日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』7話のあらすじと感想(ネタバレ)

迫りくるタイムリミット2021夏ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の8月15日(日)に日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第7話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

大規模な事故や災害、未知の感染症から住民を守るために、東京都にあらたに発足した「東京MER(mobile emergency room)」こと「走る緊急救命室」。

MERのチーフドクター・喜多見幸太役を演じるのは、「テセウスの船」「恋愛漫画家」で名演を見せた鈴木亮平です。

■第7話のあらすじ


清掃会社で、外国人労働者が原因不明のめまい・吐き気を訴える事件が発生。MERの喜多見(鈴木亮平)・冬木(小出伸也)・ミン(フォンチー)が現場にかけつけると、なぜかそこには大勢の警察が・・。今回の事件の背景にはテロ組織の存在があり、現場に現れた本庁の月島(稲森いずみ)が指揮を執ろうとしてきます。「地下に閉じ込められた不法労働者を救出する必要はない」と指示する彼女と、「どんな命も救うべきだ」と反発する喜多見。はたして、喜多見たちはすべての外国人労働者を救い出すことができるのでしょうか。爆弾爆破のタイムリミットが迫るなか、MERの必死の救出劇がはじまります。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第7話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

喜多見 幸太(鈴木 亮平)・・東京MERのチーフドクター。現場では指揮官として的確な指示を出し、外科手術をも迅速にこなす敏腕医師。「待っているだけでは助けられない命がある」というポリシーを胸に、自らの命を張って勇敢に人命救助にあたる。
音羽 尚(賀来 賢人)・・東京MERの医師。厚生労働省から派遣された医系技官(医師免許を持つ国家公務員)。官僚になったのは日本の医療制度の不平等を改革するため。厚労省に仕え、MER解体の計略に加担はしているが、「患者の命より大事なものはない」という医師としての信念は揺るがない。クールで感情を外に出すのが苦手。
弦巻 比奈(中条 あやみ)・・東京MERの医師。東京海浜病院の循環器科研修医で、指導医の高輪のもとで医療を学びながら、並行してMERに所属。はじめは喜多見のやり方についていけなかったが、2話での事件を機に彼のことを見直し、今はMERの仕事にやりがいを感じている。
越前 夏海(菜々緒)・・東京MERの看護師。東京海浜病院の入院患者を担当し、副看護師長も務める。3話では、娘の桃花の前で勇敢な母親の姿を見せた。MER参入のきっかけは、絵本の「ナイチンゲール」。
ホアン・ラン・ミン(フォンチー)・・東京MERの看護師。ベトナムの看護師で、経済連携協定(EPA)で来日、日本で最先端の医療を学び、祖国ベトナムで役立てたいと考えている。日本語が堪能で、ときおり的を射たことわざ・故事成語を披露する。
徳丸 元一(佐野 勇斗)・・東京MERの臨床工学技士。医療機器のスペシャリストで、人工呼吸器や人工心肺装置の保守点検を務める。
冬木 治郎(小手 伸也)・・東京MERの麻酔科医。メンバーや患者に対して常に気を配るムードメーカー。6話で、息子・壮太の前でヒーローとしての勇姿を見せ、喜多見から副チーフの称号をもらう。
千住 幹夫(要 潤)・・東京消防庁即応対処部隊(レスキュー隊)隊長。人命救助に対しての強い信念があり、自らの危険を顧みずに現場に飛び込もうとする喜多見とぶつかり合う。

駒場 卓(橋本 さとし)・・危機管理対策室室長。警察・消防と連携を取って的確な指示を出し、東京MERの活動を全面的にバックアップする。ハイパーレスキュー隊での指揮経験を持つ。

高輪 千晶(仲 里依紗)・・東京海浜病院の循環器外科医。国内の数少ない心臓移植を成功させた実力者。比奈の直属の指導医にあたり、彼女の教育をするとともに悩み相談も引き受ける。喜多見の婚約者であったが5年前に離婚。
赤塚 梓(石田 ゆり子)・・東京都知事で東京MERの発案者。危険と隣り合わせの医療を成し遂げられる唯一無二の逸材として、喜多見をチーフドクターに任命。厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子)と敵対関係にある。




