【5/19放送分】クイズ番組「ネプリーグ」で学ぶ一般常識・時事問題

リモコンを持ってテレビを操作している人 クイズ番組

 こんにちは、

 りんとちゃーです。 

今回のネプリーグでは、LDH・吉本興業・ワタナベエンターテイメントの3つの芸能事務所が大激突。互いのプライドをかけて、常識クイズで熾烈なバトルを繰り広げました。

LDHチーム・・TAKAHIRO・TETSUYA・NESMITH(EXILE)、片寄涼太・小森隼(GENERATIONS)、加納嘉将(BALLISTIK BOYS)
ワタナベエンターテイメントチーム・・瀬戸康史、柏木由紀、石塚英彦、原田泰造、名倉潤、堀内健、林修

吉本興業チーム・・陣内智則、荒川(エルフ)、盛山晋太郎・リリー(見取り図)、新山・石井(さや香)

記事では、以下のことをまとめています。

出題された時事・常識問題の解説【知識編】
演習問題5問【実践編】

勝敗結果まとめ

番組情報(ゲーム企画一覧など)

※記事の内容は、5/19放送分『ネプリーグ~LDHvs吉本興業vsワタナベ事務所対抗戦!~』の問題からの厳選になります。

番組内容を思い出しながら、時事・一般常識を学んでいきましょう。




知識編

世界のスープ料理・地図記号【スワイプリーグ】

まずは、第1ステージのスワイプリーグで出題された「世界のスープ料理」「地図記号」の復習からです。

世界のスープ料理

①コーンスープ・・甘くてクリーミーなトウモロコシを使った洋風スープ。
②ボルシチ・・ウクライナを発祥とするスープ料理。ビーツ(赤カブ)とトマトの真っ赤な色が特徴。
③サンラータン(酸辣湯)・・四川料理にルーツがある中国の代表的なスープ。黒酢の酸味とラー油の辛さが合わさった刺激的な味が特徴。
④ミネストローネ・・イタリアの野菜スープ。ミネストローネはイタリア語で「具だくさんの野菜」を意味する。

⑤ポトフ・・フランスの家庭料理。鍋に牛肉・野菜、香辛料を加えて長時間煮込んで作る。
⑥クラムチャウダー・・玉ねぎ・じゃがいも・セロリなどの野菜と二枚貝(クラム)を具材としたアメリカ発祥の煮込みスープ。日本ではあさりを使うのが一般的。
⑦サムゲタン(参鶏湯)・・丸ごとの鶏肉の中に、高麗人参・もち米・ナツメ・松の実などを詰めて煮込んだ韓国の伝統料理。
⑧ブイヤベース・・フランス・マルセイユなどの地中海沿岸地域で作られるトマトベースの魚介鍋。

⑨ガスパチョ・・スペイン西部のアンダルシア地方を発祥とする冷製スープ。トマトやピーマン・きゅうりなどの生野菜をミキサーですりつぶし、オリーブオイル・酢で調味して作る。
⑩グヤーシュ・・牛肉などの肉とパプリカを鍋で煮込んだハンガリーの伝統料理。グヤは「牛の群れ」、グヤーシュは「牛飼い」を意味する。
⑪ヴィシソワーズ・・ポロネギ風味のじゃがいも冷製ポタージュ。ポロネギとじゃがいもをバターで炒めてブイヨンで煮込み、裏ごしした後に生クリームを加えて作る。

⑫トムヤムクン・・辛味・酸味・甘味を調和させたタイの伝統料理。具材にはエビや野菜、きのこが使われる。フカヒレ(中国)・ブイヤベース(フランス)と並ぶ世界三大スープの一つ。

