日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』6話のあらすじと感想(ネタバレ)

アナフィラキシーショックをもたらす恐るべき昆虫・スズメバチ2021夏ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の8月8日(日)に日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第6話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

大規模な事故や災害、未知の感染症から住民を守るために、東京都にあらたに発足した「東京MER(mobile emergency room)」こと「走る緊急救命室」。

MERのチーフドクター・喜多見幸太役を演じるのは、「テセウスの船」「恋愛漫画家」で名演を見せた鈴木亮平です。

■第6話のあらすじ


今回の東京MERの任務は、山で遭難した小学生の救助。捜索範囲が広域に渡ると知った喜多見(鈴木亮平)は、メンバーを3つに分けることを提案、それに対し音羽(賀来賢人)が「チームを分散するのは危険だ」と反発します。「みんなを信じてますから」と喜多見が強く押し通したことで、「比奈+夏海+徳丸」「音羽+ミン」「喜多見+冬木」の3チームに別れて捜索することになったMER。はたして彼らは、リーダーがいない状態で子どもたち全員を救うことができるのでしょうか――。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第6話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

喜多見 幸太(鈴木 亮平)・・東京MERのチーフドクター。現場では指揮官として的確な指示を出し、外科手術をも迅速にこなす敏腕医師。「待っているだけでは助けられない命がある」というポリシーを胸に、自らの命を張って勇敢に人命救助にあたる。
音羽 尚(賀来 賢人)・・東京MERの医師。厚生労働省から派遣された医系技官(医師免許を持つ国家公務員)。官僚になったのは日本の医療制度の不平等を改革するため。厚労省に仕え、MER解体の計略に加担はしているが、「患者の命より大事なものはない」という医師としての信念は揺るがない。クールで感情を外に出すのが苦手。
弦巻 比奈(中条 あやみ)・・東京MERの医師。東京海浜病院の循環器科研修医で、指導医の高輪のもとで医療を学びながら、並行してMERに所属。はじめは喜多見のやり方についていけなかったが、2話での事件を機に彼のことを見直し、今はMERの仕事にやりがいを感じている。
越前 夏海(菜々緒)・・東京MERの看護師。東京海浜病院の入院患者を担当し、副看護師長も務める。3話では、娘の桃花の前で勇敢な母親の姿を見せた。MER参入のきっかけは、絵本の「ナイチンゲール」。
ホアン・ラン・ミン(フォンチー)・・東京MERの看護師。ベトナムの看護師で、経済連携協定(EPA)で来日、日本で最先端の医療を学び、祖国ベトナムで役立てたいと考えている。日本語が堪能で、ときおり的を射たことわざ・故事成語を披露する。
徳丸 元一(佐野 勇斗)・・東京MERの臨床工学技士。医療機器のスペシャリストで、人工呼吸器や人工心肺装置の保守点検を務める。
冬木 治郎(小手 伸也)・・東京MERの麻酔科医。メンバーや患者に対して常に気を配るムードメーカー。今話(6話)で、息子・壮太の前でヒーローとしての勇姿を見せ、喜多見から副チーフの称号をもらう。
千住 幹夫(要 潤)・・東京消防庁即応対処部隊(レスキュー隊)隊長。人命救助に対しての強い信念があり、自らの危険を顧みずに現場に飛び込もうとする喜多見とぶつかり合う。

駒場 卓(橋本 さとし)・・危機管理対策室室長。警察・消防と連携を取って的確な指示を出し、東京MERの活動を全面的にバックアップする。ハイパーレスキュー隊での指揮経験を持つ。

高輪 千晶(仲 里依紗)・・東京海浜病院の循環器外科医。国内の数少ない心臓移植を成功させた実力者。比奈の直属の指導医にあたり、彼女の教育をするとともに悩み相談も引き受ける。喜多見の婚約者であったが5年前に離婚。
赤塚 梓(石田 ゆり子)・・東京都知事で東京MERの発案者。危険と隣り合わせの医療を成し遂げられる唯一無二の逸材として、喜多見をチーフドクターに任命。厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子)と敵対関係にある。




あらすじと感想

アナフィラキシーショックをもたらす恐るべき昆虫・スズメバチ

お礼のフィナンシェ

東京消防庁――。

前回のエレベーターの事故で助けてくれたお礼にと、MERメンバーに手作りお菓子を振る舞う涼香(佐藤栞里)。

「では、家族の分も・・」と言って冬木(小出伸也)がお菓子を手に取ったところから、彼の家族話で場は盛り上がります。

そこへサイレン音が鳴り、危機管理対策室から伝達が入ります。

「奥多摩町の山中で遭難事故発生。小学生複数名が行方不明になったもよう。現場は近隣の病院から遠く、搬送には時間がかかるため、予防的医療事案と認定。東京MERの出動を要請する。」

