ドラマ『ラジエーションハウス2』最終回(第11話)のあらすじと感想|ネタバレあり

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 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の12月13日(月)にドラマ「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」最終回(第11話)が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

同名漫画が原作の放射線技師医療ドラマとして人気を博した「ラジエーションハウス」の第二期となる今作。主人公を務めるのはもちろん窪田正孝で、前作メンバーに新たなメンバーを加え、個性的な登場人物とともに様々な物語が紡ぎ出されます。

■最終回(第11話)(旅立ちの愛しき人・・蘇る記憶)のあらすじ


病院内で子どもの頃の親友・郷田一平(工藤阿須加)と再会した唯織(窪田正孝)と杏(本田翼)。一平から「杏が唯織の転校を見送りに行ってすぐ後、お兄さんが事故に遭って亡くなった」と話を聞いた唯織は、杏の記憶の喪失の理由がそこにあると気付きます。そんな中、一平の全身疾患の原因を明らかにしようと、灰島院長(髙嶋政宏)の方針に逆らって各科の医師を集めて合同カンファレンスを開いた杏。その結果、彼の病気に代謝異常が関係していることが分かり、さらに、ファブリー病という先天性の遺伝疾患の名が浮かび上がってきます。子どもの頃の約束をきっかけに、二人の男女が再会するところから始まった技師たちの物語。新たな旅立ちとともに、今回でついに堂々完結です。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物(キャスト)の紹介
最終回(第11話)の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・原作・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

五十嵐唯織(窪田 正孝)・・医師免許を持ちながらも、幼少期の甘春杏との約束を守るために放射線技師として働くドラマの主人公。2年のアメリカ留学を終えて、再び甘春総合病院で勤務することに。天才的な読影技術を持ち、周囲が気づかぬような病原を画像から見つけ出すことができる。
甘春 杏(本田 翼)・・甘春総合病院・放射線科医。新院長就任後、外部の画像診断センターで働いていたが、唯織の帰国を受けて天春病院の医師として再就任。再びラジハのメンバーと一緒に働くことに。唯織とは幼馴染み。
広瀬 裕乃(広瀬 アリス)・・甘春総合病院・放射線技師。まだ新人だった2年前はチームで足を引っ張っていたが、今では一人前の立派な技師に。唯織に好意を持っている。
黒羽たまき(山口紗弥加)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。勤続通算12年の大ベテラン。一人で自由に過ごすことこそが幸せという結婚観で母親・るり子と衝突する。気が強く男勝りな性格で少しドSな一面も。チームの中の頼れる姉御的存在。
小野寺俊夫(遠藤 憲一)・・甘春総合病院・放射線技師長。マイペースで適当な性格に見えるが、実は仕事熱心で部下思い。酒とギャンブルをこよなく愛す。
軒下 吾郎(浜野 謙太)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。頭の中は「女性にいかにモテるか」でいっぱいで、彼女欲しさにマッチングアプリを愛用。チーム内ではイジられキャラだが、MRIの画像診断の技術は超一流。トレードマークは黒縁メガネ。
威能 圭(丸山 智己)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。Ai(死亡時画像診断)のスペシャリスト。人の心をつかむのが上手く、患者受けが良い。いつも自分の前髪を気にしている。
悠木 倫(矢野 聖人)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。ドライな性格で愛想を振りまくのが苦手。勉強熱心で、自身の技術を高めることに生きがいを感じている。

田中 福男(八嶋 智人)・・甘春総合病院・放射線技師。今作から登場するラジハの新メンバー。軒下とキャラがかぶり、いつも喧嘩ばかりしている。名前は福男だが、その人生は不幸の連続。3回のリストラと離婚を経て現在の技師に至る。

辻村駿太郎(鈴木 伸之)・・天春総合病院・整形外科医。父親が大学病院教授のいわゆるお坊ちゃま。杏のことが好きで、唯織をライバル視している。第6話の一件を受け、医師としての経験を積むために救急科への転科を決意する。
大森 渚(和久井映見)・・甘春総合病院・前院長。性格が温和で母性的な存在。ある患者の治療のために、単身渡米して心臓カテーテル技術を学ぶ。
鏑木 安富(浅野 和之)・・甘春総合病院・副院長。診療部長兼放射線科長。院長の座を狙って、かつては点数稼ぎばかりしていたが、ラジハメンバーに影響されて心を入れ替える。
灰島 将人(髙嶋 政宏)・・甘春総合病院・新院長。院長就任後、病院の合理化を徹底的に推し進め、院内の非生産的なものを全て排除してしまう。患者や医師の気持ちよりも経営・ビジネス面に主眼を置く合理主義者。




