ドラマ『ラジエーションハウス2』第4話のあらすじと感想(ネタバレあり)

オレンジ色の実がなったミカンの木2021秋ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の10月25日(月)にドラマ「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」第4話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

同名漫画が原作の放射線技師医療ドラマとして人気を博した「ラジエーションハウス」の第二期となる今作。主人公を務めるのはもちろん窪田正孝で、前作メンバーに新たなメンバーを加え、個性的な登場人物とともに様々な物語が紡ぎ出されます。

■第4話(これが私の幸せの形!)のあらすじ


ラジエーションハウスに突然現れたたまきの母親・るり子(中田喜子)。「お前ももう40だから」とたまき(山口紗弥加)に結婚相談所のパンフレットを差し出し、登録するようすすめます。それに対してたまきは「私は誰とも結婚しない、一人がいいの」と強く反発。そんな中、腹痛を訴えて女性患者・堀田成美(臼田あさ美)が病院に運ばれ、その検査結果を見た唯織(窪田正孝)は、彼女に大腸がん検査を受けるよう提案します。しかし、家事や育児で忙しいことと恥ずかしいことを理由に断られてしまって・・。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第4話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・原作・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

五十嵐唯織(窪田 正孝)・・医師免許を持ちながらも、幼少期の甘春杏との約束を守るために放射線技師として働くドラマの主人公。2年のアメリカ留学を終えて、再び甘春総合病院で勤務することに。天才的な読影技術を持ち、周囲が気づかぬような病原を画像から見つけ出すことができる。
甘春 杏(本田 翼)・・甘春総合病院・放射線科医。新院長就任後、外部の画像診断センターで働いていたが、唯織の帰国を受けて天春病院の医師として再就任。再びラジハのメンバーと一緒に働くことに。唯織とは幼馴染み。
広瀬 裕乃(広瀬 アリス)・・甘春総合病院・放射線技師。まだ新人だった2年前はチームで足を引っ張っていたが、今では一人前の立派な技師に。唯織に好意を持っている。
黒羽たまき(山口紗弥加)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。勤続通算12年の大ベテラン。一人で自由に過ごすことこそが幸せという結婚観で母親・るり子と衝突する。気が強く男勝りな性格で少しドSな一面も。チームの中の頼れる姉御的存在。
小野寺俊夫(遠藤 憲一)・・甘春総合病院・放射線技師長。マイペースで適当な性格に見えるが、実は仕事熱心で部下思い。酒とギャンブルをこよなく愛す。
軒下 吾郎(浜野 謙太)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。頭の中は「女性にいかにモテるか」でいっぱいで、彼女欲しさにマッチングアプリを愛用。チーム内ではイジられキャラだが、MRIの画像診断の技術は超一流。トレードマークは黒縁メガネ。
威能 圭(丸山 智己)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。Ai(死亡時画像診断)のスペシャリスト。人の心をつかむのが上手く、患者受けが良い。いつも自分の前髪を気にしている。
悠木 倫(矢野 聖人)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。ガラクタいじりが好きなパーツオタク。医療機器に関する知識に秀でていて、彼の右に出るものはいない。
田中 福男(八嶋 智人)・・甘春総合病院・放射線技師。今作から登場するラジハの新メンバー。軒下とキャラがかぶり、いつも喧嘩ばかりしている。

辻村駿太郎(鈴木 伸之)・・天春総合病院・整形外科医。父親が大学病院教授のいわゆるお坊ちゃま。杏のことが好きで、唯織をライバル視している。
大森 渚(和久井映見)・・甘春総合病院・前院長。性格が温和で母性的な存在。唯織やラジハメンバーの良き理解者でもある。
鏑木 安富(浅野 和之)・・甘春総合病院・副院長。診療部長兼放射線科長。院長の座を狙って、かつては点数稼ぎばかりしていたが、ラジハメンバーに影響されて心を入れ替える。
灰島 将人(髙嶋 政宏)・・甘春総合病院・新院長。院長就任後、病院の合理化を徹底的に推し進め、院内の非生産的なものを全て排除してしまう。患者や医師の気持ちよりも経営・ビジネス面に主眼を置く合理主義者。




