こんにちは、
りんとちゃーです。
今回のネプリーグは「出身校別対決SP」と題して、名門大出身アナウンサーチームと最強東大軍団、吉本NSCチームの三者が常識クイズでバトルしました。
●名門大アナウンサーチーム・・森香澄(元テレ東)、笹崎里菜(元日テレ)、山本里菜(元TBS)、国山ハセン(元TBS)、堀内健
●東大チーム・・・河野玄斗、林輝幸、泉房穂、武井亜樹、林修、原田泰造
●吉本NSCチーム・・盛山晋太郎、野々村友紀子、品川祐、陣内智則、名倉潤
記事では、以下のことをまとめています。
■出題された時事・常識問題の解説【知識編】
■演習問題5問【実践編】
■勝敗結果まとめ
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
※記事の内容は、9/2放送分『ネプリーグ~東大VS名門大VS吉本NSC!出身学校三つ巴~』の問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、時事・一般常識を学んでいきましょう。
知識編
時事・常識ワード【ハイパーファイブリーグ】
まずは第1ステージのハイパーファイブリーグで出題された時事・常識ワードの復習からです。
ワーキングホリデー
「ワーキングホリデー」とは、休暇を目的に海外に渡航する際に、渡航期間中の資金を補うために就労を許可する制度のことです。
「留学」と似ていますが、「留学」が海外の教育機関で学ぶことが主であるのに対し、「ワーキングホリデー」はあくまで働きながら休暇を楽しむことを目的としています。
対象年齢は18~30歳で、日本では現在、カナダ・オーストラリア・イギリスなどの30の地域とワーキングホリデー協定を結んでいます。
酷暑日(こくしょび)
2022年の8月、テレビやラジオで気象情報を提供する日本気象協会が「酷暑日(こくしょび)」と「超熱帯夜(ちょうねったいや)」の2つの新たな呼び名を発表しました。
「酷暑日」は最高気温40℃以上の日を、「超熱帯夜」は最低気温30℃以上の日を表し、危険な暑さによる熱中症の注意換気を人々に促しています。
「酷暑日」は、東日本の内陸県やフェーン現象を受けやすい新潟県などで多く観測されています。
■林先生の国語解説①『面目の2つの意味』
その人らしい活動をするさまを表す四字熟語の「面目躍如(めんもくやくじょ)」。
そこで使われている「面目」は読み方によって意味が異なり、「めんぼく」と読む場合は名誉や世間の評価を、「めんもく」と読む場合は容姿や見た目を表します。
単独で「面目」の言葉を使う際に意識するようにしましょう。
2000年と2014年の出来事【サカノボリーグ】
第3ステージでは、ある年に起きた出来事に関する問題に答える「サカノボリーグ」が開催されました。
出題された2000年と2014年の時事・常識ワードを復習しましょう。
iモード【2000年8月】
「iモード」は、NTTドコモが提供する携帯電話向けのインターネット接続サービスで、名前の「i」は「インタラクティブ(相互対話)」「インフォメーション(情報)」「インターネット」「アイ(私)」の頭文字を表します。
このサービスによって、ブラウザによるウェブ閲覧やメールの送受信、音楽・ゲームなどのダウンロードが可能になりました。
「iモード」は2026年3月31日にサービスの終了を予定しています。
IT革命【2000年12月】
「IT革命」はインフォメーション・テクノロジー(information technology)の革新と活用が個人や企業・組織の活動に大きな変革をもたらすことを意味する言葉です。
これによってインターネットが急速に加速し、世界中の情報を簡単かつ低コストで入手できるようになりました。
富岡製糸場(とみおかせいしじょう)【2014年6月】
「富岡製糸場」は、1872年に明治政府によって群馬県富岡市に建設された日本初の本格的機械製糸工場です。
日本の機械製糸工場の模範となり、世界の絹産業の発展と技術革新に大きく貢献しました。
2014年にはその功績が高く評価され、「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録されました。
デング熱【2014年8月】
「デング熱」は蚊に刺されることによって感染する疾患で、通常は2~14日の潜伏期間を経て急激な発熱を発症し、その後、頭痛・発疹・関節痛・嘔吐などの症状が合わせて現れます。
2014年の8月に約70年ぶりに国内での感染が確認され、ニュースでも取り上げられました。
■林先生の国語解説②『横柄(おうへい)の語原』
「横柄」の語源となったのは、押しの強い人柄や性質を表す「押し柄」で、これが後に簡略・置き換えられて「横柄」になったと言われています。
ちなみに辞書では「横柄」と「押柄」の両方の漢字が記載されています。
3文字の略語【ハイパーボンバー①】
続いては、最終ステージ・ハイパーボンバーより「3文字の略語」のまとめです。それぞれの英語の正式名を覚えておきましょう。
