ドラマ『ラジエーションハウス2』第1話のあらすじと感想(ネタバレあり)

様々なスパイス2021秋ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の10月4日(月)にドラマ「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」第1話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

同名漫画が原作の放射線技師医療ドラマとして人気を博した「ラジエーションハウス」の第二期となる今作。主人公を務めるのはもちろん窪田正孝で、前作のメンバーに新たなメンバーを加え、個性的な登場人物とともに様々な物語が紡ぎ出されます。

■第1話(帰ってきた放射線技師!消えた仲間たちの行方・・)のあらすじ


ピレス教授からの誘いを受け、五十嵐唯織(いおり)が渡米してから2年。天春(あまかす)病院では新院長として灰島将人が就任し、彼の徹底的な合理化経営によって画像診断は外部機関に委託。居場所を失ったラジエーションハウスの技師たちは別の病院に移り、ばらばらになっていました。そんな中で唯織がアメリカから帰国。再び天春病院の放射線技師として働くことになるのですが、かつてのラジハのメンバーはそこにはおらず・・。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第1話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・主題歌・スタッフなど)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物(キャスト)

五十嵐唯織(窪田 正孝)・・医師免許を持ちながらも、幼少期の甘春杏との約束を守るために放射線技師として働くドラマの主人公。2年のアメリカ留学を終えて、再び甘春総合病院で勤務することに。天才的な読影技術を持ち、周囲が気づかぬような病原を画像から見つけ出すことができる。
甘春 杏(本田 翼)・・甘春総合病院・放射線科医。2年前に『優秀な放射線科医になるから』と唯織と約束したが、それが果たせぬまま彼と再会。後ろめたさを感じる。唯織とは幼馴染み。
広瀬 裕乃(広瀬 アリス)・・甘春総合病院・放射線技師。まだ新人だった2年前はチームで足を引っ張っていたが、今では一人前の立派な技師に。唯織に好意を持っている。
黒羽たまき(山口紗弥加)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。気が強く男勝りな性格で少しドSな一面も。チームの中の頼れる姉御的存在。
小野寺俊夫(遠藤 憲一)・・甘春総合病院・放射線技師長。マイペースで適当な性格に見えるが、実は仕事熱心で部下思い。酒とギャンブルをこよなく愛す。
軒下 吾郎(浜野 謙太)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。頭の中は「女性にいかにモテるか」でいっぱいで、彼女欲しさにマッチングアプリを愛用。チーム内ではイジられキャラだが、MRIの画像診断の技術は超一流。
威能 圭(丸山 智己)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。Ai(死亡時画像診断)のスペシャリスト。人の心をつかむのが上手く、患者受けが良い。いつも自分の前髪を気にしている。
悠木 倫(矢野 聖人)・・甘春総合病院・中堅放射線技師。ガラクタいじりが好きなパーツオタク。医療機器に関する知識に秀でいていて、彼の右に出るものはいない。
田中 福男(八嶋 智人)・・甘春総合病院・放射線技師。今作から登場するラジハの新メンバー。キャラのかぶる軒下のことをライバル視している。
大森 渚(和久井映見)・・甘春総合病院・前院長。性格が温和で母性的な存在。唯織やラジハメンバーの良き理解者でもある。
鏑木 安富(浅野 和之)・・甘春総合病院・副院長。診療部長兼放射線科長。院長の座を狙って、かつては点数稼ぎばかりしていたが、ラジハメンバーに影響されて心を入れ替える。
灰島 将人(髙嶋 政宏)・・甘春総合病院・新院長。院長就任後、病院の合理化を徹底的に推し進め、院内の非生産的なものを全て排除してしまう。患者や医師の気持ちよりも経営・ビジネス的な面に主眼を置く合理主義者。

あらすじと感想

テーブルの上の色とりどりのスパイス

イントロダクション

ここに一通の手紙がある。

2年と108日。遠く離れていながら、たった一通だけ届いた手紙である。

「天春先生、お元気ですか?僕は先日、ピレス教授にこんなことを言われました。愛は時を忘れさせ、時は愛を忘れさせる。どこかの国の有名なことわざだそうです。天春先生、あの約束を覚えていますか?もし、お互いあの約束を果たした暁には、ぜひ一緒にお食事に行きましょう。」

