日曜劇場『ドラゴン桜(2021)』第9話のあらすじと感想(ネタバレあり)

共通テストマークシートドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の6月20日(日)に日曜劇場「ドラゴン桜」第9話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

16年の月日を経て復活した名作「ドラゴン桜」。

主人公の桜木建二を再び演じるのは前作同様に阿部寛で、さらに今作では、かつての教え子の水野直美(長澤まさみ)が桜木の代わりに生徒たちを東大に導くことになります。

■第9話のあらすじ


学園の売却計画を阻止する方法を模索する中、水野(長澤まさみ)は、寄附行為に関する追加事項の書類を職員室で偶然発見。彼女をはじめとした学園売却反対派は、それを武器にして先代たちに戦いを挑もうとします。その頃、共通テスト本番の日を迎えた生徒たちは、東大専科で今まで習ったことを最大限に活かしながら、全力で試験にぶつかっていき――。それぞれの思いを胸に立ち向かう2つの戦い。はたしてその結末とは・・。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第9話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・スタッフ・原作など)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、なるべくセリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物

桜木 建二(阿部 寛)・・教え子の自殺未遂をきっかけに教育の世界から姿を消すが、水野に連れ戻されて龍海学園東大専科の監修を引き受けることに。
水野 直美(長澤 まさみ)・・桜木の元教え子。東大合格後に弁護士資格をとり、桜木の事務所で働く。桜木とともに龍海学園東大専科で生徒たちを東大へ導こうと使命感に燃える。
岩崎 楓(平手 友梨奈)・・龍海学園の女子生徒。バトミントン部のエースとしてオリンピックを狙える存在だったが、膝のケガが悪化してその夢をあきらめることに。代わりに、スポーツ医学を学ぼうと一念発起して東大受験を決意、東大専科に入る。
瀬戸 輝(髙橋 海人)・・龍海学園の男子生徒。姉とともに両親から継いだラーメン屋「瀬戸屋」を切り盛りする。闇金からの執拗な取り立てと嫌がらせに頭を悩ませていたところを、桜木に助けられる。4人目の東大専科メンバー。
天野 晃一郎(加藤 清史郎)・・桜木の熱弁に奮起されて東大専科にいち早く入った龍海学園の男子生徒。弟の裕太が進学校に通う優等生で、そのことを親に比較され続けたためか劣等感を抱いている。
早瀬 菜緒(南 沙良)・・龍海学園の女子生徒。今まで自分から何かに頑張ろうと思ったことはなかったが、桜木と水野の全校集会での言葉の影響を受けて頑張ることを決意。天野に続いて東大専科に入ることに。
原 健太(細田 佳央太)・・虫が大好きな龍海学園の男子生徒。発達障がいがあり、耳にした言葉はなかなか覚えられないが、一度目にしたものは忘れないという特異な能力を持つ。桜木がその才能を見抜き、専科5人目のメンバーに。
小杉 麻里(志田 彩良)・・文系成績トップの龍海学園の女子生徒。健太といつも行動をともにする。家庭の問題を乗り越え、専科に入る。
藤井 遼(鈴鹿 央士)・・東大合格候補者リストにものる龍海学園のエリート男子生徒。理系の成績がトップで、学業は優秀だが、人を見下したり先生を侮辱したりと性格の悪さが目立つ。7人目の専科メンバー。




あらすじと感想

共通テストのマークシート用紙

特別授業

共通テストまであと115日――。

各教科の特別講師が、専科の生徒たちへ勉強テクニックを伝授していきます。

国語・古文(講師:太宰府治/安田顕)

「古文単語は漢字にせよ。漢字に変換すれば格段と分かりやすくなる。」

●まめまめし=忠実忠実し(まじめな、本気で)

●とし=疾し(はやい)

●しるし=著し(はっきりしている)

●よしなし=由無し(理由がない)

数学(講師:柳鉄之助/品川徹)

「数学を理解できるかできないかは、証明できるかで決まる。中学レベルの公式を証明できてはじめて、高校レベルの公式を証明できる。穴の開いたバケツに水を貯めることはできん。」

■中学レベルの公式


四則演算、三平方の定理、二次関数 など

英語(講師:由利杏奈/ゆりやんレトリィバァ)

「すべての自由英作文に使える魔法の文・フレーズはこれやで。」

●This will develop my point of view ~
(訳)これは視野を広げてくれるだろう
●If things go on lilke this ~
(訳)もしこの状況がこのまま続くのであれば
●This enables to A to ~
(訳)これは、Aが~するのを可能にしてくれる

