こんにちは、
りんとちゃーです。
今回のネプリーグは「アナウンサーvs名門女子大」と題して、各局出身の女子アナウンサーチームと知識に自信がある名門女子大チームが、ノンストップDJ・プレッシャークロック・ハイパーボンバーの3つのステージで常識クイズバトルを繰り広げました。
●女子アナチーム・・大島由香里(元フジテレビアナ)、吉田明世(元TBSアナ)、竹内由恵(元テレビ朝日アナ)、堀内健、林修
●名門女子大チーム・・福田麻貴(関西大)、ゆりやんレトリィバア(関西大)、トラウデン直美(慶應義塾大)、美有姫【みゆき】(獨協大)、名倉潤、原田泰造
記事では、以下のことをまとめています。
■番組で出題された時事・常識問題の解説(知識編)
■演習問題5問(問題編)
■勝敗結果のまとめ
■番組情報(ゲーム企画一覧など)
なお、記事の内容は、1/23放送分『ネプリーグ~アナウンサーVS名門女子大!バチバチ対決に!~』の出題問題からの厳選になります。
番組内容を思い出しながら、一般常識・時事を学んでいきましょう。
知識編
ことわざ並び替え【ノンストップDJ】
まずは第1ステージ・ノンストップDJで出題された、ことわざ並び替え問題の復習からです。各ことわざを由来と一緒に覚えておきましょう。
縁の下の力持ち
――縁側の下の柱のように、目に見えないところで他人のために力を尽くし、苦労する人のたとえ。
このことわざは、大阪四天王寺の経供養(=お経伝来を記念した舞楽法要)で披露された「縁の下の舞い」を起源にしています。
「縁の下の舞い」は、昭和初期まで公衆で披露されることがなく、日の目を見ることがなかったのですが、それでも演者たちは陰で努力して練習を積み重ね、無観客の前で舞を奉納していました。
そこから、誰も見ていないところで陰で努力することを「縁の下の力持ち」と呼ぶようになったと言われています。
石の上にも三年
――どんなにつらくても、我慢強く耐えていれば、やがて報われること。
古代インドに「バリシバ尊者」という老人がいて、その老人が80歳で出家した後に、3年間石の上で座禅を続けて見事悟りを開いたという逸話に由来することわざです。
親の心子知らず
――親が子を思う気持ちはなかなか通じず、子は勝手気ままにふるまうものだ、という意味。
室町時代の書物「義経記(ぎけいき)」の中に登場する義経の従者・弁慶のセリフに「あはれや殿、おやのこころ子しらずとて、人の心は知り難し」があり、これが由来になって「親の心子知らず」のことわざが生まれたとされています。
飛んで火に入る夏の虫
――自ら進んで危険やリスクの伴うところへ飛び込むこと。
昆虫には光に向かって飛ぶ習性があり、ロウソクの灯りにつられて飛んできた夏の虫が、火に飛び込んで焼け死んだところからこのことわざが生まれました。
計算早解き【プレッシャークロック】
次は第2ステージ・プレッシャークロックより、計算早解き問題の抜粋まとめです。
各問題にはそれぞれ早く解ける解答法が隠されているので、皆さんもその方法を考えてみてください。
■問題A「空欄に入る数字は?」
▶▶「15」は「13」に2を足したものなので、空欄の答えは「32」から2を引いた「30」になります。
■問題B「空欄に入る数字は?」
▶▶11×11=121、111×111=12321、1111×1111=1234321・・と続くことから分かるように、「1が並ぶ掛け算」には次の法則が成り立ちます。
『1が連続する掛け算は、その桁数の数まで増加して1まで減少する数が答えとなる』
この法則は、以下のように筆算で考えればその理由が理解できるかと思われます。
■問題C「空欄に入る数字は?」
▶▶解答方法には次の2パターンがあります。
①(1+9)+(2+8)+(3+7)+(4+6)+5+10=(10×4)+5+10=55
②(1+10)+(2+9)+(3+8)+(4+7)+(5+6)=(11×5)=55
■問題D「空欄に入る数字は?」
▶▶2桁×11の計算の場合、「2桁の数を離して書き、その真ん中に両数の和を書いたもの」が答えとなります。
「53×11」の場合、「5」と「3」の間にその和(=8)を書いた数「583」が答えです。
日本史に登場する有名な合戦・事件【ハイパーボンバー】
続いて最終ステージ・ハイパーボンバーより、日本史に登場する有名な合戦・事件のまとめです。