■気になることわざ『愛は時を忘れさせ、時は愛を忘れさせる』


ドイツのことわざ。愛し合っている時は、一緒にいる時間があっという間に過ぎるが、長く一緒にいると愛が薄れてしまうということ。




帰国したあの人

リサイタルホール――。

優雅にバイオリンを奏でる女性(宝生真凛/田中みな実)。

そんな彼女が演奏中に突然倒れ、客席にいた天春病院の新院長・灰島将人(髙嶋政宏)は慌てて救急車を呼びます。

画像診断センター――。

仕事中に父親からのメールを受信した天春杏(本田翼)。

そこには「彼がアメリカから帰ってきたそうだ」と書かれていて、驚いた彼女は席を立ってすぐに外へ駆け出します。

そのまま天春病院の入り口にやって来た杏。外科医の辻村(鈴木伸之)に尋ねて、居場所を聞きます。

「さっき到着して仮眠室で休んでるよ。それと驚くことに、今日からこの天春病院の医者として戻ってくるらしいよ。」

すぐさま仮眠室に向かい、ベッドのカーテンを開ける杏。

すると、そこにいたのはなんと大森院長(和久井映見)で――。

「五十嵐くんじゃなくてごめんなさいね。あなたの言う通り、今日から循環器内科の医師としてここに戻ってきたわ。」

技師たちの今

美渡島――。

船に乗って島にやって来た五十嵐唯織(窪田正孝)。

埠頭(ふとう)の先で釣りをする杏の父親(天春正一/佐戸井けん太)に話しかけ、「お父様の容態が気になってこの島を訪れました」と来島の理由を告げます。

天春病院――。

院内を回りながら「他のみんなは元気にしてる?」と杏に尋ねる大森。

杏は答えます。

「それが・・。大森先生がここを去られてから、父と長年ともに働いていた灰島先生にうちの経営を一任することになったんです。

でも灰島先生は、根っからの合理主義者で、『放射線技師なんかいらない』と言って画像診断を外部委託するようになりました。

それから施設はどんどん縮小され、今や血管撮影室は物置きになっています。結局、技師ができることは、医者の指示通りに写真を撮ってデータを送るだけになって、そのせいで皆さん、他の病院に移ることになって・・。」

果たせなかった約束

美渡島――。

港から診療所に戻ってきた唯織(いおり)と正一。

唯織が正一に「杏さんは今どうしてますか?」と質問すると、こんな言葉が返ってきます。

「杏なら、今は天春病院にいないよ。杏は遠隔画像診断センターで働いているんだ。」

その頃――。

技師長の小野寺(遠藤憲一)に認知症予備軍の疑いがあると知った広瀬裕乃(広瀬アリス)。

小野寺のサポートを頼むために、かつての同僚(たまき・軒下・威能・悠木)のもとを訪れてまわりますが、何かと理由をつけられて断られてしまいます。

公園――。

病院に通院している患者の由美(森矢カンナ)の姿を見かけた杏。

突然、彼女がお腹に手をあてて苦しみだしたので、杏はすぐに近くに駆け寄ります。そこへ同じくして彼女を心配して現れた唯織。そのまま救急車を呼び、2人乗り込んで由美を病院に搬送することになります。

天春病院――。

到着後、由美は検査へとまわされ、無事を確認した唯織は、かつての職場(ラジエーションハウス)へと足を踏み入れます。すると、後ろに杏が現れ、唯織に向けてこう言ってきます。

「五十嵐さん、ごめんなさい。私は今、ここじゃない別の施設で働いていて、今の仕事は毎日画像を読影するだけなんです。患者さんを治すどころか、直接接する機会もない状況で、あなたの約束を果たせてないんです。だから、あの約束のこと忘れてください。」

