられた塔で、世界で最も多くの人が訪れた有料建造物として知られています。
名前の「エッフェル塔」は、設計者であるギュスターヴ・エッフェルに由来するものです。
バッキンガム宮殿【イギリス】
「バッキンガム宮殿」は、イギリスのロンドン・ウェストミンスター地区にあるイギリス王室の宮殿です。
1703年にバッキンガム公爵が建てた居館を、1762年にジョージ3世が買い取ったのが起源とされています。
宮殿の南側のクイーンズギャラリーでは、レンブラントやルーベンスの絵画や彫刻、高級家具・磁器など王室ならではの貴重な美術品を見ることができます。
ケルン大聖堂【ドイツ】
「ケルン大聖堂」はドイツ・ケルンにあるゴシック様式の大聖堂で、正式名称を「ザンクト・ペーター・ウント・マリア聖堂」と言います。
157mに及ぶ2つの高い塔が特徴で、建物全体の大きさはバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目を誇ります。1996年にその歴史的価値が評価され、世界文化遺産に登録されました。
サグラダ・ファミリア【スペイン】
「サグラダ・ファミリア」は、天才建築家アントニオ・ガウディが設計したスペインのバルセロナにあるカトリックの教会です。
2005年に世界遺産登録され、1882年の着工から140年経った今でもなお建設が進行中です。完成に時間がかかっているのは、設計者のガウディが設計図よりスケッチや模型を重視し、明確な図面と呼べるものを残さなかったからだと言われています。
マチュピチュ【ペルー】
「マチュピチュ」は、ペルー南部・アンデス山中の標高2400mの断崖にある都市遺跡です。15世紀のインカ帝国の時代に建造され、1911年に偶然発見されました。
漆喰を使わずに築いた石垣と、天文学を考慮して配置された建物が特徴で、1983年に周辺のジャングルと併せて世界複合遺産に登録されました。名前の「マチュピチュ」は、現地のケチャ語で「年老いた蜂」を意味します。
イースター島【チリ】
「イースター島」は、チリ本土から離れたポリネシアにある火山島で、13~16世紀に島の住民が作った約900体のモアイ像(=人の顔を刻んだ巨大石像)が立ち並んでいることで知られています。
昨年3月に、このイースター島の干上がった湖の底から全長1.5メートルの新たなモアイ像が出土し、当時のモアイ像の運搬方法の謎を解明する糸口になると期待が高まっています。
タージ・マハル【インド】
「タージ・マハル」は、今から約350年前のインドのムガル帝国の時代に、皇帝シャー・ジャハーンが王妃ムムターズ・マハルの死を悼んで建てた霊廟(れいびょう)です。
イスラム文化を代表する建造物で、1983年に世界遺産登録されました。純白の大理石と左右対称に作られた外観が特徴で、天井には、楽園に咲く花を想起させる紋様が、翡翠・水晶・サファイアなどの宝石で施されています。
アンコールワット【カンボジア】
「アンコールワット」は、12世紀前半にカンボジア王朝の象徴としてマーリヤヴァルマン2世によって建造されたヒンドゥー教の寺院で、「アンコール」は王都、「ワット」は寺院を意味します。
ヒンドゥー教と仏教が融合して生まれたクメール文化のレリーフが廊下や壁面に施されているのが特徴で、1992年にアンコール遺産群として世界遺産に登録されました。
村瀬先生の豆知識『なぜ横浜に中華街が発展?』
横浜に中国人が集まる「中華街」があるのはなぜでしょうか。
江戸時代末期に横浜港が開港された時、ヨーロッパの商人がたくさん日本にやって来たのですが、言語の違いでお互いに話が通じないという問題が生じていました。
そこで商人たちが、香港や上海で働いている「中国人労働者」を一緒に連れてきて、漢字が理解できる彼らに通訳の役割を担わせることにしたのです。
横浜で「中華街」が発展しているのは、そういった歴史的経緯があるからだと考えられます。
■林先生の国語解説『漢字「鮎(あゆ)」の成り立ち』
「鮎」はもともとは「ナマズ」を指す言葉だったのですが、神功皇后(=第14代天皇・仲哀天皇の皇后)が戦いの勝利を願って占いした時にアユが釣れたという古いエピソードにちなんで、後に「アユ」を「鮎」と表記するように改められたと言われています。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「次の標識・看板に書かれた文字を答えよ。」
■問題②「次の標識・看板に書かれた文字を答えよ。」
■問題③「ネットショップの支出額の項目別内訳。上位5つを答えよ。」
■問題④「年間食品支出額の品目別内訳。上位5つを答えよ。」
■問題⑤「次の世界の観光名所がある国名を答えよ。」
D:ドイツ E:スペイン F:ペルー
G:チリ H:インド I:カンボジア
勝敗結果まとめ
第1ステージ・ノンストップDJではパリ五輪競技・街の看板・都道府県といった問題が出題され、これに対し映画チームでは原田、芸人チームでは堀内・名倉と、ネプチューン3人がこぞってミス。両チームとも9・10階止まりでステージを終えます。
