日曜劇場『ドラゴン桜(2021)』第10話(最終回)のあらすじと感想(ネタバレ)

卒業証書と桜の花ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の6月27日(日)に日曜劇場「ドラゴン桜」第10話(最終回)が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

■第10話(最終回)のあらすじ


前話の最後で、桜木たちにまさかの裏切りを見せた高原(及川光博)。その彼と先代(木場勝己)を筆頭とする学園買収組は、リゾート開発計画に反対する住民を現金によって懐柔するという悪策を企みます。そんな中で、東大二次試験が開始。専科の生徒たちはその後、運命の合格発表の日を迎えることになります。はたして彼らの合否結果は、さらに買収劇の結末は――。東大受験ドラマ、感動のラストです。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第10話(最終回)の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・スタッフ・原作など)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、セリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物

桜木 建二(阿部 寛)・・教え子の自殺未遂をきっかけに教育の世界から姿を消すが、水野に連れ戻されて龍海学園東大専科の監修を引き受けることに。
水野 直美(長澤 まさみ)・・桜木の元教え子。東大合格後に弁護士資格をとり、桜木の事務所で働く。桜木とともに龍海学園東大専科で生徒たちを東大へ導こうと使命感に燃える。
岩崎 楓(平手 友梨奈)・・龍海学園の女子生徒。バトミントン部のエースとしてオリンピックを狙える存在だったが、膝のケガが悪化してその夢をあきらめることに。代わりに、スポーツ医学を学ぼうと一念発起して東大受験を決意、東大専科に入る。
瀬戸 輝(髙橋 海人)・・龍海学園の男子生徒。姉とともに両親から継いだラーメン屋「瀬戸屋」を切り盛りする。闇金からの執拗な取り立てと嫌がらせに頭を悩ませていたところを、桜木に助けられる。4人目の東大専科メンバー。
天野 晃一郎(加藤 清史郎)・・桜木の熱弁に奮起されて東大専科にいち早く入った龍海学園の男子生徒。弟の裕太が進学校に通う優等生で、そのことを親に比較され続けたためか劣等感を抱いている。
早瀬 菜緒(南 沙良)・・龍海学園の女子生徒。今まで自分から何かに頑張ろうと思ったことはなかったが、桜木と水野の全校集会での言葉の影響を受けて頑張ることを決意。天野に続いて東大専科に入ることに。
原 健太(細田 佳央太)・・虫が大好きな龍海学園の男子生徒。発達障がいがあり、耳にした言葉はなかなか覚えられないが、一度目にしたものは忘れないという特異な能力を持つ。桜木がその才能を見抜き、専科5人目のメンバーに。
小杉 麻里(志田 彩良)・・文系成績トップの龍海学園の女子生徒。健太といつも行動をともにする。家庭の問題を乗り越え、専科に入る。
藤井 遼(鈴鹿 央士)・・東大合格候補者リストにものる龍海学園のエリート男子生徒。理系の成績がトップで、学業は優秀だが、人を見下したり先生を侮辱したりと性格の悪さが目立つ。7人目の専科メンバー。




あらすじと感想

卒業証書と桜の花

新たな選択

計画の進行状況について話し合う学園買収組。

反対派住民が多く、過半数に100票ほど足りないという現状に彼らは頭を抱えます。

そこへ岸本(早霧せいな)が、「反対住民に現金を手渡すのはどうか」と提案。

彼女は、「危険な橋だが、足がつかないようにする」と強い自信を見せ、坂本たちにも住民の個人情報を調べておくよう協力を求めます。

ラーメン屋瀬戸――。

共通テストの結果が620点で文科三類の合格ライン(約8割)に届かず、受験をあきらめていた瀬戸(髙橋海人)。

そんな彼に、桜木(阿部寛)は文科二類を受けるようすすめます。

理由は、文科二類の足切り点が低いという情報から、瀬戸の点数でもクリアできる可能性があると考えたからです。

それでも難色を示す瀬戸に、桜木はこう伝えます。

「いいか、瀬戸。今この瞬間が未来をつくるんだ。一日一日を無駄に過ごすか、一分一秒にベストを尽くすか、どっちを選ぶかはお前次第だ。」

▶▶今このときに、自分が何を選択するかによって未来が左右されるという事実。人生という時間を無駄に浪費することがいかに危険かを説いた桜木の言葉には、身につまされるものがありました。ちなみに、瀬戸は最終的に文科二類へと科類変更しますが、はたしてその選択は吉と出るのでしょうか。

