こんにちは、
りんとちゃーです。
今回のネプリーグでは、朝ドラ・大河ドラマで活躍する豪華俳優陣が、アナウンサー&M-1王者と激突。常識問題5ステージで白熱のクイズバトルを繰り広げました。
●水10「わたしのお嫁くん」チーム・・波瑠【はる】、中村蒼【なかむらあおい】、竹財輝之助【たけざいてるのすけ】、ヒコロヒー、宇梶剛士【うかじたかし】、林修
●セント・フォース(アナウンサー)チーム・・神田愛花【かんだあいか】(ほのぼのMC)、刈川くるみ(news every.)、森千晴(グッド!モーニング)、天才ピアニスト(竹内知咲【たけうちちさき】・まさみ)
●ネプチューンチーム・・ウエストランド(井口浩之【いぐちひろゆき】・河本太【こうもとふとし】)、結木滉星【ゆうきこうせい】、堀内健、原田泰造、名倉潤
記事では、以下のことをまとめています。
■出題された時事・常識問題の解説【知識編】
■演習問題5問【実践編】
■勝敗結果のまとめ
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
なお、記事の内容は、6/19放送分『ネプリーグ~ドラマ俳優VSアナウンサーVSM-1王者~』の問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、一般常識・時事を学んでいきましょう。
知識編
日本語の英訳【イングリッシュブレインタワー】
まずは、第1ステージ・イングリッシュブレインタワーで出題された「英訳問題」の復習からです。
▶お嫁さん【bride】・・「bride」は「花嫁、結婚したばかりの女性」を意味する英単語。よく耳にする「ジューンブライド」は、6月(July)に結婚した花嫁は幸せになれるというヨーロッパの言い伝えのこと。
▶式典【ceremony】・・儀式や式典は英語で「ceremony」と表記する。司会者を意味する「MC」は「Master of Ceremony」の略語。
▶影響【influence/effect】・・人々に大きな影響を与える人という意味のインフルエンサーは「influence」が語源。
▶流行【trend】・・「trend」には傾向・趨勢という意味もある。流行語は「buzzword(バズワード)」と表記。
▶賞【prize/award】・・「prize」は競技における賞や賞金、「award」は権威や名誉の証としての賞を意味する。
▶豆【bean/pea】・・豆の英訳は「bean」もしくは「pea」。「soy」は大豆を意味する。
▶天才【genius】・・「genius」の発音はジーニアス。守護神を意味するラテン語「genius」が由来。
▶車庫【garage】・・車庫とは、車両を入れておくための建物・スペースのこと。駐車場は「parking」と表記。
▶見せる【show/exhibit/display】・・「show」は手元にあるものを見せるとき、「exhibit」はアート作品などを特定の場所に展示するとき、「display」は用意したスペースに商品などを展示するときに用いる。
問題早解き【プレッシャークロック】
続く第2ステージは、6人で1分以内の正解を目指す「プレッシャークロック」です。
考え方を工夫して10秒以内の早解きを目指しましょう。
■問題A「なぞなぞ。この職業は?」
▶▶9が大きいので、大きい9=大9=だいく(大工)です。
■問題B「この食品は?」
▶▶油・卵黄・酢・食塩を原料とする食品(調味料)はマヨネーズです。
■問題C「反転時計。5分前は?」
▶▶反転時計とは、鏡に映した時に正しく見える時計のことです。問題の時計を反転させると「13:55」になるので、答えは「13:55」の5分前で「13:50」。
■問題D「合計するといくら?」
▶▶すべての商品に2円を足し、合計金額から足した額(6円)を引きましょう。答えは、1000円ー6円で、994円です。
略語の正式名称【セブンコード】
「電卓(正式名:電子卓上計算機)」のように、私たちが普段使っているモノの中には、正式名ではなく、略語で呼ばれているものがたくさんあります。
第3ステージ・セブンコードで出題された問題選択肢の略語を以下にまとめましたので、それぞれの正式名称を見ていきましょう。
Yシャツ(ホワイトシャツ)
「Yシャツ」という名前は、江戸時代に外国人が使っていた英語の「ホワイトシャツ」のネイティブ発音が「ワイシャツ」だったことに由来します。
上のボタンを外した時の形が「Y」に似ているから「Yシャツ」となったわけではないので注意しましょう。
切手(切符手形)
日本では古くから、お金を払って得た権利を証明する紙片のことを「切符手形/切手」と呼んでいました。
その後、明治時代になって、日本最初の郵便切手の発行が決まった際に、近代郵便制度の創始者である前島密(まえじまひそか)が、当時の人々にとって身近だった「切手」という言葉を当てたと言われています。