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最後に桜木(阿部寛)が、総括としてこう言います。

「入試に個性は必要ない。型をそのまま丸暗記すればいいんだ。」

水野の作戦

会議室で――。

生徒たちのために、学園売却を食い止める方法はないかと思案する水野・桜木・理事長(江口のりこ)・奥田(山崎銀之丞)・高原(及川光博)。

そんな中、水野がこんな提案をします。

「東大合格者が5人出れば、理事長は解任される。これは避けられません。ただ、学園売却には理事長の承認が絶対条件。

だから、次の理事会での理事長選出のときに、奥田校長か高原先生が立候補すればいい。そうすれば、この土地も学園も守ることができる。

学園の寄附行為によれば、理事会の過半数の承認で理事長は選任される。理事は5人。奥田校長、高原先生、あともう一人の票を獲得できれば、お二人のどちらかが理事長になり、売却賛成派は理事長になれない。

つまり、売却賛成派(元先代・外部幹事)ではない、元校長をこちら側に引き入れればいいんです。」

■気になるワード『寄附行為』


学校法人の運営を定めた根本規則。いわば、企業の定款(基本原則)のようなもの。学校法人は旧民法上、財団法人に分類され、財団法人設立のために財産を寄附することを「寄附行為」と呼んだことがその由来。

それを聞いて、「私におまかせください!」と声をあげて立ち上がる奥田。「元校長の説得という重要な任務は、自分が背負って立ちます」と強い意気込みを見せます。

しかし――、

元校長の小松川は、すでに先代の息がかかっていて作戦は失敗。

小松川も含めた賛成派3人のうち1人が理事長になることは、ほぼ確実となります。




共通テストの心構え5か条

最後の模擬試験 二週間前――。

桜木は生徒たちに、模試でも本番テスト同然の心積もりで受けるよう指示し、さらに大学入学共通テストで覚えおくべき心構え5つを発表します。

①終わった教科のことは考えるな

「試験中に他の教科の間違いに気づいたら動揺する。たった一つのミスでも、心に引っかかることができたとたんに人は不安に襲われる。一日目の試験が終わった後は、その日の教科のことはきれいさっぱり忘れろ。」

②難しい問題にとらわれるな

「共通テストでは、1教科くらい難しい問題が出てくる。だが安心しろ。お前らが難しいと感じた問題は、他の連中にとっても難しい問題だ。その教科の平均点は低くなる。はやく気持ちを切り替えたやつが勝ちになるんだ。共通テストは問題数が多い。確実に点をとれるものから優先しろ。」

③一日目の試験後は一人で帰れ

「仲間と顔を合わせただけで、お互いの出来不出来が分かってしまう。そんな些細なことで不安になってしまうこともある。互いに連絡はとるな。LINEも電話もすべて禁止だ。」

④答えを問題用紙に書いておけ

「これは、その日終わった後にすぐ答え合わせをするためだ。共通テストの結果をもとに、東大二次の願書を提出する。点数によっては、足切りを避けるために、志望学部を変える必要が出てくる。

しかし、共通テストの結果が届くのは、二次試験の願書提出の後なんだ。つまり、自己採点の点数をもとに、足切り状況を見ながら願書を提出する必要が出てくる。

ちなみに足切り状況は、東大のホームページを見ればわかる。各学部の定員に対する出願者数の割合を見て、足切りが実行されるか見極めればいい。」

⑤自分さえ良ければいいと思って挑め

「受験とは己(おのれ)と向き合うことだ。他人なんてどうでもいい。」

▶▶心構えとある通り、試験においては学力だけでなくメンタル面のケアも非常に大事です。精神の乱れをいかにコントロールするかが重要で、その乱れは事前知識・対策によっていくらでも軽減できます。受験に勝つために戦略を練って、メンタルをコントロールすること。まさにそれは、スポーツの世界にも通ずる勝利のための鉄則と言えるでしょう。

