ドラマ『ラジエーションハウス2』第8話のあらすじと感想(ネタバレあり)

鏡で自分の顔を見るベンガル猫2021秋ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の11月22日(月)にドラマ「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」第8話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

同名漫画が原作の放射線技師医療ドラマとして人気を博した「ラジエーションハウス」の第二期となる今作。主人公を務めるのはもちろん窪田正孝で、前作メンバーに新たなメンバーを加え、個性的な登場人物とともに様々な物語が紡ぎ出されます。

■第8話(美しき白髪の女子高生!病の真実と彼女の夢)のあらすじ


裕乃(広瀬アリス)の高校時代の担任・熊田大志(おかやまはじめ)に付き添ってもらって病院にやって来ていた女子高生・花倉乃愛(吉川愛)。彼女には、親と学校に隠している秘密(白髪の頭であること)がありました。その原因を明らかにするため、唯織(窪田正孝)と杏(本田翼)は彼女に検査を実施。結果、乃愛が骨粗しょう症になっていたことが判明します。外見のコンプレックスで無理なダイエットをしていた彼女には、アイドルになりたいという夢があり――。自分を犠牲にしてでも美しくなりたい、そう願う乃愛の心の苦しみに、ラジハの裕乃が向き合います。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物(キャスト)の紹介
第8話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・原作・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

五十嵐唯織(窪田 正孝)・・医師免許を持ちながらも、幼少期の甘春杏との約束を守るために放射線技師として働くドラマの主人公。2年のアメリカ留学を終えて、再び甘春総合病院で勤務することに。天才的な読影技術を持ち、周囲が気づかぬような病原を画像から見つけ出すことができる。
甘春 杏(本田 翼)・・甘春総合病院・放射線科医。新院長就任後、外部の画像診断センターで働いていたが、唯織の帰国を受けて天春病院の医師として再就任。再びラジハのメンバーと一緒に働くことに。唯織とは幼馴染み。
広瀬 裕乃(広瀬 アリス)・・甘春総合病院・放射線技師。まだ新人だった2年前はチームで足を引っ張っていたが、今では一人前の立派な技師に。唯織に好意を持っている。
黒羽たまき(山口紗弥加)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。勤続通算12年の大ベテラン。一人で自由に過ごすことこそが幸せという結婚観で母親・るり子と衝突する。気が強く男勝りな性格で少しドSな一面も。チームの中の頼れる姉御的存在。
小野寺俊夫(遠藤 憲一)・・甘春総合病院・放射線技師長。マイペースで適当な性格に見えるが、実は仕事熱心で部下思い。酒とギャンブルをこよなく愛す。
軒下 吾郎(浜野 謙太)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。頭の中は「女性にいかにモテるか」でいっぱいで、彼女欲しさにマッチングアプリを愛用。チーム内ではイジられキャラだが、MRIの画像診断の技術は超一流。トレードマークは黒縁メガネ。
威能 圭(丸山 智己)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。Ai(死亡時画像診断)のスペシャリスト。人の心をつかむのが上手く、患者受けが良い。いつも自分の前髪を気にしている。
悠木 倫(矢野 聖人)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。ドライな性格で愛想を振りまくのが苦手。勉強熱心で、自身の技術を高めることに生きがいを感じている。

田中 福男(八嶋 智人)・・甘春総合病院・放射線技師。今作から登場するラジハの新メンバー。軒下とキャラがかぶり、いつも喧嘩ばかりしている。

辻村駿太郎(鈴木 伸之)・・天春総合病院・整形外科医。父親が大学病院教授のいわゆるお坊ちゃま。杏のことが好きで、唯織をライバル視している。第6話の一件を受け、医師としての経験を積むために救急科への転科を決意する。
大森 渚(和久井映見)・・甘春総合病院・前院長。性格が温和で母性的な存在。唯織やラジハメンバーの良き理解者でもある。
鏑木 安富(浅野 和之)・・甘春総合病院・副院長。診療部長兼放射線科長。院長の座を狙って、かつては点数稼ぎばかりしていたが、ラジハメンバーに影響されて心を入れ替える。
灰島 将人(髙嶋 政宏)・・甘春総合病院・新院長。院長就任後、病院の合理化を徹底的に推し進め、院内の非生産的なものを全て排除してしまう。患者や医師の気持ちよりも経営・ビジネス面に主眼を置く合理主義者。




