日曜劇場『ドラゴン桜(2021)』第7話のあらすじと感想(ネタバレあり)

受験英語勉強ドラマ

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

先日の6月6日(日)に日曜劇場「ドラゴン桜」第7話が放送されましたが、皆さんはご覧になられましたか?

16年の月日を経て復活した名作「ドラゴン桜」。

主人公の桜木建二を再び演じるのは前作同様に阿部寛で、さらに今作では、かつての教え子の水野直美(長澤まさみ)が桜木の代わりに生徒たちを東大に導くことになります。

■第7話のあらすじ


成績が悪かったら東大専科をやめるという条件のもと、東大模試を受験することになった専科の生徒たち。成績の悪い、早瀬(南沙良)・天野(加藤清史郎)・瀬戸(髙橋海人)・岩崎(平手友梨奈)の4人が不安を覚える中、桜木(阿部寛)は英語のリスニング特訓のため、特別英語講師・由利杏奈(ゆりやんレトリィバァ)を招き、さらに、東大模試6カ条(東大模試のために覚えておくべきこと)を生徒たちに伝授します。

記事では、以下のことをまとめています。

登場人物の紹介
第7話の詳しいあらすじと感想
ドラマ情報(公式サイト・スタッフ・原作など)

ドラマを見逃した人でも物語の大まかな概略が理解できるように、なるべくセリフを交えて詳しめにまとめました。

ストーリーの把握や内容のおさらいとしてご活用ください。




登場人物

桜木 建二(阿部 寛)・・教え子の自殺未遂をきっかけに教育の世界から姿を消すが、水野に連れ戻されて龍海学園東大専科の監修を引き受けることに。
水野 直美(長澤 まさみ)・・桜木の元教え子。東大合格後に弁護士資格をとり、桜木の事務所で働く。桜木とともに龍海学園東大専科で生徒たちを東大へ導こうと使命感に燃える。
岩崎 楓(平手 友梨奈)・・龍海学園の女子生徒。バトミントン部のエースとしてオリンピックを狙える存在だったが、膝のケガが悪化してその夢をあきらめることに。代わりに、スポーツ医学を学ぼうと一念発起して東大受験を決意、東大専科に入る。
瀬戸 輝(髙橋 海人)・・龍海学園の男子生徒。姉とともに両親から継いだラーメン屋「瀬戸屋」を切り盛りする。闇金からの執拗な取り立てと嫌がらせに頭を悩ませていたところを、桜木に助けられる。4人目の東大専科メンバー。
天野 晃一郎(加藤 清史郎)・・桜木の熱弁に奮起されて東大専科にいち早く入った龍海学園の男子生徒。弟の裕太が進学校に通う優等生で、そのことを親に比較され続けたためか劣等感を抱いている。
早瀬 菜緒(南 沙良)・・龍海学園の女子生徒。今まで自分から何かに頑張ろうと思ったことはなかったが、桜木と水野の全校集会での言葉の影響を受けて頑張ることを決意。天野に続いて東大専科に入ることに。
原 健太(細田 佳央太)・・虫が大好きな龍海学園の男子生徒。発達障がいがあり、耳にした言葉はなかなか覚えられないが、一度目にしたものは忘れないという特異な能力を持つ。桜木がその才能を見抜き、専科5人目のメンバーに。
小杉 麻里(志田 彩良)・・文系成績トップの龍海学園の女子生徒。健太といつも行動をともにする。家庭の問題を乗り越え、専科に入る。
藤井 遼(鈴鹿 央士)・・東大合格候補者リストにものる龍海学園のエリート男子生徒。理系の成績がトップで、学業は優秀だが、人を見下したり先生を侮辱したりと性格の悪さが目立つ。7人目の専科メンバー。
由利 杏奈(ゆりやんレトリィバァ)・・英語の特別講師。洋楽を口ずさみながらモノマネダンスを披露し、生徒たちに「恥ずかしからずに自信を持って英語を話すことが大切やで」と説く。「英語上達のコツは、適当とモノマネ」が彼女の自論。




あらすじと感想

受験英語勉強

特別英語講師・由利杏奈

洋楽を歌いながら教室でダンスを踊る女性(ゆりやんレトリィバァ)――。

桜木(阿部寛)は生徒たちに言います。

「今日から東大模試までのあいだ、お前らにはみっちり耳を鍛えてもらう。

東大入試の英語において、リスニングは全体の4分の1を占める。つまり、リスニングを鍛えれば、英語の得点が飛躍的に伸びるということだ。

そこで今日は、英語の特別講師・由利杏奈先生に来てもらった。

人間は、自分がしゃべれないと聞き取ることができない。しゃべれなくても、音声を聞き取って即座に復唱するという『シャドーイング』というトレーニング。これがリスニングを上達する上で最も有効な方法だ。」