最後の模擬試験

■模擬試験・自己採点結果


瀬戸▶495点

早瀬▶568点

小杉▶810点

岩崎▶587点

天野▶634点

健太▶713点

藤井▶695点

岩井▶331点

小橋▶343点

思ったより結果が良くなかったことにショックを受ける生徒たち。

そんな彼らを、桜木はこう勇気づけます。

「今は苦しくても、東大合格という目標を持って勉強できているお前らは幸せなんだ。やがて訪れる飛躍のときを信じて、今は苦しくても我慢だ。」

その頃――、

寄附行為について職員室で調べていた水野は、ある書類を発見します。

そこには『寄附行為・追加申請資料』と書かれていて・・。




生徒たちの未来図

共通テスト前日――。

明日の本番をひかえて緊張気味の生徒たちに、桜木は「東大に行ったら何をしたい?」と聞いていきます。

彼らは思い思いに答えます。

瀬戸「ラーメン屋でお金を稼ぐ方法を見つけて、姉ちゃんを楽にさせたい。」

早瀬「色んな人と出会って、自分のしたいことを見つけたい。」

岩崎「東大もオリンピックも両方叶えたい。」

天野「こんな僕でも東大に入れるんだということを示したい。」

健太「研究者になって、虫と人が一緒に暮らせる社会をつくりたい。」

小杉「本が好きだから、東大にある文献を読み漁って、それを活かせる職業に就きたい。」

小橋「誰かの役に立ちたい。人に必要とされる人間になりたい。」

岩井「実家を継ぐ。でも、勉強が楽しいから、もっと勉強したい。」

藤井「親や兄弟を見返してやりたい。みんなが口を聞けなくなるくらい偉くなりたい。」

みんなの話を聞いた後、桜木は次のように告げます。

「いいか、東大に行くことで、お前らの未来の可能性は無限に広がる。自分の将来はまわりが決めるんじゃない。世の中の流れに乗るもんでもない。自分の人生は自分でつくる。人生はどうなるかじゃなく、どうするかだ。大きく強く踏み出せ。その一歩に全力で踏み込んでいけ。」

▶▶思い思いに自分の将来について語った生徒たち。夢に向けて自分がどう行動するかによって、未来の人生は大きく変わるものです。目標をより明確にし、それに対する志(こころざし)を周囲に表明すること。また、受け身の姿勢ではなく主体的に生きること。決して受験だけにとどまらないその教えに、強く心を打たれるものがありました。

共通テスト当日、結果発表

共通テスト一日目――。

会場の前でスクラムを組んで気合を入れる専科の生徒たち。

緊張のなか教室へと入り、今まで東大専科で教わってきたことを思い出しながら、各自、本番のテストへと挑んでいきます。

もちろん試験後も、心構え5か条を守って誰にも会わずに一人で帰宅。

そして、二日目の試験を終えた翌日――。

東大専科にやって来た生徒たちは、共通テストの問題用紙を桜木に提出。

その後、職員の手で答え合わせがおこなわれ、生徒たちに結果が発表されます。

■結果発表


早瀬▶738点

岩崎▶752点

小杉▶810点

健太▶803点

天野▶801点

岩井▶484点

小橋▶482点

藤井▶719点

瀬戸▶620点

結果を目にして呆然とする瀬戸(髙橋海人)――。

桜木に「この点数だと合格は厳しいかも知れない」と言われ、いたたまれなくなったのか、「俺、来年受けるから・・」と言って教室を出ていってしまいます。

瀬戸と同様に、試験結果がふるわなかった藤井(鈴鹿央士)。

外で海を眺めながら落ち込む彼に桜木は声をかけ、「文転(理系志望の人が文系へと進路を変えること)したらどうだ」とすすめます。

もちろん藤井は「文転してまで東大に行きたくない」と反論。

しかし桜木は、構わずこう続けます。

「プライドが許さないか?それでは優秀な兄貴たちに勝てないか?

意地とかプライドなんかのために東大に落ちる。なりふりかまわず合格して、東大というスタートラインに立つ。お前はどっちを選ぶんだ。

藤井、まわりばかり気にして生きるのはもうやめろ。親や兄弟に何と言われようと、文転することは決して恥じゃない。

いいか、東大はただのスタートだ。誰かのためにとか、認めてもらいたいじゃなく、自分のために東大に行け。文系だろうが理系だろうが、東大は東大だ。恥も外聞も全部捨てて、死にものぐるいで受かる道を選べ。」

▶▶兄貴が有名な科学者で、自分も彼らみたいにならなければと思って理系の進路を志望してきた藤井。しかし、その固執こそが東大合格への足枷になっていると桜木に諭されて、彼は自分の進むべき道を大きく変えることになります。つまらぬプライドや見栄を捨てて、時にはずる賢い選択をとるということ。定型的な生き方にこだわらない桜木の言葉には、妙な説得力を感じます。