起きた場所が現在の都道府県のどこにあたるか、それぞれ確認しておきましょう。
●関ヶ原の戦い【岐阜県】・・1600年に起きた天下分け目の戦い。徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が美濃国(現在の岐阜県)関ヶ原で衝突。6時間の戦いの末、徳川率いる東軍が勝利した。
●長篠の戦い【愛知県】・・1575年に、織田・徳川連合軍と武田勝頼【たけだかつより】軍が、三河国(愛知県)の長篠【ながしの】城をめぐって繰り広げた合戦。この戦いで、織田・徳川連合軍が武田軍に勝利。織田信長が名実ともに天下人になった。
●壇ノ浦の戦い【山口県】・・平安末期(1185年)に起きた、長門【ながと】国・壇ノ浦(山口県下関市)を舞台とする源平最後の合戦。この戦いで源義経率いる源氏が勝利し、栄華を誇っていた平氏が滅亡した。
●本能寺の変【京都府】・・1582年に、京都の本能寺に滞在していた織田信長を、家臣の明智光秀が謀反を起こし襲撃した事件。明智軍に包囲された信長は、自ら寺に火を放ち自害。天下統一直前の信長の死によって、歴史が大きく動いた。
●大塩平八郎の乱【大阪府】・・江戸時代後期(1837年)に、大塩平八郎とその門人が大坂(大阪府大阪市)で起こした江戸幕府に対する反乱。大塩は、飢饉で苦しむ民衆を救うために私腹を肥やす大坂の豪商を襲うが、幕府によって1日で鎮圧。反乱に関わった人物は厳しく処罰された。
●川中島の戦い【長野県】・・1553~1564年、主に川中島(長野県長野市)を舞台に、甲斐【かい】国(山梨県)の武田信玄と越後国(新潟県)の上杉謙信が、北信濃の支配権をめぐって繰り広げた数度の合戦。戦いは12年もの長きに渡って続いたが、結局決着はつかなかった。
●桜田門外の変【東京都】・・1860年に、尊皇攘夷【そんのうじょうい】派(=天皇を守るために外国勢力を排斥しようとする思想)の水戸・薩摩藩士が江戸城(東京都)桜田門の付近で起こした大老・井伊直弼【いいなおすけ】の暗殺事件。事件後、幕府の権威は失墜し、256年続いた江戸時代が終わりを迎えた。
●生麦事件【神奈川県】・・1862年、江戸から京都に向かっていた薩摩藩主の父・島津久光の一行が、武蔵【むさし】国生麦村(神奈川県横浜市鶴見区)に差し掛かった際、馬に乗ったイギリス人4人が行列の前を横切り、これに腹を立てた薩摩藩士が彼らに切りかかって死傷させた事件。事件後、幕府はイギリスに10万ポンドの賠償金を払ったが、薩摩藩がこれを拒否。翌年イギリス艦隊から攻撃を受けることになった(=薩英戦争)。
●一ノ谷の戦い【兵庫県】・・ 平安時代末期(1184年)、摂津国の福原と須磨(兵庫県神戸市)を舞台に、平氏が政権奪取をかけて源氏と衝突した戦い(源平合戦の一つ)。この戦いで平氏軍は、源義経の奇襲攻撃(=鵯越【ひよどりごえ】の逆落とし)を受け、源氏軍に大敗した。
モッツァレラとカマンベール【トロッコアドベンチャー①】
番組最後のボーナスステージ・トロッコアドベンチャーでは、チーズに関する選択問題が出題。
選択肢にあった「モッツァレラ」と「カマンベール」には、次のような違い・特徴があります。
モッツァレラチーズ
「モッツァレラチーズ」は、南イタリア原産のフレッシュタイプのチーズで、弾力ある食感と風味豊かなミルクが特徴です。
名前の「モッツァレラ」は「ちぎる」という意味のイタリア語を語源にしていて、カードと呼ばれる固まった乳に熱湯を注いで練り上げ、引きちぎって作ります。そのまま食べても美味しく、料理のアレンジにも使えるとても便利なチーズです。
カマンベールチーズ
フランス北部カマンベール村を発祥地とする「カマンベールチーズ」は、表面に白カビを生やし熟成させて作ったチーズです。
しっかりとした歯ごたえの外側と、濃厚でなめらかな内側の異なる食感が特徴で、その食べやすさから「おつまみチーズ」として人気があります。
カタールとドバイ【トロッコアドベンチャー②】
同じくトロッコアドベンチャーより、西アジアに位置する国・カタールと観光都市ドバイのまとめです。地図上の位置も一緒に確認しておきましょう。
カタール
2022年サッカーワールドカップの開催国にもなった「カタール」は、アラビア半島から突き出たペルシャ湾の南岸(=カタール半島)に位置する首長国で、乾燥した砂漠と長い海岸線を持ち、面積は1万1427km²と秋田県ほどの大きさになります。
