【吹奏楽】打楽器の種類と特徴まとめ|鍵盤打楽器・ティンパニ・スネアなど

音楽

吹奏楽ではパーカッションと呼ばれる打楽器ですが、その種類は様々で、見慣れないものも数多くあります。今回はその中の鍵盤打楽器4種とその他の楽器数種をご紹介したいと思います。




鍵盤打楽器編

グロッケンシュピール

いわゆる「鉄琴」のこと。

硬い金属音が特徴的で、音量はあまり出ませんが、楽曲にキラキラとした色めきを与える効果があります。音を鳴らす際には、小さい打部のマレット(ばち)を使用します。

ドイツ語で直訳すると「鐘を鳴らす」という意味になるように、グロッケンシュピールはもともと、教会にある鐘を鳴らして音を奏でる「カリヨン」のことを示していました。これが19世紀に、直接金属をばちで叩く今のような楽器の形へと変化していったと考えられています。

この楽器が使用されている代表的な楽曲と言えば、モーツァルトの歌劇「魔笛」で、日本のポップスでも、Mr.Childrenの「くるみ」「Mirror」や、BUMP OF CHICKENの「車輪の唄」などで効果的にその音色が使われています。

 グロッケンの音色は 
 こんなのだよ⇩⇩

おもちゃの兵隊の行進(グロッケンシュピールver.)/arranged by りんとちゃー


シロフォン

いわゆる木琴のこと。

後述するマリンバが3度倍音を出すのに対して、こちらは明るい5度倍音を出します。叩くと硬質な木の音がするのが特徴で、その音色が人の骨を連想させることもあります。

マリンバとシロフォンの大きな違いは、低音域の音板の裏側がマリンバでは中央がえぐれているのに対し、シロフォンでは大きく波打っていることです。

シロフォンが使われている代表的な楽曲には、サン・サーンスの「動物の謝肉祭」や、ストラビンスキーの「火の鳥」などがあります。

 シロフォンの音色は 
 こちら⇩⇩

おもちゃの兵隊の行進(シロフォンver.)/arranged by りんとちゃー


マリンバ

名前の語源は、南アフリカに伝わる「マリンバ」という女神の伝説にあり、彼女がひょうたんを素材にして木琴を作ったことがその由来です。

シロフォンよりも柔らかくまろやかな音がするマリンバは、他の楽器と一緒に鳴らすと音がとても馴染みます。また、音板の下にはパイプがついており、これを共鳴させることで音を響かせることができます。

音を鳴らすときは、2~6本のマレット(ばち)を使用。技巧的に演奏することも可能です。

また、歴史的に見ると、ステージ映えするように見た目を追求されてきたところがあって、装飾用のパイプなども存在するようです。

 マリンバの音色は 
 こんな感じ⇩⇩

おもちゃの兵隊の行進(マリンバver.)/arranged by りんとちゃー


ビブラフォン

シロフォンとグロッケンシュピールの混合楽器としてアメリカで生まれたビブラフォン。

ペダルがついているのが大きな特徴で、このペダルを上下させダンパーを動かすことで、音の伸び方を変化させることができます。また、音盤の真下にはファン(モーター)がついていて、これによって音を振動させることもできます。

「ビブラフォン」の名は、このファンによって振動(ビブラート)が起きるところからつきました。

基本動作に加えてペダル操作や電源のON/OFFなど、高い演奏技術が求められるので、他の楽器よりもマスターするのが難しいですが、上手く演奏できるととてもかっこいい音がするので、ジャズオーケストラなどで今でも根強い人気を誇っています。

 ビブラフォンの音色は 
 こんなのだよ⇩⇩

おもちゃの兵隊の行進(ビブラフォンver.)/arranged by りんとちゃー





その他の楽器編

ティンパニ

中近東から十字軍がヨーロッパに持ち帰ってきたお土産の一つで、主に貴族がそのステータスの象徴として所有していました。プラスチック製の皮(ヘッド)と銅製の胴(ケトル)からなり、4台並べて演奏します。

スネアドラム

起源はフランスの「ティバー」という楽器で、小型かつ軽量なことからヨーロッパの軍隊の中で人気を博しました。リムと呼ばれる枠、本体のシェルと皮部分のヘッド、響き線と呼ばれるスナッピーとからできています。軽快で小気味よいビートを刻んだり、強いアタック感を出したりできます。

コンガとボンゴ

コンガは2つの音の高さが違うものを並べて置いて「ツクパッツクトト」とリズムを刻んで演奏します。ラテン音楽でよく用いられる楽器で、名前はコンガなのに「ボン」という音がします。ボンゴはコンガと同様、ラテン音楽で使われる楽器ですが、こちらは膝にはさんで演奏します。音は「コン」と鳴ります。

タンバリン

民族音楽で使われる楽器で、スペイン風の雰囲気を演出することもあります。子どもの器楽演奏での定番楽器なので、知らない人はいないと思います。

カスタネット

歌劇のカルメンで使われたことで有名で、タンバリン同様、スペイン風のムードを演出します。こちらも器楽演奏での定番楽器ですね。

トライアングル

金属製の「ピーター」と呼ばれる棒で叩いて音を出します。叩く位置によって音色が変わるので、曲調・雰囲気に合わせて叩き方を工夫することが多いです。

マラカス

中身をくり抜いたヤシ科の「マラカ」の実に、種や小石を入れた楽器で、2つセットで使うので「マラカス」といいます。カラオケでよく使われるあれですね。

ウィンドチャイム

長さの異なる金属棒が吊り下がった楽器で、「シャラララ」と流して叩けば、風がそよいだ時のような涼し気な音がします。

その他の打楽器を使ったショートアンサンブル


どんぐりころころ(ピアノ+打楽器アンサンブル ver.)





いかかでしたか。知らない楽器も一部あったかもしれません。別記事に、姉妹編として金管楽器・木管楽器についてまとめていますので、よろしければ合わせてお読みください。

 最後までお読みいただき
 ありがとうございました 

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