あらすじと感想

迫りくるタイムリミット

冬木のお礼

「先日の事故を機に、また家族で一緒に暮らせることになりました」と喜多見(鈴木亮平)に報告する冬木(小出伸也)。

彼から差し入れを受け取った喜多見は、メッセージカードに書かれた『MERのみなさんありがとうございました!壮太』の文字を見て、思わず笑みがこぼれます。

冬木は言います。

「喜多見チーフ、これからは困ったことがあったら何でも相談してください。このチームに恩返しがしたいんです。それに何と言っても、私はこのMERの副チーフですから。」

▶▶前回の山岳救助の事故で、息子のために父親として頼もしい姿を見せた冬木。そんな彼の勇姿を見ていた別居中の妻が、どうやら心配になって帰ってきてくれたそうです。仲間にも副チーフと呼ばれるようになり、MERでの居心地の良さを感じる冬木の表情は、とても晴れ晴れとして見えました。

そこへ、サイレン音が鳴り響き、危機管理対策室から伝達。

「江戸川区の清掃会社で、めまいや吐き気、意識障害の患者が複数名出ている模様。原因は不明。被害者がさらに増える可能性もあり、予防的医療事案と認定。東京MERの出動を要請する。」

それを受けて、「了解、出動します」と返答する喜多見。

定時を過ぎていたため、冬木と喜多見、当直で残っていたミン(フォンチー)の3人で現場に向かうことになります。

謎の体調不良

現場に到着した喜多見たち3人。

大勢の警察が陣取る異様な雰囲気を訝しく感じながら、倒れ込んでいた4人の外国人労働者に駆け寄り、診察をおこなっていきます。

するとそこへ、清掃会社の社長(春海四方)がやって来て、「食あたりとかそんなのですから、大騒ぎにしないでほしい」と話しかけてきます。

とりあえず原因解明することが先決と、検査を受けさせるために彼らを病院へ搬送しようとする喜多見たち。

しかし、そんな彼らを制するように本庁の人間が行く手を阻み、彼らはこう言ってきます。

「現状の指揮権は警察側にある。困るな勝手をされちゃ。」

当然その言葉に「命を救うのに指揮権も何も――」と喜多見は反発しようとしますが、近くにいた音羽(賀来賢人)に「大きな力が動いています。MERのためにもここは大人しく従うべきです」と止められ、仕方なく本庁の指示どおりに動くことになります。

結果、現場でそのまま患者たちの処置を続けることになった喜多見たち。

そんな中、本庁の月島と呼ばれる女性(稲森いずみ)がその場に近づいてきて、喜多見にこう告げます。

「外国人労働者一人の身柄を渡してもらいたい。喜多見幸太。」

なぜか、喜多見の名前を知っている月島。

そこへ、爆音とともに爆発が発生。現場が騒然とする中、喜多見はすぐに爆発が起きた場所へと向かいます。

爆発現場へとやって来た喜多見。

原因が「TNT火薬」を用いた爆弾にあると推察し、危機管理対策室の駒場(橋本さとし)にそのことを伝えます。

■気になるワード『TNT(ティーエヌティー)火薬』


「TNT」とは「トリニトロトルエン」の略称。トルエンに濃硝酸と濃硫酸を作用させてつくった「トリニトロトルエン」は、主に兵器用爆薬として、または硝酸アンモニウムと混ぜ合わせて工業爆薬として使用される。