あらすじと感想

鏡で自分の顔を見るベンガル猫

ありのままの姿

「ここに一枚の鏡がある。鏡は映し出す、その人のありのままの姿を。時には、知りたくもない現実まで容赦なく映し出す。」

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トイレの鏡で自分の顔を見ていると、頭に10円はげができていることに気付き、「うそー!」と大声をあげる裕乃(広瀬アリス)。

ラジハに戻り、威能(丸山智己)に発毛効果があるおすすめシャンプーはないかと聞いていると、周囲のメンバーたちが「広瀬、もしかして、ストレスで10円はげができたんじゃ・・」と怪しみの目で見出します。

そのストレスの原因となっているのは言うまでもなく、杏(本田翼)に夢中になっている唯織(窪田正孝)の存在で――。

その後、裕乃が院内を歩いていると、教え子の通院の付き添いで来院していた高校時代の担任・熊田大志(おかやまはじめ)に呼び止められ、「進路に悩む子どもたちのために、放射線技師の仕事を教えてもらえないか」と講演会でのスピーチを依頼されてしまいます。

少女の秘密

オーダーのあった患者の検査のために、待合へと向かう裕乃。

そこには、トイレで10円はげを見られた女子高生の花倉乃愛(吉川愛)がいて、裕乃は彼女を検査室に案内し、準備を始めようとします。

すると、乃愛の身体を見ていた唯織が、何か不審な点を感じたのか、唐突に「妊娠してますか?」と質問。さらに、「ウィッグをつけてませんか?」と続けて聞きます。

その質問に、始めは「そんなのつけてません」と否定していた乃愛。しかし、余りにも真剣に唯織が目を向けてくるのでごまかせないと思ったのか、ウィッグを外して、自身の本当の姿(白髪の頭)を見せます。

「親や学校には絶対に言わないでください」と懇願する乃愛。唯織は彼女の願いを聞き入れ、原因を探るために検査が開始されます。

ダイエットと栄養不足

検査後、画像を確認する杏。しかし、原因となる所見が見つからず、頭を悩ませていると、唯織が『DEXA(デキサ)』を行ってみてはどうかと提案。そのまま、乃愛に骨密度検査が実施され、結果、彼女が骨粗しょう症であることが判明します。

■骨密度検査・DEXA(デキサ)法


「Dual-energy X-ray absorptiometry」の略。微量な2種類のX線を照射して骨密度を測定する検査法で、従来の骨密度検査(エコー・CT)よりも高い精度で測定できる。被ばく量が少なく、検査結果が分かりやすいのが特徴。

検査結果を相談室で乃愛に報告する杏。

「カルシウムの摂取不足で骨粗しょう症になっていることが分かりました。ダイエットによる急激な体重の減少・過度のスポーツにより月経が来なくなると、女性ホルモンが減少して骨の吸収が進んでしまうんです。そのため、若い女性でも知らない間に骨粗しょう症になってしまうことがあるんです。」

「もしかして無理なダイエットをしてませんか?」と尋ねる杏に対し、お腹が出ている見た目が嫌でダイエットをしていたと打ち明ける乃愛。

そんな彼女に「今のままでも十分きれいですよ」と杏が伝えると、乃愛は「そんなの嘘です!細くてきれいな先生には私のことなんて分かりませんよ」と言って、部屋を出ていってしまいます。

夢を追い求めて

外に出ていった乃愛を追いかけ、彼女の話を聞こうとする裕乃。

乃愛は「私、ダイエットをやめる気はありませんから」と言って、やせたい理由について語りはじめます。

「私、世界で活躍するアイドルになりたいんです。小さい頃からの夢で、こっそりオーディションにも応募してたんですけど、太ってたからいつも落ちちゃって。でも、この半年必死でダイエットして10キロやせたんです。そしたらこの間、初めて書類審査に通ってて。でも選ばれるのはたった5人で。そのオーディション、一つ年下の私の妹も出るみたいなんです。」