地図記号

①老人ホーム・・2006年に作られた新しい地図記号。建物の中に「杖」。
②郵便局・・戦前の中央官庁・通信省(ていしんしょう)の「テ」に丸。

③図書館・・2002年に作られた新しい地図記号。見開いた本の形。

④神社・・神社の入り口の鳥居。

⑤漁港・・船のいかり。

⑥市役所・・太さの違う二重丸。

消防署・・火を消すための道具として使われていた「刺股(さすまた)」の形。

病院・・赤十字と昔の自衛隊のマーク(五角形)の組み合わせ。

⑨警察署・・警察官が携帯する「警棒」を2本組み合わせた「✕」(=交番)を丸で囲んだもの。
⑩小中学校・・学校を意味する「文」。

灯台・・光っている灯台を上から見下ろした様子。
⑫果樹園・・りんごの形。

難読漢字【漢漢パニック】

コルクボードの上に置かれた栞の挟まった茶色の本

続いては、第2ステージの漢漢パニックより、難読漢字の読みのまとめです。意味と由来を一緒に確認しましょう。

【あじ】・・日本近海でよくとれる青魚で、刺身やアジフライ・なめろうなど調理方法が幅広い。一番美味しい時期が3月(=参)であることが漢字の由来。
【ぶり】・・出世魚として知られるブリ科の大型魚。「魚へん」に「師」で「年を経た魚・成熟した魚」という意味。
骨董【こっとう】・・古くて貴重な古美術品のこと。「骨」は物の本質、「董」は「すぐれる・統べる」を意味する。
土筆【つくし】・・春に土から顔を出すスギナの芽。土から出た筆のような植物の意味で「土筆」と表記されている。
金木犀【きんもくせい】・・甘い香りが特徴の樹木。花の色が金色で、樹皮が犀(サイ)の肌のように硬いことが漢字の由来。
蒲公英【たんぽぽ】・・道端に自生する黄色い花とギザギザの葉が特徴のキク科の植物。摘み取って乾燥させた漢方薬の「蒲公英(ホウコウエイ)」が語源。
蒲鉾【かまぼこ】・・魚肉のすり身を成形して加熱した練り製品。もともとは「ちくわ型」をしていて、それが植物の「蒲【ガマ】の穂(=鉾のような形状)」に似ていたことから「蒲鉾」の漢字になった。
百舌【もず】・・大阪府堺市の市鳥として知られるスズメ目モズ科の鳥。100種類以上の鳥の鳴き真似をすることができ、その習性から、たくさんという意味の「百」と声を示す「舌」の漢字が当てられている。
啄木鳥【きつつき】・・くちばしでつついて木の中の虫を食べる(=木を啄む)鳥の習性から付いた漢字。
百合【ゆり】・・観賞用として人気があるユリ科の花。球根の「ユリネ」の皮(=鱗片)が一枚一枚むくことができ、それが何枚も(=百枚くらい)合わさっていることが漢字の由来。
煎餅【せんべい】・・米や小麦粉を焼いて作った乾燥菓子。「煎」は「煮てから焼くこと」、「餅」は「もち・粉もの」を意味する。
便箋【びんせん】・・手紙を書くための紙。「便」は手紙や通信、「箋」は細長い紙を意味する。

■林先生の国語解説『梯子(はしご)の由来』


低い場所から上に登るための便利な道具「はしご」には、兄弟の中で年齢の低い方を表す「弟」が漢字として当てられています。

 

ちなみに、「人べん」と「弟」を組み合わせた漢字の「俤」は、ある人と弟が似ていることにちなんで「おもかげ」と読むので、セットで覚えておきましょう。




時事・常識ワード【ハイパーファイブリーグ】

アメリカ村

街路樹と高層ビル、看板が並んだアメリカ村の風景

「アメリカ村」は、大阪ミナミの西心斎橋に位置する若者の街で、古着屋や衣料店・レコード店などが立ち並んでいます。

1900年代に、倉庫を改造した店舗でアメリカからの輸入古着を販売したことをきっかけに、流行の発信地として知られるようになりました。

エリアの中心には「三角公園」があり、定期的にイベントやライブなどが開催されています。

デジタル・デトックス

スマホやパソコンなどのデジタル機器から意識的に距離をおき、心身の疲労やストレスを軽減する取り組みのことを「デジタル・デトックス」と言います。

デジタル機器の使いすぎによる「デジタル疲れ」を解消し、より健康的な生活をおくるための手段として近年注目されています。

体の部位が入った慣用句【ハイパーボンバー】

最後は、最終ステージのハイパーボンバーより、体の部位が入った慣用句のまとめです。

肩で風を切る・・得意げな様子や、威勢よく歩く姿を表す。自信満々で大股に歩くと、肩が大きく動いて風を切るように見えることから。
口が減らない・・反論や言い返しが多くて、黙らないこと。「言い返しても口の数が減るわけではない」という皮肉を込めた言い回し。
膝/鼻を突き合わせる ・・相手と近い距離で向かい合って真剣に話し合うこと。
舌の根の乾かぬうち ・・話した直後(=舌の根がまだ乾いていないうち)に、それと矛盾するような言動をとること。
胸が躍る・・期待や喜びで心が高鳴ること。
爪に火をともす ・・わずかなものも無駄にしないほど節約すること。昔の人が、灯りをともすためのろうそく代を惜しんで、爪を燃やして明かりの代用にしたことから。
心臓に毛が生えている ・・図太くて、何事にも動じない性格のこと。心臓に毛が生えるほどに普通ではない(=図太くて神経が鈍い)ことを皮肉った表現。
腹の虫が治まらない・・怒りや不満の感情が抑えきれないこと。腹の中にいる「虫(=感情)」が暴れて治まらないという意味。
喉が重くなる・・悲しみや感動、緊張などで胸が詰まり、言葉が出づらくなること。