そう言ってその場を立ち去る杏。

呆然とする唯織に裕乃が話しかけます。

「たぶん天春先生が一番悔しいと思います。実は他のみんなもいなくなっちゃったんです・・。」

▶▶「優秀な放射線科医になります」と約束したのにそれを守れなかったことで唯織と合わせる顔のない杏。さらに、ばらばらになってしまったかつての仲間たち。唯織がいなくなった2年の間に起きた病院内の変革は、彼らの運命を大きく変えてしまったみたいです。

五十嵐唯織の復帰

院内カンファレンスで、放射線技師として五十嵐を採用したいと院長に進言する大森。

その結果、彼の採用が決まり、翌日ラジエーションハウスに顔を出した唯織は、技師長の小野寺に「ここでまた働くことになりました」と報告します。

その後、入院中の妊婦・由美の股関節の痛みのことが気にかかった唯織は、病室へ行って「検査をして欲しい」と申し出ますが、レントゲンが赤ちゃんへ与える影響を心配した彼女は、なかなか承諾してくれません。

唯織は言います。

「もし、骨にひびが入ってしまうようなことがあれば、最悪の場合、障害が残ることだってあります。由美さんが赤ちゃんの無事を祈るように、赤ちゃんだってお母さんの無事を祈ってます。お母さんの身体を守ることが生まれてくる赤ちゃんを守る一番の近道です。」

▶▶母親と胎児(赤ちゃん)は一心同体で、母親の身体に危険が及べば、それは赤ちゃんの命にまで関わってきます。妊娠したその身は、自分だけの身体ではないこと、また過剰な心配は逆効果にもなりうること、そういったことを母親の立場になって伝える唯織の言葉は、とても優しく、響くものがありました。

必死の説得で彼女の承諾をとり、被爆の恐れのないMRIで検査を行なう唯織。

画像診断の結果、彼女の股関節の痛みの原因が『骨髄浮腫(こつずいふしゅ)』にあるということが分かります。




放射線技師たちの復帰

天春病院会議室――。

院内カンファレンスで大森が他の技師たちの雇用も進言し、次々とラジエーションハウスに戻ってくるかつてのメンバー。たまき(山口紗弥加)、軒下(浜野謙太)、威能(丸山智己)、悠木(矢野聖人)――。彼らが戻ったことで、部屋は以前の活気を取り戻します。

そんな中、入院中の由美の容態が悪化。腹腔内出血が起こり、緊急手術が必要な状態になります。

しかし、病院内に手術ができる医師はおらず、不測の事態にメンバーは困惑します。

そこへ現れた杏。唯織に「私にやらせてください」と申し出、結果、彼女が執刀することになります。

それと同時並行して、技師長の小野寺に造影剤を用いた検査が実施され、診断の結果、唯織は小野寺の病気が認知症ではなく、『ウェルニッケ脳症』であることを突き止めます。

「アルコールの摂り過ぎ、偏った食生活。ビタミンB1が不足して『ウェルニッケ脳症』になったんだと思います。症状に出ていた記憶力の低下、倦怠感、眼球のふるえはこれが原因です。この病気はビタミンB1を摂れば治ります。だから、また一緒に働けます。」

唯織からその話を聞き、仕事を辞めることすら考えていた小野寺は、嬉しさのあまり表情を緩ませます。

■気になる医療用語①『ウェルニッケ脳症』


ビタミンB1不足によって起こる神経疾患。アルコールの多量摂取が主な原因で、眼球のふるえ・ふらつき・記憶障害などの症状が現れる。

果たされた約束

手術室――。

造影での画像を確認しながら、由美の手術を執り行う杏。

ところが、思いの外に出血が多くスパズムも発生。手術続行が困難な状況になります。そんな中でも、彼女は冷静に判断を下して的確に処置を実行。見事、出血を止めることに成功します。

■気になる医療用語②『スパズム(spasm)』


筋肉が意図せずに収縮すること。部位によって、脳血管スパズム・冠動脈スパズム・筋スパズムと呼ばれる。

手術が無事成功したことで安堵するラジハメンバー。

それを傍目で見ていた大森は、お茶をすすりながらこんなことをつぶやきます。

「山椒に麻の実、黒胡麻、紫蘇(しそ)、陳皮(ちんぴ)、唐辛子、芥子(けし)の実。7種類のスパイス全部揃うとやっぱり美味しいよね。」

▶▶7種類の七味の材料を技師たちにたとえた大森のユーモアあふれるセリフ。一つ欠けても成り立たず、全部揃えば大きな力を発揮することができる。再集結したラジハメンバーのことを讃え称し、そのことに喜びを感じる彼女の思いが強く伝わってくる言葉でした。

