日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』4話のあらすじと感想(ネタバレ)

繋がれる命のバトン2021夏ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の7月25日(日)に日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第4話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

大規模な事故や災害、未知の感染症から住民を守るために、東京都にあらたに発足した「東京MER(mobile emergency room)」こと「走る緊急救命室」。

MERのチーフドクター・喜多見幸太役を演じるのは、「テセウスの船」「恋愛漫画家」で名演を見せた鈴木亮平です。

■第4話のあらすじ


東京MERの今回の任務は、稲城トンネル崩落事故による負傷者の救助。トンネル内に、臓器提供者の心臓を搬送していた医師が取り残されていると知った喜多見(鈴木亮平)は、心臓の到着を待つ患者のため、危険をかえりみず、レスキュー隊の千住(要潤)とともにトンネルの中へと向かいます。心臓の保存時間のタイムリミットが迫るなか、MER・レスキュー隊・司令室・心臓外科医が互いに連携し、命のバトンを繋いでいく――、医療ドラマ待望の第4回です。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第4話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

喜多見 幸太(鈴木 亮平)・・東京MERのチーフドクター。現場では指揮官として的確な指示を出し、外科手術をも迅速にこなす敏腕医師。「待っているだけでは助けられない命がある」というポリシーを胸に、自らの命を張って勇敢に人命救助にあたる。
音羽 尚(賀来 賢人)・・東京MERの医師。厚生労働省から派遣された医系技官(医師免許を持つ国家公務員)。MERを俯瞰(ふかん)的に分析し、認可するかどうかの職務を担う。厚労省からMERをつぶすよう命じられ、喜多見の過去の事件について調べはじめる。
弦巻 比奈(中条 あやみ)・・東京MERの医師。東京海浜病院の循環器科研修医で、指導医の高輪のもとで医療を学びながら、並行してMERに所属。はじめは喜多見のやり方についていけなかったが、2話での事件を機に彼のことを見直し、今はMERの仕事にやりがいを感じている。
越前 夏海(菜々緒)・・東京MERの看護師。東京海浜病院の入院患者を担当し、副看護師長も務める。3話では、娘の桃花の前で勇敢な母親の姿を見せた。MER参入のきっかけは、絵本の「ナイチンゲール」。
ホアン・ラン・ミン(フォンチー)・・東京MERの看護師。もともとはベトナムの看護師で、経済連携協定(EPA)で来日する。日本語が堪能で、ときおり的を射たことわざ・故事成語を披露する。
徳丸 元一(佐野 勇斗)・・東京MERの臨床工学技士。医療機器のスペシャリストで、人工呼吸器や人工心肺装置の保守点検を務める。
冬木 治郎(小手 伸也)・・東京MERの麻酔科医。病院内での信頼も厚く、気遣いが上手なことから、MER内のまとめ役を買って出る。ミンのことわざには「難しい日本語知ってますね」といつも感心している。
千住 幹夫(要 潤)・・東京消防庁即応対処部隊(レスキュー隊)隊長。人命救助に対しての強い信念があり、自らの危険を顧みずに現場に飛び込もうとする喜多見とぶつかり合う。

駒場 卓(橋本 さとし)・・危機管理対策室室長。警察・消防と連携を取って的確な指示を出し、東京MERの活動を全面的にバックアップする。ハイパーレスキュー隊での指揮経験を持つ。

高輪 千晶(仲 里依紗)・・東京海浜病院の循環器外科医。国内の数少ない心臓移植を成功させた実力者。比奈の直属の指導医にあたり、彼女の教育をするとともに悩み相談も引き受ける。喜多見の婚約者であったが5年前に離婚。
赤塚 梓(石田 ゆり子)・・東京都知事で東京MERの発案者。危険と隣り合わせの医療を成し遂げられる唯一無二の逸材として、喜多見をチーフドクターに任命。厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子)と敵対関係にある。