現場に向かうERカーの車内――。

危機管理対策室から「行方不明になったのは18名で、まだ誰一人見つかっていない」と連絡が入り、「いったい何があったのか・・」とMERメンバーに不安がよぎります。

山岳遭難事故

事故現場――。

現場で、捜索範囲が広域に渡ると聞いた喜多見(鈴木亮平)は、メンバーを3つに分けて救助活動にあたることを提案。

その喜多見の提案に対して、音羽(賀来賢人)は「別行動するのは危険だ」と異をとなえます。

「喜多見チーフがいないと、現場での極限状況にメンバーが判断を迷い、混乱が起きます。もしミスや問題が起きれば、そこを厚労省がついてきます。」

そう反発する音羽に、喜多見は次のように言います。

「俺は、音羽先生やみんなのことを信じてますから――。」

▶▶リーダーとしての喜多見の存在があるからこそMERは力を発揮できると、バラバラになることに反対を示す音羽。しかし喜多見は、MERメンバーそれぞれの力を信頼していて、たとえ自分がいなくても、彼ら自身で判断して困難を乗り越えられると考えているようでした。

結果、次の3つのチームに別れて捜索をおこなうことが決定。

①音羽チーム(音羽、ミン)

②比奈チーム(比奈、夏海、徳丸)

③喜多見チーム(喜多見、冬木)

「3つのエリアで捜索児童が発見された」と危機管理対策室からの連絡を受け、各チームはそれぞれの現場へと向かうことになります。




3つの試練

比奈チーム

現場で、緊張性気胸による呼吸不全に起こした児童を発見した比奈たち。

病院に搬送するには時間がないと考えた比奈(中条あやみ)は、この場で胸腔(きょうくう)ドレナージ手術をおこなうことを決断します。

緊急オペ開始――。

手術途中で心室細動が発生し、一時危険な状態に陥りますが、懸命な処置のおかげで心拍は回復。何とか事なきを得ます。

■気になる医療用語『緊張性気胸(きんちょうせいききょう)』


肺の中の空気が何らかの原因で肺の外へもれて、肺がしぼんでしまった状態を「気胸」と言い、その外にもれた空気が肺や血管を圧迫している状態を特に「緊張性気胸」と呼ぶ。緊張性気胸の治療としては、一般的に、胸の中にたまった空気を外に出す「胸腔ドレナージ」がおこなわれる。

喜多見チーム

熱中症を起こした11名の児童の手当てにあたる喜多見と冬木。

ところが、用意していた点滴が途中で切れてしまい、痙攣(けいれん)を起こし急を要していた児童に点滴を打つことができません。

すると、上空から何やら機械のようなものが飛んできて・・。

徳丸(佐野勇斗)から無線で連絡が入ります。

「ドローンの積荷から点滴を持っていってください。」

メカ担当の徳丸の機転のきいたサポートによって、児童に点滴を打つことができ、喜多見たちは危機的な状況を脱します。

▶▶ドローンを用いて喜多見たちのピンチを救った徳丸。今まで活躍の場があまりなかった彼の見事なファインプレーに、命を救うのは医師や看護師だけではないのだということを実感しました。

そんな中、治療していた児童たちに、気になる赤い腫れがあることに気づいた喜多見。

彼は、もしかしたら児童たちは、スズメバチから逃げるために山道を外れ、その結果遭難したのではないかと推測を立てます。

音羽チーム

ミンの叫び声が聞こえ、慌てて駆けつける音羽。

現場ではミン(フォンチー)が、ハチに刺されて倒れたレスキュー隊員を、スズメバチの大群から必死に守ろうとしていました。

後援のレスキュー隊が駆除薬でスズメバチを追い払ったのを確認した後、アナフィラキシーショックを起こした隊員に処置を施す音羽。

幸いにも、隊員は一命をとりとめ、危険を顧みずに勇気ある行動をとったミンに対して音羽は感謝を伝えます。

パパは副チーフ?

喜多見チーム

残り5人の遭難者のうちの一人が、冬木の息子の壮太であると知った喜多見。

捜索の途中、冬木が喜多見にこう語りかけます。

「息子に『パパはMERの副チーフなんだ』と嘘を言いました。うちは円満な家庭なんかじゃないんです。仕事ですれ違いが続いて、一年ほど前から病院の近くの部屋を借りて、別居状態になっていました。

息子にはたまに会ってるだけです。だけど、このあいだ嬉しそうに言ってきたんです。『MERはかっこいい。命を救うヒーローなんだね』って。

それで調子に乗って、『パパは、MERの手術室を守る大事な仕事を任されている副チーフなんだ』と思わずかっこつけてしまいました。

お恥ずかしいことです・・。」

▶▶妻との不和から別居生活をし、子どもの前で父親らしいところを見せたいと思ってついた小さな嘘。嘘はついてはいけないことですが、かっこいいところを見せたい、息子にとってのヒーローであり続けたいと思う冬木の父親ごころは、分かるような気がします。

そこへ危機管理対策室から、残り5名の児童たちはスズメバチに刺されているようだと連絡が入り、冬木は動揺して「うちの息子は一度山でスズメバチに刺されたことがあって、ハチ毒アレルギーを持っているんです」と喜多見に打ち明けます。