■気になるワード『シャドーイング(Shadowing)』


聞き取った英語を真似して発声するトレーニング方法。英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」とは違い、シャドーイングでは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを、影(shadow)のように追いかけて復唱するのが特徴。「リスニング力向上」「語彙力アップ」「スピーキング力強化」の3つの効果があるとされている。

桜木の言葉に納得するものの、「由利杏奈先生の声が小さくて聞き取れないんですけど・・」と、言葉の小ささを指摘する生徒たち。

それを受け、由利杏奈はこう返します。

「これでええんや。これは『ぼそぼそシャドーイング』と言うんやで」

▶▶英語の特別講師として登場したのは、なんと『ゆりやんレトリィバァ』。確かに、アメリカのオーディション番組に出るために単身渡米したりと、ある意味適役だったのかも知れません。

適当とモノマネ

続けて桜木から補足説明。

「リスニングの第一段階は、ぼそぼそから始まる。

泳げない人間が完璧なクロールを最初から泳ぐことはできない。まずはバタ足から、水に慣れることから始める。それと同じだ。ポイントは適当にやることだ。

日本人はなぜか言語に関して完璧主義者が多い。日本人に『英語を話せるか?』と聞いたら、大半が『上手く話せない』と答える。

一方で、日本に観光に来ている外国人に『日本語を話せるか?』と聞いたら、彼らはこう答える。『オレは日本語得意だぜ、寿司・相撲大好きだぜ!』とな。

完璧なんて目指さなくていい。まずは自信をもってしゃべることだ。言語が上達するコツはそこなんだ。」

▶▶完璧な言葉を話そうと思わないこと。それは言語の習得においてとても大切なことで、人とコミュニケーションするとき、正確に言葉を話さなくても、だいたいは相手に言いたいことが伝わるものです。特に日本にいる外国人を見ると、そういったことがよく分かります。

 

重要なのは、表層的な言葉そのものより、相手に自分の気持ちを伝えようとする熱意や心の姿勢、表情などにあるのではないでしょうか。うまく話せないからと卑屈にならず、もっと積極的に楽しんで海外の人と交流したいものですね。

由利杏奈は、あらためて次の2点を生徒たちに説明します。

●間違ってもいいから小さくぼそぼそしゃべること
●顔の表情を使って、恥ずかしがらずに自信を持ってしゃべること

「上手くできるコツは、適当とモノマネやで。」

戸惑いながら、彼女に合わせてダンスとシャドーイングを練習する生徒たち。

桜木はそんな彼らに「リスニングは時間をかけて慣れることが大事なんだ」と言い足します。

ところが、早瀬(南沙良)は不満げに桜木に反発します。

「時間かけるなんて私たちにはそんな余裕ないよ。模試まで時間ないの。それに間に合わなけれ専科やめなきゃいけないんでしょ。楽しいけど、こんなことしてても意味ないじゃん。」

その言葉に、早瀬は自分がクビになると決めこんで考えていると感じた桜木は、彼女にレッドカードをつきつけ、教室から退場させてしまいます。




東大模試6カ条

東大模試 一週間前――。

桜木から『東大模試6カ条』が発表されます。

その①「東大模試を年6回受ける」(解説:桜木)

「年10回実施されている模試のうち、6回は必ず受けること。東大模試は長丁場で、教科によっては2時間超えもざらだ。それだけ強い精神力と体力が必要になってくる。年6回というのは、それに身体を慣らすためだ。」

その②「国語は必ず古文から始める」(解説:桜木)

「国語は頭から問題を解いてはダメだ。受験において一番注意すべき点は、時間配分。いかに効率よく問題を解いていくかが勝負のカギになる。確実に解ける問題から解いて点をとる。それが古文だ。

東大国語の現代文は非常に難しい。それに比べて古文・漢文は点がとりやすい。国語は必ず古文から始めろ。」

その③「数学は言葉で方針を書く」(解説:桜木)

「現代文と並んで、東大数学は段違いに難しい。おそらく、数式を書くことすら難しいだろう。だからといって書かなかったら0点だ。

そこで方針を書くんだ。『自分はこういうふうに解きたいと思ってます』という考え方を書く。そうすれば少しは点をもらえる。

東大数学は途中経過も含めて採点している。とにかく何かを書く。これが東大数学の鉄則だ。」

その④「必ずおやつを持っていくこと」(解説:水野)

「おやつをばかにすると落ちるわよ。東大のテストは、朝9時から夜7時20分までの長丁場になる。特に文系国語の試験時間は2時間半、体力勝負よ。だからおやつを持っていく。エネルギー補給をすることが絶対に必要なの。」

その⑤社会は既習範囲しか出題されない(解説:桜木)