あらすじと感想

繋がれる命のバトン

気まずい二人

妹の涼香(佐藤栞里)と一緒にモーニングブッフェを食べにやって来た喜多見(鈴木亮平)。

そこで偶然、元妻の高輪千晶(仲里依紗)と鉢合わせになって驚きます。

気まずい雰囲気になる喜多見と千晶。そんな二人のあいだを涼香はとりなし、結局3人で食べることになります。

千晶に「『あの事件』でお兄ちゃんは海外に行けなくなったから、またよりを戻したら」と話しかける涼香。

そんな涼香に千晶は、こんなふうに言って注意を促します。

「音羽が一年前のことを探ってるから気をつけて。」

▶▶ドラマ初回のときから、喜多見の隠された過去が暗に示されていましたが、一年前の『あの事件』とは何なのでしょうか?千晶や涼香が内密にするくらい公にすることがはばかられる事件、非常に気になりますね。

そこへスマホに着信があり、すぐさま電話に出る千晶。

相手は全国移植ネットワークの職員でした。

「大月総合病院で心臓の臓器提供がありました。21歳B型の女性です。脳死判定後、家族の再確認を得ました。移植希望者選定基準にもとづいてリスト作成した結果、平野汐里(しおり)さんが提供候補の1位に選ばれました。」

千晶は思わず喜びの表情を見せ、「分かりました。ご本人とご家族に意思確認してすぐ折り返します」と答えます。

移植手術があるいということで、急いで病院に向かう千晶と喜多見。

その頃、大月病院では提供された臓器が車に乗せられ、今から東京海浜病院へ出発というところでした。

――心臓の保存時間 残り3時間36分

心臓移植の名医

東京海浜病院――。

ドナーが見つかったと聞き、喜びの声をあげる汐里の両親。

汐里は国内でレシピエント登録していたのですが、日本では脳死移植の数がまだ少なく、両親は海外での移植を考えて必死に渡米費用を集めていました。しかし病状が悪化し、海外に渡ることが困難に。そんなときに届いたのが、今回の知らせだったのです。

稲城トンネル――。

海浜病院に向かう提供臓器をのせた車両がトンネル内へさしかかると、突然天井板が落下、進路がふさがれてしまいます。さらに不運なことに、崩落はトンネル全体に広がり、車両は岩盤の下敷きになってしまいます。