手術後、唯織は杏のところに行ってこう言います。

「先程のIVR、普通のドクターなら止血することだけを優先させていたと思います。でも天春先生は違いました。きっとこの2年、誰よりも勉強されて、画像だけじゃなくて、画像の向こう側の患者さんの未来を見据えていたんだと感じました。ありがとうございます。あの約束守ってくれて――。」

■気になる医療用語③『IVR』


「Interventional Radiology」の略。和訳すると「画像下治療」。X線、CT、超音波などの画像診断装置を用い、患者の体を見ながら、カテーテルや針などの医療器具を体内に入れて治療を行うこと。

ラジエーションハウス再始動

バイオリニストの宝生真凛のMRI画像を診断する唯織。

彼女の病気が『ワレンベルグ症候群』であると推測した彼は、そのことを副院長の鏑木(浅野和之)に報告します。

■気になる医療用語④『ワレンベルグ症候群』


脳の延髄と呼ばれる部位で起こる脳梗塞の一種。主な原因は延髄外側の動脈の閉塞で、「顔面の感覚異常」や「その反対側の首より下の感覚異常」が症状として現れる。

翌日、鏑木(かぶらぎ)はマスコミの前でこう話します。

「宝生さんを苦しめていた病は、ワレンベルグ症候群という脳梗塞の一種で、当初『アーチファクト』という画像ノイズの裏に隠れて気づかれずにいました。しかし、別のアプローチで検査を行ったところ、進行中の脳梗塞を見つけることができました。これもひとえに当院の画像診断に尽力してくださる灰島院長の手腕のおかげであります。」

この一件で、病院の画像診断で患者が救われたことを世間にアピールし、放射線技師の必要性を高めることに成功した鏑木。

結果、院長の将人は、放射線医師として杏が復帰することを認めざるを得ず、再び天春病院で働くことになった杏は、すぐさまラジエーションハウスに顔を出します。

帰ってきた彼女に「おかえりなさい」と声をかける唯織。

杏はそんな彼に言葉を返します。

「それはこっちのセリフですよ。おかえりなさい、五十嵐さん――。」





 お疲れさまでした。

 ドラマ第1話は

 ここまでです

病院の合理化によってばらばらになっていたメンバーたちが再度集結し、新たなスタートを切ったラジエーションハウス。

個性的なキャラクターを持つ彼ら技師たちのドラマがまた見られると思うと、楽しみで仕方ないですね。放射線科医として大きく成長した杏と、新たなメンバーとして加わった田中が今後どう物語に絡んでくるのかも気になるところです。

次回は15分拡大の放送。前作以上に感動的なストーリーが描かれることを期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ドラマ情報

『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』

――関西テレビ 毎週月曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse2/
原作:『ラジエーションハウス』

【Amazon.co.jp】ラジエーションハウス 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社)
脚本:大北はるか
音楽:服部隆之
主題歌:『Remember Me/MAN WITH A MISSION』
(ソニー・ミュージックレコーズ)
▶公式MV:https://youtu.be/bCt-jPWd4QE
企画:中野利幸
プロデュース:草ヶ谷大輔
演出:鈴木雅之、相沢秀幸、水戸祐介

▼キャスト▼


五十嵐唯織 ・・窪田 正孝
甘春 杏  ・・本田 翼
広瀬 裕乃 ・・広瀬アリス
軒下 吾郎 ・・浜野 謙太
威能 圭  ・・丸山 智己
悠木 倫  ・・矢野 聖人
黒羽たまき ・・山口紗弥加
小野寺俊夫 ・・遠藤 憲一
辻村駿太郎 ・・鈴木 伸之
田中 福男 ・・八嶋 智人
灰島 将人 ・・髙嶋 政宏
鏑木 安富 ・・浅野 和之
大森 渚  ・・和久井映見

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