さらにもう一人――、

桜木に「理科一類を受験したい」と願い出る藤井(鈴鹿央士)。

実は彼は、桜木から言われた「自分のために東大に行け」という言葉をずっと気にしていて、悩んだ末に、自分の夢であるロボット作りを工学部で学ぶことを決意したのです。

そんな彼に、桜木はこう言います。

「人生に答えは一つじゃない。あえて険しい道を行くのもいい。これはお前の人生だ。」

新たな助っ人

翌日――。

東大各科類ごと足切り点が発表され、瀬戸(共通テスト620点)はギリギリのラインで足切りをまぬがれることになります。

足切り点は以下のとおり。

【文1】713点 

【文2】620点 

【文3】700点
【理1】645点 

【理2】639点 

【理3】733点

二次試験前日――。

桜木は新たな助っ人として、かつての龍山高校の生徒である、緒方英喜(小池徹平)・奥野一郎(中尾明慶)・小林麻紀(紗栄子)を紹介。

専科の生徒たちは、桜木の教え子の彼らにアドバイスをもらうことになります。

▶▶懐かしの顔ぶれの登場です。最終回に前作のメンバーがサプライズ出演することはネットでささやかれてましたが、まさか3人も出るとは・・。もしかして、山Pやガッキーも登場するのでしょうか。人気俳優の参戦に、思わず胸がアツくなります。




東大二次試験、合格発表

二次試験当日――。

体調が万全でない者、来年もあるからと気楽に考える者、試験はゲームだと思って楽しむ者、そんな思い思いの心境を抱えて、専科の生徒たちが二次試験に挑みます。

休憩時間――。

受験生にからまれる健太(細田佳央太)の姿を目撃した藤井。

桜木の「本番では絶対他人のことを考えるな」という忠告を無視して止めに入り、もみ合いになった拍子に転倒。右手を負傷してしまいます。

東大合格発表日――。

桜木と水野(長澤まさみ)・学園買収組・教職員らが息を飲んで見守る中、専科メンバーの合否結果が順に発表されていきます。

※クリックすると結果が開きます。

●小杉(志田彩良) A30428【文3】


合格

●早瀬(南沙良) A31120【文3】


不合格

●天野(加藤清史郎) A50174【理2】


合格

●岩崎(平手友梨奈) A50225【理2】


合格

●健太 A51412【理2】


合格

●藤井 A41811【理1】


不合格

 

期待していた生徒が不合格となり、現段階では目標の5人には未達成の結果に。

そんな中、瀬戸が専科のみんなのところへやって来て、「番号かすってもなかったよ」とのんきに結果を報告します。

そこへ早瀬が「文科三類の掲示板見てなかった?」と指摘。

文科二類を受験したということをうっかり忘れていた瀬戸は、慌ててもう一度結果を見に行きます。

その後、文科二類の掲示板で彼が目にしたのは――、

●瀬戸 A20503【文2】


合格

 




藤井の成長

合格発表後、東大専科教室で――。

合格者5人に祝いの言葉をかける桜木。

ところが、落ちてしまった2人のうちの1人である藤井に対しては「このバカヤロウが!」と叱責します。

実は桜木は、藤井が大事な二次試験で手首を怪我してまで健太を助けたということを耳にしていて、それで腹を立てていたのです。

「僕を守るために右手を怪我した、そのせい?」

健太がそう尋ねてくるので、藤井は思わずこう答えます。

「ちがうよ。あの日、お前を助けたとき、なんか・・、嬉しくて。前の自分じゃ絶対助けたりしなかった。でも助けに行けたんだ。そういう自分になれたことが嬉しくて、その後の試験も興奮しちゃって。でも後悔してないから。」

▶▶かつて健太をからかったり、人を小馬鹿にしたりと性格の悪さが目立った藤井の心の成長。「東大に受かりたいならその性格をなおせ」という桜木に説教された彼が、ここまで変わることでができたのは、やはり専科の仲間とともに過ごした時間があったからでしょう。残念ながら今回、東大合格はかないませんでしたが、彼はきっとそれより大切なものを学ぶことができたのだと思います。

 

ちなみに、同じく落ちてしまった早瀬のほうは、隠れて青山学院大学経営学部に出願していて、共通テストの結果だけで受かってたみたいです。妙なところで幸運に恵まれているのが早瀬らしいですね。

