ドラマ「35歳の少女」第7話(あらすじと感想)【ネタバレあり】

ドラマ

先日の11月21日(土)に柴咲コウ・坂口健太郎主演のドラマ「35歳の少女」第7話が放送されましたが、皆さまは見られましたか?

 

今話で、望美が家族みんなにすごいコト言います。

 

なお、記事では、物語の簡単なあらすじと感想・ドラマ情報などを掲載しています。ドラマ内容のおさらいにお役立てください。




「35歳の少女」第7話

家族を仲直りさせようとしたことが逆に裏目にでて、大喧嘩になってしまった前話。

今度は母親(鈴木保奈美)の提案でもう一度わが家にみんなが集まることになるのですが、そこで母親が告げたのは「家を売る」という言葉で・・。

結人(坂口健太郎)と大人の女性として結ばれることになった望美(柴咲コウ)は、両親に挨拶したいと結人にお願いするのですが、彼はあまり気乗りしません。

実際に両親のもとへ2人で行ってみて分かるのですが、結人の両親は資産家で彼はその御曹司。そして、結人が両親を嫌う理由が、彼らが日常のように喧嘩をしていて、それを見るに耐えなくなったからだということが分かります。

それを受け望美は、結人に両親が仲直りする良い方法があるとしてこう言います。

「はやく子どもをつくろう。 」

何とも望美らしい安直な考え方です。確かに、孫の顔をみれば仲直りする可能性もありますが、そんな風に上手くかないのが現実というものでしょう。

また、今回、冒頭部で望美が夢として回想するのは、父親が建てたマイホームの前でみんなで写真を撮るシーンで、それは物語の後半の、母親が家族に「この家を売ります」と告げる場面の伏線になっていたようです。

そして、その発言がきっかけで望美の家族はまた口論になり、それを見てあきれ果てた望美は彼らにこのようなことを言い放ちます。

「マナちゃんは私ばかり愛されていたというけど、青春時代もなにもかもなくなった私と代われるの?」

「パパは未練たらしく昔の写真ばかり見ないで未来を見据えて。」

「ママの看病には感謝してるけど、パパとマナちゃんにもっと寄り添って欲しかった。」

「つらい思いをしたのは全部私のせいだと前に言ったけど、25年間時間を無駄にしてきただけじやない。」

「少しでいいから、みんなが無駄にした時間を私にちょうだい。」

今の現実を引き起こしたのは事故に遭った自分のせいではなく、みんなが自ら作り出したものだと強く批難する言葉だなと思いました。

さらに、今回も登場する『モモ』の物語の引用。望美は、自分が過ごすはずだった時間を無駄に費やしてきた家族のことを、街の人の時間を盗んで生きる「灰色の男たち」に例えます。

もしかしたら、灰色の男たちを「今は嫌いじゃなくて気持ちが分かる」と望美が言ったのも、彼らを家族にあてはめたからだったのかもしれません。

その後家に戻った望美は、結人から「学校で採用された」と聞き、はじめは喜ぶのですが、実際には「学校の方針に従う条件で」ということを知り、がっかりしてしまいます。

そして、彼が「生活を守るために自分の理想を捨てて妥協した」と言ってきたことに対して、望美が「私を言い訳にしないで」と言い返し、口論にまで発展してしまいます。

結局、理想を追い求めるものと現実を見ようとするものの考え方のずれで「みんなを幸せにできないなら一人で生きていくから」と家を飛び出してしまった望美。

彼女が子どもの頃に思い描いていた「みんなが幸せになる世界」は夢物語にすぎないでしょうか。回を重ねるごとに現状が悪化していて、なかなか希望の見えないこのドラマ。今後、家族はどういう道を辿るのか、まだまだ行き先は見えてこないようです。





ドラマ内で望美が何度もことばを引用する物語「モモ」。

その内容が気になった方も多いのではないでしょうか。ドラマをより深く理解するためにも、やはり一度読んでみたほうがよさそうです。

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ドラマ情報

『35歳の少女』(日本テレビ系 毎週土曜日 夜10時放送)

▼公式サイト▼
https://www.ntv.co.jp/shojo35/

▼脚本▼
遊川 和彦
(代表作:家政婦のミタ、過保護のカホコ、同期のサクラなど)

▼主題歌▼
「三文小説/King Gnu」
(Youtube公式MV:https://youtu.be/Y8HeOA95UzQ

▼キャスト▼
時岡 望美(柴咲 コウ)―― 子供時代(鎌田 英怜奈)
10歳の時に自転車事故に遭い植物状態に。25年後に目覚める。
広瀬 結人(坂口 健太郎)―― 子供時代(込江 大牙)
望美の幼馴染み。子どもの頃の夢であった教師になるものの、いじめ問題で教え子が自殺したことで退職。代行業をすることに。
時岡 愛美(橋本 愛)―― 子供時代(阿部 久令亜)
望美の妹。望美にはマナちゃんと呼ばれる。
子どもの頃の夢はグラフィックデザイナー。
時岡 多恵(鈴木 保奈美)
望美の母親。25年間望美を看病してきたが、
家族を顧みなかったために夫(新次)と娘(愛美)は家を出ていってしまった。
今村 進次(田中 哲司)
望美の父親。家族思いの理想のパパだったが望美が入院後、多恵と離婚。
再婚して、今は加奈と義理の息子の達也と暮らす。
今村 加奈(富田 靖子)
進次の再婚相手。多恵の事を忘れられない進次に不満を抱いている。
今村 達也(竜星 涼)
加奈の連れ子。引きこもり生活をしている。
相沢 秀男(細田 善彦)
会社の上司で愛美の元カレ。愛美と別れて今は藤子と交際している。
林田 藤子(大友 花恋)
相沢の今の恋人で愛美の同僚。



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