あらすじと感想(ネタバレあり)

ホームのイメージ

原因不明の疾患

「ここに一つのホームがある。そこは旅立ちの場所であり、そして帰ってくる場所だ。この二人にとっても。」

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子どもの頃の親友の郷田一平(工藤阿須加)と病院内で再会した唯織(窪田正孝)と杏(本田翼)。

彼の話を聞いて、杏が過去の記憶を思い出していると、突然一平がその場に倒れてしまい、二人は慌てて検査室に彼を運びます。

検査後、画像から一平の脳に血栓ができていることが判明。さらに複数の病院の受診歴から、彼が全身に疾患を抱えていることを知った唯織は「何か別の病気があるのではないか・・」と推測し、詳しい話を聞くために病室を訪ねます。

「頭の不調以外に、手足がしびれたり、変な湿疹が出たり、視界が濁ったり、いろんな科の先生に診てもらったんだけど、いまいち原因が分からなくて・・。

そういえば、甘春のやつお前のこと忘れていたけど、どうしてだ?・・ま、あいつもお前が転校してからいろいろあったしな。確か、転校するお前を見送りに行って、その帰り道にお兄さんが事故に遭ったって。あの喧嘩っ早かった甘春が、人が変わったように大人しくなっちまっちゃってさあ。」

その話を聞いて、杏が子どもの頃の記憶を封印している本当の理由を知った唯織は、一平にこうお願いします。

「杏ちゃんに、僕が同級生だったこと黙っててもらっていいですか?お願いします。」

点と線

今度は呼吸不全を起こし検査室に運ばれた一平。

画像を確認しても原因が分からなかったため、杏は病院内の各科に精密検査をオーダーしますが、医師たちに「自分には専門外だ」と断られてしまいます。

結局、全身疾患に対して甘春病院では対処できないと退院させられることになった一平。そのことを杏がラジハメンバーに伝えていると、唯織がこう口にします。

「郷田さんの病気は、一つひとつバラバラに見ても答えは見つからないと思います。点ではなく線で見ないと・・。各科の先生から情報を集めれば、何かヒントが得られるかも知れません。」

▶▶この後、杏はメンバーから「各科を取りまとめるドクターズ・ドクターとしての役割を担って欲しい」と頼まれますが、「自分にはできません・・」とネガティブな答えを返します。アメリカにおいては、全ての分野の病気を診断する放射線科医が、各科をまとめて治療方針を導き出す存在「ドクターズ・ドクター」として強い権限を持っていますが、日本での放射線科医の地位はとても低く、そのことを杏は肌で感じていたようです。そして、そんな医師としての自分の力不足を補強するために、アメリカ留学を視野に入れていたのでしょう。

浮かび上がる原因

自分にできることをしようと、各科の先生のもとを周り、一平の合同カンファレンスへの参加を募る杏。しかし、どの科の医師も忙しいという理由で彼女の要望を断り、カンファレンスの時間になっても、誰一人部屋に現れることはありませんでした。

がらんとした会議室で一人落ち込む杏。すると突然、扉が開く音がして、参加に難色を示していた医師たちが次々と部屋に入ってきます。

どうやらラジハのメンバーが医師たちにかけ合ってくれたみたいで、そんな仲間のサポートに杏は感謝の思いでいっぱいになります。

その後、全員揃ったところで、合同カンファレンスが開始。

郷田一平の全身疾患に対する各科の意見を聞きながら、杏が情報を整理していきます。

各科が診断した症状と、それの原因として考えられる病名を医師たちに入力してもらい、そのデータ(下記参照)を確認する杏。

○脳神経外科 ――手足のしびれ
▶▶脊髄・末梢神経障害、膠原病、糖尿病、代謝異常
○皮膚科 ――低汗症
▶▶乾燥、代謝異常、薬剤
○消化器内科 ――腹痛、下痢
▶▶代謝異常、炎症、感染、膠原病、腫瘍、薬剤
○皮膚科 ――発疹
▶▶感染、薬剤、先天性代謝異常
○眼科 ――目角膜混濁
▶▶外傷、感染、先天性代謝異常
○腎臓内科 ――慢性腎臓病、蛋白尿
▶▶炎症、感染、高血圧、糖尿病、代謝異常
○脳神経外科 ――中大脳動脈の血栓閉塞
▶▶心房細動、感染、腫瘍
○呼吸器内科 ――気管支喘息
▶▶感染、自己免疫性、薬剤、先天性代謝異常