「既習範囲とは、習ったところまで、つまり6月の模試では近代は出題されないということだ。」

その⑥「リスニング試験でメモをとるな!」(解説:由利杏奈)

「問題用紙には『放送を聞きながらメモをとってもよい』と書かれているけど、『メモをとること』、それが落とし穴や。

英文は回転寿司と同じように次から次へ流れてくる。それをメモをとりながらつかみとろうとすると、メモに気を取られて大事な要点を聞き逃す危険性が高い。

あと、もう一つ大事なことは、リスニングが始まる前に問題文と設問を見ておくことや。事前にどんな文章が流れるか予想することで、格段に記憶に残りやすくなるで。」

▶▶受験をする際に自身の学力を伸ばすことはもちろん大切ですが、それと同じくらいに、受ける大学の情報を得たり、テクニック・裏技を学ぶことも重要になってきます。今回桜木が発表した6カ条は、まさにその戦略の象徴のようで、目からウロコの内容でした。




東大模試 当日

試験会場の雰囲気と、レベルが違う受験生たちの気迫に飲まれ、普段以上に緊張した面持ちになる早瀬と天野(加藤清史郎)。

試験開始後、難解な問題文を見た2人は大きく動揺、さらに、問題をいとも簡単に解いていく周りの様子を見て、ますますパニックになります。

英語の試験前――。

トイレで自分のYouTubeが話題にされているのを耳にした天野。

教室で自分のスマホを確認すると、そこには「東大模試を一緒に頑張ろう」という応援コメントが多数入っていて、YouTubeのアクセスも急上昇しています。

そして、そのことで勇気と自信が湧いてきたのか、天野は、英語リーディングの英作文、リスニングで今まで以上の実力を発揮します。

▶▶模試の会場での緊張したムード。その情景に、自分が受験時代に試験を受けたときのあの感じを思い出してしまいました。また、今回の模試で、英語に対しての隠れた才能を開花させはじめた天野。リスニングの聞き取り能力といい、もしかしたら彼には、自分では気づいていない秘めた何かがあるのかも知れませんね。

早瀬の離脱

東大模試 翌日――。

桜木から「試験はどうだった?」と聞かれ、「難しくて歯が立たなかったけど、できるだけのことはやった」と感想を述べる天野・瀬戸(髙橋海人)・岩崎(平手友梨奈)。

さらに、健太(細田佳央太)や小杉(志田彩良)は「楽しかった」、藤井(鈴鹿央士)も「余裕だった」と答えます。

そんな中で、早瀬だけがこんなふうに口にします。

「全然ダメだった。時間が長く感じて、考えるのも嫌になって、周りに圧倒されて・・、こういう人たちと東大受験するのは無理だなと思えてきちゃって、だから――」

「だから、東大受験やめるのか?」

彼女の考えを読むようにして、言葉をはさむ桜木。

「だって、東大模試の結果が悪かったらここをやめないといけないんですよね?だったらどの道、東大受験なんてもう無理です。結果なんて見なくても分かります。私、ここでやめます。」

そう言って、早瀬は教室を飛び出してしまいます。




足るを知ること

暗がりの街中で一人思い悩む早瀬。

そこへ水野(長澤まさみ)から「お腹すいてない?」とメールがあり、空腹だったので、渋々瀬戸屋に行くことになります。

瀬戸屋――。

やって来た早瀬に対し、桜木はこう告げます。

「お前の家はいい家庭だな。習い事もたくさんさせてもらったみたいだ。ピアノにダンス、水泳、書道・・、全部やったがすぐにやめた。東大受験もその習い事と同じように、簡単にあきらめるのか?

早瀬、お前は生まれ持っての幸運だ。普通の家庭、普通の両親、普通の学校に行っているということ、その『普通』が幸運なんだ。他の連中を見てみろ、みんな何かしら背負ってる。それでもお前は幸せでないと言えるのか?

早瀬、お前このままだと幸運を逃すことになるぞ。自分が幸運だと気づかない、そういう人間は、結局不幸な人生を歩むんだ。自分が幸運だと分からない人間は、現状に満足できない。ずっと何かを追い続ける。だがそこには覚悟がない。だからちょっとつらくなったらやめる。はい次、また次と長続きしない。

幸運にも次から次へと与えられたことが、お前の覚悟を弱らせている。そんな人間が幸せになれると思うか?