●APEC(アジア太平洋経済協力)【Asia-Pacific Economic Cooperation】・・大平洋を取り囲む諸国・地域の経済的協力の枠組みのこと。貿易の自由化や地域経済統合の推進、技術協力などが主な活動。
●EU(欧州連合)【European Union】・・ヨーロッパ各国を政治・経済的に統合した国際組織。発足は1993年で本部はベルギーのブリュッセル。
●NATO(北大西洋条約機構)【North Atlantic Treaty Organization】・・ヨーロッパやアメリカなど30の国々で組織された軍事同盟。冷戦時代に、ソビエトの軍事同盟「ワルシャワ条約機構」に対抗するために組織された。
●GPS(全地球測位システム)【Global Positioning System】・・人工衛星から発せられた電波を受信して、現在位置を特定する仕組み。もともとはアメリカの軍事用技術として開発された。
●EEZ(排他的経済水域)【Exclusive Economic Zone】・・漁業や天然資源の採掘を他国に邪魔されずに自由に行うことができる水域のこと。海に面している国は、沿岸から200海里(約370km)までの範囲をこの水域に設定できる。
●CEO(最高経営責任者)【Chief Executive Officer】・・取締役会の委託を受けて、会社の経営方針や事業計画などの長期的な経営事項に関わる責任を負う立場の人のこと。
●LED(発光ダイオード)【Light Emitting Diode】・・半導体素子の一種。電圧を加えると発光する性質があり、照明やディスプレイなどに使われている。
●SDGs(持続可能な開発目標)【Sustainable Development Goals】・・国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のこと。17の目標と169のターゲットで構成される。
●TPP(環太平洋経済連携協定)【Trans-Pacific Partnership】・・太平洋を囲む国の間で結ばれた経済連携協定。関税を撤廃し、自由貿易を促進するのが目的。
慣用句【ハイパーボンバー②】
最後は、同じくハイパーボンバーより「□の□で表される慣用句」のまとめです。
●雀の涙(すずめのなみだ)・・とても少ない、ごくわずかなこと。雀が鳥類の中でかなり小型であることに由来。
●氷山の一角(ひょうざんのいっかく)・・表面に現れた大きな物事のほんの一部。氷山の海面に見える部分は全体の7分の1ほどでしかないことから。
●机上の空論(きじょうのくうろん)・・頭で考えただけで、実際には役に立たない計画のこと。
●草葉の陰(くさばのかげ)・・草の下=土の下であることから、お墓の下・あの世。
●怪我の功名(けがのこうみょう)・・失敗や過ちが思いがけずよい結果につながること。「怪我」は不足の結果・過ち、「功名」は手柄を立てて名を上げるという意味。
●針の莚(はりのむしろ)・・批判や非難にさいなまれて、いたたまれないこと。「むしろ」は針を植えた敷物を指す。
●蚊帳の外(かやのそと)・・ある物事が行われている場所から外れていること。
●元の木阿弥(もとのもくあみ)・・一時良くなったものが、再び元の状態に戻ること。
●梨の礫(なしのつぶて)・・投げた礫は返らないことから、音沙汰がないこと・音信のないこと。梨は「無し」にかけたもの。
■林先生の国語解説③『元の木阿弥(もとのもくあみ)の由来』
「元の木阿弥」は、戦国大名の筒井順慶(つついじゅんけい)のとあるエピソードに語源があります。
戦国時代、筒井順昭(じゅんしょう)が病死した際、息子の順慶はまだ幼かったため、代わりに順昭と声のそっくりな木阿弥が代役を務めることになりました。
その後、順慶が成長して成人に。それを境に木阿弥が大任から外され、元の身分に戻ることになったのです。
そこから転じて、いったん良くなったものが元の状態に戻ることを「元の木阿弥」と表現するようになったと言われています。
村瀬先生の豆知識①『じゃがりこの名前の由来』
お菓子メーカー・Calbeeの人気商品「じゃがりこ」の名前の由来となったのが「じゃがいも」と「人の名前」であることをご存知でしょうか。
実は、開発担当者の友達に「りかこ」という女性がいて、彼女が販売前に美味しそうに商品を試食していました。担当者はそれを見てはっとひらめき、じゃがいものの「じゃが」+りかこの「りこ」で「じゃがりこ」と名付けることになったのです。
村瀬先生の豆知識②『あべのハルカスの変わった建物の形の理由』
高さ300mを誇る大阪・天王寺の高層ビル「あべのハルカス」。
その建物の形を見ると、直方体ではなく階段上をしていることに気付きます。
一般的な高層ビルは風に弱く、強風が吹くと建物全体が揺れてしまいます。そこで、それを防ぐために形を階段状にして風を分散。抵抗を上手く軽減しているのです。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「空欄に入る言葉を答えよ。」