東京消防庁――。

汐里ちゃんの心臓移植が決まったことを喜ぶMERメンバーたち。千晶の心臓外科医としての腕前の良さの話で盛り上がります。

ちなみに千晶は、2010年の改正臓器移植法以降の数少ない心臓移植手術の中で、6件もの移植を成功させた、外科医有数の実力者だそうです。

そこへサイレン音――。

危機管理対策室から伝達が入ります。

「稲城トンネルにて天井崩落事故発生。詳細は不明だが、中規模医療事案と認定。東京MERの出動を要請します。」

手術室――。

心臓移植の準備をする、千晶をはじめとした医師たち。

しかし、提供された心臓の到着が予想以上に遅れていて、仕方なく彼らは、人工心肺装置をつけたまま患者を低体温状態にして待機することになります。

――心臓の保存時間 残り2時間18分




稲城トンネル崩落事故

事故現場――。

崩落したトンネルへやって来たMERのメンバー。

喜多見は仲間に指示を出した後、自ら危険なトンネル内へと入っていきます。

トンネル内――。

救助活動をするレスキュー隊のそばで、いつものように負傷者にトリアージをおこなっていく喜多見。

しかし、再度崩落が起きて天井に亀裂が入り、危険な状況となったことで、やむなく作業は中止になります。

オペが必要なほどの重症患者がいなかったことで、とりあえずは一安心する喜多見。

そこへ、白衣を着た医師が負傷者として運ばれてきて、名札を見た喜多見は、彼が臓器移植ネットワークの職員であることに気づきます。

嫌な予感がして、慌てて東京海浜病院の比奈(中条あやみ)に電話をかける喜多見。

「移植用の心臓、届いてますよね?」と確認すると、彼女はこう返してきます。

「1時間近く遅れていて、それに搬送担当の人と連絡がつかなくて・・。」

比奈から、搬送を担当した医師の名前が小山だと聞いた喜多見。

現場の救助者リストでその名を探しますが、どこにも見当たらず、崩落事故の現場に小山が取り残されているのではないかと推測を立てます。

危機管理対策室――。

あらたな崩落による二次被害の可能性があると考え、「後方支援の到着まで待て」と現場に指示を出す室長の駒場(橋本さとし)。

それに対し喜多見は「そんな時間ありません」と反発。

「あと1時間以内に届けないといけないんです。ドナーの心臓のためにも中に入らせてください」と強く主張します。

そんな中、崩落事故に巻き込まれた小山(高橋ユウ)から千晶に着信があり、彼女はその電話を現場の喜多見に繋ぎます。

喜多見が小山に状態を確認すると、彼女はこう訴えかけてきます。

「自分は無事だから、待っている患者さんのために早くこの心臓を届けて・・。」

それを聞いて、トンネル内への救助命令を下すべきかどうか、判断に迷いを見せる駒場。

そんな彼に、思わず千住(要潤)が「俺は今行かなかったら一生後悔します」と声をあげます。

千住のその言葉で決心がついたのか、駒場は「行け、命を救ってこい」と指示。

数名の隊員を率いた千住と喜多見が、トンネル内へ入っていくことになります。

――心臓の保存時間 残り40分

▶▶隊員に及ぶ危険性・リスクを考えてしまって、なかなか決断ができない駒場。彼には、危険をおかして救助をおこなった結果、足を負傷し、レスキュー隊を辞めざるをえなくなったというつらい過去があり、そのことが彼の迷いの要因になっているようでした。優先させるべきものは何か、後悔しない選択とは何か――。必ずしも答えが一つではない問題に思い悩む救助者たちの姿に、胸が痛みました。

命のバトンを繋いで

手術室――。

汐里(福室莉音)の容態が悪化し、このままでは身体に危険が及ぶと判断した千晶は、人工心肺を止めて胸を閉じるという苦渋の決断をします。

トンネル内――。

トンネルの奥で小山医師を発見した喜多見と千住。

「自分よりも、この心臓を早く・・」という彼女の願いを聞いた喜多見は、ドナーの心臓を受け取った後、千住にその場を任せて、すぐさま外へと向かいます。

トンネルの外ではMERのメンバー待機しており、心臓は喜多見から音羽(賀来賢人)、比奈へとバトン。

最終的に、タイミングよく登場した徳丸(佐野勇斗)のバイクに比奈が乗せてもらうかたちで病院へと向かいます。

手術室――。

音羽から「心臓は無事で、あと20分くらいで到着する」と連絡を受けた千晶。

しかし、彼女は「すでに人工心肺は離脱して、胸を閉じているの」と、心臓移植をあきらめたことを彼に伝えます。

それを聞いても引き下がれない音羽。「人工心肺を再開して、心臓移植をしてくだい」と訴え続けます。

もちろん、千晶もまた「リスクが高く、確証もないのに移植はできない」と拒絶。

そんな二人の会話を聞いていた喜多見は、次のような言葉をはさみます。

「音羽先生は信頼できる医者です。心臓は間違いなく移植適合基準にあります。それに、一番あきらめたくないと思っているのは、高輪先生ですよね。大丈夫、千晶ならやれる。」

その言葉を聞いた千晶は、思い直して心臓移植を再開することを決断。20分後に到着する心臓に向けて準備するよう、まわりの医師に指示を出します。

▶▶心臓外科医として、患者の命を救いたいとは思っているが、リスクを考えて尻込みしてしまう千晶。それは、現場の二次被害をおそれて判断に迷いを見せた駒場と共通するものがあるように思えました。

 