桜木のその言葉で、文転することを決意した藤井。

専科のみんなにそのことを伝え、文系教科(国語・日本史)の勉強を手伝って欲しいと頭を下げます。

それに対して「よろこんで協力するよ」と答える、文系の早瀬(南沙良)・小杉(志田彩良)・天野(加藤清史郎)。

頼れる仲間とともに、藤井は二次試験に向けて新たなスタートを切ることになります。




高原の裏切り

学園売却の緊急会議――。

先代(木場勝己)から、プロジェクトリーダーの松原と梶谷が紹介され、顧問弁護士を担当することになった岸本(早霧せいな)が席に座ります。

続けて、「私のサポートをしてくれる2人を紹介するわ」という岸本の言葉を受け、部屋に入ってきた坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)。

メンバーが揃ったところで、会議は本題に進みます。

「2022年度の着工を目指し、開発エリアの土地はすべて購入済み。残るはこの学校だけです。東大合格者が5人出れば、理事長は辞めると誓約されています。いさぎよく負けを認めて、早々に退去する準備をされたらどうですか?」

岸本のその言葉に対し、水野は不敵な笑みを浮かべてこう切り返します。

「負けを認めて立ち去るのはあなた方のほうですよ。岸本先生、学校法人における寄附行為はご存知ですよね。2019年6月6日、文科省に提出した追加規定6条にこう書いています。

『理事長が理事会の過半数で専任された場合でも、学園に対する全職員の4分の3が異議を申し立てた場合には否決される。』

たとえば、東大合格者が5人以上出て、誓約書どおり理事長が解任。その後、理事会で先代が理事長に専任されたとしても、この追加規定により、教職員の4分の3以上がNOを突きつければ、信任を得ることが出来ない。

この学園の先生方は全員、売却には反対しています。つまり、学園はあなた方の手には渡ることはないんです。」

その後、実際に反対の意思があるかどうかを確認するために招集された学園の職員たち。

高原の「賛成か反対かで別れてください」という指示に促され、自分の賛同する側の席へと並んでいきます。

すると、職員の大半が先代の側の席に並びはじめ――。

予想外の結果に困惑する水野。

実は高原は、学園売却賛成派の人間で、水野の寄附行為追加申請の話を聞いた直後、職員たちに「先代の側につくように」と裏で根回ししていたのです。

まさかの高原の裏切りに憤りを隠せない水野。

結局、東大合格者が5人出れば理事長はやめさせられ、そのまま学園売却を強行するという、彼の目論見通りにことは進んでしまいます。

 


 お疲れさまでした。

 ドラマ第9話は

 ここまでです。 

味方だと思っていた人物が反旗を翻すという驚きの展開。身近なところに危険が潜むというのは、まさにこのことでしょうか。

はたして桜木たちは、彼らの企みをつぶして、大逆転を起こすことができるのでしょうか。また、専科の生徒たちの東大受験の結果は?

すべての答えが明かされる次回、最終回。物語もついにクライマックスです。

 




ドラマ情報

『ドラゴン桜(2021)』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/dragonzakura/
原作:三田 紀房『ドラゴン桜2』(コルク)
▼Amazonプライム会員は無料で読めます▼

【Amazonn.co.jp】ドラゴン桜2(1) (コルク)

脚本:オークラ、李 正美、小山 正太
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:飯田 和孝、黎 景怡
演出: 福澤 克雄、石井 康晴、青山 貴洋

▼キャスト▼


○桜木健二 ・・ 阿部 寛
○水野直美 ・・ 長澤まさみ
○瀬戸輝  ・・ 髙橋海人(King & Prince)
○早瀬菜緒 ・・ 南 沙良
○岩崎楓  ・・ 平手友梨奈
○天野晃一郎・・ 加藤清史郎
○藤井遼  ・・ 鈴鹿央士
○小杉麻里 ・・ 志田彩良
○原健太  ・・ 細田佳央太
○小橋   ・・ 西山 潤
○岩井   ・・ 西垣 匠
○大山将大 ・・ 内村 遥
○田村梨江子・・ 山田キヌヲ
○辻圭輔  ・・ ケン(水玉れっぷう隊)
○鶴ヶ﨑  ・・ 鶴ヶ﨑好昭
○天野裕太 ・・ 深田竜生(少年忍者/ジャニーズJr.)
○坂本智之 ・・ 林 遣都
○米山圭太 ・・ 佐野勇斗
○岸本香  ・・ 早霧せいな
○奥田義明 ・・ 山崎銀之丞
○龍野恭二郎・・ 木場勝己
○龍野久美子・・ 江口のりこ
○高原浩之 ・・ 及川光博

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