■問題②「空欄に入る言葉を答えよ。」
■問題③「空欄に入る言葉を答えよ。」
■問題④「アルファベット3文字の略語。赤字の部分は何という英語の略?」
【D】Partnership 【E】Diode 【F】Chief
【G】Global 【H】Zone 【I】Sustainable
■問題⑤「次の慣用句を答えよ。」
B:氷山の一角(ひょうざんのいっかく)
C:机上の空論(きじょうのくうろん)
D:蚊帳の外(かやのそと)
E:草葉の陰(くさばのかげ)
F:針の筵(はりのむしろ)
G:怪我の功名(けがのこうみょう)
H:梨の礫(なしのつぶて)
I:元の木阿弥(もとのもくあみ)
勝敗結果
第1ステージのハイパーファイブリーグでは、一般常識と時事の5文字クイズが出題され、答えれて当然のこの問題に3チームとも大苦戦。得点を稼げずに横並びの状態で次ステージへ進みました。
第2ステージは漢字を書き取る日本語ツアーズバギーで、名門大チームと吉本チームが途中敗退する中で、東大チームの林輝幸が一人奮闘して何とパーフェクトを達成。敵チームからリードを奪います。
その後、サカノボリーグでも東大チームが得点を稼ぎ、このまま逃げ切って勝利になるかと思われましたが、最終ステージのハイパーボンバーで徐々に追い上げていた2番手の吉本チームが何と二連続でパーフェクトを達成。
これを受け、東大チームも負けじとパーフェクトを狙いますが、2戦目の国語問題で泉房穂がテンパってゲームオーバーに。結果、得点僅差で吉本チームが勝利となり、ボーナストロッコの切符は彼らの手に渡りました。
今夜の豪華賞品は岡山県の「黄金桃(おうごんとう)」。
「黄金桃」は黄金色の見た目の果肉が特徴の桃で、口に入れると濃厚な甘みと香りが広がる至極の一品となっています。
そうな贅沢な桃を求めて、吉本チームの5人がトロッコに乗車。1問目は無難に正答していましたが、続く2問目の「6Pチーズの正しい読み方は『ロクピーチーズ』『ロッピーチーム』どっち?」で選択を誤りゲームオーバーに。賞品獲得には至りませんでした。
※正解は「ロッピーチーズ」。
次回は9/30。過去に出題された問題を復習する総集編が放送されます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2024年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【X(Twitter)】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●レベルアップファイブリーグ・・1文字から5文字に段階的に問題がレベルアップする進化版ファイブリーグ。文字数に合わせて仲間から答えられそうな解答者を選び、5問連続正解を目指す。
●カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答するゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。
●イレブンコード/セブンコード・・出題される11本(11個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。(※セブンコードでは、問題選択肢が7つ)
●トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。
●パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。
●プレッシャークロック/タイマンプレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。(※タイマンプレッシャークロックでは、各チーム1対1で対決し、相手チームを先に全滅させたら勝利)
●ウチワケリーグ・・世の中のさまざまな内訳を答えるコーナー。回答する内訳は5つ(内訳グラフの上位5つ)で、一人ずつ答えてパーフェクトを目指す。
●描き足しリーグ・・普段目にするモノの足りない部分を描き足す新ゲーム。各チームの代表者3人が一緒に問題に挑戦し、正答した人数分ポイントをゲットできる。
●早押しパーフェクトアンサー・・2つ以上答えのある問題を早押しですべて解答する新コーナー。正解した人から勝ち抜け、最初に全員抜けたチームに得点が入る。
●サカノボリーグ・・ある年に起きたさまざまな出来事を5秒でスピード解答する新コーナー。一人正解で5P、全員正解すると10P(5P+ボーナス5P)が手に入る。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ピッタリ不動産・・物件の家賃を予想する不動産版パーセントバルーン。誤差1万円につき風船が一つ割れる。ぴったり当てると風船+10個。最終的に残した風船の数だけポイントが入る。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
コメント