【音楽基礎知識】音楽記号・用語の名前と意味一覧|sub.やディミヌエンドなど

音楽

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

皆さまは何となく音楽記号の意味を理解していませんか?

音楽をする上で、やはり音楽知識については正しく理解しておきたいもの。本記事では、音楽記号・用語の意味を図解を添えて簡潔にまとめて紹介しています。

音楽用語辞典としてぜひご活用ください。




チューニング(Tuning)

音楽においてチューニングとは、いろんな楽器の音高(ピッチ)を合わせることを言います。一般的な基準ピッチは国際基準の440Hzで、音名は「ラ」にあたります。

ちなみに、440Hzというのは一秒間に440回振動するという意味です。

音名

音の高さの呼び方を「音名」と言いますが、日本語・英語・イタリア語・ドイツ語で読み方が違います。ピアノの白鍵にあたる音「幹音(かんおん)」黒鍵にあたる音「派生音(はせいおん)」と言うので覚えておきましょう。

幹音

派生音

階名

絶対的な音の高さを『音名』と言うのに対して、音階の順番に沿って「ドレミファソラシド」とつけたもの『階名』と言います。

音階のスタートはキー(調)によって異なり、たとえばB♭クラリネットでは、ピアノの「シ♭(B♭)」の音から音階が始まります。

主音と根音

主音(トニック)音階の一番目の音のことを指し、たとえばキー(調)がB♭の曲だったら、主音は「B♭」になります。

根音(ルート)和音の基準となる最低音のことを指します。また、主音が根音になる和音のこと「主和音」と言います。

拍と拍子

どちらも同じように思えますが、実は少し違います。

「拍(いわゆるビート)」は心臓の鼓動のように、ある一定の間隔で繰り返されるリズムの最小単位のことで、「拍子」複数の拍をひとかたまりにしたものです。

3つでひとかたまりなら「3拍子」、4つでひとかたまりなら「4拍子」になります。

2分休符、全休符、長休符

「2分休符」「全休符」は見た目が似ているので間違えないようにして下さい。足踏み台みたいなの「2分休符」踏切遮断機みたいなの「全休符」です。「半分足踏み、踏切止まれ」と覚えてもいいかもしれません。

長休符はオケや吹奏楽のパート譜などでよく目にしますが、ソロのピアノ譜などでは出てきません。

タイ

「タイ」とは「同じ高さの音同士を繋げて伸ばす」という意味で、「小節をまたぐとき」「拍単位のかたまりで捉えて読みやすくするため」に使われます。音を滑らかに繋げる「スラー」と混同しないようにして下さい。

アウフタクト(弱起)

日本語では「弱起(じゃっき)」と訳すことができ、フレーズが小節の一拍目(強拍)から始まるのではなく、前の拍の弱拍からスタートすることを意味します。

ちなみに、冒頭の「アウフタクト」「不完全小節」と呼び、小節数にはカウントされません

シンコペーション

日本語で「切分音」といい、語源はギリシャ語の「syncope(短い)」です。

本来ある拍の強弱の一部が、別のタイミングへ移ったものを意味し、ジャズやポップスなどでノリをよくするために良く用いられます。

付点・複付点

「付点」音符の長さを1.5倍にすることを意味し、「複付点」は1.5倍のさらに1.5倍で、計1.75倍の長さをのばすことを意味します。

ちなみに、一般的には読みにくい複付点は使うことはあまりなく、タイに書き換えることが多いようです

フェルマータ

日本語で「延長記号」、英語で「Bus Stop 」、イタリア語で「バス停」を表す「フェルマータ」は、ちょうどバスがバス停でいったん停止した後にまた走り出すように、楽譜上では、音をいったん長く伸ばして次のフレーズに備えるという意味になります。