ボールペン(ボールポイントペン)
「ボールペン」は和製英語で、正式名称は「ボールポイントペン」です。
「ポイント(point)」は先端、「ボール(ball)」は小球を意味し、先端に金属の小球をはめ込んだペンであることからこの名が付けられました。
教科書(教科用図書)
「教科書」の正式名称は「教科用図書」で、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校などで使われている児童・生徒用の図書のことを指します。
演歌(演説歌)
演歌は「演説歌」の略で、自由民権運動が高まった明治時代に、若者たちが政府の批判を歌にして街頭で歌ったことに由来するものです。
「演説歌」は後に政治色を薄めていき、男女の悲しい恋愛を歌うものへと変化しました。
カラオケ(空オーケストラ)
「カラオケ」の正式名称は「空オーケストラ」です。
「空オーケストラ」は、音楽・放送業界の専門用語で、レコーディングの時に使う、オーケストラ伴奏による歌なし(=空の)録音テープのことを指します。
このデータを用いた機械(カラオケ)が1970年頃にバーやスナックに置かれ、後に「カラオケ」という言葉が人々の間に定着していきました。
バス(オムニバス)
公共交通機関の「バス」の語源は、「すべての人のため」という意味のラテン語「オムニバス(omnibus)」にあります。
色んな人が乗り合わせることから、乗合馬車のことを「オムニバス」と呼ぶようになり、次第にそれが略されて「バス」となりました。
なお、映画やドラマなどで使われる「オムニバス」は、「いくつかの独立した作品を共通したテーマで集めて、一つの作品にまとめたもの」という意味です。
冷凍食品の内訳【ウチワケリーグ】
スーパーの冷凍コーナーで見かける様々な種類の冷凍食品。冷凍技術の進歩に合わせて、近年になってそのバリエーションも多様化してきました。
2022年に冷凍食品協会が発表した「冷凍食品の食品別生産量の内訳」は以下の通りで、1位から3位には「うどん(19万トン)」「コロッケ(16万トン)」「餃子(10万トン)」の3つが並びました。
この3つは、手軽に解凍調理できる利便性と種類の豊富さから特に人気があります。
4位と5位は「炒飯(9.8万トン)」と「パスタ(6.6万トン)」で、こちらは前年よりも順位を上げてのランクインとなります。
――参考:冷凍食品協会「食品別生産量(2022)」
「れる」で終わる言葉【ハイパーボンバー】
最後はハイパーボンバーより、「れる」で終わる言葉の読みのまとめです。意味と一緒に確認しておきましょう。
●途切れる【とぎれる】・・続いていたものが途中で切れること。
●黄昏れる【たそがれる】・・物思いにふけること。「黄昏」は夕暮れ時を指す言葉で、本来は「夕方になる、人生の盛りを過ぎる」という意味。
●煮零れる【にこぼれる】・・加熱しすぎた煮汁が鍋からあふれ出ること。
●悪怯れる【わるびれる】・・自分のしたことを悪いと思うこと。「悪怯れる様子もない」という言い回しで使われることが多い。
●見蕩れる【みとれる】・・心を奪われてうっとり見入ること。「見惚れる」とも表記する。
●時雨れる【しぐれる】・・時雨が降ること。秋の終わりから冬の初めにかけて降るパラパラとした通り雨を「時雨(しぐれ)」と言う。
●自惚れる【うぬぼれる】・・実際以上に自分が優れていると思い込んで、得意になること。
●項垂れる【うなだれる】・・失望・悲しみ・恥ずかしさなどで、力なく首(=項)を前に垂れること。
●草臥れる【くたびれる】・・頭や体を使いすぎて疲れること。中国の故事「詩経」の一節「疲れて草に臥す」が語源。
村瀬先生の豆知識『滋賀県に国宝が多い理由』
滋賀県は、国宝の数で5位にランクインしていますが、なぜこんなにも多いのでしょうか。
滋賀県は都のある京都と奈良に距離的に近いため寺の数が多く、また腕の良い職人も大勢いたため、優れた建造物や仏像がいくつも作られていました。
これらが信仰心の厚い滋賀の人たちによって現代まで大切に保存されてきたので、滋賀県には国宝が多く残っているのです。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「次の日本語を英訳せよ。」
D:trend E:prize/award F:bean/pea
G:genius H:garage I:show/exhibit/display
■問題②「次の問題をそれぞれ10秒以内に答えなさい。」
C:13:50 D:994円
■問題③「略語と正式名称の組み合わせ。間違っているものを一つ選べ。」
■問題④「冷凍食品の生産量・食品別内訳。上位5つを答えよ。」
■問題⑤「以下の『れる』で終わる言葉の読みを答えよ。」
D:わるびれる E:みとれる F:しぐれる
G:うぬぼれる H:うなだれる I:くたびれる
勝敗結果まとめ