あらすじと感想

オレンジ色の実がなったミカンの木

一国一城の主

「ここに一つの城がある。35年ローン、一人の女が用いる資材を全て費やして手に入れた城だ。女は言う『誰にも邪魔されない、最高の空間を手に入れた』と。この瞬間までは・・。」

お酒を片手に、パンダのASMR動画を見てリビングでくつろぐたまき(山口紗弥加)。
立ち上がろうとした瞬間、腰が「ぐきりっ」となって動けなくなってしまいます。

「助けて、誰か――」と声をあげるたまき。しかし、誰も助けには来てくれず・・。

■ASMR


「Autonomous Sensory Meridian Response」の略。人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワとする反応・感覚のこと。YouTubeのASMR動画は、こういった感覚に訴えかける動画のことを言う。

ギックリ腰にびっくり

ラジエーションハウス――。

出勤してすぐに、仲間たちに「とうとうギックリ腰デビューですね」とからかわれるたまき。

ちなみに、技師長の小野寺(遠藤憲一)が彼女を助けに行ったらしく、そのことを彼女は屈辱的に話しながら、こう続けます。

「独身だからさびしいとか不幸とか、決めつけないでくれる。全部の時間を自分だけに使えて最高に幸せなんだから――!」

そんな中、ラジエーションハウスの入口付近では、たまきの母・るり子(中田喜子)が唯織(窪田正孝)と会話をしていて、それを見つけたたまきは、迷惑げな表情で母親を外に連れて行きます。

母・るり子の心配事

待合室――。

待合のベンチに母親を座らせ、「何しに来たの?」と詰問するたまき。

るり子は言います。

「私もいつまでも生きられるわけじゃないじゃない。だからコレ。」

そう言ってパンプレットをたまきに差し出し、「親同伴で説明会に参加できて、お見合いのセッティングもしてくれるそうよ」と結婚相談所への登録をすすめてきます。

それに対し、うっとうしそうな顔で「私は誰とも結婚しないから!」と返すたまき。

「『一人で』いいの、『一人が』いいの。結婚なんてね、孤独に耐えられない人間がする逃げ道よ。お願いだから余計なことしないで。」

そう言って、仕事に戻るためにその場を離れていきます。

その後、ラジエーションハウスに戻ったたまき。

メンバーのみんなが、母親の持ってきたミカンを食べながら婚活案内のパンフを読んでいたのでぎょっとし、さらに、母親が書いた「登録するまでお母さんは帰りません」というメモ書きを見て、思わず「あのババア・・」と口に出します。

▶▶折しも同日に、眞子さまの結婚会見が報道されていたので、『結婚』というテーマが偶然にもタイムリーとなった今回のドラマ。結婚することこそが幸せだというのは、旧来の価値観・考え方で、現代ではかつてより多様に考えられるようになりました。あえて結婚せずに独身でいるのにはそれなりの理由があります。はたしてたまきは、母親を納得させることができるのでしょうか。

腹痛の原因

天春病院 緊急搬送口――。

腹痛を訴えて病院に搬送されてきた女性・堀田成美(臼田あさ美)とそれに付き添ってきた夫の誠司(忍成修吾)。

検査中、ラジエーションハウスの男性陣が彼女の顔を盗み見て、「あんな美しい女性が奥さんだなんて・・」と夫の誠司のことをうらやましがります。

その後、検査画像を確認した杏(本田翼)がメンバーに伝えた彼女の病名は、なんと『便秘』。

杏は続けて言います。

「堀田さんは、腸が長くて便が滞りやすく、下剤を投与すれば症状は改善すると思います。」

ところが、そんな検査結果に唯織は引っかかりを覚え、後で杏のもとに行って、「堀田さんは年齢的に見ても、一度詳しく大腸の検査をしたほうがいいと思います」と、大腸がん検査をすすめるよう提案します。

それを受け、患者の成美に検査のことを説明する杏。

しかし彼女は、「内視鏡検査は痛くてつらいって聞いたことがあるし、検査に丸一日かかるとなると、子どもたちに時間がとれなくなります。それに恥ずかしいですし・・」と言って、受けることを拒否します。