強弱記号

音楽の強弱記号は単なる音の大小を意味しません

たとえば、絶叫した強い声とささやいた弱い声、これらを録音してボリュームを変えると、強く小さい音、もしくは弱く大きい音で聞けます。

つまり強弱というのは音の大きさより表情に近いものと言えます。

クレシェンド

ラテン語の「creare」が語源で、だんだん大きく、だんだん強くを意味します。

文字の記号と図形の記号の二種類があり、図形のほうは日本語で「松葉」、英語で「Hairpin(ヘアピン)」とも言います。

「松葉」って言葉は、なんか風情あって洒落てますね。

デクレッシェンド・ディミヌエンド

「クレシェンド」に「de(デ)」をつけた「デクレッシェンド」「だんだん弱く」という意味で、こちらも文字の記号と図形の記号の2種類があります。

文字の記号では「デクレッシェンド」と同じ意味を持つ「ディミヌエンド(dim.)」を使うのが一般的です。

ポコ/ポコ・ア・ポコ

強弱記号や速度記号に添えて使われることの多いこの言葉は、それぞれ、ポコ(poco)「少し」ポコ・ア・ポコ(poco a poco)「少しずつ」という意味になり、前者は一時的、後者は推移的なニュアンスが強くなります。

カーブで例えるなら、ポコ急カーブポコ・ア・ポコ緩やかなカーブになります。

スビト(subito/sub.)

「突然に」という意味の付加語で、他の言葉と組み合わせて用いることが多いです。

語源はラテン語の「subire(=不意に起こる)」で、省略形は「sub.」になります。よく見かける表記は「sub.p」で、意味は「突然弱く」です。

スタッカート

スタッカートの語源は「staccare(=離す)」で、楽譜では「半分くらいの長さで」という意味になります。

表記には記号「・」を用い、フレーズをまとめて指定するなら「stacc .」という用語を使います。

このスタッカートの上位版は「スタッカーティッシモ」と呼ばれ、こちらは「4分の1くらいの長さで」という意味になります。

テヌート

語源は「tenere(=保持する、押さえる)」で、楽譜上では「音を長く保って」という意味で使われます。表記には「ー」を用い、フレーズで指定する場合は、記号の「tenuto」を使うこともあります。

ちなみに、スタッカートと併記すると「メゾ・スタッカート」となり、「ほどほどにスタッカートで」という意味になります。

マルカート

「マルカート(Marcate)」の語源は、ラテン語の「Marcare(=印をつける、目出される)」で、楽譜上では「ひとつひとつはっきりと」という意味になります。

「はっきりと」と言ってもスタッカートのように短くするのではなく、どちらかというと「音の立ち上がりやアタック感を明瞭にする」というイメージ・ニュアンスです。

ちなみに、表記の際には文字記号の「marc.」を用いるのが一般的です。

スラー

「タイ」が同じ高さの音を結ぶという意味なのに対し、「スラー」異なる高さの音を繋いで、ひとかたまりとして滑らかに(一息でタンギングせず)表現するという意味になります。

また、3つ以上の同じ音に対して表記されることもあり、この場合には「レガートタンギング」(目立たないくらいの軽いタンギング)で演奏します。

アインザッツ

正式名称は「Einsatz geben(アインザッツゲーベン)」=「アインザッツを示す」で、アインザッツとはドイツ語で「差し込む、挿入」の意味になります。

音楽用語としては、「音の出だし」「アタック」のことを指し、合奏やアンサンブルなどで複数の奏者の出だしを揃える際に用います。

この「アインザッツ」の合図を指示するのが指揮者の重要な役割で、どれだけわかりやすく的確に示せるかで指揮者の力量が分かります。




まとめ

今回紹介した内容は、書籍「楽しく身に付く 音楽の基礎知識 ~音楽記号・用語~」を参考にしてまとめました。

各記号・用語がカテゴリーに分けてまとめられていて、語源・本来の意味などの雑学的な内容が親しみやすい語り口調で解説されていてとても面白かったです。

意味や由来から音楽知識についてもっと知りたい方にはおすすめの本なので、ぜひ一度読んでみて下さい。下に商品リンクを貼っておきますね。

【Amazon.co.jp】楽しく身に付く 音楽の基礎知識~音楽記号・用語~

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました