こんにちは、
りんとちゃーです。
今回のネプリーグでは、過去に出題された問題を復習する総集編が放送されました。
記事では、以下のことをまとめています。
■過去記事で紹介できなかった問題の解説【知識編】
■林先生の国語解説・村瀬先生の豆知識
■演習問題5問【実践編】
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
※記事の内容は、9/30放送分『ネプリーグ~豪華出演者の解答から学ぶ秋の常識クイズSP!~』の問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、時事・一般常識を学んでいきましょう。
知識編
絶滅危惧種【ノンストップDJ】
まずは、ノンストップDJで出題された絶滅危惧種の復習からです。
ラッコ
「ラッコ」は細長い胴体と短い手足が特徴の海獣で、分類学的にはイタチやカワウソの仲間にあたります。
乱獲による個体数の減少で絶滅危惧種に指定され、日本では北海道の一部の岬で野生のラッコが見られるのみです。
オランウータン
「オランウータン」は樹上生活をする霊長類の中で最も大きく、家族や社会生活を営まないのが特徴です。
近年、生息地である熱帯雨林が減ったことで、その生息数が減少。絶滅危惧種に指定されました。
イリオモテヤマネコ
「イリオモテヤマネコ」は沖縄県の西表島(いりおもてじま)にのみ生息するベンガルヤマネコの亜種で、マンチカンのような短い足とヒョウ柄の模様が特徴です。
年々その数が減っていて、絶滅危惧種に指定されています。
■林先生の国語解説①『裁つ・絶つ・断つの使い分け』
「たつ」と読む3つの同音異義語「裁つ」「絶つ」「断つ」は、次のように意味で使い分けがされています。
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●裁つ・・布や紙などを寸法に合わせて切る。
●絶つ・・関係を終わらせる、それ以降続かない。
●断つ・・繋がっていたものを切り離す。
中華料理の難読漢字【ハイパーボンバー①】
続いてハイパーボンバーより、中華料理の難読漢字のまとめです。漢字の由来とセットで覚えておきましょう。
餃子(ギョウザ)
「餃子(ギョウザ)」は、小麦粉をこねて薄く伸ばした皮にひき肉と野菜を包んで焼いた中華料理で、中国の漢の時代から食されていたと言われています。
漢字表記の「餃子」は、その形が尖っていること(=角と同音の交)に由来するものです。
焼売(シュウマイ)
「焼売(シュウマイ)」は、豚ひき肉と玉ねぎ・調味料を混ぜて、小麦のうす皮で包んで蒸し上げた定番の中華料理です。
かつての中国に、病害によって真っ黒になった麦の穂を伝染予防のために焼くという風習があり、その時の「焼かれた麦=焼麦」に見た目が似ていることから「焼売」の漢字が当てられたと言われています(※後に「麦」が「売」に変化した)。
棒々鶏(バンバンジー)
「棒々鶏(バンバンジー)」は、蒸し鶏に「芝麻醤(チーマージャン)」と呼ばれるごまソースをかけた四川(しせん)料理で、日本では辛みを調整したソースをかけるのが一般的です。
鶏肉は、蒸すと水分が抜けてかたくなる性質があり、これを防ぐために棒で叩いて柔らかくする必要がありました。「棒々鶏」の漢字は、この下処理方法に由来するものです。
雲呑(ワンタン)
ツルツルした食感が特徴の「雲呑(ワンタン)」は、豚のひき肉やネギを小麦粉の薄皮で包んで作る中華料理の一つです。
ワンタンをスープに入れると、まるで空に雲が浮かんでいるように見えることから、「雲を呑む」の意味で「雲呑」の漢字が当てられています。
回鍋肉(ホイコーロー)
「回鍋肉(ホイコーロー)」は、豚肉とキャベツを炒めて、甘辛いタレで味付けして食べる、日本でも人気の四川料理です。
「回鍋肉」を和訳すると「鍋に帰る肉」となり、一度鍋で茹でた豚肉を、再度鍋にかえして炒めたことからその名がついたとされています。
小籠包(しょうろんぽう)
「小籠包(しょうろんぽう)」は、薄い小麦粉の皮で豚肉などの具材とスープを包みせいろで蒸した料理で、中華圏(中国・台湾・香港など)では日常的に食されています。
漢字の「小籠包」は、小さな籠(=せいろ)で蒸した包子(=中華まん)という意味です。
青椒肉絲(チンジャオロース)
「青椒肉絲(チンジャオロース)」はピーマンと牛肉の細りを炒めた中華料理で、「青椒」はピーマン、「肉」は牛肉、「絲」は細切りを意味します。
もともとは豚肉を使っていましたが、ヨーロッパやアメリカに広まる中で具材が牛肉に変わったと言われています。
麻婆豆腐(マーボーどうふ)
「麻婆豆腐(マーボーどうふ)」は、豚ひき肉・ネギ・しょうがのみじん切りを炒めてスープを加え、醤油・豆板醤・豆鼓・花椒などて調味した後にさいの目に切った豆腐を入れて煮込み、水とき片栗粉でとろみをつけた定番の四川料理です。
「麻」は「あばた(痘痕)」を、「婆」は「妻」を表し、四川省成都の料理屋で夫を亡くした痘痕の奥さんが考案した料理であることが名前の由来とされています。
杏仁豆腐(あんにんどうふ)
「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」は中華料理を代表するデザートで、真っ白な見た目と独特の舌触りが特徴です。
「杏仁」は、あんず(=杏)の種子の中にある白い実のことで、この「杏仁」を粉状にして水と合わせて丁寧に濾し、牛乳を加えて温め、寒天・ゼラチンで固めて作ります。
■林先生の国語解説②『座右の銘(ざゆうのめい)の語原』
「座右」は身近(座席の右)、「銘」はしるす・きざむを表し、「座右の銘」で「いつも身近に置いて、自分の戒めとして心にきざみこむ言葉」の意味になります。