そんな冬木に「ハチに刺されたときに壮太くんに何か教えたことはありませんか?」と尋ねる喜多見。

冬木は答えます。

「もしもまたスズメバチに刺されたら、すぐにハチ毒を絞り出すようにと言いました。それと・・、水で洗うように言いました。」

それを聞いた喜多見はすぐさま、水場の周辺を捜索するようにメンバーに伝えます。




パパの自慢のヒーロー

音羽チーム

水場の近くで4人の児童を発見した音羽とミン。

しかし、そこに壮太の姿はありませんでした。

喜多見チーム

音羽から、壮太くんが添え木を探しにその場を離れたと知らせを受け、彼を必死に探す喜多見と冬木。

そんな中、捜索を続けていた冬木が、倒れている壮太(潤浩)を見つけ、駆け寄ってすぐに薬を投与します。

助けられた壮太は父親にこう言います。

「友だちが、下の川にいるから助けて。ハチの毒しぼりだしたよ。添え木もこれ・・。みんなを助けようとしたんだ、パパみたいに・・。」

そんな彼に「壮太はパパの自慢のヒーロだ」と声をかける冬木。

そこへ不運にもスズメバチが襲いかかり、刺された冬木は気を失って倒れてしまいます。

目を覚まして、近くに壮太が倒れているのに気づいた冬木。しかし、ハチに刺されたせいで思うように身体が動きません。

その後、喜多見が現場に駆けつけてレスキュー隊も到着。

すぐさま、壮太はERカーへと運び込まれます。

MERの副チーフ

ERカー手術室――。

喜多見が一人でオペに取り掛かろうとすると、ふらつきながら冬木が現れ、「麻酔導入と人工呼吸管理は私がやります」と言って、手術を手伝いたいことを喜多見に伝えます。

さらに彼はこう続けます。

「オペ室の患者の命を守るのが、麻酔科医の仕事です。」

▶▶スズメバチに刺されてショック状態になりながらも、壮太の手術のために麻酔科医としての役割を果たそうとする冬木。そんなふうに彼を突き動かす原動力となったのが、身の危険を顧みずに友だちを守ろうとした息子の勇気ある行動で、「麻酔科医として患者の命を守る」という彼の言葉には、MERのメンバーとして、そして父親として勇敢なヒーローであり続けたい、という強い思いが込められているように感じました。

手術開始――。

懸命に処置を進めていくものの、血腫が固まってドレナージができず、血圧も低下。瞳孔が散大して、壮太は危険な状況に陥ります。

そこへ手術室のドアが開き、タイミングよく現れたMERの仲間たち。

彼らが参戦したことでMERは普段のチーム力を発揮し、的確な処置と連携によって、壮太の命を無事救うことに成功します。

嬉しさのあまり、メンバーに「ありがとうございました」と感謝を伝える冬木。

そんな彼に喜多見は言います。

「いつも冬木先生が、オペ室全体や患者の身体に気を配ってくれるから、俺たちは目の前のオペに集中できるんです。これからもよろしくお願いしますね、副チーフ。」

危機管理対策室から報告――。

「児童全員の搬送が終わりました。今回の出動、軽症者13名、重傷者7名、死者は・・・ゼロです!」





 お疲れさまでした。

 ドラマ第6話は

 ここまでです。

いかがでしたでしょうか。

現場で冷静な判断をして手術をおこなった比奈。ドローンによる点滴搬送でピンチを救った徳丸。勇敢にスズメバチから隊員を守ったミン。ハチ毒におかされながらも、麻酔科医として喜多見の手術をサポートし続けた冬木。

喜多見がいない状況でも、メンバーそれぞれが自分の任務を見事に果たし、チームとしても個人としてもMERが優秀であることを強く見せつけられたストーリーでした。

また、3話で母親として奮闘した夏海に続き、今話で冬木の父親としての勇姿が見れたところも良かったと思います。

喜多見のことを監視する何者かの存在が示唆されて終わった物語――。

来週は国家権力の警察とMERが対峙するみたいですが、どんな展開になるのでしょうか。東京MERも中盤にさしかかって、いよいよ新章に突入です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ドラマ情報

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
主題歌:「アカリ」GReeeeN(ZEN MUSIC / UNIVERSAL MUSIC)
(公式MV▶https://youtu.be/GOIuU0ejpzc
脚本:黒岩 勉
企画:高橋 正尚
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:武藤 淳、渡辺 良介(大映テレビ)、八木 亜未(大映テレビ)
演出: 松木 彩、平野 俊一

▼キャスト▼


○喜多見 幸太・・鈴木 亮平
○音羽 尚  ・・賀来 賢人
○弦巻 比奈 ・・中条 あゆみ
○徳丸 元一 ・・佐野 勇斗
○冬木 治郎 ・・小手 伸也
○ホアン・ラン・ミン・・フォンチー
○越前 夏海 ・・菜々緒
○赤塚 梓  ・・石田 ゆり子
○千住 幹生 ・・要 潤
○喜多見 涼香・・佐藤 栞里
○深沢 陽斗 ・・佐藤 寛太
○久我山 秋晴・・鶴見 辰吾
○駒場 卓  ・・橋本 さとし
○白金 眞理子・・渡辺 真起子
○高輪 千秋 ・・仲 里依沙

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