『絶対に合格してやる』。その覚悟を持てれば、まわりなんか気にならない。幸せになりたかったら、お前は覚悟を決めろ。」

▶▶自分がどれだけ恵まれ満たされているかに気づくということ。人は自分の不幸な境遇ばかりに目がいき、今幸せであるということになかなか実感が持てないものです。また、与えられる機会が多すぎるために、そのひとつひとつの貴重さが分からず、覚悟を持って行動することができません。どんな結果になろうと、どんな困難が待ち受けていようと、与えられた機会に覚悟を持って挑むこと、そんな生きる上で大事にすべき人生訓を、桜木から授かったような気がしました。

「それにな、模試の結果がE判定でも、それは合格率20%、つまり100回受験すれば20回合格できるということだ。お雨は生まれもっての幸運だ。その20回にあてはまる可能性だってある。

受験にとって運は大切だ。だが受験しなければその運を使うこともできない。それを使うか捨てるかはお前次第だ。人生無駄にしたくなければ運に乗れ。」

失敗は笑うべきとき

数週間後――。

桜木から生徒たちに模試結果が発表されます。

●小杉・・A判定
●健太・・C判定
●藤井・・D判定
●早瀬/天野/瀬戸/岩崎・・E判定

判定結果を聞いて、「やっぱり私たち、やめないといけないの?」と桜木に尋ねる早瀬たち。

それを前に、桜木は「くっくっくっ」と笑い声をあげ、みんなにも笑うよう促してこう言います。

「お前らも笑え、失敗したときは笑えばいい。大事なのは次どうするかだ。

この模試の結果は、あくまでも今現在のお前らの実力だ。この結果に向き合って、それでもなお東大に行きたいと思える人間なら、東大合格の見込みがある。

オレは、『E判定でクビにする』とは一度も言ってないぞ。『合格の見込みがないと判断したものは』と言ったんだ。

ちなみに、お前らにいいことを教えてやる。E判定というのは、ビリから20%の範囲の人間ということではない。AからD判定で全体の50%。つまり、受験生のおよそ半分がE判定だったんだ。

模試判定結果

いいか、勉強というのはな、飛行機と同じなんだ。飛行機が飛ぶときは滑走路を走らなければならない。走って走って浮力がたまり、フワッと浮き上がるとあっという間に上昇していく。お前らもいつかその力がたまり、必ず上昇するときが来る。勝負はここからだ。」

▶▶「模試の試験結果が悪かったものはクビだ」と言っておきながら、実際にはやめさせるつもりなどまったくなかった桜木。結局、模試結果どうこうではなく、結果をみて受験をあきらめるような見込みのない人間ならやめろということだったんですね。非常に紛らわしいことで・・。





 お疲れさまでした。

 ドラマ第7話は

 ここまでです。 

ドラマもそろそろ終盤。

どうやらあの先代・龍野恭二郎(木場勝己)が、現・理事長(江口のりこ)をやめさせた後に、学園を売却しようと裏で企んでいるようで、その計画に協力するために、坂本(林遣都)・米山(佐野勇斗)・岸本(早霧せいな)の3人までもが妙な動きを見せはじめます。

暗雲立ち込める東大専科と龍海学園の未来。専科の生徒たちは今後どうなってしまうのでしょうか。気になる要素が盛りだくさんで、まだまだ見逃せませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ドラマ情報

『ドラゴン桜(2021)』

――TBS系 毎週日曜 夜9:00~
公式サイト
https://www.tbs.co.jp/dragonzakura/
原作:三田 紀房『ドラゴン桜2』(コルク)
▼Amazonプライム会員は無料で読めます▼

【Amazonn.co.jp】ドラゴン桜2(1) (コルク)

脚本:オークラ、李 正美、小山 正太
音楽:木村 秀彬
プロデューサー:飯田 和孝、黎 景怡
演出: 福澤 克雄、石井 康晴、青山 貴洋

▼キャスト▼


○桜木健二 ・・ 阿部 寛
○水野直美 ・・ 長澤まさみ
○瀬戸輝  ・・ 髙橋海人(King & Prince)
○早瀬菜緒 ・・ 南 沙良
○岩崎楓  ・・ 平手友梨奈
○天野晃一郎・・ 加藤清史郎
○藤井遼  ・・ 鈴鹿央士
○小杉麻里 ・・ 志田彩良
○原健太  ・・ 細田佳央太
○小橋   ・・ 西山 潤
○岩井   ・・ 西垣 匠
○大山将大 ・・ 内村 遥
○田村梨江子・・ 山田キヌヲ
○辻圭輔  ・・ ケン(水玉れっぷう隊)
○鶴ヶ﨑  ・・ 鶴ヶ﨑好昭
○天野裕太 ・・ 深田竜生(少年忍者/ジャニーズJr.)
○坂本智之 ・・ 林 遣都
○米山圭太 ・・ 佐野勇斗
○岸本香  ・・ 早霧せいな
○奥田義明 ・・ 山崎銀之丞
○龍野恭二郎・・ 木場勝己
○龍野久美子・・ 江口のりこ
○高原浩之 ・・ 及川光博

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