
こんにちは、
りんとちゃーです。
今回の放送では、脱力タイムズ・ぽかぽか・ネプリーグの人気3番組が大激突。互いの威信をかけて常識クイズで三つ巴バトルを繰り広げました。
●脱力タイムズチーム・・有田哲平(くりぃむしちゅー)、岸博幸(元官僚)、齋藤孝(明治大学文学部教授)、五箇公一(国立環境研究所)、出口保行(元法務省)
●ぽかぽかチーム・・澤部佑・岩井勇気(ハライチ)、児嶋一哉、ゴリエ、白河れい、山本賢太
●ネプリーグチーム・・原田泰造、名倉潤、堀内健、 嶋佐和也・屋敷裕政(ニューヨーク)、林修
記事では、以下のことをまとめています。
■出題された時事・常識問題の解説【知識編】
■演習問題5問【実践編】
■勝敗結果まとめ
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
※記事の内容は、3/24放送分『ネプリーグ~脱力タイムズVSぽかぽかVSネプ!番組対抗戦~』の問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、時事・一般常識を学んでいきましょう。
知識編
時事・常識ワード【ハイパーファイブリーグ】
まずは、第1ステージの「ハイパーファイブリーグ」で出題された時事・常識ワードの復習からです。
地動説
「地動説」は地球や惑星が太陽の周りを回っているとする考え方で、コペルニクスが自著で提唱し、ガリレオが観測によって裏付けたことで知られています。
キリスト教をもとにした中世のヨーロッパでは、長らく「天動説(=全ての天体が地球を中心に回っているという考え方)」が主流でしたが、ケプラーやニュートンが運動の法則によって数学的に「地動説」を証明したことで疑いのない真理として確立し、現代では「地動説」のほうが通説となっています。
経済産業省
「経済産業省」は、経済・産業の発展や貿易の活性化、資源やエネルギーの供給を担う日本の行政機関・省庁です。
中小企業への支援なども行い、今年の1月にはガソリンの補助金を縮小したことで話題になりました。
難読漢字【漢漢パニック】
続いて、第2ステージの「漢漢パニック」より、難読漢字の読みのまとめです。
●大鋸屑【おがくず】・・「大鋸(おが)」とは丸太から板を切り出す大型のノコギリのこと。その加工過程で発生する「木屑(きくず)」であることから。
●干瓢【かんぴょう】・・「干」は干したもの、「瓢(ふくべ)」は夕顔の果実(=かんぴょうの実)を表す。
●蝙蝠【こうもり】・・「蝙」は平たい動物、「蝠」はへばりつく動物を表し、こうもりの飛ぶ姿が平べったく、物にへばりつく習性があることから。
●参詣【さんけい】・・神社仏閣に赴くこと。「参拝(さんぱい)」と異なり、拝むの意味は含まない。
●辛辣【しんらつ】・・両方の漢字ともに舌がしびれるほど辛いことを表す。発言や批評がしびれるほどに厳しいことから。
●海驢【あしか】・・水族館のショーでお馴染みの海の動物。その見た目がロバ(=驢)のように見えることから。
■林先生の国語解説『木天蓼(またたび)の由来』
食べると元気が回復して「また旅に出られる」ことが読み「またたび」の由来で、漢字表記の「木天蓼」は、中国で同じ植物に使われていた漢名にちなんだものです。
世の中の気になる%【パーセントバルーン】
管理職になりたい?
日本能率協会マネジメントセンターがインターネットで管理職の実態に関するアンケートを実施。
「管理職になりたいですか?」の調査結果は以下の通りで、「なりたくない」が過半数(77.3%)を占めました。
近年の一般社員は「自分には向いていない」というネガティブな理由で管理職を敬遠する傾向にあるようです。
お米を食べる頻度【30代】
LINEヤフーが運営するスマホ専用リサーチプラットホーム「LINEリサーチ」が、全国の10~60代の人を対象にお米に関するアンケートを実施。
30代のお米を食べる頻度の内訳は以下の通りで、「ほぼ毎日食べる」が最も多い(72%)という結果になりました。
「ほぼ毎日食べる」の割合は全年代で高く、特に10代で高い数値(84%)を示しました。
ちなみに、同時に調査された「お米を食べる方法」のアンケート結果の1位は「炊飯器で炊く(90%)」でした。
(参考:LINEリサーチノート「今の気になる!ランキング」)
歌舞伎がもとになった言葉【ハイパーボンバー】
最後は「ハイパーボンバー」より、歌舞伎がもとになった言葉のまとめです。由来と一緒に覚えておきましょう。
●泥仕合(どろじあい)・・互いに相手の弱点や秘密を暴露し、醜い争いを繰り広げること。歌舞伎の立ち回りで泥だらけになって取っ組み合いをする場面があり、そこから互いに醜く争うことを「泥仕合」と呼ぶようになった。
●捨て台詞(すてぜりふ)・・その場を去る際に相手に言い放つ、返事を求めない言葉。歌舞伎の演出で、登場人物が退場する際に印象的な台詞を言い放つことから。
●板に付く(いたにつく)・・職業や態度などが、その人にしっくりと馴染むこと。「板」とは歌舞伎の舞台(板張りの床)のこと。役者が演技に慣れて、堂々と演じられるようになると「板に付く」と言われた。
●修羅場(しゅらば)・・激しい戦闘や争いの場面。「修羅」とは仏教における戦いの神の「阿修羅」のこと。歌舞伎の舞台では、壮絶な戦闘シーンを「修羅場」と呼んだ。
●正念場(しょうねんば)・・ここぞという大事な場面。「正念」は仏教用語で「迷いのない真剣な心」を意味する。歌舞伎の芝居では、登場人物が運命の分かれ道に立つ重要な場面を「正念場」と呼んだ。