大逆転の買収劇

その頃、学園買収組が動きを見せ、桜木たちは会議室に呼び出されます。

会議室――。

先代との約束通り、理事長が辞任させられ、代わりに高原(及川光博)が就任。

さらに学園売却案も可決されます。

そして、そのまま買収組の思い通りに進んでいくと思ったさなか――、

「くっくっく」と奇妙な笑い声をあげた坂本(林遣都)が、突然、反対住民の票をお金で買ったことをみんなの前で暴露。

さらに証拠として、岸本たちの会話の記録動画を見せます。

それを見て、「自分たちは買収などしていない」と慌てて弁明する岸本。

しかし、坂本は臆さず他の証拠も提示し、「マスコミにばらまいてもいいんですよ」と彼女を脅しつけます。

坂本の思いがけない寝返り行動に、驚きを隠せない水野。

「最後にびっくりさせたかったんですよ。」

そう言って、坂本と米山(佐野勇斗)はすべての種を明かします。

「俺たちは、2年前の事件から探っていました。桜木先生を陥れた犯人を。」

「2年前の事件直前。僕は何通もメールをもらったんです。『お前はダメだ、受かりっこない』って。あのメールを出していたのは桜木先生じゃない。岸本先生、あなたですね。

当時の僕は、そんなこととも知らず、信じていた先生に裏切られ、精神的に追い詰められて――」

「そのせいでこいつは東大に落ち、自殺未遂まで・・。それだけじゃない。その騒動についてマスコミは、あることないこと騒ぎ立て、桜木先生は姿を消した。

不思議だったんですよ。マスコミが報じた内容はあまりにも内情に詳しかった。内部の人間が情報を流していたとしか思えない。それからしばらくして、桜木法律事務所は、岸本さん、あんたがのっとった。」

坂本が話を終えた後、「復讐のためにすべてマスコミに流す意思がある」と岸本にすごむ米山。

そんな彼を、桜木は「そのへんにしておけ」と言って制し、こう続けます。

「復讐なんてものは結局、誰も幸せにはなれない。誰かを陥れた成功なんてものは、所詮むなしいものだ。岸本もいずれ破滅していく。だが、お前まで岸本と同じ道を歩むな。前を向け、米山。お前は自分の人生を生きるんだ。」

その後、プロジェクトリーダーの松原も「こんな卑劣な計画に賛同できない」と言って離脱。

買収計画が頓挫したことで先代は苛立ちを覚え、「学歴だけ立派で、バカでまぬけで使えないやつばかりだ」と打ち捨てるように言います。

そんな先代に、桜木は「それは違うな」と反論します。

「この中で一番まぬけで使えないのは、あなたですよ。あなたの娘は理事長として立派だった。学園の柱として重要なのは経営手腕じゃない。教育者としての強い信念、教師たちや生徒たちを思う気持ちだ。学園を支え守れるのは、トップに立つ人間の揺るがない信念。久美子理事長にはそれがあった。」

▶▶理事長(久美子)を擁護するような桜木の言葉。根本的な教育理念に関しては、理事長と意見を異にしていましたが、学校のこと、生徒のことを思う気持ちという面では共通する部分も多かったようです。教育のあるべき姿を語る桜木の弁舌には、いつもながら強い熱意を感じます。




仕込みの効果

職員室――。

ひっきりなしに電話が鳴り続け、対応に追われる教職員たち。

「何があったの?」と不思議がる水野に対して、坂本は「仕込みの結果が出たんですよ」と説明します。

実は、龍海学園から東大合格者5人が出たとマスコミで報道され、その影響で問い合わせが殺到していたのです。

▶▶「仕込み」といのは、桜木のかつての教え子である、香坂よしの(新垣結衣)・矢島勇介(山下智久)の粋な取り計らいのことで、前半の3人も入れると、結果的に前作の生徒がフルメンバーで出演したことになります。「ドラゴン桜」ファンにとっては、嬉しい限りの演出ですね。

