日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』3話のあらすじと感想(ネタバレ)

敬礼する警察官たちドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の7月18日(日)に日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第3話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

大規模な事故や災害、未知の感染症から住民を守るために、東京都にあらたに発足した「東京MER(mobile emergency room)」こと「走る緊急救命室」。

MERのチーフドクター・喜多見幸太役を演じるのは、「テセウスの船」「恋愛漫画家」で名演を見せた鈴木亮平です。

■第3話のあらすじ


今回の東京MERの任務は、飲食店の立てこもり事件での負傷者の救助。現場に到着したMERのメンバーは、人質の命を守り・住民を危険にさらさないことを使命とする警察と激しくぶつかり合います。そんな中、犯人に人質にされた1型糖尿病の持病がある日葵ちゃん(加藤柚凪)を救い出すため、MERの夏海(菜々緒)が中に入る看護師役として名乗りをあげて――。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第3話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

喜多見 幸太(鈴木 亮平)・・東京MERのチーフドクター。現場では指揮官として的確な指示を出し、外科手術をも迅速にこなす敏腕医師。「待っているだけでは助けられない命がある」というポリシーを胸に、自らの命を張って勇敢に人命救助にあたる。
音羽 尚(賀来 賢人)・・東京MERの医師。厚生労働省から派遣された医系技官(医師免許を持つ国家公務員)。MERを俯瞰(ふかん)的に分析し、認可するかどうかの職務を担う。命がけで人を救おうとする喜多見の考え方には批判的。
弦巻 比奈(中条 あゆみ)・・東京MERの医師。東京海浜病院の循環器科研修医で、指導医の高輪のもとで医療を学びながら、並行してMERに所属。はじめは喜多見のやり方についていけなかったが、2話での事件を機に彼のことを見直し、今はMERの仕事にやりがいを感じている。
越前 夏海(菜々緒)・・東京MERの看護師。東京海浜病院の入院患者を担当し、副看護師長も務める。MER参加には周囲の反対があったが、本人の強い希望で兼務が決まる。
ホアン・ラン・ミン(フォンチー)・・東京MERの看護師。もともとはベトナムの看護師で、経済連携協定(EPA)で来日する。日本語が堪能で、ときおり的を射たことわざ・故事成語を披露する。
徳丸 元一(佐野 勇斗)・・東京MERの臨床工学技士。医療機器のスペシャリストで、人工呼吸器や人工心肺装置の保守点検を務める。
冬木 治郎(小手 伸也)・・東京MERの麻酔科医。病院内での信頼も厚く、気遣いが上手なことから、MER内のまとめ役を買って出る。
千住 幹夫(要 潤)・・東京消防庁即応対処部隊(レスキュー隊)隊長。人命救助に対しての強い信念があり、自らの危険を顧みずに現場に飛び込もうとする喜多見とぶつかり合う。

駒場 卓(橋本 さとし)・・危機管理対策室室長。警察・消防と連携を取って的確な指示を出し、東京MERの活動を全面的にバックアップする。ハイパーレスキュー隊での指揮経験を持つ。

高輪 千晶(仲 里依紗)・・東京海浜病院の循環器外科医。比奈の直属の指導医にあたり、彼女の教育をするとともに悩み相談も引き受ける。喜多見の婚約者であったが5年前に離婚。
赤塚 梓(石田 ゆり子)・・東京都知事で東京MERの発案者。危険と隣り合わせの医療を成し遂げられる唯一無二の逸材として、喜多見をチーフドクターに任命。厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子)と敵対関係にある。




あらすじと感想

敬礼する警察官たち

医療従事者の悩み

娘の桃花(北平妃璃愛)を保育園に送り届けるMERの夏海(菜々緒)。

入り口で娘に「夕方迎えに来るね」と話していると、保育園のスタッフがやって来て、「桃花ちゃんを休ませてもらえないでしょうか」と相談してきます。

どうやら、夏海が医療従事者であることから、感染症などの問題に神経質になっている保護者がいるらしいのです。

東京消防庁――。

そのことをMERの仲間に話す夏海。すると彼らも、「医療従事者への差別ってよくあるんですよね~」と共感してくれます。

▶▶この夏海の話に、思わずコロナ禍で医療従事者が世間的にひどい風当たりを受けていたことを思い出してしまいました。ただ、そんな人々の差別的行動も、実際には自らの身を守りたいという人間の防衛本能に起因するものなので、一概に悪だと決めることはできないのかも知れません。