●幕の内弁当(まくのうちべんとう)・・俵型の握り飯とおかずを詰め合わせた弁当。「幕の内」は歌舞伎の舞台での「幕の間(まくのうち)」を指し、演目の合間に役者や観客が食事をとるために作られた弁当のことを「幕の内弁当」と呼んだ。
●どんでん返し(どんでんがえし)・・物事が一気に逆転すること。歌舞伎の舞台装置の「どんでん(転換装置)」が由来。舞台の背景や装置を一気に反転させて場面転換する技法を「どんでん返し」と呼んだ。
●お家芸(おいえげい)・・個人や団体が最も得意とする事柄。江戸時代の歌舞伎役者には、代々受け継がれる「家ごとの芸」があったことから。
●大立回り(おおだちまわり)・・派手に喧嘩をすること。歌舞伎における登場人物が戦うシーンを「立ち回り」と言い、特に、集団が絡んだり、派手なアクションが加わるものを「大立回り」と呼んだ。
村瀬先生の豆知識『捨てるところのない卵の利用方法』
キューピーマヨネーズを作っているキューピーグループは、年間42億個と、日本で最も多く卵を使っていることで知られています。
そんなキューピーでは、マヨネーズで使わない卵の「白身部分」をお菓子の原料やかまぼこに、「殻の部分」を肥料やチョークに、殻の裏にある「卵殻膜」を化粧品やサプリメントに再利用していて、卵を多く扱う企業として無駄なく100%有効活用できるように日々努力しているのです。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「次の時事・常識ワードを答えよ。」
■問題②「次の難読漢字を読みなさい。」
D:さんけい E:しんらつ F:あしか
■問題③「一般社員で管理職になりたくない人、何%?」
A:47% B:62% C:77%
■問題④「30代で毎日お米を食べる人、何%?」
A:62% B:72% C:82%
■問題⑤「次の歌舞伎がもとになった言葉をそれぞれ答えよ。」
D:修羅場 E:正念場 F:幕の内弁当
G:どんでん返し H:お家芸 I:大立ち回り
勝敗結果
第1ステージの「ハイパーファイブリーグ」では、5文字の時事・常識ワードが出題され、これに対し脱力タイムズの岸・ぽかぽかの白河・ネプリーグチームの屋敷が凡ミス。特に成績で伸び悩んだぽかぽかチームが一歩出遅れて次ステージへと進みます。
続く第2ステージの「漢漢パニック」では、劣勢のぽかぽかの澤部が自慢の漢字力でファインプレーを見せるも、残りのメンバーが足を引っ張ってしまいここでも惨敗の結果に。有田の活躍でポイントを稼いだ脱力タイムズチームがリードを広げます。
その後、「パーセントバルーン」でも脱力タイムズチームが好成績を収め、勝負は最終決戦へ。
最後の「ハイパーボンバー」では、歌舞伎の言葉・ロゴ・マスコット・昭和のニュースなど多彩な問題が出題され、ここに来て2番手に位置したネプリーグチームがパーフェクトを達成して急浮上。
その追随を阻止しようと脱力タイムズチームも同じくパーフェクトを打ち出しますが、二戦目で岸がテンパってしまいわずか20点でゲームオーバーに。最後に番狂わせが起き、ネプリーグチームが見事な逆転勝利を収めました。
今夜の豪華賞品は愛媛県の「みかんブリ」。
この「みかんブリ」は、柑橘類の栽培が盛んな愛媛県が製造するみかんジュースの絞りかすを餌に混ぜて育てられたブランド魚で、臭みが少なくほのかに柑橘の香りがするのが特徴です。
そんな絶品ブリを求めてネプリーグチームの5人がボーナストロッコに乗車。意気揚々と問題に挑みますが、1問目の「『エリーゼのために』を作曲したのは『ベートーヴェン』『モーツァルト』どっち?」で正解を外してしまいまさかのゲームオーバー。始まって即終了という残念な結果に終わりました。
※正解は「ベートーヴェン」
次回放送日は4/7。新しいカギチームとネプリーグメンバーによる番組対抗戦が開催されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2025年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【X(Twitter)】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●スワイプリーグ・・制限時間2分以内に、25枚の画像の中から答えの画像をスワイプして探す新ゲーム。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●プレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。
●ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答えるコーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。
●漢漢パニック・・漢字力が試される新クイズ。次々と落ちてくる難読漢字の読みを下に落下するまでに答える。問題数は30問で、最後の10問は高難易度のハードモード。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
●このリクエストは何だっけリーグ・・曲のリクエストメッセージを読みながらアーティスト名と曲名を推測し、正しく曲フリをする番組最後のおまけコーナー。
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