カルナとマルジ

爆発が起きた現場――。

「マルジ・・」と口にしながら、現場の奥へと走っていく外国人労働者の一人・カルナ(BREEZE)。

喜多見はそんな彼を呼び止め、「中に誰かいるんですか?」と尋ねます。

カルナは答えます。

「地下には僕のお兄さんや仲間たちがいます。16人います。みんなそこに住んでます。僕らビザがある人間だけ外に出てきました。」

それを聞き、社長に「ビザのない外国人に不法労働を強制しているんですか?」と問い詰める音羽。

社長は開き直って答えます。

「こんなことをやってる会社はいくらだってあるだろ。」

そんな社長に音羽は言います。

「厚労省の推定では、日本にいる外国人の不法労働者は1万人以上。それでも氷山の一角。だからってあんたを正当化する理由にはならない。」

その後、地下にいるとされる外国人労働者たちを救助するため、入り口の瓦礫をどかそうと奮闘する喜多見たち。

そこへ再度月島があらわれ、こう言葉をかけてきます。

「お前たちはここを離れろ。不法労働者が16名取り残されていることは分かっている。私が守るのは日本国民だけだ。」

そう言って、カルナを連行して連れ去っていく月島。

それからも現場での救助活動は続き、地下から抜け出してきたカルナの兄・マルジ(ATRE)を救出。重症を負った彼に、喜多見はすぐさま緊急オペを施そうとします。

しかし、手術をするための機材が足りず、何もできず立ち尽くしていしまいます。

そんな窮地を救うように、タイミングよくあらわれた東京MERのERカー。

乗車していた残りのMERメンバーが救援に入って、手術が急ピッチで進められていきます。

そこへ、徳丸(佐野勇斗)から喜多見へ連絡が入ります。

「なんかやばい感じです。機動隊の化学防護隊が来ています。もしかして、地下で発生したガスって、危険な神経ガスとかじゃないですか・・。」

官邸会議

首相官邸――。

赤塚知事(石田ゆり子)を交えた話し合いの場で、口火を切るように天沼幹事長(桂文珍)が話し始めます。

「清掃会社の地下で有機リン系の神経ガスを使ったという犯行声明が届いて一時間。確認作業をすすめている間に爆発が起き、地下に不法労働者たちが閉じ込められてしまった。

さらにその直後、身代金の要求があり、今夜8時までに10億円用意できなければ地下であらたな爆弾を爆発させると言ってきている。

これは、有事だ。政治的対立を抜きにして、手を取り合おうじゃないか。国の代表として都知事の意見を聞きたい。赤塚知事はこの局面でどのような手を打つのかな?」

険しい顔をしながら赤塚は答えます。

「とても混乱しています。でも私は、こういう時のためにMERを作ったんです。」




テロが起きない国

現場に設置された警察テント――。

危機管理対策室の駒場から、今回の事件の背景にはテロ組織(LP9)の存在があると聞き、月島のいる場所へと乗り込んできた喜多見。

月島はそんな喜多見たちにこう言います。

「この国でテロは起きない。テロなど、この国には存在しない。国民の安全を守るために、誰にも知られずに未然に防ぐ、そうやって日本の平和は守られてきた。

政府は不法労働者やテロリストの疑いがある外国人を救うためにリスクをおかさない。必ず見捨てる。地下に残る15人が犠牲になったとしても、消火装置の誤作動による二酸化炭素中毒とでも言って、事故として処理されるはずだ。」

▶▶法をおかした外国人に対して救いの手を差し伸べる必要はないという冷徹な言葉に、何だかやり場のない思いを抱いてしまいました。世の中には、どうしようもない境遇におかれた弱い立場の人間がたくさんいます。そしてそういった人ほど救いを必要としています。どんな人間であっても命の重みは同じはず。その理念をもとに人々を救い続けているからこそ、MERは正義のヒーローとして輝いて見えるのかも知れません。