村瀬先生の豆知識『紛らわしい地図記号の覚え方』

緑色の地図上に配置された赤い小さなミニカーと3つの木製の人形駒

地図記号の中には、×印の「交番」とそれに○を付けた「警察署」や、文で表された「小中学校」と文に○の「高等学校」のように、よく似たものがいくつか存在します。

上記の地図記号は○が付くと規模が大きくなると覚えると間違えにくいので、暗記する際のコツとして頭に入れておきましょう。




問題編

それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)

■問題①「次のスープ料理の中から『ミネストローネ』と『ボルシチ』を探せ。」



ミネストローネ:D
ボルシチ:B

■問題②「次の地図記号の中から『図書館』と『果樹園』を探せ。



図書館:C
果樹園:L

 

■問題③「次の難読漢字の読みを答えよ。」


A: 鯵 B: 鰤 C: 骨董 D: 土筆 E: 金木犀 F: 蒲公英 G: 蒲鉾 H: 百舌 I: 啄木鳥 J: 百合 K: 煎餅 L: 便箋


A:あじ B:ぶり C:こっとう
D:つくし E:きんもくせい F:たんぽぽ
G:かまぼこ H:もず I:きつつき
J:ゆり K:せんべい L:びんせん

■問題④「次の時事・常識ワードを答えよ。」


A: 古着屋、衣料店、レコード店などが並ぶ大阪ミナミを代表する若者文化の発信地「?」 B: スマホなどから距離を置き、心身の疲労回復を値する仕組み デジタル・「?」


A:アメリカ村 B:デトックス

■問題⑤「次の慣用句の空欄に入る体の部位を答えよ。」


A: 「?」で風を切る B: 「?」が減らない C: 「?」を突き合わせる D: 「?」の根の乾かぬうち E: 「?」が躍る F: 「?」に火をともす G: 「?」に毛が生えている H: 「?」の虫が治まらない I: 「?」が重くなる


A:肩 B:口 C:鼻/膝
D:舌 E:胸 F:爪
G:心臓 H:腹 I:喉




勝敗結果

第1ステージのスワイプリーグではスープ料理・地図記号・帽子・サングラスの芸能人など多彩な問題が出題され、これを前にワタナベ・吉本興業の2チームが高得点をゲット。苦戦を強いられたLDHチームが一歩出遅れてスタートを切ります。

続く漢漢パニックでは、ワタナベの瀬戸康史と吉本興業の盛山晋太郎が自慢の漢字力でファインプレーを見せ、またしてもLDHチームが劣勢に。

その後、最終ステージのハイパーボンバーを迎え、LDHチームが2連続パーフェクトを達成して得点で巻き返しますが、トップの吉本興業チームも負けじと同様に連続パーフェクトを打ち出し、そのまま逃げ切り勝利。ボーナストロッコの切符は彼らの手に渡りました。

今夜の豪華賞品は青森の大間まぐろ。

本州の最北端に位置する大間町で水揚げされた大間まぐろは、今年の東京豊洲市場の初競りで2億700万の値が付くほどに有名なまぐろで、特にこの時期のまぐろは身が引き締まって味が抜群。濃厚な旨味を堪能できる絶品となっています。

そんな高級まぐろを求めて吉本興業チームの5人がボーナストロッコに乗車。前半3問は軽快に突破していましたが、4問目の「日本で多い名字は『林』『森』どっち?」で選択を誤りゲームオーバーに。奮闘するも豪華賞品を獲得することはできませんでした。
※正解は「林」で53万人。「森」は45万人。

次回放送日は6/9。ヤングチームとアダルトチームが「大阪・関西万博クイズSP」で熾烈なバトルを繰り広げます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

番組情報

基本情報

「ネプリーグ」

――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送

公式情報公式サイト】【X(Twitter)
出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)

クイズ・ゲーム企画一覧

ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。

スワイプリーグ・・制限時間2分以内に、25枚の画像の中から答えの画像をスワイプして探す新ゲーム。

ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。

プレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。

ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答えるコーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。

漢漢パニック・・漢字力が試される新クイズ。次々と落ちてくる難読漢字の読みを下に落下するまでに答える。問題数は30問で、最後の10問は高難易度のハードモード。

パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。

ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。

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