そこへ、サイレンの音が――。

危機管理対策室から伝達が入ります。

「荒川区飲食店で立てこもり事件発生。店にいた客・従業員数名が刃物で切られたもよう。小規模医療事案と認定。東京MERに出動を要請する。」

飲食店立てこもり事件

事件現場――。

現場に到着したMERのメンバーは、警察(SIT)に「ここから入らないでください」と立ち入りを禁じられてしまいます。

しかし、そんなことはお構いなしに、喜多見(鈴木亮平)は警察を押しのけて中に侵入。負傷者にトリアージを施していきます。

■気になるワード『SIT』


特殊犯罪を取り扱う組織である「警視庁特殊犯捜査係」を指す名称。「SIT」は、「Special Investing Team」の略と一般的に認識されているが、実際には正式名を隠すために公舎の表札に書いていた「捜査(S)」「一課(I)」「特殊班(T)」が語源とされている。

その中で、緊急手術が必要な重症患者を見つけた喜多見は、彼女をERカーへと運び出し、緊急オペをおこないます。

その後、無事手術が完了。

目を覚ました女性・渋谷香織(森脇英理子)は、喜多見に対して「娘を助けて・・」と必死に訴えかけてきます。

彼女が言うに、現場に立てこもっている犯人は香織の元夫で、家庭内暴力に耐えられなくなって娘と一緒に逃げてきたのだそうです。

さらに香織は、現場に取り残された娘の日葵(ひまり:加藤柚凪)が1型糖尿病を患っていて、さっきインスリンを打ったばかりなのだと告げます。

■気になる医療用語①『糖尿病』


糖尿病には1型と2型の二種類があり、まとめると次の通り。
1型糖尿病・・自己免疫疾患。膵臓が免疫細胞によって攻撃・破壊されインスリンが産生できなくなり、高血糖状態に陥る病気。生活習慣や先天性で起こるものではなく、子どもや青年にその発症が多い。
2型糖尿病・・遺伝的要因に生活習慣が加わってインスリンの分泌が低下する病気。糖尿病患者の95%がこの2型。

その後、調べた結果、日葵が通院している病院が東京海浜病院の小児科だと分かり、喜多見はすぐさま高輪(仲里依紗)に電話。「日葵ちゃんのカルテデータを送ってほしい」と頼み込みます。




喜多見の怒り

東京MER「ERカー」車内――。

画面上に映し出されるカルテデータ。

そこには、日葵ちゃんが過去に何度も低血糖発作を起こしたという履歴が載っていて、それを見たSIT隊長の新井(山田純大)は、「どういうことだ?」と喜多見に尋ねます。

喜多見は言います。

「日葵ちゃんは、血糖値を下げるホルモンが分泌されないために高血糖になってしまう病気なんです。ですから、食事の前には必ずインスリンと呼ばれるホルモンを注射して、血糖師を下げてからご飯を食べるようにしています。

ですが、今はその食事が摂れていないから、血糖値が下がりすぎて、低血糖の発作が起きる可能性が高まっています。」

その後、日葵が突然気絶したことでパニックを起こした犯人(川島潤哉)に、警察は「日葵ちゃんの命を守るために治療をおこないたい」と交渉。

犯人は「なら、女性の看護師をこちらによこせ」と返答します。

それに対して警視庁の上層部は、「民間人を危険にさらしたら信用問題に関わる」と言って、「看護師に扮装した女性警官に行かせろ」と現場に指示。

そのことに怒りを覚えた喜多見は、思わずこう言い放ちます。

「いい加減にしろ!目の前で子どもが死にかけているんだぞ。メンツとか恥とかそんなものどうでもいいでしょ――。』

▶▶人質の命と民間人を危険から守ることが警察の本来の使命であるのに、自分たちの組織の信用や立場を守ることを優先させようとする警察上層部。そんな彼らの自己本位な発言に、穏和でめったに怒らない喜多見も、ついに怒り心頭に発したみたいです。

アーモンドアレルギー

最終的に、MERの看護師・夏海が日葵を治療する看護師役に名乗り出て、警察との念入りな打ち合わせの後、彼女が犯人のいる場所へと向かいます。

中に入って日葵に緊急処置を施す夏海。

しかし、ブドウ糖を注射しても容態が回復しません。

何かがおかしいと考えた夏海は、犯人に「何か食べさせた?」と聞きます。

「こ、これをあげた・・」と彼が手渡したチョコの原材料表示を確認すると、そこには『アーモンドパウダー』と書かれていて――。

実は、日葵ちゃんは『アーモンドアレルギー』だったのです。

アナフィラキシーショックを起こしていると考えた夏海は、彼女を抱きかかえ外に出ようとしますが、犯人がそれを制止。仕方なく、彼女は喜多見たちに「アドレナリンを持ってきてほしい」と窓から顔を出して伝えます。

