『反応しない練習~悩みが消えていくブッダの合理的な考え方~』の要約まとめ

机に広げられた分厚い本ビジネス書

 こんにちは、

 りんとちゃーです。

現代の厳しい競争社会を生きる上で、人々は多くの悩みを抱えます。

その悩みを、ブッダが説いた仏教を用いて合理的に解決してくれるのがこの書籍「反応しない練習」です。

記事では以下の内容をまとめております。

心の反応である悩みについて

心を理解するための手順

自己否定による「攻撃・逃避」という問題点

競争社会で生き抜くための「正しい動機」

最後まで読んで、ブッダの思考テクニックを身につけましょう。




悩みとは

悩める子猫

人は「出世したい」とか「あれが欲しい」とか「もっともてたい」とか、生きていく上で様々な悩みを持つことになります。

そして、そんな事柄の一つ一つに対しての受け取り方というのは人によって実にさまざまです。

悩みというのは次の言葉で言いあらわすことができます。

「悩みとは心の反応にすぎない」

これは、悩みは「自分の中で生み出したもので、周囲の社会に原因があるのではない」という考え方です。

悩みの原因は、多くの人が明確に理解しておらず、心で起きていることがはっきりせずにモヤモヤした気持ちになっています。

そんな悩みを「科学的・合理的な手法」で解き明かしたのがブッダで、彼が説いた仏教というのは、「心を正しく理解し、あらゆる苦悩から解放される一種の思考法」だとも言えます。

■豆知識『人の欲について』


人の欲には次の7つがあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

①生存欲②睡眠欲③食欲④性欲⑤怠惰欲⑥感楽欲⑦承認欲

※ここでいう、感楽欲はと「美しいものを見たい聴きたい」という欲で、承認欲は「相手や周囲に認められたい」という欲です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

心を理解するために

瞑想する女性の後ろ姿

心の状態を理解するために、以下の3つの手順を覚えておきましょう。

①言葉で理解する

心の状態を言葉であらわすことを「ラベリング」と言い、そうすることでモヤモヤした気持ちを解消することができます。

②感覚を意識する

目を閉じて、呼吸や脈拍、触覚などの身体の感覚に意識を集中させます。この方法は「マインドフルネス」とも言われています。

③分類する

ラベリングした心の状態を次の3つの「カテゴリーに分類」します。

■貪欲 ──求めすぎ、期待しすぎ
■怒り ──失った悲しみ、挫折、コンプレックス
■妄想 ──思い込み、不安、優劣、善悪

人の悩みの大半がこれら3つのカテゴリーにあてはまります。

ちなみに、これらの悩みを放っておくと、人は「自己否定」の状態に陥ってしまいます。




自己否定の問題点

逃げ出そうとするカメ

人は、悩みが生じた後、そのまま放っておくと自己否定の状態に陥り、承認欲求の渇きから「攻撃的」になったり「逃避行動」に走ったりしてしまいます。

「攻撃」とは・・・他者への言葉による批判や実際の暴力行動、もしくは、自分の存在を否定する自己攻撃。

「逃避」とは・・・自暴自棄になって過食になったり、何かに依存したり、うつ状態になったりすること。

では、このような「自己否定」を起こさせないためにはどうすればよいのでしょうか。

それには次にあげる「自己否定の防止エクササイズ」がとても有効です。

自己否定防止エクササイズ

空を見つめる一匹の犬

①一歩一歩外を歩く

気持ちを切り替えて、外に出て散歩しましょう

身体の感覚にフォーカスすると、マインドフルネスと同じ効果が期待できます。

②広い世界をみわたす

悩みの大半は妄想による思い込みです。

今自分が属しているコミュニティ、職場、住居を変えて別の世界に目をやりましょう。そうすることで、思い込みや固定観念から解放されます。

③「私はわたしを肯定する」と口に出す

人の心は「自己否定」と「慢心」の間で揺れ動きます。

「慢心」というのは、「自分はすごいと思って安心したい」という心理から生じてくるのですが、「自分を肯定し受け入れ認めること」は「慢心」ではなく「自信」なので、気兼ねなく「私はわたしを肯定する」と口に出すようにしましょう。

競争社会で生き抜くために

今まで、悩みを解消するための様々な手法を見てきましたが、もしかしたら「現代の競争社会において、悩まずに生きることなど理想論ではないか」と考える人もいるかもしれません。

しかし、「競争社会で生きること」「悩まずに生きること」は両立できます。

悩みの源は他者や自己に対する「否定のエネルギー」です。

そして、それを生みださないためには「正しい動機」を持つよう心がける必要があります。

「正しい動機」とは次の4つです。

■『慈』 ・・相手の幸せを願うこと
■『悲』 ・・相手の悲しみに共感し、寄り添うこと
■『喜』 ・・相手の喜びに共感すること
■『捨』 ・・欲や怒り、妄想を手放すこと

これらのことを心がけたとしても、競争社会で生きるのをやめたことにはなりません。

つまり、「悩まずに競争社会で生き抜くこと」は現実的に可能なのです。




おわりに

いかがでしたでしょうか。

宗教的イメージの強い仏教が、超合理的な思考法に基づいていたと聞いて、意外に思った人もいるのではないでしょうか。

ては、最後に内容をおさらいしましょう。

悩みとは一種の「心の反応」であり、そこから生じる苦悩から解放される思考法として、仏教をブッダが説いた。

心を理解するための手順は、①言葉にする(ラベリング)②感覚を意識する(マインドフルネス)③分類する(カテゴリー化)の3段階。

自己否定の状態に陥ると、承認欲求が満たされず、「攻撃」「逃避」に走ってしまう。

自己否定を防止するためには、「外を歩き」「別の世界にも目をやり」「自分を肯定する言葉を口に出す」エクササイズが効果的。

悩まずに競争社会で生き抜くためには、「慈・悲・喜・捨」の4つの「正しい動機」を持つと良い。

今回の記事の内容は下の書籍「反応しない練習」を参考にしてまとめました。商品リンクを下に貼っておきましたので、興味のある方はチェックしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

【Amazon.co.jp】反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

コメント

タイトルとURLをコピーしました