そう言って、妹の写真を見せる乃愛。

「きれいでしょ。妹は色白で、細くて手足が長くて、SNSのフォロワーも私の10倍くらいいて。私、妹の劣化版って言われてるんです。もうすぐ、オーディションの本選考があるんです。みんなやせてるのが当たり前で、せめて妹よりもやせてきれいにならないと選ばれないんです。夢を叶えたいんです。」




素敵な技師になりたくて

大森の部屋――。

増毛効果のあるわかめスムージを振る舞いながら、裕乃の相談にのる大森(和久井映見)。

「広瀬さんは、どうして技師になろうと思ったの?」と聞く大森に、裕乃は答えます。

「高校のバスケの試合でケガをして、その時担当してくれた放射線技師の人に憧れたんです。その技師さんに笑顔で検査されているうちに、心が落ち着いて不安もなくなって・・、私もそんなふうに誰かに元気を与えられるすてきな大人になりたいと思ったから。」

そんな裕乃に大森は言います。

「世の中には、自分が何が好きで、何をやりたいかが分からない人が大勢いるわ。それが見つかったあなたは、とても恵まれているのかもね。」

少女の急変

裕乃の母校――。

ラジハの男性陣が作った骨粗しょう症に関する資料を乃愛に渡すため、母校の高校へとやって来た裕乃。

ダンスの練習をしていた乃愛を見つけて、彼女に資料を手渡そうとしますが、「ダイエットならやらないって言いましたよね。今日、昼から本選考があるんで、それどころじゃないんです」と突き返されてしまいます。

その後、校内で乃愛の妹の美桜(安藤ニコ)に出会った裕乃は、彼女から「お姉ちゃんが無理なダイエットをしていて心配している」と相談を受け、再度、乃愛のもとに。もう一度説得しようとすると、突然、乃愛がお腹に手をあてて苦しみ出し、その場に倒れ込んでしまいます。

自分を大切にすること

緊急搬送された乃愛にすぐに検査が実施。

しかし、原因が特定できず、続けてエコー検査が準備される中、乃愛が検査室を抜け出して、オーディション会場に向かおうとします。

それを必死に引きとめようとする裕乃。しかし、「もうみじめな思いをするのは嫌なんです。離して!」と強く抵抗を示され、彼女を説得するため、裕乃はこう言います。

「乃愛ちゃんは知ってるよね。私に10円はげがあること。あれができたのはね、私には好きな人がいて、でもその人には他にずっと好きな人がいて、その女性は私よりも全然きれいで、仕事もできて、私はその人と自分を勝手に比べて、劣等感を抱いて落ち込んで、ストレスを溜め込んでたせいなの。

だから乃愛ちゃんの話を聞いた時、乃愛ちゃんの気持ちが分かるから、夢を応援するって約束しちゃった。でもごめん。応援できない。乃愛ちゃんが今無理をして、自分を大事にできなかったら、将来ダンスを続けられない身体になってしまうかも知れないから。

乃愛ちゃんが元気な骨を作れるのは今だけなの。20歳を過ぎたら、栄養を吸収しようとしてももうできない。今どれだけきちんと栄養を摂るかで一生が決まっちゃうんだよ。

――乃愛ちゃんが踊っているところ見たよ。でもすごく苦しそうで、全然楽しそうじゃなかった。夢を叶えることももちろん大切だけど、私はそれ以上に、乃愛ちゃんにはせっかく見つけた大好きなことを大切にしてほしい。20年後も30年後も、大好きなダンスを元気に続けてほしい。だからお願い、もっと自分を大切にして。」

▶▶「夢のために、美しさのために今を犠牲にしたい」という乃愛の気持ちは、同じ女性としてよく分かるけど、若い高校生の今にしかできないことを犠牲にしてしまうと、将来きっと後悔することになる――、そう言って骨粗しょう症の本当の怖さを伝えようとする裕乃。そんな彼女の言葉の裏には、病院技師として乃愛の未来は守らなければならないという強い思いがあるように感じました。