最高気温40℃以上を記録した都市【ハイパーボンバー②】
最後は、同じくハイパーボンバーより、最高気温が40℃を超えたことのある都市のまとめです。地図で位置を確認しておきましょう。
村瀬先生の豆知識①『インドネシアを象徴する料理・ナシゴレン』
インドネシア料理の「ナシゴレン」の具材には鶏肉やエビなどが使われていますが、基本的に使わないある食材があります。
それは――豚肉です。
インドネシアは人口の90%がイスラム教徒の国で、宗教上の理由で豚肉は食べてはならないとされています。そのためナシゴレンでは豚肉を決して使わず、それ以外の食材を中心にして作られているんです。
村瀬先生の豆知識②『上野動物園のユニークな研究』
日本に生息している野生の「ツキノワグマ」は、エサの確保の難しい冬の間を冬眠して過ごしますが、動物園で飼育されている「ツキノワグマ」は常にエサを与えられているため基本的に冬眠することがありません。
そういった状況を自然でないと考えた上野動物園が人為的にクマの冬眠を誘導することにチャレンジ。11月頃にクマを冬眠室に移動させて冬の過酷な環境を再現し、見事クマを冬眠させることに成功したのです。
ちなみに、その時取られたデータ(体温・呼吸数など)は後の研究に活かされ、謎の多かったクマの生態が徐々に明らかになっています。
村瀬先生の豆知識③『岐阜県多治見市はどんな市?』
岐阜県の多治見(たじみ)市は「うなぎ」の美味しい街として有名です。
多治見市では伝統陶器の「美濃焼き」が古くから作られていて、それを担う職人が窯の熱で体力を消耗するというのが日常茶飯事でした。
そんな中で職人が、体力回復のために近くの土岐川で獲れる天然うなぎを使った料理を好んで食すようになり、結果、市内に多数のうなぎの名店が誕生することになったのです。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「次の絶滅危惧種の動物名を答えよ。」
C:イリオモテヤマネコ
■問題②「次の中華料理の名前の空欄に入る漢字を答えよ。」
■問題③「次の中華料理の名前の空欄に入る漢字を答えよ。」
■問題④「次の中華料理の名前の空欄に入る漢字を答えよ。」
■問題⑤「最高気温40℃以上を記録した以下の都市の都道府県名を答えよ。」
D:山梨県 E:新潟県 F:群馬県
G:愛媛県 H:岐阜県 I:山形県
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次回放送日は10/7。新月9俳優と月9レジェンド俳優が常識クイズでバトルを繰り広げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2024年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【X(Twitter)】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●レベルアップファイブリーグ・・1文字から5文字に段階的に問題がレベルアップする進化版ファイブリーグ。文字数に合わせて仲間から答えられそうな解答者を選び、5問連続正解を目指す。
●カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答するゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。
●イレブンコード/セブンコード・・出題される11本(11個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。(※セブンコードでは、問題選択肢が7つ)
●トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。
●パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。
●プレッシャークロック/タイマンプレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。(※タイマンプレッシャークロックでは、各チーム1対1で対決し、相手チームを先に全滅させたら勝利)
●ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答えるコーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。
●描き足しリーグ・・普段目にするモノの足りない部分を描き足す新ゲーム。各チームの代表者3人が一緒に問題に挑戦し、正答した人数分ポイントをゲットできる。
●早押しパーフェクトアンサー・・2つ以上答えのある問題を早押しですべて解答する新コーナー。正解した人から勝ち抜け、最初に全員抜けたチームに得点が入る。
●サカノボリーグ・・ある年に起きたさまざまな出来事を5秒でスピード解答する新コーナー。一人正解で5P、全員正解すると10P(5P+ボーナス5P)が手に入る。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ピッタリ不動産・・物件の家賃を予想する不動産版パーセントバルーン。誤差1万円につき風船が一つ割れる。ぴったり当てると風船+10個。最終的に残した風船の数だけポイントが入る。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
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