そこへ首相官邸から連絡が入り、捜査員の一人が月島に内容を伝えます。

「MERの救出活動を許可するようにと・・。」

思いがけぬ言葉に、困惑する月島。

どうやら赤塚が官邸で働きかけたようで、そんな上の判断に彼女は不快を示します。

「好きにしろ。ただし、我々は協力しない。お前の力で全員救出するなど不可能だ。」

そう言い放つ月島に、喜多見は「いいえ、俺だけじゃありません」と言って現場の映像を指し示します。

そこには、救援として駆けつけた消防・レスキュー隊が映し出されていて――。

ミンの涙

警察本庁からMERへと指揮権が完全に移り、現場に集まった消防・化学機動隊・MERメンバーに向けて、対策室長の駒場が赤塚から受けた命令を伝えます。

「リスクをともなうミッションだが、東京都、日本の誇りにかけて、残り15人の外国人労働者を全力で救え。以上だ。」

地下へと救助に向かうMERと化学機動隊。

救出活動がおこなわれる中、爆発の予告時刻は刻一刻と近づいてきます。

その頃、地上で負傷者の搬送の対応にあたっていたミン。

上からの命令に従って何一つ手助けしようとしない警察官に向けて、涙まじりの声でこう訴えます。

「人の命と命令、どっちが大事?私、知ってます。本当は日本人、みんな優しいって。みんないい人ばかりだって。私、知ってます。お願いします――。」

そう言って頭を下げるミン。その行動に心を動かされたのか、警察官たちは上の命令に背き、外国人の搬送に手を貸していきます。

▶▶かつて音羽が、目の前の患者の命と官僚としての立場を天秤(てんびん)にかけて天沼幹事長に逆らったように、人の命の重みを天秤にかけて上の指示に反する行動をとった警察官たち。自らの保身のために、日本人が持つ優しさ・思いやりの情までは捨てないでほしいというミンの熱の込もった言葉は、とりわけ胸に染みるものがありました。

迫りくるタイムリミット

爆破予告時刻まで残り2分――。

これ以上は危険だと判断した駒場は、現場の隊員に撤退するよう命令。

しかし、喜多見は最後の一人の労働者を助けるためにその場に残ろうとします。

そんな喜多見を援護するためサポートに入る比奈(中条あやみ)・夏海(菜々緒)・レスキュー隊の千住(要潤)。

喜多見は、曇って見えにくくなった防護マスクを脱ぎ捨てるという無謀な行動をとりながら、必死に患者へと処置を施します。

そして、ようやく処置が終了。患者を瓦礫から引き出し、担架に乗せて大急ぎで外へ向かいます。

そうこうしているうちに、爆破予告時間まで10秒をきり・・。

出口へと走る喜多見たちと、迫りくる時間。

3、2、1・・・

爆発から身を守るため、患者に覆いかぶさって頭を低くする喜多見。

ところが、時間になっても何も起きません・・。

予想外のことに喜多見は一瞬当惑しますが、すぐに冷静になって「とにかく先を急ぎましょう」とみんなに伝え、そのまま患者の搬送を続けます。

危機管理対策室――。

5分経過しても何も起きず、「ブラフだったのか・・?」と口にする駒場。

そんな中、「ガスの濃度が低下していたため、マスクを外した喜多見チーフに実害はないそうです」と報告があり、さらに出動結果が伝えられます。

「今回の出動、軽症者26名、重傷者6名、死者は・・ゼロだそうです。」





 お疲れさまでした。

 ドラマ第7話は

 ここまでです。

いかがでしたでしょうか。

爆破予告がハッタリ(ブラフ)であったりと、謎の多かった今回の爆破テロ事件。

ちなみに、登場した月島は本庁の公安の人間で、テロ組織(LP9)のツバキ(城田優)と呼ばれる人間と喜多見のつながりを裏で探っていたようです。

爆破事件の真のねらいは、ツバキと喜多見の接触にあったのではないかと読む彼女。

はたしてツバキとは何者なのでしょうか。そして、そんなツバキと喜多見の関係とは・・。

後半に来て、喜多見の過去の事件へとつながる大きな伏線が描き出されたドラマ。物語もいよいよ大詰めです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ドラマ情報

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
主題歌:「アカリ」GReeeeN(ZEN MUSIC / UNIVERSAL MUSIC)
(公式MV▶https://youtu.be/GOIuU0ejpzc
脚本:黒岩 勉
企画:高橋 正尚
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:武藤 淳、渡辺 良介(大映テレビ)、八木 亜未(大映テレビ)
演出: 松木 彩、平野 俊一

▼キャスト▼


○喜多見 幸太・・鈴木 亮平
○音羽 尚  ・・賀来 賢人
○弦巻 比奈 ・・中条 あゆみ
○徳丸 元一 ・・佐野 勇斗
○冬木 治郎 ・・小手 伸也
○ホアン・ラン・ミン・・フォンチー
○越前 夏海 ・・菜々緒
○赤塚 梓  ・・石田 ゆり子
○千住 幹生 ・・要 潤
○喜多見 涼香・・佐藤 栞里
○深沢 陽斗 ・・佐藤 寛太
○久我山 秋晴・・鶴見 辰吾
○駒場 卓  ・・橋本 さとし
○白金 眞理子・・渡辺 真起子
○高輪 千秋 ・・仲 里依沙

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