結果から、どの科にも共通して見られる原因として『代謝異常』があげられることに杏は気付きます。

そんな中、会議室に入ってきた灰島院長(髙嶋政宏)。怒気の込もった口調で医師たちを叱りつけます。

「私に許可なく、皆さんここで一体何をなさっているのですか?一人の患者のためにこんなにも大勢の医師が寄ってたかって。早く仕事に戻りなさい。」

結局、医師たちは会議室を出ていってしまい、カンファレンスは半ばにして中止となります。




ファブリー病

ラジハに戻り、カンファレンスが中止になったことと、一平の病気の原因として代謝異常が考えられることをメンバーに報告する杏。

その時、ちょうど一平の左心室の肥大化した胸部画像を見ていた唯織は、あることに思い至り、「郷田さんに心臓の検査をさせてほしい」と杏に申し出ます。

心臓検査が開始。

映し出された心臓の色分け画像の中に脂肪沈着を確認した唯織は、「間違いありません。郷田さんの病気はファブリー病です」と診断を下します。

「ファブリー病は、非常にまれな代謝異常症です。これが原因で手足の痛み、皮膚、目、腎臓、心臓、さまざまな部位に症状が現れます。それからもう一つ、ファブリー病はX性遺伝疾患、つまり、お子さんが女の子の場合、遺伝します。」

そこへ「今すぐその患者を他の病院に転院させなさい!」と大声をあげて入ってきた灰島。メンバーに向けてこう言い放ちます。

「患者に対して、希少性の高い遺伝性疾患を診断することはさまざまな責任を伴います。治療方針を誤れば、患者の命をも奪いかねない。それにその患者の未来の家族にまで責任を持つことになる。その覚悟はあなた方にはあるんですか?」

それに対し唯織が答えます。

「確かに、僕たちだけでは無理かも知れません。でも、チームならできるんじゃないですか?僕らがファブリー病に気付くことができたのは、各科の先生たちが情報を共有してくれたからです。科と科が協力し合わない限り救えない命があります。院長、郷田さんやそのご家族のために、ファブリー病の診療チームを作ってもらえませんか?」

「診療チーム?また君はバカなことを・・。たった一人の患者のために、そんな大勢の医師の労力がさけるわけないだろ。この病院にはそんな余裕ないんだよ!」

そう言って声を荒らげる灰島。

そんな中へ、大森がやって来て、次のように言葉をかけます。

「やっぱり灰島ちゃんはが守ろうとしていたのは、この病院だったのね。あなたが売り上げ売り上げとお金のことばかり口にしていたのは、この病院がもし経営難で破綻してなくなれば、たった一人の患者どころか、何百人・何千人という患者を救えなくなるかも知れない。それを防ごうと、必死に頑張ってくれているのよね。時には嫌われ役を買って出て。

でもあなたがやろうとしていることと、五十嵐くんたちがやろうとしていることは、そう変わらないわ。診療チームができれば、将来同じ疾患を持つ何百人・何千人という患者を救うことができるかも知れない。それは、やり方は違うかも知れないけど、目指すところはきっと同じでしょ。」

守るべきもの

退院の日を迎えた一平の病室を訪れた杏。

苦しい表情をしながら、ファブリー病が遺伝性の疾患であると彼に伝え、さらに、新しい病院が見つかり次第、娘の沙良ちゃんにも検査をするよう勧めてほしいと願い出ます。

その事実を聞き当惑する一平。胸に積もった憤りを杏にぶつけます。

「沙良にもこんなつらい思いをさせるのか・・。いろんな医者にさじなげられて、病院を追い出されて。新しい病院ってどこだよ。そんなの本当に見つかるのかよ・・。」

そこへ「見つける必要はありません――」と部屋に現れた灰島。

「郷田さん、退院はまだ少し先にしていただけますか?」と言って、一枚のファイルを一平に手渡します。

「あなたのために診療チームを作りました。我々は郷田さんのことや、未来のご家族のことまで、責任を持って寄り添って参ります。だから安心して治療を受けてください。あなたのことはこの病院が守ります。」