その後、裕乃の手で乃愛のエコー検査が開始。唯織の指示で下腹部にエコーがあてられ、映し出された映像から、彼女の病気の原因が卵巣腫瘍によるものだと判明します。

新しい目標

産婦人科で乃愛の緊急手術が行われ、無事成功したと裕乃に報告する杏。

杏は、乃愛の腫瘍が『セルトリ・ライディッヒ腫瘍』であったことを伝え、それが原因で髪の毛が抜けたり、無月経になったり、下腹部が膨らんだりしたのだろうと説明します。

■セルトリ・ライディッヒ腫瘍(Sertoli-leydig cell tumour)


若年成人に多く発生する卵巣腫瘍の一種。腫瘍細胞から男性ホルモンが分泌され、これにより、男性化(声変わり・無月経・脱毛など)が生じることがある。

後日、乃愛の病棟を訪れた裕乃。

彼女から、『あること』をスマホでライブ配信したいと頼まれ、その手伝いをすることになります。

準備が整い、スマホのカメラに向き合う乃愛。ウィッグを外して自身の白髪頭を見せ、こう語りはじめます。

「今日は、どうしてもみんなに知ってほしいことがあってライブ配信することにしました。私がこんな姿になったのは、ダイエットが原因です。自分と他の人を比べて、『もっときれいになりたい、やせたい』って焦って、無理な食事制限をしました。でも10代の今、きちんと栄養を摂らないと、将来骨折したり、不妊症になってしまうリスクがあることを知りました。だから私は、これからはもっと自分を大切にしようと思います。

大好きなダンスをずっと続けられるように。誰にどう言われようと、ダンスを好きな気持ちだけは絶対に忘れずに持っていようと思います。そう気付かせてくれたのは、一人の放射線技師さんです。私はその人みたいに、誰かに元気を与えられるようなすてきな大人になりたいです。それが今の私の新しい目標です。」

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「ここに一枚の鏡がある。鏡は映し出す、その人の美しい姿を。それはどんな自分も受け入れて、心から笑ったときの『笑顔』なのかも知れない。」





 お疲れさまでした。

 ドラマ第8話は

 ここまでです

自分よりスタイルが良くて美しい妹に劣等感を抱き、アイドルになるためにと無理なダイエットをし続けた乃愛と、唯織が好意を寄せている杏よりも自分は劣っていると落ち込んで、ストレスから頭に10円はげができてしまった裕乃。

今回のラジエーションハウスでは、そんな似たような悩みを抱える2人が病院の中で出会い、互いの気持ちに共感し、時に衝突し、最終的に理解し合えるまでが鮮やかに描かれていて、その中でも、高校時代の放射線技師との出会いに影響を受けて技師になった裕乃が、今度は乃愛にとっての憧れの技師になるという最後のシーンが、特に感動的で良かったと思います。

人は自分のことを心から肯定できて笑っている時、美しく輝いて見えます。

他人と比較せず、自分の好きなことを大切にして、いつまでも笑顔でい続けられる、そんな人生を歩みたいものですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ドラマ情報

『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』

――関西テレビ 毎週月曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse2/
原作:『ラジエーションハウス』

【Amazon.co.jp】ラジエーションハウス 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社)
脚本:大北はるか
音楽:服部隆之
主題歌:『Remember Me/MAN WITH A MISSION』
(ソニー・ミュージックレコーズ)
▶公式MV:https://youtu.be/bCt-jPWd4QE
企画:中野利幸
プロデュース:草ヶ谷大輔
演出:鈴木雅之、相沢秀幸、水戸祐介

▼キャスト▼


五十嵐唯織 ・・窪田 正孝
甘春 杏  ・・本田 翼
広瀬 裕乃 ・・広瀬アリス
軒下 吾郎 ・・浜野 謙太
威能 圭  ・・丸山 智己
悠木 倫  ・・矢野 聖人
黒羽たまき ・・山口紗弥加
小野寺俊夫 ・・遠藤 憲一
辻村駿太郎 ・・鈴木 伸之
田中 福男 ・・八嶋 智人
灰島 将人 ・・髙嶋 政宏
鏑木 安富 ・・浅野 和之
大森 渚  ・・和久井映見

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