首都は海岸線上にあるドーハ。市内には、近未来的な超高層ビルや、古代イスラムのデザインをもとにした建造物が立ち並びます。
ドバイ
「ドバイ」は、アラブ首長国連邦(※1)を構成するドバイ首長国の都市で、面積は日本の埼玉県と同じくらいになります。アラブ首長国連邦は、ペルシャ湾・サウジアラビア・オマーンに隣接し、国土の大半が砂漠です。
ドバイの街には、巨大ショッピングセンターや最先端の建造物が立ち並び、世界一の高さ(=828m)を誇る超高層ビル「ブルジェ・ハリファ」があることでも知られています。
(※1)アラブ首長国連邦(United Arab Emirates:U.A.E.)・・アブダビ、ドバイ、シャルジャ、ラス・アル・ハイマ、フジャイラ、アジュマン、ウンム・アル・カイワインの7つの首長国で構成された連邦国家。首都は「アブダビ」。
問題編
それでは、実際の問題で内容を復習しましょう。(※答えはタップすると開きます)
■問題①「文字を並び替えてことわざを完成させよ。」
B:石の上にも三年
C:親の心子知らず
D:飛んで火に入る夏の虫
■問題②「次の問題をそれぞれ10秒以内に答えよ。」
C:55 D:583
■問題③「以下の日本史に登場する有名な合戦・事件の起きた場所は、現在の都道府県のどこにあたる?」
D:京都府 E:大阪府 F:長野県
G:東京都 H:神奈川県 I:兵庫県
■問題④「モッツァレラチーズはどっち?」
■問題⑤「カタールはどっち?」
勝敗結果まとめ
いかがでしたでしょうか。
アナウンサー・芸人・コメンテーターなど、多方面で活躍する女性陣たちが、バチバチの対決を繰り広げた今回のネプリーグ。
第1ステージ・ノンストップDJでは、両チームともにミスを連発し、15問正解をどちらも達することができず、続く第2ステージでは、プレッシャーから女子アナチームの吉田と名門大チームのネプチューン2人がテンパってパニック状態に。仲間の失態に周りからやじが飛び交います。
結局、7ポイント差の接戦のまま最後のハイパーボンバーを迎え、名門大の得点を上回った女子アナチームが最終的な勝利者となりました。
今夜の豪華賞品は、徳島県産「さくらももいちご」。
この「さくらももいちご」は、2008年から流通が始まった新しいイチゴで、徳島県の佐那河内村(さなごうちそん)の20軒の農家だけで栽培されている希少な一品です。
また、実が赤く染まるまでじっくり時間をかけて育てられているため、酸味はおだやかで甘味が抜群。他では食べられない極上のイチゴとなっています。
そんな絶品イチゴを求めてボーナストロッコに乗り込んだのは、竹内と吉田で、2問目までは順調に正答していましたが、3問目「カタールはどっち?」で選択をミス。残念ながら賞品獲得とはなりませんでした。
次回は1/30。番組恒例となった各分野の専門家とインテリ芸能人が常識クイズで対決します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼ネプリーグの過去問題はこちら▼
■【2023年】クイズ番組「ネプリーグ」より 一般常識・時事の過去問題一覧
番組情報
基本情報
「ネプリーグ」
――フジテレビ系 月曜よる7時00分~7時56分 放送
■公式情報【公式サイト】【Twitter】
■出演者:名倉潤・堀内健・原田泰造(ネプチューン)、林修・村瀬哲史(東進ハイスクール講師)
■ナレーター:伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
クイズ・ゲーム企画一覧
●ブレインタワー・・モニターに映された人物・物の名前を解答し、タワーの頂上(10階)を目指す。1問正解で1階分上昇。不正解もしくは時間切れの場合は、1階からやり直しとなる。英語の読み書きを問題にした「イングリッシュブレインタワー」もある。
●ネプレール・・解答席が列車のかたちを模している。先行・後攻に分かれて、各チームが問題の空欄にあてはまる文字を解答。10問正解するまでのタイムを競う。
●ネプゴーラウンド・・メリーゴーラウンドを模したセット上で2チームが同時対戦。答えの単語が前後半に分かれている問題(【ドン】・【キホーテ】など)が出題され、解答者の1番手が前半、2番手が後半部分を答える。両者とも正解すると解答席がメリーゴーラウンドのように一つずつずれ、先に一定数正解したチームが勝利となる。