蘇る記憶

数日後――。

「アメリカに留学をすることを決心した杏が、今日の午後の便で日本を発つらしいよ」とラジハの仲間から聞いた唯織。

慌てて杏のいる場所に走って向かい、息を切らしながら彼女にこう告げます。

「今日、留学すると聞きました。遠くに行かれる前に、一つだけどうしても伝えたいことがあります。好きです。僕は放射線科医として働くあなたが大好きです。だから先生がどんな病気でも見つけられる医者になれるよう、遠くからずっと応援しています。」

その告白に、杏は苦笑いしながら言葉を返します。

「留学するのは本当です。でも今日じゃありません。準備もありますので、まだ先になると思います。でも、ありがとうございます。頑張ります。」

その後、帰り際に唯織が落とした写真を拾った杏は、思い立ったようにこう尋ねます。

「五十嵐さん一つ伺っていいですか。五十嵐さんの夢って何ですか?」

「それは・・、どんな病気も映し出す、世界一のカメラマンになることです。」

それを聞き、自分がかつて唯織に向けて言った約束の言葉(世界一のカメラマンになって自分をお手伝いして欲しい――)を思い出した杏。

いたたまれない気持ちになって、逃げるようにしてその場を去ります。

しばらくして大森の部屋を訪れ、「唯織が医師ではなく放射線技師になったのは自分のためで、彼の可能性を自分がつぶしてしまったのだ」と自責の思いを打ち明ける杏。そんな彼女に大森は言います。

「それは違うわ。あなたとの約束があったから、五十嵐くんはこれまで頑張ってこれたのよ。あなたとの約束があったから、誰よりも大きく成長できた。今の五十嵐くんがあるのは、他でもない、甘春先生あなたのおかげよ。」

新たな旅立ち

「ここに一つのホームがある。そこは旅立ちの場所であり、そして帰ってくる場所だ。この二人にとっても。」

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ラジエーションハウス――。

留学を決めた杏に「いつでも戻ってこいよ、甘春先生の帰る場所・ホームはここなんだからよ」と声をかける小野寺。

その後、ラジハのメンバー全員で記念写真を撮ることになり、ちょうど真ん中に位置した杏は、隣の唯織に向けてこう告白します。

「そういえば、私も五十嵐さんに伝えたいことがあります。好きです。技師として働く五十嵐さんが――。」





 お疲れさまでした。

 ドラマ感動の

 フィナーレでしたね。

ドラマ最後になってようやく杏が子どもの頃の約束を思い出し、また唯織も杏に自身の思いを告白。二人の恋が成就するとまではいきませんでしたが、ラジハらしいほっこりした結びで締めくくられ、非常に微笑ましいラストだったように思います。

また、今クールのラジハでは、画像診断の技術で見えない真実を見つけ出すという主テーマ以外に、技師一人ひとりのキャラクターを深堀りする形で物語が紡がれていて、第一シーズンとはまた違った趣き・面白みがありました。

物語はこれで終わりですが、ドラマ最後の予告通り、劇場版としてより大きなスケールでラジエーションハウスが描かれるとのこと。コード・ブルーの時のような大ヒット作となるのでしょうか。映画館に実際に足を運んで視聴したいものですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ドラマ情報

『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』

――関西テレビ 毎週月曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse2/
原作:『ラジエーションハウス』

【Amazon.co.jp】ラジエーションハウス 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社)
脚本:大北はるか
音楽:服部隆之
主題歌:『Remember Me/MAN WITH A MISSION』
(ソニー・ミュージックレコーズ)
▶公式MV:https://youtu.be/bCt-jPWd4QE
企画:中野利幸
プロデュース:草ヶ谷大輔
演出:鈴木雅之、相沢秀幸、水戸祐介

▼キャスト▼


五十嵐唯織 ・・窪田 正孝
甘春 杏  ・・本田 翼
広瀬 裕乃 ・・広瀬アリス
軒下 吾郎 ・・浜野 謙太
威能 圭  ・・丸山 智己
悠木 倫  ・・矢野 聖人
黒羽たまき ・・山口紗弥加
小野寺俊夫 ・・遠藤 憲一
辻村駿太郎 ・・鈴木 伸之
田中 福男 ・・八嶋 智人
灰島 将人 ・・髙嶋 政宏
鏑木 安富 ・・浅野 和之
大森 渚  ・・和久井映見

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