そんな彼女の気持ちに踏ん切りをつけさせた喜多見の言葉が印象的で、「高輪先生」と呼んでいた名前が「千晶」へと変わった部分に、同じ医師としての立場を越えた、かつての夫ならではの励ましの思いがあったように感じました。




2つの心臓

トンネル内――。

小山の緊急処置が終わり、体の細い夏海(菜々緒)が狭い車内に入り込んで、彼女とともに小山を引っ張り出す救助隊員。

無事に車外へ小山を救出することができ、そのままトンネルの外へと運び出します。

東京海浜病院――。

――心臓の保存時間 残り13分

心臓をのせた徳丸のバイクが到着。

すぐに手術室の千晶のもとに運び込まれ、心臓移植が開始。また同時に、事故現場でも小山の緊急手術がはじまります。

手術室(千晶)――。

移植が終わり血管の遮断を解除する千晶。しかし、心電図を見ても心拍は戻らず、「やはり、心臓の保存時間が間に合わなかったのか・・」と、まわりの医師たちはあきらめはじめます。

事故現場(喜多見)――。

小山の心拍が停止して危険な状態に陥り、動揺するMERのメンバー。必死に喜多見が心肺蘇生を施しますが、心拍は戻りません。

心臓が再び動くことを願って、懸命に処置を施す二人の医師。

そんな二人の願いに呼応するかのように、2つの心臓はもう一度拍動をはじめて――。

危機管理対策室から報告。

「最後に救助された小山さん、命に別状ありません。また、東京海浜病院の心臓移植も成功です。今回の出動、軽症者8名、重傷者3名、死者は・・・ゼロです!」

心臓移植手術後――。

手術が無事終わり、汐里の両親に結果を報告する千晶。

彼らは千晶に「ありがとうございます」と、感謝のあまり頭を下げます。

そんな両親に彼女は言います。

「私の力じゃないんです。心臓を提供して、運んで、守り抜いてくれたすべての人たちに私は感謝しています――。」





 お疲れさまでした。

 ドラマ第4話は

 ここまでです。

いかがでしたでしょうか。

ドナーの臓器を搬送する者、それを命懸けで守るMERと救助隊、彼らに指示を出す司令室、そしてレシピエントに臓器を移植する外科医、ひとつ足りとも欠けていたら守れなかった大切な命。

困難に立ち向かっていく医療従事者や消防庁の勇姿が描かれた今回の物語は、前回にもまして感動的なものでした。

特に、別の場所で執刀する喜多見と千晶が、互いに重なり合うように映された最後のシーンが印象的で、同時に患者が拍動を取り戻すという奇跡的な結末も、このドラマならではの展開だったと思います。

前話の夏海に続き、喜多見と千晶のコンビネーションが際立った今話。この流れからすると、他のMERメンバーにもスポットが当たることになりそうです。どんなエピソードになるか、今から楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 




ドラマ情報

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
主題歌:「アカリ」GReeeeN
(ZEN MUSIC / UNIVERSAL MUSIC)
脚本:黒岩 勉
企画:高橋 正尚
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:武藤 淳、渡辺 良介(大映テレビ)、八木 亜未(大映テレビ)
演出: 松木 彩、平野 俊一

▼キャスト▼


○喜多見 幸太・・鈴木 亮平
○音羽 尚  ・・賀来 賢人
○弦巻 比奈 ・・中条 あゆみ
○徳丸 元一 ・・佐野 勇斗
○冬木 治郎 ・・小手 伸也
○ホアン・ラン・ミン・・フォンチー
○越前 夏海 ・・菜々緒
○赤塚 梓  ・・石田 ゆり子
○千住 幹生 ・・要 潤
○喜多見 涼香・・佐藤 栞里
○深沢 陽斗 ・・佐藤 寛太
○久我山 秋晴・・鶴見 辰吾
○駒場 卓  ・・橋本 さとし
○白金 眞理子・・渡辺 真起子
○高輪 千秋 ・・仲 里依沙

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