検査の負担

ラジエーションハウスに戻って、成美に断られたことを申し訳なさそうに唯織に伝える杏。

「便鮮血検査も陰性でしたし、もう少し様子を見ても・・」と話す彼女に、唯織は言います。

「そうやって、大腸検査って後回しにされがちなんですよね。本来大腸がんは、早期に発見して治療すれば9割以上は治ります。にも関わらず、女性のがん死因率1位にあげられてしまうのは、そういた検査への躊躇が少なからず起因しているんだと思います。」

ただそう言いながらも、検査による患者の負担が大きい(下剤服用や検査時間が長い)こともまた事実で、気軽に受けられる検査はないだろうか・・と唯織は頭を悩ませます。

宴の席で

居酒屋――。

たまきの母・るり子に誘われて居酒屋にやって来たラジエーションハウスのメンバー。

宴の席で、突然るり子が「誰かたまきと結婚してくださる方はいませんか?」と発言し、メンバーの男性陣はしどろもどろに「自分たちには無理です・・」と返答。それを聞いたるり子は「そんなにうちの子だめかしら・・」とショックを受けてしまいます。

その後もるり子は、「女の幸せは、結婚してあたたかい家庭を持つことです」と持論を主張。そんな彼女にたまきは言います。

「分かってるよ。花嫁姿も見せれず、孫の顔も見せれない親不孝者だって。でも、こういう生き方しかできないの。」

そのまま席を立って出ていこうとするたまき。

それを引きとめようとして同じく席を立ったるり子が、椅子に足を引っ掛けて転倒し、頭を強打、病院に緊急搬送されることになります。




るり子の検査

天春病院――。

るり子の検査が行なわれる中、裕乃(広瀬アリス)が「転んだ際に手をついていませんでした」と当時の状況を唯織に報告。

「普段から腕のしびれや痛みをがあったみたいです」と話を聞いた唯織は、「脳梗塞か脊柱管狭窄の疑いがあるかも知れない」と診断。るり子に対して追加の検査が実施されることになります。

ラジエーションハウス――。

検査結果に不安を覚えながら、誰もいない部屋で一人婚活のパンフを眺めるたまき。ふと申込用紙に描かれていた母親の文字に目がとまります。

【結婚の条件】


①たまきの良さを理解できる人
②どんなときも、たまきの味方でいてくれる人
③たまきを笑顔にできる人

「そんな人いるわけないでしょ・・」と思わず口に出すたまき。その目には涙が浮かんでいました。

子どもを思う親心

検査後――。

杏から「脳には異常は見られず、両腕の血管が狭まって痛みやしびれが出たのだと思います」と説明を受けるたまき。

大した病気ではないと分かり、ほっと胸をなでおろします。

その後、「なんでもっと早く私に相談しないかなぁー」と不満をもらす彼女に、小野寺がこんなことを言います。

「心配かけたくなかったんだろう。親ってのはな、自分は子どもの心配をするくせに、子どもには自分の心配をさせたくない。そういうものなんだ。」

▶▶娘の結婚のことや将来の幸せのことばかり考えて、自分の体のことを少しも顧みない母親の行動が理解できないたまき。そんな母親の気持ちを、小野寺が「それは親心だ」と説明します。もちろん、その気持ちは子どもの側も持っていて、たまきも、母親を安心させるために結婚するべきかどうか思い悩みます。互いのことをいつも思い合う、そんな2人の間の心の繋がり。それこそが、親子である証拠なんだと思います。

病室――。

ベッドで横になった母親・るり子のそばに付き添うたまき。

るり子はたまきに向けてこう言います。

「私は、たまきの花嫁姿を見たいわけでも、孫の顔が見たいわけでもないの。ここ最近、体が思うように動かなくなって、急に心配になったのよ。もし、たまきがこんなふうになったら、いったい誰があなたを支えるんだろうって。お父さんが亡くなって3年。一人で生きるって暇よ――。」

検査の意味

相談室――。

成美にCTコロノグラフィ(大腸CT検査)を受けてみないかと提案する唯織。

■CTコロノグラフィ(大腸CT検査)


内視鏡を使わずに大腸がんやポリープを見つける新しい大腸検査法。炭酸ガスを注入して大腸を膨張させ、CT画像を撮影。それをもとに3D画像を作成し、診断を行う。患者の負担が軽くなる(下剤の量が少ない・検査時間が短い)というメリットがある反面、放射被曝量が多く、丈の低いポリープが見つけられないなどのデメリットもある。