■気になる医療用語②『アナフィラキシーショック』


体内に入った抗原(アレルギー物質)によって、全身にアレルギー症状が起き、血圧低下・意識障害などの命に危険をもたらす過敏反応が生じること。




すべての命を守ること

その後、あるプランを思いついた新井は、犯人に電話をかけて「日葵ちゃんを助けるために必要なものが香織さんの部屋にある」と伝えます。

夏海を椅子に縛りつけて香織の部屋へと向かう犯人。

それをチャンスとばかりに夏海は警察に合図を送り、そのままSITが突入。日葵ちゃんと夏海は無事に救出されます。

ところが、気づいた犯人が逆上し、彼らめがけて銃を乱射。不運にも流れ弾が、夏海の身を守ろうとした隊員・中野(濱正悟)にあたってしまいます。

結局、銃口を向けられた夏海はもとに戻ることを余儀なくされ、続けて犯人は「10分以内に香織と日葵をよこさなかったらこいつを殺す」と警察に脅しをかけてきます。

そんな中、「撃たれた隊員を救助するために、ERカーで現場に近づいて手術をおこないたいから、警察に護衛・バックアップをお願いしたい」と本庁に提案する喜多見。

しかし、上層部の人間は「民間人を危険にさらすわけにはいかない」とあくまで拒否の姿勢を貫きます。

そこへ赤塚(石田ゆり子)があらわれ、彼らに向けてこう言います。

「なら、警察官が死んでもいいのですか?職業、性別、年齢、そんなもの関係ありません。みんな同じ命です。すべての命を守るのがMERの使命です。」

彼女の説得のおかげで、警察とMERの連携の許可が下り、喜多見たちを乗せたERカーは、警察の護衛・シールドに守られながら現場へと向かいます。

闘いの果てに

MERに救助された隊員の手術が終わった頃――。

犯人のいる場所から再び銃声が鳴り響き、緊急事態だと判断した警察はSITを中に派遣。

それからしばらくして、命に別状のなかった夏海が救出・保護され、負傷した犯人もストレッチャーで運び出されます。

危機管理対策室から結果報告。

「軽症者12名、重傷者3名、死者は・・・ゼロです!」

すべての救助が終わり、安堵するMERのメンバーたち。

そんな彼らに向けて警察は、互いの健闘をたたえた敬礼を送ります。もちろん、MERのメンバーもそれに答えるように同じ敬礼を返して――。

その情景は、まさに英雄たちの勇姿そのものでした。





 お疲れさまでした。

 ドラマ第3話は

 ここまでです。

いかがでしたでしょうか。

前回の比奈に続き、MERメンバーの夏海にスポットがあてられた今回のドラマ。

現場の警察官と本庁とのあいだにある軋轢や、会議室で理屈をこねるだけの警察上層部とそれに不満を募らせる喜多見など、1話・2話とはまた違った味わいのある内容になっていて、非常に面白みがありました。

また、はじめは仲違いしていた警察とMERがともに手を取り合い、最終的に互いの勇姿を称えるという結末も感動的だったと思います。

さて、予告によると来週は心臓移植をテーマにした事件・事故を扱うみたいですが、いったいどんな内容になるのでしょうか。次週放送も楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 




ドラマ情報

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
主題歌:「アカリ」GReeeeN
(ZEN MUSIC / UNIVERSAL MUSIC)
脚本:黒岩 勉
企画:高橋 正尚
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:武藤 淳、渡辺 良介(大映テレビ)、八木 亜未(大映テレビ)
演出: 松木 彩、平野 俊一

▼キャスト▼


○喜多見 幸太・・鈴木 亮平
○音羽 尚  ・・賀来 賢人
○弦巻 比奈 ・・中条 あゆみ
○徳丸 元一 ・・佐野 勇斗
○冬木 治郎 ・・小手 伸也
○ホアン・ラン・ミン・・フォンチー
○越前 夏海 ・・菜々緒
○赤塚 梓  ・・石田 ゆり子
○千住 幹生 ・・要 潤
○喜多見 涼香・・佐藤 栞里
○深沢 陽斗 ・・佐藤 寛太
○久我山 秋晴・・鶴見 辰吾
○駒場 卓  ・・橋本 さとし
○白金 眞理子・・渡辺 真起子
○高輪 千秋 ・・仲 里依沙

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