いかがでしたでしょうか。
三つ巴対決となった今回のネプリーグの第1ステージ・イングリッシュブレインタワーでは、3チームともに大苦戦し、特にネプチューンチームのウエストランドの井口がテンパって珍回答を連発。1F止まりという残念な結果に終わりました。
続くプレッシャークロックでは、今度はネプチューンチームの結木が計算問題でテンパってゲームオーバーに。パーフェクトを達成した俳優・アナウンサーチームにリードを大きく広げられます。
第3ステージは、7つの選択肢からアウト以外のコードを引くセブンコードで、ここではどのチームもステージクリアとはならず、得点変わらぬままに次のステージへと進みました。
第4ステージ・ウチワケリーグでは、本日絶不調の中村・名倉のミスで俳優・ネプチューンチームが未クリアだったのに対し、アナウンサーチームが事務所の壁を越えたチームワークを見せて全問正解。獲得点数で頭一つ飛び出ます。
最後は番組恒例のハイパーボンバー。俳優・ネプチューンチームが負けじと巻き返しを図りますが、アナウンサーチームがそれを振り払って逃げ切り、そのまま勝利。見事ボーナストロッコへの進出を決めました。
今夜の豪華賞品は、岩手県の『白金豚(はっきんとん/プラチナポーク)』。
白金豚は水とエサにこだわった岩手県のブランド豚で、水はミネラルたっぷりの天然地下水を、餌には地元産のトウモロコシを使用しています。そのため赤身と脂には旨味がぎっしり。とろける味わいが楽しめる至極の絶品となっています。
そんな高級豚を求めてトロッコにはアナウンサーチームのメンバー5人が仲良く乗車。互いに協力し合って、前半は順調に突破していましたが、4問目「飼っている世帯が多いのは、猫?犬?」で選択を間違いゲームオーバーに。賞品獲得とはなりませんでした。
※正解は犬(564万世帯)、猫は503万世帯。頭数では猫が多い(猫:884万頭、犬:705万頭)
次回は6/26。平日お昼の「ほのぼの」レギュラー陣と元NHKアナ・登坂淳一率いるインテリチームが対決します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2023年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【Twitter】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答する新ゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。
●イレブンコード/セブンコード・・出題される11本(11個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。
●トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。
●パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。
●プレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。
●ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答える新コーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。
●描き足しリーグ・・普段目にするモノの足りない部分を描き足す新ゲーム。各チームの代表者3人が一緒に問題に挑戦し、正答した人数分ポイントをゲットできる。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
●デスジャナイサーキット・・サーキットに乗ったプレイヤーが一つのテーマにそった10個の問題(3段階のレベル)に解答していく。正解だと思う方向にハンドルを切り、正しければ次の問題に、間違っているとマシンが壊され脱落となる。10問正解で賞品をゲットできる(エクストラステージの場合)。
●プレッシャーバーガー・・さまざまな物を、ハンバーガーのパンズの間に順番通り積み上げる番組最後のおまけゲーム。誰かが途中で間違えた時点でゲームオーバーとなる。
●日本一リーグ・・6枚のパネルのうち、1枚が日本一に当てはまらないはずれのパネル。全員連続正解で賞品ゲットとなる番組最後のおまけゲーム。
●アイウエオリーグ・・番組最後のおまけゲーム。「○行ではじまる○は?」の○部分をルーレットで選定。5人全員でパーフェクトを目指す。
●タイマンプレッシャークロック・・番組最後のおまけゲーム。落ち着いて答えれば10秒以内に解答できる問題に、各チーム1対1で対決。相手チームを先に全滅させたら賞品ゲット。
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