しかし、夫の誠司は「病気も見つかってないのに、追加の検査なんて大げさです。そこまでする意味ないでしょ」と強く反発します。

そんな中でたまきが、「意味ならあります」と言葉をはさみます。

「堀田さん、本当はずっとお腹に不安を抱えているんですよね。救急車で運ばれるほどの痛みを経験された方が、不安じゃないはずないと思うんです。検査はそうした不安を取り除くためにも必要なんです。家事や育児で大変かと思いますが、堀田さんご自身のお体を大事にしてあげてください。」

検査の結果

画像診断室――。

成美が承諾したことで、大腸CT検査が開始。

彼女の要望でたまきが主導となって検査がすすめられます。

検査後、大腸の3D画像を確認した杏は、成美に「大腸には何の異常も見られなかったので安心してください」と結果を伝えます。

それを聞き安心した成美は、たまきにこう言います。

「黒羽さん、ありがとうございます。正直、家のことや子どものことに追われて、自分のことは後回しになっていました。でも、ここにいる皆さんが、私のことを心配して検査をすすめてくれたことが何より嬉しかったです。それと私、黒羽さんがうらやましいです。仕事に一生懸命で、生き生きとされていて、そういうかっこいい人に私もなりたいなぁって。」

そんな彼女の言葉に、たまきは思わず照れ笑いします。

私の居場所

るり子の母親の退院日――。

結婚相談所のパンフレットを手に持って、病院の入り口へと走るたまき。

帰ろうとしていた母親・るり子を呼び止め、パンフを返してこう言います。

「心配しなくていいから、こう見えて私、結構幸せで、こんなこといくら口で伝えても、分かってもらえないかも知れないけど・・。」

それを聞いたるり子は、パンフの申込用紙をくしゃくしゃに丸めて言葉を返します。

「もう十分わかった。あんたはあんたらしく、ここで頑張んなさい。せいぜいクビにならないようにね。」

そう言って、見送りに来たラジエーションハウスのメンバーに挨拶をし、病院をあとにします。

「ここに一つの城がある。勤続通算12年。一人の女がどこよりも長い時間過ごしてきた場所だ。女は言う、『これ以上ない最高の空間を手に入れた』と。この瞬間までは・・。」





 お疲れさまでした。

 ドラマ第4話は

 ここまでです

「本当の幸せとは何か?」をテーマにして描かれた今回のラジエーションハウス。

結婚をすれば、年老いて体が思うように動かなくなった時に互いに支え合うことができますが、それと同時に、子どものことや夫婦のことなど、別の悩み・問題が出てくるのも事実です。

最終的にたまきが、職場の仲間と過ごす空間・時間の中に幸せがあると感じたように、人生観・結婚観には正しい答えなど存在しないのでしょう。

寿命が伸びて人生100年時代と言われる現代だからこそ考えておきたい、そんなストーリーだったなと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ドラマ情報

『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』

――関西テレビ 毎週月曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse2/
原作:『ラジエーションハウス』

【Amazon.co.jp】ラジエーションハウス 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社)
脚本:大北はるか
音楽:服部隆之
主題歌:『Remember Me/MAN WITH A MISSION』
(ソニー・ミュージックレコーズ)
▶公式MV:https://youtu.be/bCt-jPWd4QE
企画:中野利幸
プロデュース:草ヶ谷大輔
演出:鈴木雅之、相沢秀幸、水戸祐介

▼キャスト▼


五十嵐唯織 ・・窪田 正孝
甘春 杏  ・・本田 翼
広瀬 裕乃 ・・広瀬アリス
軒下 吾郎 ・・浜野 謙太
威能 圭  ・・丸山 智己
悠木 倫  ・・矢野 聖人
黒羽たまき ・・山口紗弥加
小野寺俊夫 ・・遠藤 憲一
辻村駿太郎 ・・鈴木 伸之
田中 福男 ・・八嶋 智人
灰島 将人 ・・髙嶋 政宏
鏑木 安富 ・・浅野 和之
大森 渚  ・・和久井映見

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