それぞれの卒業

卒業式――。

唐突に桜木が、生徒たちにこんな発表をします。

「お前らと一緒にオレも卒業だ。」

言葉の意味がわからず、きょとんとする生徒たち。

ようやく事態が飲み込めた藤井・小橋(西山潤)・岩井(西垣匠)は、「話が違うだろ、俺達はどうなるんだよ?」と強く抗議します。

そんな彼らに、桜木は最後のメッセージを残します。

「小橋・岩井。お雨らはもう大丈夫だ。ほんの数ヶ月で、ものすごい勢いで成長している。お前らの強みはその素直さだ。

藤井。お前はもう、勝つために必要なものはすべて持っている。あきらめずに進めば、必ずつかみとれる。

健太。これからは東大で勉強するんだ。いい研究者になれよ。お前なら、虫と共生できる未来を必ずつくれる。

小杉。二度と誰かに遠慮するな。お前ならどんな未来も切り開ける。

天野。お前は自分が思っているよりずっと図太い性格だ。失敗をおそれず、逃げずに取り組め。

岩崎。お前の根性なら、どんな困難も達成できる。オリンピック、楽しみにしているぞ。

早瀬。最後までやり切ったな。生まれつきのその運の良さに、努力も加われば最強だ。活かしきれ。

瀬戸。お前は自分の限界を決める癖がまだ抜けていない。あきらめる前にもっと人を頼れ。」

「いいかお前ら。人生で一番大事なのは、東大に行くことでも、勝つことでも、結果を出すことでもない。

お前らが目標に向かって過ごした一分一秒。自分の人生を変えようとして、がむしゃらに努力したその道のり、熱意、そして仲間への思い。それこそに価値がある。

お前ら、いつかオレが言ったことを覚えているか?『クソみたいな人生を変えられるのは自分しかいない。人は誰かを変えることはできない。』オレはそう言った。

だが、よく覚えておけ。お前らがまっすぐな思いで突き進むとき、その姿は他の誰かを動かす原動力となる。

自分を信じてまっすぐ突き進め。そうすりゃいつか、その姿は、人に勇気を与え、希望を与える。お前らの熱意、努力、思いやりはまわりの人間を突き動かす。そしてそれは巡り巡って、いつか社会を変えていくんだ。

人生を切り開け。常識を変えろ。これから先の未来をつくっていくのは、国でも環境でもない、お前ら自身だ。

お前らバカはもうバカじゃない。お前らには仲間がいる。その輪を広げていけ。いいか、自分の信じる道を行け。」




おわりに

長かった東大受験への道の終着点に待っていた感動のエンディング。

特に最後の桜木先生の熱いセリフには心打たれました。

今の自分を変えれば、未来を変えることができるということ。さらに、その姿が周囲にも影響を与えるということ――。

ドラマ内で必死に勉強に打ち込む生徒たちを見て、「彼らを見習って自分も頑張らないとな」と何度も思ったので、桜木の言葉は身にしみてよく分かります。

また、藤井の精神的な成長や瀬戸の意外な合否結果、買収劇のドンデン返しなど、視聴者の期待を裏切らない展開も面白みがあったと思います。

ちなみに、前作の生徒たちがサプライズ出演していましたが、今回のドラマの生徒役の面々も、前作の彼らのように近い将来、誰もが知るような人気俳優へとなるのでしょうか。これからの活躍を期待したいところですね。

今後も引き続き、同じようにドラマのまとめ記事を書いていきたいと考えております。次クールドラマ放送時に、またサイトを訪問していただけると嬉しい限りです。

長くなりましが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 




ドラマ情報

『ドラゴン桜(2021)』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/dragonzakura/
原作:三田 紀房『ドラゴン桜2』(コルク)
▼Amazonプライム会員は無料で読めます▼

【Amazonn.co.jp】ドラゴン桜2(1) (コルク)

脚本:オークラ、李 正美、小山 正太
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:飯田 和孝、黎 景怡
演出: 福澤 克雄、石井 康晴、青山 貴洋

▼キャスト▼


○桜木健二 ・・ 阿部 寛
○水野直美 ・・ 長澤まさみ
○瀬戸輝  ・・ 髙橋海人(King & Prince)
○早瀬菜緒 ・・ 南 沙良
○岩崎楓  ・・ 平手友梨奈
○天野晃一郎・・ 加藤清史郎
○藤井遼  ・・ 鈴鹿央士
○小杉麻里 ・・ 志田彩良
○原健太  ・・ 細田佳央太
○小橋   ・・ 西山 潤
○岩井   ・・ 西垣 匠
○大山将大 ・・ 内村 遥
○田村梨江子・・ 山田キヌヲ
○辻圭輔  ・・ ケン(水玉れっぷう隊)
○鶴ヶ﨑  ・・ 鶴ヶ﨑好昭
○天野裕太 ・・ 深田竜生(少年忍者/ジャニーズJr.)
○坂本智之 ・・ 林 遣都
○米山圭太 ・・ 佐野勇斗
○岸本香  ・・ 早霧せいな
○奥田義明 ・・ 山崎銀之丞
○龍野恭二郎・・ 木場勝己
○龍野久美子・・ 江口のりこ
○高原浩之 ・・ 及川光博

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