第2ステージは世の中のさまざまな内訳を答えるウチワケリーグで、ネットショッピングと食品支出額の問題を前にして、映画チームがより多くの解答をオープンし、芸人チームから一歩リードを奪います。
続くステージのトラベルイングリッシュでは、お馴染みのマイケル富岡から日常英会話に関する問題が多数出題され、チームメンバーが苦戦する中、斉藤由貴と河合ゆずるが自慢の英語力で大活躍。しかしそんな2人も終盤の難問は突破することができず、得点差変わらぬままに最終ステージへと向かいます。
最後のハイパーボンバーでは、劣勢の芸人チームが必死に食らいつこうとしますが、映画チームがそれを許さず、斉藤由貴がラストでビシッと決めてそのまま逃げ切り勝利。見事ボーナストロッコの切符を獲得しました。
今夜の豪華賞品は和歌山紀州勝浦産の生まぐろ。
和歌山県南部にある勝浦漁港は、はえ縄漁によるマグロの水揚げが日本一で、獲れたマグロを冷凍せずに生のまま冷水で保存。新鮮な状態を保って出荷しています。そのため食感が非常にもっちりしていて、マグロ本来の旨味を充分に楽しむことができます。
そんな絶品マグロを求めてトロッコには映画チームの5人が乗車。3問目までは軽快に解答していましたが、4問目「新500円硬貨は前より『軽くなった』『重くなった』どっち?」で選択を誤りゲームオーバーに。残念ながら賞品獲得には至りませんでした。
※正解は『重くなった(7.0g⇨7.1g)』。
次回は3/4。「春の常識SP」と題して、豪華出演者たちが挑戦した過去の問題をおさらいする特別編が放送されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2024年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【X(Twitter)】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●レベルアップファイブリーグ・・1文字から5文字に段階的に問題がレベルアップする進化版ファイブリーグ。文字数に合わせて仲間から答えられそうな解答者を選び、5問連続正解を目指す。
●カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答する新ゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。
●イレブンコード/セブンコード・・出題される11本(11個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。(※セブンコードでは、問題選択肢が7つ)
●トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。
●パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。
●プレッシャークロック/タイマンプレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。(※タイマンプレッシャークロックでは、各チーム1対1で対決し、相手チームを先に全滅させたら勝利)
●ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答える新コーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。
●描き足しリーグ・・普段目にするモノの足りない部分を描き足す新ゲーム。各チームの代表者3人が一緒に問題に挑戦し、正答した人数分ポイントをゲットできる。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ピッタリ不動産・・物件の家賃を予想する不動産版パーセントバルーン。誤差1万円につき風船が一つ割れる。ぴったり当てると風船+10個。最終的に残した風船の数だけポイントが入る。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
●デスジャナイサーキット・・サーキットに乗ったプレイヤーが一つのテーマにそった10個の問題(3段階のレベル)に解答していく。正解だと思う方向にハンドルを切り、正しければ次の問題に、間違っているとマシンが壊され脱落となる。10問正解で賞品をゲットできる(エクストラステージの場合)。
●プレッシャーバーガー・・さまざまな物を、ハンバーガーのパンズの間に順番通り積み上げる番組最後のおまけゲーム。誰かが途中で間違えた時点でゲームオーバーとなる。
●日本一リーグ・・6枚のパネルのうち、1枚が日本一に当てはまらないはずれのパネル。全員連続正解で賞品ゲットとなる番組最後のおまけゲーム。
●アイウエオリーグ・・番組最後のおまけゲーム。「○行ではじまる○は?」の○部分をルーレットで選定。5人全員でパーフェクトを目指す。
●違いリーグ・・番組最後のおまけゲーム。知っているようで知らない言葉の違いを3人で挑戦して解答する。1人でも正解があればクリア。
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