●ノンストップDJ・・チームメンバーがターンテーブルに乗り、DJのリズムに合わせて一人ずつお題に解答していく。答えが合っていても、リズムに乗れていないと正答にならない。
●ハイパーファイブリーグ・・正解が5文字になる問題が出題され、一人1文字ずつ答える。解答後に全員の答えがオープンされ、5文字とも正しければ次の問題に、一人でも間違えていたらそのラウンドは終了となる。1ラウンドにつき最大5問出題される。
●カラ漢リーグ・・見た目がカラオケボックス。歌にそって表示されるJ-POPの歌詞の空白部分に漢字を書き込んでいく。ライフが5つあり、不正解もしくは書き込みが間に合わなかった場合に1つ減少する。ライフを1つ以上残して最後まで歌い切ることができればゲームクリアとなる。
●ハイパーツアーズジェット/日本語ツアーズバギー・・解答者がジェット機に乗って、漢字の読み書きや日本語の知識問題(流行語・新語など)に挑戦する。手元のパネルに解答を書き込み、決定ボタンでビームを発射。正解していれば画面上の敵を撃破できる。問題レベルは3段階で、後半に行くほど難易度が上がっていく。
●類語ミステリー・・隠された言葉「ミステリーワード」を、意味が似た言葉「類語」から推理し解答する新ゲーム。類語は全部で7つ。時間経過とともにヒントとなる類語が増えていく仕組みで、制限時間(60秒)以内に答えることができればポイントゲットとなる。
●イレブンコード・・出題される10本(10個の選択肢)のうち1本(1個)がアウト。5人で協力してアウトを選ばずに10本切る(アウト以外の選択肢10個を選ぶ)ことができれば時限爆弾は解除され、ゲームクリアとなる。
●トイエバーセンス・・世の中の「◯◯と言えば?」というアンケートの1位から5位をあてるゲーム。各チームの代表者一人が交互に解答していき、正解した数だけポイントを獲得できる。イメージとしては、かつての名番組「クイズ100人に聞きました」に近い内容。
●パーフェクトコード・・世の中のさまざまな順序を正しく覚えているかを問われるゲーム。順序通り解答できればポイントゲット。
●プレッシャークロック・・落ち着いて考えれば10秒以内に答えられる問題を一人ずつ出題。制限時間は6人で60秒で、時間内に6人とも正解すればクリアとなる。
●パーセントバルーン・・解答席は100個の風船で吊り上げられた気球の上。あるものの割合をパーセンテージで解答する問題に答える。正解のパーセントと解答したパーセントの誤差の分だけ風船が割れ、全て割ってしまうとゲームオーバーに。5問終了時点で風船を1つでも残していれば、その分だけポイントを獲得できる。
●ハイパーボンバー・・答えが10個以上ある問題に、1枠の解答者から順に答えていく。5個解答後は5枠から折り返して残りを解答。制限時間内に答えられないと背景の大型爆弾が爆発し、ゲームオーバーになる。
●トロッコアドベンチャー(ボーナスステージ)・・トロッコに乗って2択クイズ5問に挑戦。正解だと思う選択肢の方にトロッコを傾け、正しければそのまま次の問題に、不正解ならトロッコが奈落の底に落下し、ゲームオーバーになる。最後まで正解できればゲームはクリアで、豪華賞品が獲得できる。
●デスジャナイサーキット・・サーキットに乗ったプレイヤーが一つのテーマにそった10個の問題(3段階のレベル)に解答していく。正解だと思う方向にハンドルを切り、正しければ次の問題に、間違っているとマシンが壊され脱落となる。10問正解で賞品をゲットできる(エクストラステージの場合)。
●プレッシャーバーガー・・さまざまな物を、ハンバーガーのパンズの間に順番通り積み上げる番組最後のおまけゲーム。誰かが途中で間違えた時点でゲームオーバーとなる。
●日本一リーグ・・6枚のパネルのうち、1枚が日本一に当てはまらないはずれのパネル。全員連続正解で賞品ゲットとなる番組最後のおまけゲーム。
●描き足しリーグ・・画像として出題される普段見慣れたモノに、足りない部分を書き足す新コーナー。正しく理解していれば、すぐに答えられる!?
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